研究開発費(時系列)
| 年度 | R&D費用(億円) | 設備投資(億円) |
| 2025-03 |
- |
3 |
| 2024-03 |
- |
14 |
| 2023-03 |
- |
15 |
| 2022-03 |
- |
7 |
| 2021-03 |
- |
3 |
研究開発活動(本文)
FY2025|644 文字
6【研究開発活動】当社グループはグローバルな市場で高度なモノづくりに対応するため、切削加工における「長寿命化」「高精度化」「低騒音化」などの市場ニーズを解決する高付加価値工具及び周辺技術の研究開発を行っております。主な活動は、当社テクニカルセンター及びコミュニケーションセンターにおいて実施しており、主要課題として地球環境に優しい環境配慮型新製品を重点に「各種表面処理技術の研究」「工具材料として希少金属の有効利用」「差別化新製品の開発と製品群の拡充」「新規市場分野向け高精度工具開発及び製造技術の研究」などを中心に研究開発し、グローバルに製品販売しております。当連結会計年度の開発成果としましては、「新ステイブルソー」「CLT加工用大径ストロボソー」を開発いたしました。新ステイブルソーは、以前より当社のコア技術として薄鋸化による歩留まり向上を訴求していたステイブルソーについて、新たな振動抑制技術の研究などにより適用が限られていた厚肉材での使用が可能となりました。薄鋸化による消費電力削減や原材料削減など環境配慮効果をより広く発揮します。CLT加工用大径ストロボソーは、木材によるチップソー本体への締め付けを防ぐワイパーを採用したストロボソーをCLT加工などに用いられる大径チップソーに展開した製品となります。今後カーボンニュートラルに向けて普及が期待されるCLTの加工において、安定した品質での加工で貢献します。なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は271百万円となっております。
FY2024|645 文字
6【研究開発活動】当社グループはグローバルな市場で高度なモノづくりに対応するため、切削加工における「長寿命化」「高精度化」「低騒音化」などの市場ニーズを解決する高付加価値工具及び周辺技術の研究開発を行っております。主な活動は、当社テクニカルセンター及びコミュニケーションセンターにおいて実施しており、主要課題として地球環境に優しい環境配慮型新製品を重点に「各種表面処理技術の研究」「工具材料として希少金属の有効利用」「差別化新製品の開発と製品群の拡充」「新規市場分野向け高精度工具開発及び製造技術の研究」などを中心に研究開発し、グローバルに製品販売しております。当連結会計年度の成果としましては「レーザクラッド角のみ錐」「Ti-5PTコールドソー」を開発いたしました。レーザクラッドはレーザ光により異種金属を肉盛り溶接する技術で、台金と刃金に強固な密着強度が得られることから、従来のろう付け技術に比べ、刃金剥離のしやすさが低減されます。プレカット工場などで使用される角のみ錐に適用した「レーザクラッド角のみ錐」は、2023年10月にポートメッセなごやで開催された日本木工機械展において技術優秀賞を受賞いたしました。薄肉パイプの切断に使用される「Ti-5PTコールドソー」は、刃金材質や刃先仕様の最適化により、切削熱の抑制を図ったことで、当社従来品(Ti-4PT)よりも刃先や台金の損傷が抑えられ、高能率加工に貢献します。なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は262百万円となっております。
FY2023|864 文字
6【研究開発活動】当社グループはグローバルな市場で高度なモノづくりに対応するため、切削加工における「長寿命化」「高精度化」「低騒音化」などの市場ニーズを解決する高付加価値工具及び周辺技術の研究開発を行っております。主な活動は、当社テクニカルセンター及びコミュニケーションセンターにおいて実施しており、主要課題として地球環境に優しい環境配慮型新製品を重点に「各種表面処理技術の研究」「工具材料として希少金属の有効利用」「差別化新製品の開発と製品群の拡充」「新規市場分野向け高精度工具開発及び製造技術の研究」などを中心に研究開発し、グローバルに製品販売しております。当連結会計年度のトピックとして、一昨年度に開発したアルミ加工用ヘッド交換式多刃ダイヤフェースミル「Nova E’z Disc」が、「22年超モノづくり部品大賞」(主催 モノづくり日本会議、日刊工業新聞社)において奨励賞を受賞しました。本製品は、多結晶ダイヤモンド(PCD)刃を有するディスク形状の替刃ヘッドによって、ディスクをボディーに締結するだけの簡便な方法で刃先全てを一度に交換可能となり、加えて熟練者が時間を掛けて行っていた刃先振れ精度調整も不要となります。これらによりインサートタイプに比べ段取り時間が1/10以下に短縮されます。また、独自のロウ付け技術によりインサートタイプの2倍程度の刃数を有することで、従来当社製品が特長としてきた高速・高能率加工も併せて実現しています。当連結会計年度の開発成果としましては、鋳鉄加工用ヘッド交換式cBNフェースミル「Cast E’z Disc」を開発いたしました。高い耐欠損性能を有する特殊刃型の採用による工具の長寿命化と、「Nova E’z Disc」で確立したヘッド交換式の技術を利用しました。これらにより、工具交換頻度の高い鋳鉄加工において、替刃交換頻度と替刃交換時間がどちらも削減され、効果的にダウンタイムを削減することが可能となりました。なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は259百万円となっております。
FY2022|489 文字
5【研究開発活動】当社グループはグローバルな市場で高度なモノづくりに対応するため、切削加工における「長寿命化」「高精度化」「低騒音化」などの市場ニーズを解決する高付加価値工具及び周辺技術の研究開発を行っております。主な活動は、当社テクニカルセンター及びコミュニケーションセンターにおいて実施しており、主要課題として地球環境に優しい環境配慮型新製品を重点に「各種表面処理技術の研究」「工具材料として希少金属の有効利用」「差別化新製品の開発と製品群の拡充」「新規市場分野向け高精度工具開発及び製造技術の研究」などを中心に研究開発し、グローバルに製品販売しております。当連結会計年度の主な成果としましては、紙・メラミン貼りボード、クロス合板などを鋭利な切削角で高品質加工を行う「コスモビットff(フォルテシモ)」を開発いたしました。解析技術を用いて高剛性仕様に設計し、従来品に比べて切削振動や切削抵抗を抑制し刃物寿命の向上を実現しました。切屑の排出性を高めた形状を採用し、くり抜き加工時の焼け低減を図っております。なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は272百万円となっております。
FY2021|529 文字
5【研究開発活動】当社グループはグローバルな市場で高度なモノづくりに対応するため、切削加工における「長寿命化」「高精度化」「低騒音化」などの市場ニーズを解決する高付加価値工具及び周辺技術の研究開発を行っております。主な活動は、当社テクニカルセンター及びコミュニケーションセンターにおいて実施しており、主要課題として地球環境に優しい環境配慮型新製品を重点に「各種表面処理技術の研究」「工具材料として希少金属の有効利用」「差別化新製品の開発と製品群の拡充」「新規市場分野向け高精度工具開発及び製造技術の研究」などを中心に研究開発し、グローバルに製品販売しております。当連結会計年度の主な成果としましては、コンプレッサー等アルミ部材の側面・溝加工において高速・高品質加工を可能にする「PCDヘリカルエンドミル」を開発いたしました。超硬エンドミルに比べアルミ溶着が少なく高品質加工が可能なものの、従来のダイヤエンドミルでは直線的なダイヤ素材形状のためにスパイラル状刃物とすると均一な切れ味が得にくい課題がありましたが、ヘリカル仕様の刃先を実現したことで高品質な切れ味と長寿命化を実現いたしました。なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は283百万円となっております。
FY2020|683 文字
5【研究開発活動】当社グループはグローバルな市場で高度なものづくりに対応するため、切削加工における「長寿命化」「高精度化」「低騒音化」などの市場ニーズを解決する高付加価値工具及び周辺技術の研究開発を行っております。主な活動は、当社テクニカルセンターにおいて実施しており、主要課題として地球環境に優しい環境配慮型新製品を重点に「各種表面処理技術の研究」「工具材料として希少金属の有効利用」「差別化新製品の開発と製品群の拡充」「新規市場分野向け高精度工具開発及び製造技術の研究」などを中心に研究開発し、グローバルに製品販売しております。当連結会計年度の主な成果としましては、アルミ合金の穴仕上げ加工に用いる「マイクロ3Dブレーカ付きPCDリーマ」を開発いたしました。PCDリーマとは刃先に多結晶ダイヤモンド(PCD)をろう付けした工具で、自動車産業で多く使われています。アルミ合金製自動車部品のリーマ加工では、切りくずが工具へ巻き付くことや、部品の洗浄後にも切りくずが残留するなど、切りくずの制御不良による課題がありました。そこで、PCDの刃先に形成するチップブレーカの形状を最適化することで、切りくずを効果的に分断することができる新しいチップブレーカを開発しました。メカトロテックジャパン2019において正式に発売開始し、ユーザーにおける切りくずに関わる課題の解決や生産性の向上が確認できています。近年、当社が新規開拓として取組みを強化している自動車産業における高精度工具の売り上げ拡大を図ります。なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は296百万円となっております。
FY2019|567 文字
5【研究開発活動】当社グループはグローバルな市場で高度なものづくりに対応するため、切削加工における「長寿命化」「高精度化」「低騒音化」などの市場ニーズを解決する高付加価値工具及び周辺技術の研究開発を行っております。主な活動は、当社テクニカルセンター内の研究開発部において実施しており、主要課題として地球環境に優しい環境配慮型新製品を重点に「各種表面処理技術の研究」「工具材料として希少金属の有効利用」「差別化新製品の開発と製品群の拡充」「新規市場分野向け高精度工具開発及び製造技術の研究」などを中心に研究開発し、グローバルに製品販売しております。当連結会計年度の主な成果としましては、耐摩耗性と耐食性を兼ね備えた、新たな古紙離解用刃物を開発いたしました。離解用刃物とは、回収した古紙から古紙パルプを製造する設備で使用される特殊な刃物で、温水と薬品を混ぜた液中で、古紙を撹拌・溶解しながら、異物の除去もおこなうものです。液中は、粘性の高い状態であり、非常に過酷な環境で使用されております。刃物の寿命要因となる欠損・摩耗・腐食に対してバランスよく耐性を持つ再研磨タイプの刃物を開発することで、近年、当社が新規開拓として取り組んでいる製紙関連業界での売上拡大を図ります。なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は277百万円となっております。
FY2018|665 文字
5【研究開発活動】当社グループはグローバルな市場で高度なものづくりに対応するため、切削加工における「長寿命化」「高精度化」「低騒音化」などの市場ニーズを解決する高付加価値工具及び周辺技術の研究開発を行っています。主な活動は、当社テクニカルセンター内の研究開発部において実施しており、主要課題として地球環境に優しい環境配慮型新製品を重点に「各種表面処理技術の研究」「工具材料として希少金属の有効利用」「差別化新製品の開発と製品群の拡充」「新規市場分野向け高精度工具開発及び製造技術の研究」などを中心に研究開発し、グローバルに製品販売しています。当連結会計年度の主な成果としましては、新製品「Nova Panel Pro」を開発いたしました。化粧貼りパーティクルボードやMDFなどの木質ボードは、キッチンやキャビネットなどの家具、ドアや戸などの建具に幅広く使用されており、生産は世界的に増加傾向にあります。この木質ボードの切断に用いられるPCD(多結晶ダイヤモンド焼結体)チップソーは、一般的な超硬合金製チップソーと比較して刃金の耐摩耗性が高く工具寿命が長いといったメリットがある一方、切れ味が悪い、刃先が欠損し易い、イニシャルコストが高いなどのデメリットもあります。これらの諸課題を解決する、新たなコンセプトの新製品「Nova Panel Pro」を開発し、平成29年10月開催の日本木工機械展/ウッドエコテック2017において技術優秀賞を受賞いたしました。なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は2億7千4百万円となっております。
FY2017|692 文字
6【研究開発活動】当社グループはグローバルな市場で高度なものづくりに対応するため、切削加工における「長寿命化」「高精度化」「低騒音化」などの市場ニーズを解決する高付加価値工具及び周辺技術の研究開発を行っています。主な活動は、当社テクニカルセンター内の研究開発部において実施しており、主要課題として地球環境に優しい環境配慮型新製品を重点に「各種表面処理技術の研究」「工具材料として希少金属の有効利用」「差別化新製品の開発と製品群の拡充」「新規市場分野向け高精度工具開発及び製造技術の研究」などを中心に研究開発し、グローバルに製品販売しています。当連結会計年度の主な成果としましては、産業機械や輸送機器の各種摺動部材にディンプル(くぼみ)加工を施すことで、摩擦損失低減による動力の低減や部品の寿命向上といった省エネルギー化に寄与する、微小断続切削技術(以下、「タイリング加工※」と呼ぶ)を開発いたしました。このタイリング加工により様々な寸法・摩擦特性の要求に対応可能なテクスチャリングを形成することが可能となり、自動車をはじめ、工作機械、家電、建設機械、火力発電、風力発電、航空機、船舶など各種部品に応用していきます。また、前連結会計年度に開発・販売を開始した「多刃ダイヤフェースミル」が、自動車のアルミ部品の平面仕上げ加工において、従来品を大きく上回る高速・高能率加工を実現したことを評価され、日本機械工具工業会において「平成28年度 技術功績賞」を受賞いたしました。なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は2億5千8百万円となっております。※ 「タイリング加工」は当社の登録商標です。
FY2016|806 文字
6【研究開発活動】当社グループはグローバルな市場で高度なものづくりに対応するため、切削加工における「長寿命化」「高精度化」「低騒音化」などの市場ニーズを解決する高付加価値工具及び周辺技術の研究開発を行っています。主な活動は、当社テクニカルセンター内の研究開発部において実施しており、主要課題として地球環境に優しい環境配慮型新製品を重点に「各種表面処理技術の研究」「工具材料として希少金属の有効利用」「差別化新製品の開発と製品群の拡充」「新規市場分野向け高精度工具開発及び製造技術の研究」などを中心に研究開発し、グローバルに製品販売しています。当連結会計年度の主な成果としましては、精密刃具類では当社独自のロー付け及び高精度刃付け技術により他社よりダイヤを高精度に多数配列することで、アルミダイキャスト製自動車部品などを平滑で高速に加工できる「カッタタイプ多刃ダイヤフェイスミル」を開発いたしました。また、プラスチックの原料であるペレットと呼ばれる粒状小片を長寿命で安定して製造するために使用される刃物である「ペレタイザー用回転刃」を開発いたしました。さらに、米国やオセアニア各地で木材の縦継接合用として古くから用いられている工具に特殊表面処理することで従来と同じ使い勝手でランニングコストを大幅に低減した「New勾玉式フィガーカッター」を開発しました。丸鋸類では、木質ボードの切断に使用される最高品質で安定して長寿命な「スーパーボードプロⅢ」を開発しました。また、製材やムク木材の小割り市場で丸鋸の振動模様やナイフマークの少ない切断面品質を実現することで高い製材品質や後工程を省略又は低減できる「SF-Saw HVタイプ」を開発しました。本製品はポートメッセなごやで開催された2015年日本木工機械展において「技術優秀賞」を受賞いたしました。なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は2億6千万円となっております。