中西製作所(5941)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 259 | 22 | 14 | 17 | 10.9 | 226.3 | 34.0 | 62.9 |
| FY2018 | 269 | 19 | 13 | -13 | 9.2 | 207.4 | 35.0 | 58.0 |
| FY2019 | 256 | 13 | 10 | -12 | 6.4 | 151.8 | 29.0 | 59.0 |
| FY2020 | 293 | 13 | 9 | 15 | 5.9 | 146.0 | 30.0 | 61.2 |
| FY2021 | 286 | 13 | 9 | 6 | 5.7 | 147.8 | 32.0 | 63.2 |
| FY2022 | 301 | 16 | 11 | 19 | 6.6 | 177.3 | 40.0 | 65.5 |
| FY2023 | 307 | 11 | 8 | -17 | 4.6 | 127.4 | 32.0 | 67.4 |
| FY2024 | 366 | 20 | 15 | 39 | 7.9 | 241.4 | 73.0 | 65.7 |
| FY2025 | 399 | 26 | 18 | -34 | 8.8 | 287.8 | 87.0 | 67.1 |
| FY2026 | 410 | 30 | 22 | -9 | 9.8 | 356.8 | 110.0 | 66.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
中西製作所は特定のブランド力や特許、規制ライセンスに関する公開情報が限定的であり、無形資産による競争優位性は現時点では明確に確認できない。
自動車部品や建設機械部品など、高い品質と信頼性が求められる分野で長年の実績を持つ。顧客は仕様変更やサプライヤー変更にコストやリスクを伴う可能性があるが、代替可能な部品も存在し、スイッチング・コストは限定的と考えられる。
中西製作所の事業モデルは、プラットフォームやマーケットプレイスのようなネットワーク効果を生み出す構造ではなく、ネットワーク効果による競争優位性は見られない。
金属加工における長年の経験とノウハウは効率的な生産に寄与する可能性があるが、他社と比較した構造的なコスト優位性を示す具体的な情報は乏しい。為替変動や原材料価格の影響を受けやすい。
金属プレス加工業界において一定の規模を持つが、業界全体で見ると多数の競合が存在する。特定のニッチ市場での優位性は考えられるものの、圧倒的な効率規模による寡占状態には至っていない。
競合との比較優位
強気シナリオ
EVシフトやインフラ投資拡大による自動車・建設機械分野での需要増加
高精度・高品質な金属加工技術のさらなる深化と新規分野への応用
M&Aやアライアンスによる事業領域の拡大と収益基盤の強化
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客である自動車業界の景気変動リスク
原材料価格の高騰やサプライチェーンの混乱による収益圧迫
競合他社による技術革新や低価格攻勢への対応遅れ
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
中西製作所の競争優位性が失われるシナリオは、主要顧客である自動車業界や建設機械業界が構造的に縮小し、代替需要が生まれない状況が長期化することである。また、同社が長年培ってきた金属加工技術が陳腐化し、競合他社がより低コストで高品質な製品を開発・提供できるようになること。さらに、顧客が容易に代替可能なサプライヤーを見つけられるようになり、スイッチング・コストがほぼゼロになる状況も考えられる。グローバルなサプライヤーとの価格競争に巻き込まれ、利益率が著しく低下することも、同社の持続可能性を脅かす要因となるだろう。
5年後のモート予測
EV・インフラ需要を取り込み、高付加価値製品へのシフトが進むことで、売上・利益ともに堅調に成長。技術力と品質で優位性を維持し、収益性は改善傾向。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな需要増に対応。一部製品の値上げやコスト削減努力により、利益率は横ばい傾向で推移。
自動車業界の不振や競争激化により、売上・利益ともに伸び悩む。原材料価格高騰の影響を受けやすく、収益性は悪化。新規事業の開拓も遅れる。