ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(6090)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 9 | -0 | -1 | 0 | -3.3 | -10.9 | — | 91.4 |
| FY2017 | 9 | -1 | -2 | -3 | -8.9 | -26.9 | 0.0 | 89.2 |
| FY2018 | — | — | — | — | — | — | 0.0 | — |
| FY2019 | 10 | -5 | -6 | -3 | -49.1 | -101.9 | 0.0 | 82.7 |
| FY2020 | 11 | -0 | -0 | 2 | -3.9 | -8.2 | 0.0 | 72.6 |
| FY2021 | 11 | 0 | 1 | -1 | 4.6 | 9.9 | 0.0 | 72.3 |
| FY2022 | 12 | 2 | 3 | 2 | 18.0 | 45.4 | 0.0 | 68.1 |
| FY2023 | 13 | 2 | 3 | 2 | 16.1 | 48.4 | 10.0 | 74.1 |
| FY2024 | 13 | 2 | 2 | 2 | 12.5 | 41.1 | 15.0 | 72.7 |
| FY2025 | 15 | 2 | 3 | 2 | 13.4 | 43.7 | 15.0 | 79.6 |
バフェット流モート診断
総合スコア:1/25 主要モート:none 持続性:判定中
現時点では、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズが保有する特許、ブランド、規制ライセンス、独占的IPに関する具体的な情報は開示されておらず、無形資産による競争優位性は確認できません。
特定の疾患領域における網膜色素変性症の遺伝子治療薬開発に特化しており、開発の初期段階であるものの、臨床試験の進捗やデータ蓄積が進めば、研究機関や製薬企業との連携において一定のスイッチング・コストが発生する可能性があります。
事業モデルにおいて、ユーザー数が増加することでサービスの価値が増大するようなネットワーク効果は想定されません。研究開発型バイオベンチャーであり、直接的な顧客ネットワークの構築は事業の主眼ではありません。
バイオテクノロジー分野の研究開発は、高度な専門知識、設備、人材を必要とし、構造的にコスト優位性を確立することは困難です。むしろ、研究開発費の増大が事業の特性となっています。
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズは、特定の疾患領域に特化した研究開発型企業であり、業界規模に対して最適な少数寡占を形成するような規模の経済性は見られません。ニッチな分野での活動が中心です。
競合との比較優位
強気シナリオ
遺伝子治療薬の開発が成功し、上市に至る。
新たな疾患領域への展開や、技術プラットフォームのライセンスアウトが進む。
大手製薬企業との戦略的提携が締結され、開発資金や販売網が確保される。
弱気シナリオ(モート侵食)
臨床試験の失敗や、開発の遅延により、開発プロジェクトが中止される。
競合他社のより優れた治療法が開発され、市場での優位性を失う。
資金調達が困難になり、事業継続が危ぶまれる。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、同社が開発中の遺伝子治療薬が臨床試験で有効性や安全性を証明できず、承認を得られないことが真実でなければならない。また、競合他社がより効果的で安価な代替治療法を開発・上市し、同社の技術が陳腐化することも考えられる。さらに、バイオベンチャー特有の資金調達リスクが高まり、継続的な研究開発に必要な資金を確保できなくなるシナリオも、投資の失敗に直結するだろう。これらの要因が複合的に作用することで、同社の長期的な成長性は失われ、投資は報われない結果となる。
5年後のモート予測
遺伝子治療薬の開発が順調に進み、臨床試験で良好な結果が得られれば、提携やライセンスアウトにより収益化の道が開ける。将来的な上市を見据えた評価がなされる可能性がある。
開発は進むものの、臨床試験の難航や競合の出現により、不確実性が残る。現時点では、研究開発段階の企業として、大きな収益は見込めない。
開発の遅延や失敗、資金調達の困難により、事業継続が危ぶまれる。株価は大幅に下落し、投資価値を大きく損なうリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 37億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 79.6% | |
| 3. 利益の安定性 | 5年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -1.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 14.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.88倍 |
合格数:2/7 部分的合格