5966

京都機械工具(5966)に経済的な堀はあるか

金属製品 建設・資材

株価

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2017 82 7 5 3 4.9 37.8 13.0 70.1
FY2018 75 4 3 1 3.7 145.3 72.7
FY2019 79 7 4 4 3.9 156.5 65.0 73.0
FY2020 83 7 6 7 5.9 243.2 70.0 73.5
FY2021 73 5 3 5 3.3 141.2 75.0 76.3
FY2022 79 7 5 8 4.7 208.1 70.0 74.8
FY2023 84 8 6 -2 5.3 243.9 70.0 76.0
FY2024 84 9 6 3 5.2 264.4 80.0 74.8
FY2025 90 8 5 -2 4.4 224.6 80.0 75.2
FY2026 83 8 5 4 4.0 207.7 85.0 79.9

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

「KTC」ブランドは一定の認知度を持つが、業界内での圧倒的なブランド力や特許による独占的なIPは限定的。特定の専門分野での強みはあるものの、広範な無形資産による競争優位性はまだ弱い。

スイッチングコスト2/5

プロフェッショナル向けの工具は、品質や使い慣れたブランドへの信頼から、安易な乗り換えが起こりにくい側面がある。しかし、価格や機能で代替可能な製品も多く、スイッチング・コストは中程度。

ネットワーク効果0/5

工具という製品特性上、ユーザーが増えることで製品価値が向上するネットワーク効果は基本的に見られない。

コスト優位2/5

長年の製造ノウハウによる効率化や、一部海外生産の活用でコスト競争力を維持しようとしている。しかし、大手競合と比較して構造的なコスト優位性は明確ではない。

規模の経済3/5

自動車整備用工具を中心に、国内市場で一定のシェアを持つ。業界全体が成熟している中で、特定のニッチ市場においては、規模の経済を活かした効率的な生産・供給体制を構築していると考えられる。

競合との比較優位

強気シナリオ

国内自動車整備市場における安定した需要の継続

高付加価値製品(限定品、プロ向け高級ライン)の拡充による収益性向上

海外市場への展開強化による新たな収益源の確保

弱気シナリオ(モート侵食)

国内自動車保有台数の減少やEVシフトによる整備需要の変化

中国・台湾メーカーなど低価格帯製品の攻勢による価格競争の激化

新興国メーカーによる品質向上と価格破壊の同時進行

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、京都機械工具が長年培ってきた国内自動車整備市場における地位を急速に失うシナリオが考えられる。具体的には、自動車保有台数の減少が予想以上に加速し、かつ、電気自動車(EV)へのシフトが内燃機関車向けの工具需要を急速に陳腐化させる場合である。さらに、競合他社が、単なる低価格攻勢に留まらず、品質・機能面で京都機械工具の製品を凌駕しつつ、それを低コストで実現する技術革新を起こした場合、同社の価格決定力やブランドロイヤリティは大きく損なわれるだろう。また、グローバルサプライチェーンの混乱や原材料費の高騰が、同社のコスト優位性をさらに侵食し、収益性を悪化させる可能性も否定できない。

5年後のモート予測

強気

国内整備市場の安定と高付加価値製品の伸長、海外展開の成功により、緩やかながらも着実な増収増益を達成する。

中立

国内市場は横ばいだが、コスト管理とニッチ市場でのシェア維持により、安定した収益を確保する。

弱気

EVシフトの加速と低価格競合の台頭により、国内市場でのシェア低下と価格競争に巻き込まれ、収益が悪化する。

直近の適時開示

同業他社

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