6157

日進工具(6157)に経済的な堀はあるか

機械 機械

株価

現在株価
842
2026-09-01
時価総額
211 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 84 19 13 4 14.0 214.8 84.2
FY2016 88 20 14 11 13.3 113.6 85.2
FY2017 98 27 19 23 15.9 152.2 70.0 83.0
FY2018 105 29 20 5 14.6 157.6 45.0 87.1
FY2019 95 22 15 1 10.7 123.6 45.0 89.7
FY2020 81 15 12 23 7.9 48.6 45.0 89.4
FY2021 95 21 15 19 9.4 60.9 35.0 89.2
FY2022 97 21 15 5 8.6 59.2 22.5 90.1
FY2023 90 19 13 13 7.5 53.0 22.5 91.1
FY2024 94 18 13 16 6.9 50.8 27.5 91.4

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:9/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産1/5

日進工具は超硬工具分野で長年の実績と一定のブランド認知を持つが、特許や独占的IPによる明確な優位性は限定的。特定のニッチ市場での評価は存在するものの、広範な無形資産による強力な競争優位とは言い難い。

スイッチングコスト3/5

超硬工具は、切削性能や工具寿命が生産性に直結するため、顧客は一度採用した工具メーカーを容易には変更しない傾向がある。特に、特定の加工プロセスに最適化された工具の場合、乗り換えコストは無視できない。

ネットワーク効果0/5

超硬工具の製造・販売事業において、ネットワーク効果はほとんど見られない。製品の価値は個々の性能に依存し、ユーザー数の増加が直接的な価値向上に繋がる構造ではない。

コスト優位2/5

長年の製造ノウハウによる効率化や、材料調達における一定の交渉力は考えられるが、競合他社と比較して構造的なコスト優位を確立している明確な証拠は少ない。規模の経済によるコスト削減効果も限定的。

規模の経済3/5

超硬工具市場は、大手グローバル企業から中小企業まで多数のプレイヤーが存在するが、日進工具は特定のニッチ分野(例:マイクロ・精密工具)において一定のシェアを確保しており、その分野では効率規模の優位性が働きやすい。

競合との比較優位

強気シナリオ

高精度・高付加価値な超硬工具への需要拡大

海外市場での更なるシェア拡大

新素材や新技術への投資による製品競争力の強化

弱気シナリオ(モート侵食)

グローバル大手メーカーによる価格攻勢や技術革新

景気変動による設備投資の低迷

代替材料(例:セラミック、CBN)の台頭による需要減少

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

日進工具の投資が失敗するには、同社が長年培ってきた顧客との関係性や、特定の加工プロセスにおける工具の最適化というスイッチング・コストの優位性が、競合他社の技術革新や低価格戦略によって容易に覆される必要がある。具体的には、競合がより汎用性が高く、かつ同等以上の性能を低コストで提供できるようになるか、あるいは顧客が工具選定において性能や最適化よりも初期コストを重視するようになるシナリオが考えられる。また、日進工具がニッチ市場での優位性を維持するための研究開発投資を怠り、技術的陳腐化が進むことも、スイッチング・コストの優位性を失わせる要因となるだろう。さらに、主要顧客の事業縮小や、代替技術への移行が急速に進むことも、同社の競争環境を悪化させる。

5年後のモート予測

強気

高付加価値製品へのシフトと海外展開の加速により、売上・利益ともに堅調な成長を続ける。特に精密加工分野での強みを活かし、市場シェアを拡大する。

中立

既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を見込む。技術開発への投資は継続するが、大きなブレークスルーは限定的。

弱気

競争激化や景気後退の影響を受け、売上・利益ともに伸び悩む。特に汎用品市場での価格競争に巻き込まれるリスクがある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 211億
2. 健全な財務 自己資本比率 91.4%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -5.9%
6. 適度なPER PER 16.7倍
7. 適度なPBR PBR 1.16倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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