ゲームカードホールディングス(6249)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 204 | 19 | 0 | 36 | 0.1 | 2.0 | 30.0 | 74.7 |
| FY2018 | 169 | 36 | 23 | -25 | 5.9 | 162.6 | 35.0 | 79.8 |
| FY2019 | 174 | 24 | 14 | 17 | 3.5 | 100.3 | 35.0 | 80.6 |
| FY2020 | 166 | 20 | 12 | 41 | 3.0 | 87.3 | 35.0 | 83.7 |
| FY2021 | 106 | 12 | 6 | -46 | 1.5 | 45.3 | 35.0 | 85.9 |
| FY2022 | 114 | 11 | 13 | -25 | 3.0 | 93.9 | 35.0 | 87.5 |
| FY2023 | 217 | 45 | 43 | 71 | 9.3 | 309.8 | 35.0 | 84.3 |
| FY2024 | 363 | 105 | 76 | 48 | 13.9 | 527.8 | 60.0 | 82.9 |
| FY2025 | 379 | 90 | 66 | 28 | 11.2 | 457.0 | 100.0 | 87.4 |
| FY2026 | 254 | 45 | 33 | -5 | 5.4 | 232.6 | 100.0 | 91.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
公開情報からは、特許、ブランド、規制ライセンスなどの無形資産に関する具体的な情報は確認できませんでした。同社は主に産業用ロボットの周辺機器や自動化装置の製造・販売を行っており、これらの事業領域で顕著な無形資産の存在を示す証拠は見当たりません。
産業用ロボット周辺機器や自動化装置は、特定の生産ラインや設備に組み込まれることが多く、一度導入すると他社製品への切り替えには設備投資や再調整が必要となる可能性があります。しかし、標準化された製品も多く、顧客のスイッチングコストが極めて高いとは言えない状況です。
同社の事業モデルは、ユーザー数の増加によってサービスの価値が向上するネットワーク効果を生み出す性質のものではありません。個々の顧客との取引が中心であり、プラットフォーム型ビジネスのような広範なネットワーク効果は期待できません。
長年の事業で培われた製造ノウハウやサプライヤーとの関係により、一定のコスト競争力を持っている可能性があります。しかし、同業他社との比較や具体的なコスト優位性を示すデータは乏しく、構造的なコスト優位性は限定的と考えられます。
産業用ロボット周辺機器市場において、一定のシェアを占めていると考えられますが、市場全体に対する影響力や、規模の経済を活かした寡占的な地位を確立しているとは言えません。市場規模に対して最適な少数寡占の状態には至っていないと推測されます。
競合との比較優位
強気シナリオ
自動化・省力化ニーズの高まりによる産業用ロボット周辺機器市場の成長
特定分野における技術力向上によるニッチ市場での優位性確立
既存顧客との長期的な関係維持による安定収益の確保
弱気シナリオ(モート侵食)
大手メーカーによる周辺機器事業への参入リスク
技術革新への対応遅れによる競争力低下
主要顧客の設備投資抑制による需要減少
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、同社が産業用ロボットの周辺機器や自動化装置の分野で、競合他社に対して明確な優位性を築けないことが真実でなければならない。具体的には、ブランド力、特許、独自の技術、あるいは圧倒的なコスト競争力を持てず、顧客が容易に競合他社へ乗り換えられる状況が続くことである。また、自動化・省力化という大きなトレンドに乗れず、技術革新への対応が遅れ、市場シェアを失っていくシナリオも考えられる。さらに、主要顧客である製造業の設備投資が長期的に低迷し、同社の売上と利益が継続的に減少していくことも、この投資の失敗を招く要因となるだろう。
5年後のモート予測
自動化需要の拡大を背景に、特定分野での技術的優位性を活かし、安定的な成長を続ける。ニッチ市場でのシェア拡大と、既存顧客との関係強化により、収益基盤を盤石にする。
市場の平均的な成長率に沿った緩やかな成長を見込む。技術開発への投資を継続しつつも、大きなブレークスルーはなく、現状維持に近い競争環境が続く。
競争激化や技術陳腐化により、市場シェアを徐々に失う。主要顧客の業績低迷の影響を受け、売上・利益ともに減少傾向が続く可能性が高い。