経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 ① 企業理念「キッツ宣言」 当社は、ゆたかな地球環境と持続可能な未来を創造することが、社会に対して果たすべき使命であると考えています。そのために、創業以来培ってきた流体制御技術と材料開発をさらに磨き上げ、社会インフラを支え続けてまいります。 ② 長期経営ビジョン『Beyond New Heights 2030 「流れ」を変える』2030年にありたい姿テクノロジー/ソリューション・「流す」「止める」「絞る」のあらゆるニーズに、オンリーワンの技術とユーザーの期待を超える提案力で挑戦し続けるコアビジネス/成長ビジネス・情報化社会、サステナブル社会に向けて、コアビジネスの基盤を強化し、同時に成長ビジネスへの参入を、リスクを恐れず加速させる事業を通じた環境保全・環境にやさしい商品・材料の開発や製造プロセスを追求し、持続可能な未来に貢献することにより、社会から信頼される多様な人財の活躍・性別、年齢、国籍、文化等を超えて、社員一人ひとりがプロフェッショナルとして、最高のパフォーマンスでいきいきと働いている ③ 行動指針「Do it KITZ Way」 Do it True (誠実・真実) Do it Now (スピード・タイムリー) Do it New (創造力・チャレンジ) (2)経営戦略等① 長期経営ビジョン『Beyond New Heights 2030「流れ」を変える』 第2期中期経営計画「SHIN Global 2027」を策定するに伴い、一部改訂しております。 1)目指す経営構造と定量目標 2030年に向けて、コア事業を基盤とした成長領域へビジネス領域を拡張させるとともに、成長と投資収益性を重視した両利き経営の経営構造を目指し、定量目標としてROE13%以上を掲げております。 2)ビジネス領域 コア事業と成長分野で収益をあげられる両利きの経営を目指してまいります。○デジタル化・脱炭素化を背景とした成長分野・地域への積極的リソースの投入○投下資本収益性(ROIC)を重視した事業展開 3)サステナビリティ経営への取り組み 当社グループでは、長期経営ビジョンにおいて、サステナビリティ経営を経営戦略の中核に据えています。第2期中期経営計画「SHIN Global 2027」を策定するにあたり、現状の事業環境の変化や中長期的な将来予想を踏まえ、長期経営ビジョンにおいて定めたマテリアリティの見直しを行いました。これにより、あらためて当社グループが持続的な成長を実現するためのマテリアリティとして「デジタル社会の発展への貢献」、「地球環境の保全への貢献」及び「進化によるゆたかな暮らしへの貢献」を定め、それらを支える経営基盤を確立するためのマテリアリティとして「未来をひらく人財力の強化」、「持続可能なサプライチェーンの確立」及び「攻守の効いたガバナンスの追求」を定めました。マテリアリティやKPIをグループ全体で共有し、目標達成に向けた進捗管理を行い、グループ全社員が一丸となって事業を通じた社会課題の解決に取り組むとともに、企業として非財務情報のパフォーマンス向上及び積極的な情報開示に努めてまいります。詳細については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」をご参照ください。 4)DXに向けて(Business Transformation by Digitalization)業務革新活動との連携によるビジネス変革(BX)□経営ビジョン実現に向け、既存事業の徹底した効率化と経営リソースの可視化・流動化を図り、顧客志向の機動的な組織へと転換することを目指してまいります。 ② 第2期中期経営計画「SHIN Global 2027」1)経営基本方針 ■当社グループを取り巻く経営環境(リスクと機会)と主要戦略(戦略と対策)■経済動向・人口動態 (リスクと機会) アフリカ、インド、中東などで人口増加が継続、中国、日本、欧州などでは人口減少が予想 -中国、日本、欧州などでの労働力確保が困難に -日本、欧州での建築設備市場縮小 (戦略と対策) ・アメリカ、ASEAN、インド、中東での事業拡大と成熟市場(日本)の守り ・エンジニアリング機能強化 ・イニシャル販売情報を活用したアフタービジネス・ソリューション提供の強化■デジタル(DX) (リスクと機会) 社会のデジタル化による半導体関連産業の活況 -データドリブン経営により企業変革が加速 -AIの普及と進化 -情報関連リスクへの対策コストの増加 -IT人財の不足 (戦略と対策) ・半導体需要に対応した製品供給 ・デジタルマーケティング・販売戦略 ・需給予測、生産・在庫・リードタイム最適化 ・製品統廃合(不採算製品やロングテール製品の見直し) ・AI活用・データドリブン経営による課題の抽出・可視化・具体化 ・情報リスク対策の徹底 ■グリーン(GX) (リスクと機会) 環境規制強化、CO2排出量削減・資源循環要請 -鉛レス銅合金の需要拡大 -石油化学分野の市場縮小 (戦略と対策) ・環境規制強化に対応した製品拡充 -鉛レス銅合金、環境対応製品・他材質シフト -資源循環の強化 ・水素事業・環境ソリューション事業への積極投資による事業拡大■国際情勢 (リスクと機会) 地政学リスクの高まり -自国第一主義の台頭 -高関税による採算悪化 (戦略と対策) ・地域内戦略の推進、地開発・地産・地消 ・グローバル調達ネットワーク構築 ・ステンレス鋼製バルブ生産拠点の再編■気候変動 (リスクと機会) 気候変動による自然災害の激甚化 -自社拠点及び取引先の被災・休業 (戦略と対策) ・BCP対策による他社との差別化 ・持続可能サプライチェーン構築(グローバルベンダー、CSR調達) ・省エネ・CO2削減・生物多様性の積極推進・開示による差別化■ステークホルダーの要請 (リスクと機会) 企業価値の向上(収益性・効率性、成長性・情報開示) 企業の持続可能性 (戦略と対策) ・人財と会社の成長 -人的資本経営・健康経営/労働安全衛生・エンゲージメント向上 -人財の多様性確保 ・コーポレート・ガバナンス、製品安全性・品質保証強化 ■第2期中期経営計画エグゼクティブ・サマリ 2)定量目標(財務・非財務KPI) (単位:百万円)財務KPI2025年度実績(参考)2026年度目標(参考)2027年度目標売上高176,682195,000200,000営業利益15,45417,00020,000ROE10.1%10.4%11%以上連結配当性向(注)40.2%40%以上40%以上(注)2026年2月12日開催の取締役会決議により配当方針を変更し、2025年12月期に係る連結配当性向から、35%前後から40%以上としております。詳細につきましては、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」に記載しております。 非財務KPI(注)12025年度実績(参考)2026年度目標(参考)2027年度目標CO2削減率(注)2(2013年度比、国内グループ)△90.8%(注)5△90%△90%社員エンゲージメントフィードバック指標(注)33.363.503.75女性社員全体比率24.6%24%24%女性管理職(注)4比率8.4%11%12%男性育児休業取得率88.2%100%100%(注)1.CO2削減率以外は当社のみの数値であります。2.スコープ1・23.2026年度より社員エンゲージメント向上の評価指標を、「働きがい・働きやすさ」から、フィードバック文化の醸成・定着を測る「フィードバック指標」に変更しております(5点満点)。4.管理職:経営専門職に就いている社員5.2026年3月19日時点の暫定値であります。 3)セグメント別中期経営計画■市場別ビジネスユニット制への再編 当社グループはさらなる事業成長を目指し、第2期中期経営計画のスタートに合わせ、2025年1月より従来の機能別組織から8つの市場を軸とした市場別ビジネスユニット(BU)制に組織改革を行いました。BU制組織のもと、製・販・技が一体となり、より顧客志向となることによって、各市場におけるお客様のニーズに素早く応え、事業戦略の遂行を加速させてまいります。 なお、「伸銅品事業」は、2026年1月1日より「メタルソリューション事業」にセグメント名称を変更しております。当該変更はセグメント名称の変更であり、セグメント情報に与える影響はありません。 ■セグメント別中期計画①バルブ事業 バルブは、配管内の流体(水・空気・石油・ガスなど)を流したり、止めたり、流量をコントロールする機能を持つ「流体制御機器」の総称です。バルブ事業は、水やエネルギーなどの安定供給を支え、安心して暮らせる環境を創造します。当社グループは、あらゆるフィールドに多彩な商品を提供する総合バルブメーカーとして、青銅・黄銅やステンレス鋼、鋳鉄、鋳鋼などの様々な材質や形状のラインナップを有し、私たちの生活空間から産業分野まで、グローバルに製品を提供してまいります。 バルブ事業では、第1期中期経営計画2024よりターゲット市場を8つに区分し、市場を起点にした事業を展開しております。市場×エリアを軸に以下の戦略を遂行してまいります。 ●市場×エリア戦略 ●市場別売上計画 ●市場別戦略<コア市場> (注)㈱清水合金製作所は、2025年4月1日付で㈱キッツエスジーエスに商号を変更しております。 <グロース市場> ②伸銅品事業 黄銅棒は、各種機械、建築資材などに幅広く使用されています。当社グループは、黄銅棒及び黄銅加工品(切削品及び鍛造品)の製造・販売を行う伸銅品事業を展開しています。 ③セグメント別定量目標 (単位:百万円)売上高2025年度実績(参考)2026年度目標(参考)2027年度目標バルブ事業141,415156,200167,200伸銅品事業32,51436,00030,000その他2,7522,8002,800合計176,682195,000200,000 セグメント利益2025年度実績(参考)2026年度目標(参考)2027年度目標バルブ事業18,88620,90023,100伸銅品事業8651,0001,500その他171100100調整額△4,467△5,000△4,700合計15,45417,00020,000 4)DX・技術・イノベーション戦略①業務革新活動との連携によるビジネス変革(DX)市場×エリア攻略に向けた機動力を最大化するDXを実践してまいります。(経営リソースと採算性の可視化×顧客接点強化×自動化・生産性向上) ②技術戦略 社会に貢献する技術を開発するとともに、その技術を「進化」と「深化」させ、各市場に向けた製品開発に生かしてまいります。 ③イノベーション戦略 「成長分野への種まき」を標準化/スピードを武器に、新規事業の開発による事業ポートフォリオの変革を進めてまいります。 5)ESG戦略 当社グループは、「2030年にありたい姿」の実現に向けて、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)への取り組みを進めております。第1期中期経営計画での成果を踏まえ、第2期中期経営計画では、より一層のESG推進を図ります。①環境(E) ②社会(S) ③ガバナンス(G) 6)財務戦略・資本政策 「ROE向上」及び「PER改善」の両輪による取り組みを軸とし、「ROE向上」については、セグメント別に設定したROIC目標を達成するための戦略投資に向けて、適切なキャッシュ・アロケーションを実施してまいります。また、「PER改善」については、財務目標の安定的な達成及び株主還元の強化を図るとともに、サステナビリティ経営のさらなる浸透やIR戦略及び投資家との対話の強化等の非財務ファクターの拡充を通して、継続的な株主価値(PBR)の向上を目指してまいります。 なお、2026年2月12日開催の取締役会決議により配当方針を変更し、2025年12月期に係る連結配当性向から、35%前後から40%以上としております。詳細につきましては、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」に記載しております。また、2026年度経営計画を策定するに伴い、一部改訂しております。 ①PBR向上 ②キャッシュ・アロケーション 7)長期経営ビジョン『Beyond New Heights 2030 「流れ」を変える』における位置づけ ③ 2026年度経営計画1)2026年度全社方針 -計画を実現する6つの主要戦略 2)事業別戦略 第2期中期経営計画のスタートに合わせて8つの市場を軸とした市場別ビジネスユニット制(BU制)へ組織を再編。BU長への権限委譲により、意思決定の迅速化を実現した。 なお、「伸銅品事業」は、2026年1月1日より「メタルソリューション事業」にセグメント名称を変更しております。 ■バルブ事業●市場×エリア戦略 ●コア市場 ●グロース市場 ■メタルソリューション事業 3)CX 高効率・高収益体質企業への変革 第1期中期経営計画で行ってきたDXを基盤としたビジネス変革活動(BX)を踏まえ、第2期中期経営計画ではグループ全体で組織・しくみ・業務改革(CX)を通じて、さらなる効率化を推進する。 4)財務戦略・資本政策■PBR向上 「ROE向上」×「PER改善」の両輪で継続的な株主価値(PBR)向上を目指す。 ■キャッシュ・アロケーション 更なる事業成長実現のため、第2期中期経営計画3ヵ年で600億円の投資を計画。 投資原資はキッツ流ROIC経営により創出した営業CFを中心に、必要に応じて有利子負債を活用。 5)ESG戦略 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループを取り巻く経営環境は、エネルギー・原材料価格の高騰や地政学リスクの高まりなど依然として不透明な状況が続いております。また、働き方の多様化や地球環境への意識の高まり、情報技術の進展など、社会の急速な変化に適応する自己変革のほか、持続可能な社会の実現へ向けた取り組みが求められています。 このような状況において、当社グループは、2030年にROE13%達成を目標に掲げ、長期経営ビジョン『Beyond New Heights 2030 「流れ」を変える』の実現に向けて取り組んでおります。第1期中期経営計画2024(2022~2024年度)では、事業基盤であるコア事業を強化するとともに半導体市場等の成長分野に対して積極的に投資を進めてまいりました。第2期中期経営計画(2025~2027年度)では「SHIN Global 2027」を掲げ、第1期中期経営計画に基づいて実行した投資を成果に結びつけるとともに、成長分野及び成長エリアへのさらなる投資により、真のグローバル企業を目指してまいります。 2025年度は第2期中期経営計画の初年度として、データセンター需要の高まりを背景に、米国販売拠点の拡張投資やタイ生産拠点の能力増強など、市場×エリア戦略の深化を図ってまいりました。また、社内組織をターゲット市場別のビジネスユニット制(BU制)に再編し、市場やお客様のニーズを的確かつ迅速に汲み上げ、そのご期待に応えるための体制を整えたほか、国内グループ会社の拠点を集約し、“Global One KITZ”としてグループシナジーを強化してまいりました。 2026年度は、こうした取り組みを一層加速させるべく、成長市場へのさらなる投資を進めるとともに、当社グループにおけるマテリアリティの実現に向けて、目標及びKPIをまとめたキッツグループStrong Will Sheetに対して“強い意思”をもって取り組み、持続的な企業価値向上に向けてサステナビリティ経営のさらなる推進を図ってまいります。 当社グループでは、社員一人ひとりがこれらのマテリアリティを意識して事業活動に取り組むことにより、持続可能な未来の創造に貢献してまいります。 当社グループはさらなる事業成長を目指し、BU制のもと、製・販・技が一体となり、より顧客志向となることによって、各市場におけるお客様のニーズに素早く応え、事業戦略の遂行を加速させてまいります。 バルブ事業では、ターゲット市場を8つに区分し、市場を起点にした事業を展開しております。コア市場では、米国を中心としたデータセンター需要や都市開発及び次世代エネルギー事業等の需要の高まりを背景に、当社グループの中核となる事業基盤をさらに強化します。グロース市場では、世界的な半導体市場の高まりや、脱炭素社会を見据えた水素サプライチェーンへの参入など、成長戦略に基づく投資を成果に結びつけるとともに、成長市場に向けた製品開発と市場投入により、さらなる収益構造の変化を図ってまいります。 2026年1月1日より伸銅品事業からセグメント名称を変更したメタルソリューション事業では、新材質への挑戦や加工事業の強化、材料リサイクルなどの取り組みを通じた事業ポートフォリオの変革を進めていることから、これらの事業内容をBU・事業セグメント名称にも反映することとしました。成長分野における高付加価値製品の販売拡大のほか、継続的な原価低減を通じてさらなる収益性の向上に取り組んでまいります。 財務戦略・資本政策は、「ROE向上」×「PER改善」の両輪で継続的な株主価値(PBR)の向上を目指し、株主還元も重視してまいります。「ROE向上」については、ROIC経営による事業管理と最適資本構成の維持を通して中長期的な投下資本収益性の向上に努めます。「PER改善」については、ESG経営、IR戦略・投資家との対話、株主構成の改革等の非財務ファクターへの取り組み強化に加え、継続的な利益目標・ROE目標の達成により業績のボラティリティを低減し、高収益領域への事業シフトによる成長期待を醸成し、資本市場の信頼獲得を目指します。株主還元については、経営上の重要課題と位置付けている利益還元に加えて、中長期的な株価上昇による株主還元の実現も同時に目指します。2025年12月期から、株主還元強化、事業環境の変化、最適資本構成やROE目標への影響などを総合的に鑑み、連結配当性向の望ましい水準を35%前後から40%以上へ引き上げました。自己株式取得については、財務安定性、手元資金流動性を勘案し、最適資本構成とROE目標達成に向け、投資状況などの環境に応じて実施を検討してまいります。 なお、詳細につきましては、「(2)経営戦略等 ②第2期中期経営計画「SHIN Global 2027」及び③2026年度年度計画」及び「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載の通りであります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等第2期中期経営計画「SHIN Global 2027」及び2026年度経営計画1)財務KPI (単位:百万円) 2025年度実績(参考)2026年度目標2027年度目標売上高176,682195,000200,000営業利益15,45417,00020,000ROE10.1%10.4%11%以上連結配当性向(注)140.2%40%以上40%以上 売上高2025年度実績(参考)2026年度目標2027年度目標バルブ事業141,415156,200167,200メタルソリューション事業(注)232,51436,00030,000その他2,7522,8002,800合計176,682195,000200,000 セグメント利益2025年度実績(参考)2026年度目標2027年度目標バルブ事業18,88620,90023,100メタルソリューション事業(注)28651,0001,500その他171100100調整額△4,467△5,000△4,700合計15,45417,00020,000(注)1.2026年2月12日開催の取締役会決議により配当方針を変更し、2025年12月期に係る連結配当性向から、35%前後から40%以上としております。詳細につきましては、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」に記載しております。2.「伸銅品事業」は、2026年1月1日より「メタルソリューション事業」にセグメント名称を変更しております。当該変更はセグメント名称の変更であり、セグメント情報に与える影響はありません。 2)非財務KPI(注)1 2025年度実績(参考)2026年度目標2027年度目標CO2削減率(注)2(2013年度比、国内グループ)△90.8%(注)5△90%△90%社員エンゲージメントフィードバック指標(注)33.363.503.75女性社員全体比率24.6%24%24%女性管理職(注)4比率8.4%11%12%男性育児休業取得率88.2%100%100%(注)1.CO2削減率以外は当社のみの数値であります。2.スコープ1・23.2026年度より社員エンゲージメント向上の評価指標を、「働きがい・働きやすさ」から、フィードバック文化の醸成・定着を測る「フィードバック指標」に変更しております(5点満点)。4.管理職:経営専門職に就いている社員5.2026年3月19日時点の暫定値であります。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 ① 企業理念「キッツ宣言」 当社は、ゆたかな地球環境と持続可能な未来を創造することが、社会に対して果たすべき使命であると考えています。そのために、創業以来培ってきた流体制御技術と材料開発をさらに磨き上げ、社会インフラを支え続けてまいります。 ② 長期経営ビジョン『Beyond New Heights 2030 「流れ」を変える』2030年にありたい姿テクノロジー/ソリューション・「流す」「止める」「絞る」のあらゆるニーズに、オンリーワンの技術とユーザーの期待を超える提案力で挑戦し続けるコアビジネス/成長ビジネス・情報化社会、サステナブル社会に向けて、コアビジネスの基盤を強化し、同時に成長ビジネスへの参入を、リスクを恐れず加速させる事業を通じた環境保全・環境にやさしい商品・材料の開発や製造プロセスを追求し、持続可能な未来に貢献することにより、社会から信頼される多様な人財の活躍・性別、年齢、国籍、文化等を超えて、社員一人ひとりがプロフェッショナルとして、最高のパフォーマンスでいきいきと働いている ③ 行動指針「Do it KITZ Way」 Do it True (誠実・真実) Do it Now (スピード・タイムリー) Do it New (創造力・チャレンジ) (2)経営戦略等① 長期経営ビジョン『Beyond New Heights 2030「流れ」を変える』 第2期中期経営計画「SHIN Global 2027」を策定するに伴い、一部改訂しております。 1)目指す経営構造と定量目標 2030年に向けて、コア事業を基盤とした成長領域へビジネス領域を拡張させるとともに、成長と投資収益性を重視した両利き経営の経営構造を目指し、定量目標としてROE13%以上を掲げております。 2)ビジネス領域 コア事業と成長分野で収益をあげられる両利きの経営を目指してまいります。○デジタル化・脱炭素化を背景とした成長分野・地域への積極的リソースの投入○投下資本収益性(ROIC)を重視した事業展開 3)サステナビリティ経営への取り組み 当社グループでは、長期経営ビジョンにおいて、サステナビリティ経営を経営戦略の中核に据えています。第2期中期経営計画「SHIN Global 2027」を策定するにあたり、現状の事業環境の変化や中長期的な将来予想を踏まえ、長期経営ビジョンにおいて定めたマテリアリティの見直しを行いました。これにより、あらためて当社グループが持続的な成長を実現するためのマテリアリティとして「デジタル社会の発展への貢献」、「地球環境の保全への貢献」及び「進化によるゆたかな暮らしへの貢献」を定め、それらを支える経営基盤を確立するためのマテリアリティとして「未来をひらく人財力の強化」、「持続可能なサプライチェーンの確立」及び「攻守の効いたガバナンスの追求」を定めました。マテリアリティやKPIをグループ全体で共有し、目標達成に向けた進捗管理を行い、グループ全社員が一丸となって事業を通じた社会課題の解決に取り組むとともに、企業として非財務情報のパフォーマンス向上及び積極的な情報開示に努めてまいります。詳細については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」をご参照ください。 4)DXに向けて(Business Transformation by Digitalization)業務革新活動との連携によるビジネス変革(BX)□経営ビジョン実現に向け、既存事業の徹底した効率化と経営リソースの可視化・流動化を図り、顧客志向の機動的な組織へと転換することを目指してまいります。 ② 第2期中期経営計画「SHIN Global 2027」1)経営基本方針 ■当社グループを取り巻く経営環境(リスクと機会)と主要戦略(戦略と対策)■経済動向・人口動態 (リスクと機会) アフリカ、インド、中東などで人口増加が継続、中国、日本、欧州などでは人口減少が予想 -中国、日本、欧州などでの労働力確保が困難に -日本、欧州での建築設備市場縮小 (戦略と対策) ・アメリカ、ASEAN、インド、中東での事業拡大と成熟市場(日本)の守り ・エンジニアリング機能強化 ・イニシャル販売情報を活用したアフタービジネス・ソリューション提供の強化■デジタル(DX) (リスクと機会) 社会のデジタル化による半導体関連産業の活況 -データドリブン経営により企業変革が加速 -AIの普及と進化 -情報関連リスクへの対策コストの増加 -IT人財の不足 (戦略と対策) ・半導体需要に対応した製品供給 ・デジタルマーケティング・販売戦略 ・需給予測、生産・在庫・リードタイム最適化 ・製品統廃合(不採算製品やロングテール製品の見直し) ・AI活用・データドリブン経営による課題の抽出・可視化・具体化 ・情報リスク対策の徹底 ■グリーン(GX) (リスクと機会) 環境規制強化、CO2排出量削減・資源循環要請 -鉛レス銅合金の需要拡大 -石油化学分野の市場縮小 (戦略と対策) ・環境規制強化に対応した製品拡充 -鉛レス銅合金、環境対応製品・他材質シフト -資源循環の強化 ・水素事業・環境ソリューション事業への積極投資による事業拡大■国際情勢 (リスクと機会) 地政学リスクの高まり -自国第一主義の台頭 -高関税による採算悪化 (戦略と対策) ・地域内戦略の推進、地開発・地産・地消 ・グローバル調達ネットワーク構築 ・ステンレス鋼製バルブ生産拠点の再編■気候変動 (リスクと機会) 気候変動による自然災害の激甚化 -自社拠点及び取引先の被災・休業 (戦略と対策) ・BCP対策による他社との差別化 ・持続可能サプライチェーン構築(グローバルベンダー、CSR調達) ・省エネ・CO2削減・生物多様性の積極推進・開示による差別化■ステークホルダーの要請 (リスクと機会) 企業価値の向上(収益性・効率性、成長性・情報開示) 企業の持続可能性 (戦略と対策) ・人財と会社の成長 -人的資本経営・健康経営/労働安全衛生・エンゲージメント向上 -人財の多様性確保 ・コーポレート・ガバナンス、製品安全性・品質保証強化 ■第2期中期経営計画エグゼクティブ・サマリ 2)定量目標(財務・非財務KPI) (単位:百万円)財務KPI2025年度実績(参考)2026年度目標(参考)2027年度目標売上高176,682195,000200,000営業利益15,45417,00020,000ROE10.1%10.4%11%以上連結配当性向(注)40.2%40%以上40%以上(注)2026年2月12日開催の取締役会決議により配当方針を変更し、2025年12月期に係る連結配当性向から、35%前後から40%以上としております。詳細につきましては、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」に記載しております。 非財務KPI(注)12025年度実績(参考)2026年度目標(参考)2027年度目標CO2削減率(注)2(2013年度比、国内グループ)△90.8%(注)5△90%△90%社員エンゲージメントフィードバック指標(注)33.363.503.75女性社員全体比率24.6%24%24%女性管理職(注)4比率8.4%11%12%男性育児休業取得率88.2%100%100%(注)1.CO2削減率以外は当社のみの数値であります。2.スコープ1・23.2026年度より社員エンゲージメント向上の評価指標を、「働きがい・働きやすさ」から、フィードバック文化の醸成・定着を測る「フィードバック指標」に変更しております(5点満点)。4.管理職:経営専門職に就いている社員5.2026年3月19日時点の暫定値であります。 3)セグメント別中期経営計画■市場別ビジネスユニット制への再編 当社グループはさらなる事業成長を目指し、第2期中期経営計画のスタートに合わせ、2025年1月より従来の機能別組織から8つの市場を軸とした市場別ビジネスユニット(BU)制に組織改革を行いました。BU制組織のもと、製・販・技が一体となり、より顧客志向となることによって、各市場におけるお客様のニーズに素早く応え、事業戦略の遂行を加速させてまいります。 なお、「伸銅品事業」は、2026年1月1日より「メタルソリューション事業」にセグメント名称を変更しております。当該変更はセグメント名称の変更であり、セグメント情報に与える影響はありません。 ■セグメント別中期計画①バルブ事業 バルブは、配管内の流体(水・空気・石油・ガスなど)を流したり、止めたり、流量をコントロールする機能を持つ「流体制御機器」の総称です。バルブ事業は、水やエネルギーなどの安定供給を支え、安心して暮らせる環境を創造します。当社グループは、あらゆるフィールドに多彩な商品を提供する総合バルブメーカーとして、青銅・黄銅やステンレス鋼、鋳鉄、鋳鋼などの様々な材質や形状のラインナップを有し、私たちの生活空間から産業分野まで、グローバルに製品を提供してまいります。 バルブ事業では、第1期中期経営計画2024よりターゲット市場を8つに区分し、市場を起点にした事業を展開しております。市場×エリアを軸に以下の戦略を遂行してまいります。 ●市場×エリア戦略 ●市場別売上計画 ●市場別戦略<コア市場> (注)㈱清水合金製作所は、2025年4月1日付で㈱キッツエスジーエスに商号を変更しております。 <グロース市場> ②伸銅品事業 黄銅棒は、各種機械、建築資材などに幅広く使用されています。当社グループは、黄銅棒及び黄銅加工品(切削品及び鍛造品)の製造・販売を行う伸銅品事業を展開しています。 ③セグメント別定量目標 (単位:百万円)売上高2025年度実績(参考)2026年度目標(参考)2027年度目標バルブ事業141,415156,200167,200伸銅品事業32,51436,00030,000その他2,7522,8002,800合計176,682195,000200,000 セグメント利益2025年度実績(参考)2026年度目標(参考)2027年度目標バルブ事業18,88620,90023,100伸銅品事業8651,0001,500その他171100100調整額△4,467△5,000△4,700合計15,45417,00020,000 4)DX・技術・イノベーション戦略①業務革新活動との連携によるビジネス変革(DX)市場×エリア攻略に向けた機動力を最大化するDXを実践してまいります。(経営リソースと採算性の可視化×顧客接点強化×自動化・生産性向上) ②技術戦略 社会に貢献する技術を開発するとともに、その技術を「進化」と「深化」させ、各市場に向けた製品開発に生かしてまいります。 ③イノベーション戦略 「成長分野への種まき」を標準化/スピードを武器に、新規事業の開発による事業ポートフォリオの変革を進めてまいります。 5)ESG戦略 当社グループは、「2030年にありたい姿」の実現に向けて、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)への取り組みを進めております。第1期中期経営計画での成果を踏まえ、第2期中期経営計画では、より一層のESG推進を図ります。①環境(E) ②社会(S) ③ガバナンス(G) 6)財務戦略・資本政策 「ROE向上」及び「PER改善」の両輪による取り組みを軸とし、「ROE向上」については、セグメント別に設定したROIC目標を達成するための戦略投資に向けて、適切なキャッシュ・アロケーションを実施してまいります。また、「PER改善」については、財務目標の安定的な達成及び株主還元の強化を図るとともに、サステナビリティ経営のさらなる浸透やIR戦略及び投資家との対話の強化等の非財務ファクターの拡充を通して、継続的な株主価値(PBR)の向上を目指してまいります。 なお、2026年2月12日開催の取締役会決議により配当方針を変更し、2025年12月期に係る連結配当性向から、35%前後から40%以上としております。詳細につきましては、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」に記載しております。また、2026年度経営計画を策定するに伴い、一部改訂しております。 ①PBR向上 ②キャッシュ・アロケーション 7)長期経営ビジョン『Beyond New Heights 2030 「流れ」を変える』における位置づけ ③ 2026年度経営計画1)2026年度全社方針 -計画を実現する6つの主要戦略 2)事業別戦略 第2期中期経営計画のスタートに合わせて8つの市場を軸とした市場別ビジネスユニット制(BU制)へ組織を再編。BU長への権限委譲により、意思決定の迅速化を実現した。 なお、「伸銅品事業」は、2026年1月1日より「メタルソリューション事業」にセグメント名称を変更しております。 ■バルブ事業●市場×エリア戦略 ●コア市場 ●グロース市場 ■メタルソリューション事業 3)CX 高効率・高収益体質企業への変革 第1期中期経営計画で行ってきたDXを基盤としたビジネス変革活動(BX)を踏まえ、第2期中期経営計画ではグループ全体で組織・しくみ・業務改革(CX)を通じて、さらなる効率化を推進する。 4)財務戦略・資本政策■PBR向上 「ROE向上」×「PER改善」の両輪で継続的な株主価値(PBR)向上を目指す。 ■キャッシュ・アロケーション 更なる事業成長実現のため、第2期中期経営計画3ヵ年で600億円の投資を計画。 投資原資はキッツ流ROIC経営により創出した営業CFを中心に、必要に応じて有利子負債を活用。 5)ESG戦略 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループを取り巻く経営環境は、エネルギー・原材料価格の高騰や地政学リスクの高まりなど依然として不透明な状況が続いております。また、働き方の多様化や地球環境への意識の高まり、情報技術の進展など、社会の急速な変化に適応する自己変革のほか、持続可能な社会の実現へ向けた取り組みが求められています。 このような状況において、当社グループは、2030年にROE13%達成を目標に掲げ、長期経営ビジョン『Beyond New Heights 2030 「流れ」を変える』の実現に向けて取り組んでおります。第1期中期経営計画2024(2022~2024年度)では、事業基盤であるコア事業を強化するとともに半導体市場等の成長分野に対して積極的に投資を進めてまいりました。第2期中期経営計画(2025~2027年度)では「SHIN Global 2027」を掲げ、第1期中期経営計画に基づいて実行した投資を成果に結びつけるとともに、成長分野及び成長エリアへのさらなる投資により、真のグローバル企業を目指してまいります。 2025年度は第2期中期経営計画の初年度として、データセンター需要の高まりを背景に、米国販売拠点の拡張投資やタイ生産拠点の能力増強など、市場×エリア戦略の深化を図ってまいりました。また、社内組織をターゲット市場別のビジネスユニット制(BU制)に再編し、市場やお客様のニーズを的確かつ迅速に汲み上げ、そのご期待に応えるための体制を整えたほか、国内グループ会社の拠点を集約し、“Global One KITZ”としてグループシナジーを強化してまいりました。 2026年度は、こうした取り組みを一層加速させるべく、成長市場へのさらなる投資を進めるとともに、当社グループにおけるマテリアリティの実現に向けて、目標及びKPIをまとめたキッツグループStrong Will Sheetに対して“強い意思”をもって取り組み、持続的な企業価値向上に向けてサステナビリティ経営のさらなる推進を図ってまいります。 当社グループでは、社員一人ひとりがこれらのマテリアリティを意識して事業活動に取り組むことにより、持続可能な未来の創造に貢献してまいります。 当社グループはさらなる事業成長を目指し、BU制のもと、製・販・技が一体となり、より顧客志向となることによって、各市場におけるお客様のニーズに素早く応え、事業戦略の遂行を加速させてまいります。 バルブ事業では、ターゲット市場を8つに区分し、市場を起点にした事業を展開しております。コア市場では、米国を中心としたデータセンター需要や都市開発及び次世代エネルギー事業等の需要の高まりを背景に、当社グループの中核となる事業基盤をさらに強化します。グロース市場では、世界的な半導体市場の高まりや、脱炭素社会を見据えた水素サプライチェーンへの参入など、成長戦略に基づく投資を成果に結びつけるとともに、成長市場に向けた製品開発と市場投入により、さらなる収益構造の変化を図ってまいります。 2026年1月1日より伸銅品事業からセグメント名称を変更したメタルソリューション事業では、新材質への挑戦や加工事業の強化、材料リサイクルなどの取り組みを通じた事業ポートフォリオの変革を進めていることから、これらの事業内容をBU・事業セグメント名称にも反映することとしました。成長分野における高付加価値製品の販売拡大のほか、継続的な原価低減を通じてさらなる収益性の向上に取り組んでまいります。 財務戦略・資本政策は、「ROE向上」×「PER改善」の両輪で継続的な株主価値(PBR)の向上を目指し、株主還元も重視してまいります。「ROE向上」については、ROIC経営による事業管理と最適資本構成の維持を通して中長期的な投下資本収益性の向上に努めます。「PER改善」については、ESG経営、IR戦略・投資家との対話、株主構成の改革等の非財務ファクターへの取り組み強化に加え、継続的な利益目標・ROE目標の達成により業績のボラティリティを低減し、高収益領域への事業シフトによる成長期待を醸成し、資本市場の信頼獲得を目指します。株主還元については、経営上の重要課題と位置付けている利益還元に加えて、中長期的な株価上昇による株主還元の実現も同時に目指します。2025年12月期から、株主還元強化、事業環境の変化、最適資本構成やROE目標への影響などを総合的に鑑み、連結配当性向の望ましい水準を35%前後から40%以上へ引き上げました。自己株式取得については、財務安定性、手元資金流動性を勘案し、最適資本構成とROE目標達成に向け、投資状況などの環境に応じて実施を検討してまいります。 なお、詳細につきましては、「(2)経営戦略等 ②第2期中期経営計画「SHIN Global 2027」及び③2026年度年度計画」及び「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載の通りであります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等第2期中期経営計画「SHIN Global 2027」及び2026年度経営計画1)財務KPI (単位:百万円) 2025年度実績(参考)2026年度目標2027年度目標売上高176,682195,000200,000営業利益15,45417,00020,000ROE10.1%10.4%11%以上連結配当性向(注)140.2%40%以上40%以上 売上高2025年度実績(参考)2026年度目標2027年度目標バルブ事業141,415156,200167,200メタルソリューション事業(注)232,51436,00030,000その他2,7522,8002,800合計176,682195,000200,000 セグメント利益2025年度実績(参考)2026年度目標2027年度目標バルブ事業18,88620,90023,100メタルソリューション事業(注)28651,0001,500その他171100100調整額△4,467△5,000△4,700合計15,45417,00020,000(注)1.2026年2月12日開催の取締役会決議により配当方針を変更し、2025年12月期に係る連結配当性向から、35%前後から40%以上としております。詳細につきましては、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」に記載しております。2.「伸銅品事業」は、2026年1月1日より「メタルソリューション事業」にセグメント名称を変更しております。当該変更はセグメント名称の変更であり、セグメント情報に与える影響はありません。 2)非財務KPI(注)1 2025年度実績(参考)2026年度目標2027年度目標CO2削減率(注)2(2013年度比、国内グループ)△90.8%(注)5△90%△90%社員エンゲージメントフィードバック指標(注)33.363.503.75女性社員全体比率24.6%24%24%女性管理職(注)4比率8.4%11%12%男性育児休業取得率88.2%100%100%(注)1.CO2削減率以外は当社のみの数値であります。2.スコープ1・23.2026年度より社員エンゲージメント向上の評価指標を、「働きがい・働きやすさ」から、フィードバック文化の醸成・定着を測る「フィードバック指標」に変更しております(5点満点)。4.管理職:経営専門職に就いている社員5.2026年3月19日時点の暫定値であります。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)経営成績等の状況の概要① 財政状態及び経営成績の状況(経営成績の状況)(単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度増減額増減率(%)売上高172,042176,6824,6392.7営業利益14,22015,4541,2348.7経常利益15,27616,0717945.2親会社株主に帰属する当期純利益11,82411,465△359△3.0 当連結会計年度における世界経済は、ロシア・ウクライナ戦争、中東情勢などの地政学リスクや中国不動産市場の低迷が継続するほか、米国の関税措置による世界的な景気の下振れ懸念、米中貿易摩擦の激化や不安定な為替相場など依然として先行き不透明な状況が続きました。国内経済においては、好調なインバウンド需要継続や日経平均の最高値更新などはあったものの、政策金利の引き上げやエネルギー資源・原材料価格の高騰、為替の影響による物価上昇等が続き厳しい状況が継続しました。 このような状況の中、当連結会計年度は、バルブ事業において、半導体製造装置向けは減少したものの、海外市場における販売量の増加や価格改定効果等により増収となったほか、伸銅品事業においても、販売量が増加したこと等により増収となった結果、売上高の総額は前期比2.7%増の1,766億82百万円となりました。 損益面では、営業利益は、バルブ事業において販売量の増加による増収等により、前期比8.7%増の154億54百万円となりました。経常利益は、前期比5.2%増の160億71百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、政策保有株式の売却による投資有価証券売却益の減少等により、前期比3.0%減の114億65百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は、次の通りであります。(単位:百万円) 外部売上高営業利益 前連結会計年度当連結会計年度増減額増減率(%)前連結会計年度当連結会計年度増減額増減率(%)バルブ事業139,556141,4151,8591.317,41918,8861,4668.4伸銅品事業29,83832,5142,6759.0886865△21△2.4その他2,6472,7521054.01461712417.0調整額----△4,232△4,467△235-合計172,042176,6824,6392.714,22015,4541,2348.7 イ.バルブ事業 バルブ事業の外部売上高は、半導体製造装置向けは減少したものの、海外市場における販売量の増加や価格改定効果等により、前期比1.3%増の1,414億15百万円となりました。営業利益は、販売量の増加による増収等により、前期比8.4%増の188億86百万円となりました。 ロ.伸銅品事業 伸銅品事業の外部売上高は、販売量が増加したこと等により、前期比9.0%増の325億14百万円となりました。営業利益は、修繕費の増加等により、前期比2.4%減の8億65百万円となりました。 ハ.その他 その他の外部売上高は、ホテル事業が堅調に推移したこと等により、前期比4.0%増の27億52百万円となりました。営業利益は、売上高の増加等により、前期比17.0%増の1億71百万円となりました。 なお、2026年1月1日より、「伸銅品事業」から「メタルソリューション事業」にセグメント名称を変更しております。当該変更はセグメント名称の変更であり、セグメント情報に与える影響はありません。 (財政状態の状況)(単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度増減額増減率(%)資産172,406184,32511,9196.9負債62,59664,5351,9383.1純資産109,809119,7909,9819.1自己資本比率62.9%64.1%+1.2%- 当連結会計年度末の資産につきましては、有形固定資産や棚卸資産の増加等により、前連結会計年度末に比べ119億19百万円増加し1,843億25百万円となりました。負債につきましては、1年内償還予定の社債の減少はありましたが、長期借入金の増加等により、前連結会計年度末に比べ19億38百万円増加し645億35百万円となりました。純資産につきましては、配当金の支払いはありましたが、親会社株主に帰属する当期純利益114億65百万円の計上や為替換算調整勘定の増加等により、前連結会計年度末に比べ99億81百万円増加し1,197億90百万円となりました。 (キャッシュ・フローの状況)(単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度増減額営業活動によるキャッシュ・フロー18,55913,634△4,925投資活動によるキャッシュ・フロー△7,836△10,286△2,449フリー・キャッシュ・フロー(注)10,7223,348△7,374財務活動によるキャッシュ・フロー△9,907△6,0663,840現金及び現金同等物に係る換算差額1,226332△893現金及び現金同等物の増減額2,041△2,385△4,427現金及び現金同等物の期首残高28,39830,4402,041現金及び現金同等物の期末残高30,44028,054△2,385(注)フリー・キャッシュ・フロー=営業活動によるキャッシュ・フロー+投資活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ23億85百万円減の280億54百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。 イ.営業活動によるキャッシュ・フロー税金等調整前当期純利益164億18百万円、減価償却費70億15百万円等により、法人税等の支払47億66百万円、棚卸資産の増加36億51百万円等はありましたが、営業活動によるキャッシュ・フローは136億34百万円の資金の増加となりました。 ロ.投資活動によるキャッシュ・フローバルブ事業を中心に有形固定資産の取得による支出103億90百万円等を行った結果、投資活動によるキャッシュ・フローは102億86百万円の資金の減少となりました。 ハ.財務活動によるキャッシュ・フロー社債の償還による支出101億35百万円、配当金の支払41億89百万円、長期借入金の返済による支出23億69百万円等により、長期借入れによる収入116億39百万円等はありましたが、財務活動によるキャッシュ・フローは60億66百万円の資金の減少となりました。 ニ.財務の安定性及び返済能力に関する指標の推移直近3連結会計年度における財務の安定性及び返済能力に関する指標の推移は、下記の通りであります。 2023年12月期2024年12月期2025年12月期自己資本比率(%)60.562.964.1時価ベースの自己資本比率(%)64.957.482.1キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%)237.0194.5271.5インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)60.273.141.0自己資本比率 =(自己資本)÷(総資産)時価ベースの自己資本比率 =(株式時価総額)÷(総資産)キャッシュ・フロー対有利子負債比率 =(有利子負債)÷(キャッシュ・フロー)インタレスト・カバレッジ・レシオ =(キャッシュ・フロー)÷(利払い)(注)1.いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。2.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。3.キャッシュ・フローは営業キャッシュ・フローを利用しております。4.有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。 (2)生産、受注及び販売の実績① 生産実績当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。(単位:百万円) セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)前年同期比(%)バルブ事業136,191104.8伸銅品事業41,023107.9その他--合計177,214105.5(注)1.上記金額は、販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。2.2026年1月1日より、「伸銅品事業」から「メタルソリューション事業」にセグメント名称を変更しております。 ② 商品仕入実績当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。(単位:百万円) セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)前年同期比(%)バルブ事業8,690113.6伸銅品事業606113.8その他967103.9合計10,265112.6(注)1.上記金額は、仕入価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。2.2026年1月1日より、「伸銅品事業」から「メタルソリューション事業」にセグメント名称を変更しております。 ③ 受注状況当社及び連結子会社は見込生産を主体としており、一部特殊仕様の製品について受注生産を行っていますが、その売上高に占める割合は僅少であります。 ④ 販売実績当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。(単位:百万円) セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)前年同期比(%)バルブ事業141,415101.3伸銅品事業32,514109.0その他2,752104.0合計176,682102.7(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。2.2026年1月1日より、「伸銅品事業」から「メタルソリューション事業」にセグメント名称を変更しております。 (3)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容① 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社の連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果とは異なる可能性があります。連結財務諸表の作成に当たって用いた見積りや仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。また個別財務諸表の作成に当たって用いた見積りや仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 2 個別財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容(経営成績の分析)当連結会計年度の実績値の結果は、以下のとおりです。(単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度前期比実績実績売上高172,042176,682102.7%営業利益14,22015,454108.7%経常利益15,27616,071105.2%親会社株主に帰属する当期純利益11,82411,46597.0%ROE11.3%10.1%△1.2ポイントEPS132.64円131.85円△0.79円 売上高及び営業利益については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況(経営成績の状況)」をご参照ください。経常利益につきましては、営業利益の増加により、前期比105.2%となりました。親会社株主に帰属する当期純利益については、投資有価証券売却益の減少等により、前期比97.0%となりました。なお、ROE及びEPSにつきましては、親会社株主に帰属する当期純利益の減少により、前期比で△1.2ポイント、△0.79円となりました。 (財政状態の分析)当連結会計年度の財政状態の概要につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況(財政状態の状況)」に記載した通りであります。 (キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報)イ.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況(キャッシュ・フローの状況)」に記載した通りであります。 ロ.資本の財源及び資金の流動性a.財務政策の基本当社グループは、資本効率の向上と株主還元を重視するとともに、経営環境の変化やリスクへの対応のために、資本収益性に加えて資金調達力を加味した最適資本構成の維持を財務戦略・資本政策として掲げております。具体的には、ROEやROICなどの資本効率の向上を図るとともに、事業リスクにも対応できるように連結自己資本比率目標を60%前後とし、安定した財務基盤の維持を図ってまいります。また、流動性の維持については、戦略投資や社債償還への対応を含め、機動的な資金調達を実行できるよう、取引銀行と良好な関係を維持しております。加えて公募社債発行にも対応できる借入余力の確保に向けて、格付投資情報センター等の社債格付A格維持に努めており、総額200億円の新規社債発行枠の登録を行っております。当社グループ内での資金管理については、グループ全体の資金を包括して管理するシステム(キャッシュ・マネジメント・システム)により資金効率を最大化すると同時にグループ会社の資金需要に対応する体制を整えております。 b.資本の財源及び資金の流動性当社グループの資金需要は、主にバルブ事業・伸銅品事業の製品販売に関する原材料・部品の購入費用の他、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用による運転資金、国内及び海外の製造拠点を中心とした設備投資資金及び研究開発費用などであります。将来の成長に向けた戦略的な資金需要に対しては、財務の健全性の維持と資本効率性の向上を両立させる最適資本構成を考慮しつつ機動的に対応しております。資金調達は、主として営業活動によるキャッシュ・フローや現金預金等の内部資金により充当し、必要に応じて金融機関からの借入や社債による資金調達を実施しています。これらの借入金及び社債については、営業活動によるキャッシュ・フローによって十分完済できると共に、将来の成長に必要となる資金を適切に調達することが可能であると考えております。なお、当社は主要取引銀行との間で短期借入金に関する特定融資枠(コミットメントライン)契約を締結しており、緊急時の流動性確保に備えています。この契約に基づく当連結会計年度末の借入未実行残高は135億円であります。なお、財務制限条項の抵触リスクについては「3 事業等のリスク (5)当社グループにおける事業リスク ②主要リスク イ.経営環境に関するリスク c.資金調達環境」にそれぞれ記載しております。 c.資金調達の内訳当社グループの資金調達の過年度の状況は、下記の通りであります。(単位:億円) 区分2017.32018.32019.32020.32020.122021.122022.122023.122024.122025.12有利子負債短 期49624696107140373512640長 期201284291296387258347345235330合 計250346337391494397384379361370銀行借入(注)214814313517818389696648139 公募社債100200200200300300300300300200 リース債務2321311815141331(控除)現金預金182234137187337279244290307282ネット有利子負債68111200205156118140895488株主資本(注)37387627567567438048991,0091,0841,182資産合計1,1911,3351,3171,3501,4071,4341,5261,6671,7241,843(注)1.2020年12月期より決算期を3月から12月に変更しております。2.銀行借入は、私募債を含んでおります。3.株主資本は、親会社の所有者に帰属する持分合計になります。 (4)経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載した通りであります。 (5)経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等① 第2期中期経営計画「SHIN Global 2027」 当社は、第2期中期経営計画「SHIN Global 2027」において、最終年度である2027年度における下記の経営指標を数値目標として掲げております。 なお、「伸銅品事業」は、2026年1月1日より「メタルソリューション事業」にセグメント名称を変更しております。当該変更はセグメント名称の変更であり、セグメント情報に与える影響はありません。 イ.財務KPIa.連結業績(単位:百万円) 2024年度実績(参考)2025年度実績2026年度計画2027年度目標売上高172,042176,682195,000200,000営業利益14,22015,45417,00020,000ROE11.3%10.1%10.4%11%以上連結配当性向(注)34.7%40.2%40%以上40%以上(注)2026年2月12日開催の取締役会決議により配当方針を変更し、2025年12月期に係る連結配当性向から、35%前後から40%以上としております。詳細につきましては、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」に記載しております。 b.セグメント別業績(単位:百万円) 外部売上高2024年度実績(参考)2025年度実績2026年度計画2027年度目標バルブ事業139,556141,415156,200167,200メタルソリューション事業29,83832,51436,00030,000その他2,6472,7522,8002,800合計172,042176,682195,000200,000 (単位:百万円) 営業利益2024年度実績(参考)2025年度実績2026年度計画2027年度目標バルブ事業17,41918,88620,90023,100メタルソリューション事業8868651,0001,500その他146171100100調整額△4,232△4,467△5,000△4,700合計14,22015,45417,00020,000 第2期中期経営計画「SHIN Global 2027」の初年度である2025年度につきましては、連結売上高は、バルブ事業において、半導体製造装置向けは減少したものの、海外市場における販売量の増加や価格改定効果等により、増収となったほか、メタルソリューション事業(旧 伸銅品事業)においても販売量が増加したこと等により、前期より増加いたしました。 連結営業利益につきましても、バルブ事業において販売量の増加による増収等により、前期より増加いたしました。最終年度である2027年度の目標達成に向けて、引き続き各種施策を着実に実行してまいります。 連結配当性向につきましては、2025年12月期以降の配当方針を変更し、35%前後から40%以上といたしました。当該配当方針に基づき、2025年12月期の連結配当性向は40.2%となりました。なお、詳細につきましては、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」に記載しております。 ロ.非財務KPI(注)1 2024年度実績(参考)2025年度実績2027年度目標CO2削減率(注)2(2013年度比、国内グループ)△89%△90.8%(注)5△90%社員エンゲージメントフィードバック指標(注)3-3.363.75女性社員全体比率23.6%24.6%24%女性管理職(注)4比率7.5%8.4%12%男性育児休業取得率70.6%88.2%100%(注)1 CO2削減率以外は当社のみの数値であります。2 スコープ1・23 2026年度より社員エンゲージメント向上の評価指標を、「働きがい・働きやすさ」から、フィードバック文化の醸成・定着を測る「フィードバック指標」に変更しております(5点満点)。なお、2024年度実績については、比較スコアの算出ができないため記載対象外としております。4 管理職:経営専門職に就いている社員5 2026年3月19日時点の暫定値であります。 非財務KPIは、2025年度実績については各種施策を実行し上記結果となりました。最終年度である2027年度の目標達成に向けて、引き続き各種施策を着実に実行してまいります。 ② 2025年度 2025年度の業績予想と実績値につきましては、以下になります。 イ.連結業績(単位:百万円) 2025年度業績予想2025年度実績対業績予想比売上高180,000176,68298.2%営業利益15,00015,454103.0%経常利益15,60016,071103.0%親会社株主に帰属する当期純利益11,20011,465102.4%ROE10.2%10.1%△0.1ポイント ロ.セグメント別業績(単位:百万円) 外部売上高営業利益 2025年度業績予想2025年度実績対業績予想比2025年度業績予想2025年度実績対業績予想比バルブ事業147,300141,41596.0%18,80018,886100.5%伸銅品事業30,00032,514108.4%90086596.2%その他2,7002,752102.0%100171171.1%調整額---△4,800△4,467-合計180,000176,68298.2%15,00015,454103.0% 連結売上高におきましては業績予想を下回りました。バルブ事業においては、価格改定効果等があったものの、半導体製造装置向けの販売量が業績予想より減少したこと等により、業績予想を下回りました。伸銅品事業においては銅相場上昇に伴う販売価格の上昇により、業績予想を上回りました。その他においては、ホテル事業が堅調に推移したことにより、業績予想を上回りました。 連結営業利益におきましては業績予想を上回りました。バルブ事業においては、半導体製造装置向けの販売量が減少するも、販管費が減少したこと等により、業績予想を上回りました。伸銅品事業においては、銅相場の影響により業績予想を下回りました。その他においては、ホテル事業が堅調に推移したことにより、業績予想を上回りました。