ジェイ・イー・ティ(6228)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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4年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2023 | 250 | 26 | 17 | -11 | 13.3 | 419.5 | 102.0 | 43.1 |
| FY2024 | 179 | 8 | 3 | -11 | 2.6 | 24.3 | 6.0 | 48.9 |
| FY2025 | 147 | -15 | -23 | 27 | -24.0 | -178.0 | 0.0 | 49.8 |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 0.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
開示情報からは、特許やブランド力、規制ライセンスといった無形資産に関する具体的な情報は確認できませんでした。技術力は存在するものの、それが特許等で保護され、競争優位の源泉となっているかは不明瞭です。
半導体製造装置という性質上、一度導入した装置の入れ替えには、設備投資だけでなく、オペレーションや保守体制の再構築といったコストが発生する可能性があります。しかし、顧客の設備投資計画に左右される側面も強く、スイッチングコストの強固さは限定的と考えられます。
半導体製造装置のビジネスモデルにおいて、ネットワーク効果が直接的に競争優位に寄与する要素は見当たりません。顧客は装置の性能や価格、納期などを重視する傾向にあります。
長年の製造経験とノウハウの蓄積により、一定の生産効率は実現していると考えられます。しかし、競合他社も同様の効率化を進めている可能性があり、構造的なコスト優位性を確立しているかは判断が難しい状況です。
半導体製造装置業界は、高度な技術力と多額の設備投資が必要なため、参入障壁が高い業界です。ジェイ・イー・ティは、特定の分野(例:ウェーハプローブカード製造装置)において、一定のシェアを確保しており、効率規模の経済性が働く可能性があります。
競合との比較優位
強気シナリオ
半導体市場の長期的な成長トレンドに乗る
特定分野における技術的優位性を維持・拡大する
主要顧客との強固な関係を維持し、安定した受注を確保する
弱気シナリオ(モート侵食)
半導体市況の悪化による設備投資の抑制
競合他社による技術革新や低価格攻勢
主要顧客の生産計画変更や他社装置への切り替え
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、ジェイ・イー・ティが半導体製造装置市場における効率規模の経済性を失い、競合他社に対して価格競争力や技術競争力で劣後することが真実でなければならない。具体的には、主要顧客がより低コストで高性能な装置を提供する競合他社へ乗り換える、あるいは、ジェイ・イー・ティが技術革新のスピードに追随できず、陳腐化した製品しか提供できなくなるシナリオが考えられる。また、半導体市場全体の構造的な縮小や、地政学リスクによるサプライチェーンの分断が、同社の事業基盤を揺るがす可能性もある。これらの要因が複合的に作用し、同社の市場シェアと収益性を長期的に低下させるならば、投資は失敗に終わるだろう。
5年後のモート予測
半導体市場の拡大と特定分野での優位性により、売上・利益ともに着実な成長を続ける。技術開発への継続的な投資が、さらなる競争力強化に繋がる。
半導体市況の変動の影響を受けつつも、安定した受注基盤と生産効率により、緩やかな成長を維持する。競合との技術差は縮まる可能性もある。
半導体市況の長期低迷や競合激化により、売上・利益ともに減少する。技術革新への対応遅れが、市場シェア低下に繋がるリスクがある。
直近の適時開示
- 2026-05-14 臨時報告書