研究開発費(時系列)
| 年度 | R&D費用(億円) | 設備投資(億円) |
| 2025-03 |
- |
17 |
| 2024-03 |
- |
16 |
| 2023-03 |
- |
20 |
| 2022-03 |
- |
15 |
| 2021-03 |
- |
16 |
研究開発活動(本文)
FY2025|1,045 文字
6【研究開発活動】当社における研究開発活動は、技術開発部門が主体となり、分野・用途毎に多様性のある空調ニーズに対し、先進的で付加価値の高いサスティナブル空調システム機器の開発を推進しており、以下の開発テーマを主な活動指針といたしております。なお、当社は空調機器関連製品の開発・製造・販売の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載は省略しております。・人の健康を支える良質な衛生環境を提供する製品開発・快適性や生産性向上に繋がる高品質環境を提供する製品開発・高効率で空調システム全体におよぶ省エネを実現する製品開発・軽量・小型で施工性や利便性が高く設備コスト低減に繋がる製品開発・機能性、拡張性の高い自動制御機器の開発また、大学の研究室、顧客情報を集約する営業推進部門などとの連携により、システムや製品、部品の開発に繋げています。当社は、当事業年度の開発活動において、昨年度開発したコンパクト化と省資源、省エネに効果をもたらす『空調機&外調機連動制御』の効果検証および改良などを実際の執務空間を用いて進めました。この『空調機&外調機連動制御』は、「冷温水式高性能空調機」と「空冷ヒートポンプ式熱回収外調機」が相互に連携し制御するシステムのことで、室内排熱や中間期の涼しい外気などを積極的に空調エネルギーとして利用し、同時に動作のムダを抑制することで、衛生環境と省エネ性のバランスを向上させます。さらに高性能空調機の新モデルとして「冷温水式うす形空調機」を開発し、シリーズの拡充を図りました。本製品は特にうす形にこだわり、部品や構造設計を見直すことで、従来同性能製品に比べ設置床面積を約51%削減し、省スペース化、省力化に繋げることができました。これらの活動により、水や空気による熱搬送を主体とする空調システムの魅力を高め、フロン使用量やフロン漏えいの抑制、自然との調和に寄与することを目指し、今後も提案力を強化してまいります。その他の活動として、今後の新製品開発、技術研究の拠点となる『技術研究センター』の構築に向けたプロジェクトを開始しました。製品力や信頼性・競争力の強化、技術人材育成などを見据えた、利用価値の高い設備とする予定です。また、運用計画も進めており、2025年末の稼働を目指しています。今後も、柔軟な発想と信頼される技術力で人と環境にやさしい製品・部品作りを追求し、社会に貢献してまいります。なお、当事業年度における研究開発費は、158,884千円であります。
FY2024|1,087 文字
6【研究開発活動】当社における研究開発活動は、技術開発部門が主体となり、分野・用途毎に多様性のある空調ニーズに対し、先進的で付加価値の高いサスティナブル空調システム機器の開発を推進しており、以下の開発テーマを主な活動指針といたしております。なお、当社は空調機器関連製品の開発・製造・販売の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載は省略しております。・人の健康を支える良質な衛生環境を提供する製品開発・快適性や生産性向上に繋がる高品質環境を提供する製品開発・高効率で空調システム全体におよぶ省エネを実現する製品開発・軽量・小型で施工性や利便性が高く設備コスト低減に繋がる製品開発・機能性、拡張性の高い自動制御機器の開発また、大学の研究室、顧客情報を集約する営業推進部門などとの連携により、システムや製品、部品の開発に繋げています。当社は、当該年度の開発活動において、昨年度に開発した要素技術である「斜平形楕円管熱交換器(以下、斜平コイル)」を搭載した新製品を3機種リリースしました。『冷温水式 高性能天埋形空調機』および『冷温水式 高性能たて形空調機』は、新しい設計によって、空調機のサイズを大幅にコンパクト化し、省資源と省エネに効果をもたらす特長を備えることで、冷温水式空調の付加価値を高めました。また、『空冷ヒートポンプ式 熱回収外調機スリム形』では、斜平コイルを活用したスリム化を実現し、小型製品ラインアップの強化を図りました。当機種は、従来機から室内機と室外機を一体型にした構造で少フロン(冷媒)を実現し、環境負荷低減に寄与していましたが、今回新たに温暖化係数の低いR32冷媒を採用することで、一層の環境負荷低減に貢献できるものと考えます。さらに、これらの製品を組み合わせ、各機器の自動制御機能を連携させることで、「空調機&外調機連動制御」を可能としたシステムを新たに構築しました。このシステムにより、運転動作のムダを削減し、省エネ効果をさらに高めることができます。今後、当システムの信頼性向上のための効果検証を継続的に進めてまいります。加えて、空調システムの年間消費エネルギーを予測する「省エネ計算プログラム」を新たに開発しました。このプログラムをZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)実現に向けた省エネ設備導入の一助とし、今後の提案活動および製品開発に活用してまいります。今後も、柔軟な発想と信頼される技術力で人と環境にやさしい製品・部品作りを追求し、社会に貢献してまいります。なお、当事業年度における研究開発費は、135,419千円であります。
FY2023|1,113 文字
6【研究開発活動】当社における研究開発活動は、技術開発部門が主体となり、分野・用途毎に多様性のある空調ニーズに対し、先進的で付加価値の高いサステナブルな空調システム機器の開発を推進しており、以下の開発テーマを主な活動指針といたしております。なお、当社は空調機器関連製品の開発・製造・販売の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載は省略しております。・人の健康を支える良質な衛生環境を提供する製品開発・快適性や生産性向上に繋がる高品質環境を提供する製品開発・高効率で空調システム全体におよぶ省エネを実現する製品開発・軽量・小型で施工性や利便性が高く設備コスト低減に繋がる製品開発・機能性、拡張性の高い自動制御機器の開発また、大学の研究室、顧客情報を集約する営業推進部門などとの連携により、製品、部品の開発に繋げています。当事業年度における主な開発としましては、当社が掲げる新たなコンセプト「自然派ZEB空調※1」を推進する要素技術開発に取り組んで参りました。新たに開発した「斜平形楕円管熱交換器」は、空調機のコア部品である熱交換器を斜め/うす形に再設計し、独自加工を施したアルミ製フィンと楕円形銅管を組み合わせることで、高風速小型化と低圧損化との両立を図りました。これにより従来よりも大幅にコンパクトな製品設計が可能となり、今後の新製品に搭載のうえ、省エネと省スペース、省資源を実現する新しい空調機器提案を幅広く展開していく予定です。このほか、IoTを活用した新たな取組みとして、当社の制御コントローラー「マイティリモコン」に自己診断コード(二次元コード)機能を搭載し、空調機器の利便性を高めました。メンテナンスや部品故障等に関わるエラー発生時に、マイティリモコンに表示される自己診断コードをスマートフォンカメラで読み込むことで、自己診断情報として想定原因や対処方法を設置先で一早く確認することが可能となります。応急運転機能と共に早期復旧をサポートし、様々な環境や用途でご使用される業務用空調機器の信頼性向上に寄与します。なお、本機能は、今後社内管理システムとの連動を想定し、更なるサービス向上、品質向上を図って参ります。※1 「自然派ZEB空調」とは地球にやさしい「みず」を熱搬送の主体とし、自然力やウェルネスの追求と共に省エネを図り、これからのビルのあり方に不可欠なZEB(ネット・ゼロ・エネルギービル)への貢献を目指す当社概念です。今後も、柔軟な発想と信頼される技術力で人と環境にやさしい製品・部品作りを追求し、社会に貢献してまいります。なお、当事業年度における研究開発費は、145,043千円であります。
FY2022|1,128 文字
5【研究開発活動】当社における研究開発活動は、技術開発部門が主体となり、分野・用途毎に多様性のある空調ニーズに対し、先進的で付加価値の高い空調システム機器の開発を推進しており、以下の開発テーマを主な活動指針としております。なお、当社は空調機器関連製品の開発・製造・販売の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載は省略しております。・人の健康を支える良質な衛生環境を提供する製品開発・快適性や生産性向上に繋がる高品質環境を提供する製品開発・空調システム全体におよぶ省エネを実現する製品開発・施工性や利便性が高く設備コスト低減に繋がる製品開発・機能性、拡張性の高い自動制御機器の開発また、大学の研究室、顧客情報を集約する営業推進部門などとの連携により、製品、部品の開発に繋げております。 当事業年度における主な開発としましては、当社が目指すクリーン&ウェルネス空間を推進する業務用空気清浄ユニット「ベストUVエアー」を新たにリリースいたしました。本製品は中部電力㈱および中部電力ミライズ㈱と共に開発を進め、ビル空調システムとの親和性に優れ、空調用の循環気流に沿って効果的に清浄度を高めることなどをコンセプトとしております。また、フィルタ捕集と深紫外線照射を組み合わせた新たな発想で、空気中に浮遊する細菌やウイルスを含むエアロゾルを効果的に除去、不活化(≒殺菌)することを実現するほか、試験結果を踏まえた適切なフィルタ選定で維持費を抑制、深紫外線光源には業界に先駆け多点灯LEDモジュールを採用し長寿命化や安全性、環境負荷の低減にも配慮した構造としています。このほか、これまで生産工場において多くの実績を持つゾーン空調機のラインアップに加え、新たに新鮮空気による環境改善を提案する「工場用陽圧換気外調機」を開発いたしました。本製品は一方向に押出す全体換気(目安:1回/h)により、工場内で発生する汚染空気の常時排出、屋外からの粉塵や湿気などの流入抑制、生産品質向上、生産機械類の長寿命化などに繋がるメリットを備え、ゾーン空調機と併用するシステムとしてご使用いただくことを想定しています。また、外気を利用した空調は特に工場内の発熱が多い建物などでも有効であり、外気冷房などの機能も併せ省エネと環境改善の両立をご提案してまいります。なお、本システムは2022年4月より高井田新工場に据付け稼働を開始しており、今後体感していただけるモデル工場としてお客様をお招きする予定です。 今後も、柔軟な発想と信頼される技術力で人と環境にやさしい製品・部品作りを追求し、社会に貢献してまいります。なお、当事業年度における研究開発費は、113,777千円であります。
FY2021|1,073 文字
5【研究開発活動】当社における研究開発活動は、技術開発部門が主体となり、分野・用途毎に多様性のある空調ニーズに対し、先進的で付加価値の高い空調システム機器の開発を推進しており、以下の開発テーマを主な活動指針としております。なお、当社は空調システム機器の開発・製造・販売の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載は省略しております。・人の健康を支える良質な衛生環境を提供する製品開発・快適性や生産性向上に繋がる高品質環境を提供する製品開発・空調システム全体における省エネを実現する製品開発・施工性や利便性が高く設備コスト低減に繋がる製品開発・機能性、拡張性の高い自動制御機器の開発また、大学の研究室、顧客情報を集約する営業推進部門などとの連携により、製品、部品の開発に繋げております。 当事業年度における主な開発としましては、放射整流換気空調システム「ベストエアフロー(1)」を新たにリリースいたしました。本システムでは、「人と社会の健康に貢献する」をコンセプトに、居住者が快適で心身共に健康で生活できる空間を目指し、感染症対策としての有効性を高める工夫なども取り入れております。システムを構成する関連機器には、衛生的で効果的な換気を行う「空冷ヒートポンプ式熱回収外調機」を主体とするほか、誘引や放射技術を活かした気流設計、適切な湿度管理、空気清浄などの機能を強化した空調機や吹出ユニット、これらを独自の制御機器によって連動させ一体感のある新しい空調と換気のかたちを提案しております。また、併せて開発した「冷温水式セパレート形空調機」は、個別エリアごとに設置して汚染空気の拡散防止を図るほか、省エネと設備工事、設備コスト低減にもバランスよく配慮した設計構造としております。特に従来の空調機機能を「ファンユニット」と「空調ユニット」に分離した特徴的な構造は、天井内デッドスペースを活用しながら主要な空調機能を床上にコンパクト設置することで、小型軽量化、エレベータ搬入を可能として設備工事の負担を減らし、メンテナンス性にも優れ、衛生的に長く安心してご使用いただくことを目的としております。さらに基幹部品として、低圧損「楕円管分流コイル(高性能熱交換器)」を搭載することで、風量や水量を低減させたシステム設計が可能となり、省エネ・省コストにも寄与することができると考えております。 今後も、柔軟な発想と技術で環境にやさしい製品・部品作りを追求し、社会に貢献してまいります。なお、当事業年度における研究開発費は、91,957千円であります。
FY2020|1,012 文字
5【研究開発活動】当社における研究開発活動は、技術開発部門が主体となり、分野・用途毎に多様性のある空調ニーズに対し、先進的で付加価値の高い空調システム機器の開発を推進しており、以下の開発テーマを主な活動指針といたしております。なお、当社は空調システム機器の開発・製造・販売の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載は省略しております。・人の健康を支える良質な衛生環境を提供する製品開発・快適性や生産性向上に繋がる高品質環境を提供する製品開発・空調システム全体における省エネを実現する製品開発・施工性や利便性が高く設備コスト低減に繋がる製品開発・機能性、拡張性の高い自動制御機器の開発また、大学の研究室、顧客情報を集約する営業推進部門などとの連携により、製品、部品の開発に繋げています。 当事業年度における新製品開発としましては、「空冷ヒートポンプ(HP)式恒温恒湿用外調機」をリリースいたしました。室内の温度と湿度を一定の範囲に保つことができる空間のことを恒温恒湿と呼び、様々な生産プロセスにおける品質を支えております。しかしながら、この様な環境の構築には専門的な知識や経験と多額な設備投資が必要とされており、また、高い精度を維持するためには換気に必要な導入外気の温湿度をしっかりとコントロールする事も大切になります。本製品開発では、一体型で冷媒配管施工の要らないヒートポンプ式外調機をベースに蒸気加湿やヒーター回路(除湿後の再熱、着霜時の補助加熱)も備えたオールインワン設計として、設備設計・施工上の負担を限りなく減らす工夫を図っております。さらに2つの冷媒回路を搭載したツインサイクル構造で、省エネ運転や万一のバックアップを図りながら、安定した温湿度制御を実現しております。このほか冷温水を熱源とする空調機におきまして、従来製品に対し自動制御盤や少水量&低負荷対応熱交換器を搭載した「冷温水式大温度差エアハンドリングユニット」「冷温水式大温度差ファンコイルユニット」を新たにリリースいたしました。人手不足により省力化が求められる設備工事の軽減に繋がるほか、年間を通じて発生時間の多い低負荷運転時の省エネにも寄与することができると考えております。 今後も、柔軟な発想と技術で環境にやさしい製品・部品作りを追求し、社会に貢献してまいります。なお、当事業年度における研究開発費は、110,135千円であります。