エアトリ(6191)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 40 | 6 | 3 | 1 | 14.3 | 22.2 | 0.0 | 47.0 |
| FY2017 | 55 | 7 | 4 | -11 | 13.0 | 25.1 | 7.0 | 37.2 |
| FY2018 | 124 | 12 | 9 | -5 | 16.6 | 52.6 | 10.0 | 20.6 |
| FY2019 | 243 | 7 | 7 | -8 | 7.3 | 39.1 | 10.0 | 31.1 |
| FY2020 | 212 | -90 | -87 | -3 | -342.5 | -433.8 | 10.0 | 9.0 |
| FY2021 | 175 | 31 | 24 | 19 | 29.2 | 112.2 | 10.0 | 34.9 |
| FY2022 | 135 | 22 | 19 | 20 | 18.8 | 85.9 | 10.0 | 38.9 |
| FY2023 | 232 | 24 | 15 | 35 | 11.1 | 67.0 | 10.0 | 40.6 |
| FY2024 | 266 | 24 | 20 | -14 | 13.7 | 90.0 | 10.0 | 47.7 |
| FY2025 | 281 | 31 | 18 | 32 | 10.8 | 79.5 | 10.0 | 47.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:none 持続性:判定中
エアトリはOTA(Online Travel Agent)として一定のブランド認知度を持つが、具体的な特許や独占的IPは限定的。旅行代理店としての規制ライセンスは存在するが、競争優位性は低い。
旅行予約サイトは複数存在し、顧客は容易に比較検討・乗り換えが可能。ただし、特定の会員プログラムやキャンペーンにより、一部の顧客には軽度のスイッチング・コストが発生する可能性がある。
OTAプラットフォームとしてのネットワーク効果は限定的。ユーザーが増加しても、それが直接的にサービス価値を劇的に向上させる構造ではない。
オンライン販売による中間コスト削減や、一部の仕入れ交渉力は考えられるが、業界全体で価格競争が激しく、顕著なコスト優位性は見出しにくい。
国内OTA市場において一定の規模を持つが、楽天トラベルやじゃらんなど、より巨大なプラットフォームとの競争に直面しており、効率規模による寡占優位性は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
国内旅行市場の回復とインバウンド需要の増加による売上拡大
M&Aによる事業領域の拡大とシナジー効果の発揮
テクノロジー投資によるサービス改善と顧客体験向上
弱気シナリオ(モート侵食)
大手競合他社による価格攻勢や顧客囲い込み
新たなOTAプレイヤーの参入による競争激化
旅行需要の低迷や予期せぬ外部環境の変化(パンデミック等)
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
エアトリの投資が失敗するには、まず国内旅行市場が期待通りに回復せず、インバウンド需要も伸び悩むことが必要である。さらに、競合他社がより強力な価格競争力や顧客ロイヤルティ施策を展開し、エアトリの顧客基盤を侵食していくシナリオも考えられる。また、M&A戦略が期待通りの成果を上げられず、むしろ買収コストが負担となる、あるいは統合に失敗する可能性も否定できない。テクノロジー投資も、競合優位性を生み出すことなく、単なるコスト増に終わるリスクがある。これらの要因が複合的に作用することで、エアトリの成長ストーリーは瓦解するだろう。
5年後のモート予測
旅行需要の回復とM&Aによる事業拡大を背景に、売上・利益ともに堅調な成長を遂げる。特にインバウンド需要の取り込みに成功し、収益性が向上する。
国内旅行市場は緩やかに回復するが、競争は激化。M&Aの効果は限定的で、収益は横ばい圏で推移する。テクノロジー投資は継続される。
旅行需要の回復が遅れ、競争激化により価格競争に陥る。M&Aも失敗し、収益性は悪化。顧客離れが進み、事業規模が縮小するリスクがある。
直近の適時開示
- 2026-08-05 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-07-09 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-06-10 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)