昭和真空(6384)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 101 | 12 | 12 | 28 | 17.2 | 191.7 | — | 57.8 |
| FY2016 | 86 | 9 | 7 | 5 | 9.7 | 115.3 | — | 61.9 |
| FY2017 | 118 | 18 | 15 | -7 | 17.9 | 249.9 | 40.0 | 63.3 |
| FY2018 | 99 | 10 | 7 | 7 | 7.9 | 114.1 | 60.0 | 67.5 |
| FY2019 | 109 | 12 | 9 | 12 | 9.2 | 139.2 | 60.0 | 60.0 |
| FY2020 | 107 | 14 | 10 | 20 | 10.2 | 165.1 | 60.0 | 65.4 |
| FY2021 | 120 | 17 | 12 | -1 | 11.2 | 201.4 | 60.0 | 63.6 |
| FY2022 | 101 | 10 | 8 | 0 | 6.8 | 126.6 | 60.0 | 74.5 |
| FY2023 | 75 | 2 | 2 | 10 | 1.4 | 26.7 | 70.0 | 79.5 |
| FY2024 | 85 | 8 | 6 | -2 | 4.8 | 91.2 | 70.0 | 75.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
昭和真空は真空技術に特化しており、長年の経験とノウハウが蓄積されている。特定の顧客ニーズに応えるカスタム製品の開発力は無形資産となりうるが、特許やブランド力による明確な優位性は限定的。
真空装置は、特定の製造プロセスに組み込まれるため、顧客が他社製品に切り替える際には、再設計や検証に多大なコストと時間がかかる可能性がある。しかし、装置の汎用性や顧客の投資サイクルによっては、スイッチングコストは中程度。
真空装置の利用は、直接的なネットワーク効果を生むビジネスモデルではない。
長年の製造経験による効率化や、特定の部品調達における交渉力はコスト優位に寄与する可能性があるが、競合他社との圧倒的なコスト差を示す情報は少ない。
真空装置業界は、特定のニッチ市場に特化した企業が多く、昭和真空もその一社。一定の市場シェアを確保している可能性はあるが、業界全体を寡占するほどの規模の経済性は見られない。
競合との比較優位
強気シナリオ
半導体製造装置分野における需要拡大
高付加価値なカスタム真空装置の開発・受注増加
海外市場への展開加速による売上増
弱気シナリオ(モート侵食)
半導体市況の悪化による需要低迷
競合他社による技術革新や低価格攻勢
主要顧客の生産拠点移転や設備投資抑制
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
昭和真空の投資が失敗するには、同社が持つ真空技術の優位性が陳腐化し、競合他社がより低コストで高性能な代替技術を開発・提供できるようになる必要がある。また、主要顧客である半導体メーカーなどが、装置の標準化を進め、スイッチングコストを低下させるような動きを見せることも考えられる。さらに、グローバルなサプライチェーンの再編や地政学リスクの高まりにより、同社の海外展開が困難になり、国内市場のみでは成長が鈍化するシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用し、同社の収益性が持続的に悪化することが、この投資の失敗を意味するだろう。
5年後のモート予測
半導体・ディスプレイ市場の旺盛な需要を背景に、高付加価値なカスタム真空装置の受注が拡大。海外展開も奏功し、売上・利益ともに堅調に成長する。
市場の変動はあるものの、既存顧客との関係を維持しつつ、安定した受注を確保。緩やかながらも着実な成長を続ける。
半導体市況の悪化や競合激化により、受注が低迷。価格競争も激化し、収益性が悪化するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 103億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 75.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -23.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 18.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.89倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-29 臨時報告書