KVK(6484)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 234 | 19 | 14 | 2 | 8.7 | 86.5 | — | 70.8 |
| FY2016 | 237 | 26 | 16 | 6 | 9.3 | 99.1 | — | 70.3 |
| FY2017 | 246 | 22 | 14 | 9 | 7.5 | 167.6 | 21.0 | 72.2 |
| FY2018 | 242 | 18 | 9 | -6 | 5.0 | 113.1 | — | 72.7 |
| FY2019 | 245 | 23 | 17 | 22 | 8.7 | 210.7 | 49.0 | 72.1 |
| FY2020 | 254 | 30 | 22 | 24 | 10.0 | 271.8 | 49.0 | 72.1 |
| FY2021 | 280 | 24 | 17 | 1 | 7.3 | 209.6 | 47.0 | 72.0 |
| FY2022 | 297 | 25 | 18 | -0 | 7.2 | 223.4 | 50.0 | 68.2 |
| FY2023 | 298 | 25 | 20 | -25 | 7.3 | 248.8 | 50.0 | 78.4 |
| FY2024 | 296 | 27 | 21 | 33 | 7.5 | 264.0 | 60.0 | 78.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
KVKの事業内容(水道用ポリエチレン管、バルブ等)において、特許やブランドによる強力な無形資産の存在は確認できない。汎用品が多く、技術的な差別化が限定的である可能性が高い。
水道インフラ関連の部材は、一度採用されると、その後のメンテナンスや互換性の観点から、他の製品への切り替えには一定の手間やコストが発生する可能性がある。しかし、製品仕様の標準化が進んでいる場合、スイッチング・コストは限定的。
KVKの製品は、BtoB取引が中心であり、ユーザー数の増加が製品価値を直接高めるネットワーク効果は期待できない。プラットフォーム型ビジネスではない。
水道用ポリエチレン管やバルブは、製造技術が成熟しており、規模の経済や効率的な生産体制がコスト競争力に影響を与える可能性がある。しかし、競合他社も同様の技術を有している可能性があり、圧倒的なコスト優位を築いているかは不明。
水道インフラ関連の部材供給においては、一定の地域や自治体との取引実績、供給能力が重要となる。KVKは長年の事業実績を持ち、国内市場において一定のシェアを確保していると考えられるため、効率規模の優位性は存在する。
競合との比較優位
強気シナリオ
インフラ老朽化対策に伴う更新需要の継続的な取り込み
海外市場への展開による新たな収益源の確保
環境配慮型製品の開発・普及によるブランドイメージ向上
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格攻勢や技術革新
公共投資の減少や地方財政の悪化による需要の低迷
原材料価格の高騰が収益性を圧迫
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
KVKの投資が失敗するには、まず、国内のインフラ更新需要が期待ほど伸びず、むしろ減少に転じる必要がある。また、競合他社がKVKよりも大幅に低コストな生産体制を確立するか、あるいはKVKが持つ既存の顧客基盤(自治体やインフラ事業者)との関係性を覆すような革新的な製品やサービスを投入し、KVKのシェアを奪うことが考えられる。さらに、原材料価格の高騰がKVKの価格転嫁能力を超え、利益率を著しく低下させるシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、KVKの持続的な競争優位性が失われ、投資としての魅力が低下するだろう。
5年後のモート予測
インフラ更新需要と海外展開が順調に進み、売上・利益ともに安定的に成長。環境関連製品の拡販も寄与し、株価は堅調に推移する。
国内需要は横ばいだが、海外展開やコスト削減努力により、緩やかな増収増益を維持。競争環境の激化により、利益成長は限定的となる。
国内需要の低迷と原材料価格高騰により、売上・利益ともに減少。競合との価格競争も激化し、収益性が悪化。株価は低迷する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 191億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 78.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 8.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.68倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準
直近の適時開示
- 2026-06-25 臨時報告書