6【研究開発活動】当社グループは、国産メーカーとして創業当初から「かけがえのない生命を守る」という崇高な医療行為を支え、独創的かつ効果的なディスポーザブル医療機器を開発・製造することに邁進してまいりました。また、環境が大きく変化する中、多様化、高度化する医療現場のニーズ(特に患者様のQOL向上)に対応した製品を具現化すべく、自社での研究開発・製造のみならず、国内外の各種メーカーのご協力もいただきながら、多くの製品を開発・製造してまいりました。そういった中、当社は設立50周年を迎えるにあたり、10年後の“ありたい姿”を見据えた将来構想を策定いたしました。中期経営計画・2027(2025年~2027年)においては、今中期が10年後の“ありたい姿”に向けた「基盤の構築、成長領域への投資」と位置付け、重点施策として「ブランドと知名度の向上」「社会への貢献」「従業員のやりがい」を掲げています。これを受け、開発部門としましては、新製品開発における利益の最大化を目指し、取り組んでまいりました。2025年はPEG分野として、バンパー型胃瘻ボタン(長期留置タイプ)の「フェイシルPEGキット」及び「フェイシルPEGボタン」に対して、24Frの2品目を追加発売いたしました。また、2026年からは開発部門を「URO」「PEG」「ENDOSCOPY」の3グループに分け、泌尿器分野を成長分野、胆肝膵・ディスポ内視鏡・ラパロを探索分野とし、開発テーマを絞り込むとともに、人材・資金・時間の選択と集中により、新製品開発のスピード化と製品ラインナップの充実を図ってまいります。さらに、社会貢献を実現するために、マーケティング部門や営業部門と連携し、医療従事者の負担軽減および患者のQOL向上を据えた製品開発にも取り組んでまいります。なお、当連結会計年度の研究開発費は、860百万円(売上高比率6.3%)となっております。 (1)日本当社研究開発部門の2025年12月期末の在籍者数は52名であり、現在、本中期3ヵ年にて取り組んでいる研究開発活動は、下記の通りです。 ① 泌尿器分野2024年10月に、抗菌剤を付与したクリニー抗菌フォーリーカテーテル及びトレイキットを発売し、今年はそのラインナップ追加として、2026年2月に「クリニー抗菌フォーリートレイキット(精密尿量計付)」を発売する予定です。引き続き、当社の主力分野として、今後は温度センサー機能のついた抗菌フォーリーカテーテルの開発を進めていきます。その他、腎瘻製品のリニューアルや、自己導尿関連製品のラインナップ追加を始め、上部泌尿器関連製品等、幅広く製品開発を進めてまいります。 ② 消化器分野リングラクーン(胆管造影用カテーテル)を2026年3月に発売予定です。本製品は、メジャー機能をカテーテル側に備えることで、ありそうだが実は今までになかった痒いところに手が届く製品になります。留置するステントのサイズを決定する際の狭窄部の長さの誤測定(患者へのリスク)の低減と、手技を中断して狭窄部位の長さを測定する手間(医療者の負担)軽減に寄与する製品となります。リングラクーンとの相乗効果を狙い、本分野の主軸製品である内視鏡用ガイドワイヤ ブルネロの0.035inchのサイズ展開を2027年3月、現行のブルネロのデリバリー性能及びⅩ線視認性を強化したブルネロ2を2027年度中に発売するべく開発を進めております。 ③ PEG分野2010年に発売したバルーンボタンガイドワイヤーセットに、2016年に発売したリークブロックタイプの機能を付与した改良版を2027年に発売を予定しています。また、2020年に発売したフェイシルPEGキットについて、市場要望からのリニューアルを進めており、2027年にフェイシルボタンⅡ(仮称)の発売を予定しています。今後も更なる利便性の向上と共に、同分野のデバイス開発を進めてまいります。 (2)日本以外欧州医療機器規則(MDR)に準拠し、欧州各国への製品販売を展開しているほか、2026年には、ドイツ向けの経皮的瘻用カテーテルキット、胃壁固定具ⅡのOEM品販売を計画しております。また、2018年からブラジル向けに、主に胃瘻関連製品のOEM品販売を開始しており、現在も順調に販売しております。さらに、ASEAN各国では、タイ、マレーシア、インドネシアへの製品展開を行っており、今後の販売拡大が期待されております。また、シンガポールへの製品展開も予定しております。現在注力しているインドについては、現地販売子会社を立ち上げ、イントリーフ、マイクロカテーテル、パッセ、S-Bチューブの販売強化を計画しております。また、その他製品についても順次製品化を計画しております。
FY2024|1,696 文字
6【研究開発活動】当社グループは、国産メーカーとして創業当初から「かけがえのない生命を守る」という崇高な医療行為を支え、独創的かつ効果的なディスポーザブル医療機器を開発・製造することに邁進してまいりました。また、環境が大きく変化する中、多様化、高度化する医療現場のニーズ(特に患者様のQOL向上)に対応した製品を具現化すべく、自社での研究開発・製造のみならず、国内外の各種メーカーのご協力もいただきながら、多くの製品を開発・製造してまいりました。そのような中、開発部門としましては、中期経営計画・2025(2023年~2025年)の重点施策として掲げられた「国内販売の拡大」「海外販売への展開」「新製品の自社開発」に対して、自社開発品(新製品・改良品)の積極的な上市に向けて取り組んでまいりました。2023年には、PEG栄養投与で使用する“クリニー Y ポート接続チューブ(旧規格コネクタ付き)”を発売し、2024年も新製品の発売をおこないました。また、サステナビリティへの取り組みとして、「製品の安全性確保」「QOLに配慮した製品開発」「環境に配慮した製品開発」への取り組みも開発部門のマテリアリティ(重要課題)として取り組んでおります。なお、当連結会計年度の研究開発費は、835百万円(売上高比率6.4%)となっております。 (1)日本当社研究開発部門の2024年12月期末の在籍者数は55名であり、現在、本中期3ヵ年にて取り組んでいる研究開発活動は、下記の通りです。 ① 消化器分野本分野の主軸製品となるガイドワイヤについて、シーキング性能に重きを置き、デリバリー性能も有する製品の開発を進め、2024年3月に“内視鏡用ガイドワイヤ ブルネロ”を発売しました。硬さやサイズにバリエーションを持たせ、本製品をより幅広いユーザーに使用して頂けるよう、ラインナップの拡充を計画しています。このガイドワイヤとの併用による相乗効果を狙い、2026年には造影カテーテルを発売すべく、現在開発を進めています。 ② 泌尿器分野2024年10月に、抗菌剤を付与したフォーリーカテーテル“クリニー抗菌フォーリーカテーテル”及び付属品をキット化した“クリニー抗菌フォーリートレイキット”を発売しました。引き続き、導尿や採尿、トレイキット関連製品の原価低減を考慮した改良及び製品開発を進めてまいります。 ③ PEG分野2020年に発売した、食道がんや咽頭がんなどにより、経口的な栄養投与ができない症例に対して用いるボタン型造設キット“フェイシルPEGキット”及びボタン型交換用カテーテル“フェイシルボタン”に対して、2024年12月に両製品の24Frサイズを追加発売しました。また、栄養投与の際に併用する製品として、2023年7月に“クリニー Y ポート接続チューブ(旧規格コネクタ付き)”、2024年12月に“フェイシルボタン用接続チューブ”を発売しました。今後も更なる利便性の向上と共に、同分野のデバイス開発を進めてまいります。 また、動物医療の市場へも着目し、現有ノウハウを生かして、2023年は4品目“PEG交換パーツセット”“多目的チューブ”“大動物用栄養カテーテル”“大動物用尿道カテーテル”に続いて、2024年は2品目“動物用翼状針”“大型動物用気管内チューブ(サイズ追加)”の新製品を発売しました。 (2)日本以外欧州医療機器規則(MDR)に準拠し、欧州各国への製品販売を展開しているほか、2025年には、ドイツ向けの経皮的瘻用カテーテルキット、胃壁固定具ⅡのOEM品販売を計画しております。また、2018年からブラジル向けに、主に胃瘻関連製品のOEM品販売を開始しており、現在も順調に販売しております。さらに、ASEAN各国では、タイ、マレーシアへの製品展開を行っており、今後の製品受注が期待されております。現在注力しているインドについては、マイクロカテーテル、パッセ、S-Bチューブの製品化を計画しており、既に販売開始している製品に加え、より多数のラインナップで利益拡大を計画しております。
FY2023|1,490 文字
6【研究開発活動】当社グループは、国産メーカーとして創業当初から「かけがえのない生命を守る」という崇高な医療行為を支え、独創的かつ効果的なディスポーザブル医療機器を開発・製造することに邁進してまいりました。また、環境が大きく変化する中、多様化、高度化する医療現場のニーズ(特に患者様のQOL向上)に対応した製品を具現化すべく、自社での研究開発・製造のみならず、国内外の各種メーカーのご協力もいただきながら、多くの製品を開発・製造してまいりました。その結果として、2022年には、膀胱留置用カテーテルとなる“オールシリコーンフォーリーカテーテル(先端開口タイプ)”を発売し、現在もなお市場にて高い評価をいただいております。なお、当連結会計年度の研究開発費は、850百万円(売上高比率6.8%)となっております。また、中期経営計画・2025(2023年~2025年)においては、サステナビリティへの取り組みとして、「製品の安全性確保」、「QOLに配慮した製品開発」、「環境に配慮した製品開発」への取り組みも開発部門のマテリアリティ(重要課題)として取り組んでおります。 (1)日本当社研究開発部門の2023年12月期末の在籍者数は47名であり、現在、本中期3ヵ年にて取り組んでいる研究開発活動は、下記の通りです。 ① 消化器分野本中期3ヵ年においては、カテーテル留置に併用して用いるシーキング性能とデリバリー性能を有するガイドワイヤの開発及び、ガイドワイヤと併用するデバイスの発売を計画していると共に、同分野の既存デバイスの改良を進めております。 ② 泌尿器分野尿道狭窄症などにより、排尿障害を発症した場合において、ガイドワイヤで狭窄部を越えたあとにガイドワイヤに被せて挿入できる膀胱留置用カテーテルとなる“オールシリコーンフォーリーカテーテル(先端開口タイプ)”を2022年に発売しました。本中期3ヵ年においても導尿や採尿、膀胱洗浄等を行う時に必要なフォーリーカテーテルのラインナップ追加品の発売を計画していると共に、同分野のデバイス開発を進めております。 ③ PEG分野食道がんや咽頭がんなどにより、経口的な栄養投与ができない症例に対して用いるボタン型造設キットとなる“フェイシルPEGキット”及びボタン型交換カテーテルとなる“フェイシルボタン”を2020年に発売しました。本中期3ヵ年においても前述の製品におけるサイズラインナップ追加となる製品の発売を計画していると共に、同分野のデバイス開発を進めております。 中期経営計画・2025の初年度(2023年)に掲げた「国内販売の拡大」、「新製品の自社開発」への取り組みとして、引き続き自社開発品(新製品・改良品)の積極的な上市に取り組んでおります。また、動物医療の市場へも着目し、現有ノウハウを生かして、2023年は4品目の新製品を発売しました。 (2)日本以外当社グループが開発・製造してきた百数十品目のノウハウを生かして、各国の市場ニーズに合致した製品を提供するため、OEM・ODM供給を含めた新規開発や改良に取り組んでおります。また国外、特に中国やASEAN諸国といったアジア圏各国への進出強化に向け、薬事・開発体制を含めた製品化までの新しい開発プロセスを構築し、2021年度から本格的にASEAN諸国へPEG分野・泌尿器分野の製品を主軸として発売しました。また、新たにインド及びインドネシアのライセンスを取得したことから、中期経営計画・2025ではPEG分野・泌尿器分野・血管分野の製品を主軸として販売を計画しております。
FY2022|1,334 文字
5【研究開発活動】当社グループは、国産メーカーとして創業当初から「かけがえのない生命を守る」という崇高な医療行為を支え、独創的かつ効果的なディスポーザブル医療機器を開発・製造することに邁進してまいりました。また、環境が大きく変化する中、多様化、高度化する医療現場のニーズ(特に患者様のQOL向上)に対応した製品を具現化すべく、自社での研究開発・製造のみならず、国内外の各種メーカーのご協力もいただきながら、多くの製品を開発・製造してまいりました。その結果として、2022年には、膀胱留置用カテーテルとなる “オールシリコーンフォーリーカテーテル(先端開口タイプ)”を発売し、市場にて高い評価をいただいております。なお、当連結会計年度の研究開発費は、882百万円(売上高比率7.2%)となっております。 (1)日本当社研究開発部門の2022年12月期末の在籍者数は51名であり、現在、本中期3ヵ年にて取り組んでいる研究開発活動は、下記の通りです。 ① 消化器分野本中期3ヵ年においては、カテーテル留置に併用して用いるシーキンク性能とデリバリー性能を有するガイドワイヤの開発及び、ガイドワイヤと併用するデバイスの発売を計画していると共に、同分野の既存デバイスの改良を進めております。 ② 泌尿器分野尿道狭窄症などにより、排尿障害を発症した場合において、ガイドワイヤで狭窄部を越えたあとにガイドワイヤに被せて挿入できる膀胱留置用カテーテルとなる “オールシリコーンフォーリーカテーテル(先端開口タイプ)”を2022年に発売しました。本中期3ヵ年においても導尿や採尿、膀胱洗浄等を行う時に必要なフォーリーカテーテルのラインナップ追加品の発売を計画していると共に、同分野のデバイス開発を進めております。 ③ PEG分野食道がんや咽頭がんなどにより、経口的な栄養投与ができない症例に対して用いるボタン型造設キットとなる“フェイシルPEGキット”及びボタン型交換カテーテルとなる“フェイシルボタン”を2020年に発売しました。本中期3ヵ年においても前述の製品におけるサイズラインナップ追加となる製品の発売を計画していると共に、同分野のデバイス開発を進めております。 初年度となる本中期経営計画に掲げた「国内販売の拡大」、「新製品の自社開発」への取り組みとして、引き続き自社開発品(新製品・改良品)の積極的な上市に取り組んでおります。また、動物医療の市場へも着目し、現有ノウハウを生かして、2022年は3品目の新製品を発売しました。 (2)日本以外当社グループが開発・製造してきた百数十品目のノウハウを生かして、各国の市場ニーズに合致した製品を提供するため、OEM・ODM供給を含めた新規開発や改良に取り組んでおります。また国外、特に中国やASEAN諸国といったアジア圏各国への進出強化に向け、薬事・開発体制含めた製品化までの新しいプロセスを構築し、2021年度から本格的にASEAN諸国へPEG分野・泌尿器分野の製品を主軸として発売しました。インド及びインドネシアのライセンスを取得したことから、2023年はPEG分野・泌尿器分野・血管分野の製品を主軸として販売を計画しております。
FY2021|1,430 文字
5【研究開発活動】当社グループは、国産メーカーとして創業当初から「かけがえのない生命を守る」という崇高な医療行為を支え、独創的且つ効果的なディスポーザブル医療機器を開発・製造することに邁進してまいりました。また、環境が大きく変化する中、多様化、高度化する医療現場のニーズ(特に患者様のQOL向上)に対応した製品を具現化すべく、自社での研究開発・製造のみならず、国内外の各種メーカーのご協力もいただきながら、多くの製品を開発・製造してまいりました。その結果として、本中期経営計画の2年目にあたる2021年には、膀胱用画像診断装置「クリニースキャン」、ISO 80369-3コネクタ専用の洗浄ブラシ「クリニーブラシ」を発売し、市場にて高い評価をいただいております。なお、当連結会計年度の研究開発費は、785百万円(売上高比率6.7%)となっております。 (1)日本当社研究開発部門の2021年12月期末の在籍者数は50名であり、現在、本中期経営計画にて取り組んでいる研究開発活動は、下記の通りです。 ① 消化器分野患者様のQOL向上を主目的に、日本でも増加している大腸がん用のステントを、2020年に発売して、市場では高い評価をいただいております。また、早期発見が難しい胆管・胆道がん等の罹患時に必要な処置・治療に用いる製品ラインナップの拡充を目的として、2022年には同分野向けの新製品発売を計画していると共に、引き続き同分野のデバイス開発を進めております。 ② 泌尿器分野本中期経営計画に掲げた「次代の長期戦略ビジョンの構築」への取り組みとして、重点戦略分野である同分野においては、2021年に超音波を用いて体内(膀胱)の形状、性状または動態を可視化し、診断することを目的とした膀胱用画像診断装置“クリニースキャン”を発売しました。また、膀胱内に挿入し、導尿や採尿、膀胱洗浄等を行う時に必要なフォーリーカテーテルのラインナップ追加品の発売を計画すると共に、引き続き同分野のデバイス開発を進めております。 ③ PEG分野食道がんや咽頭がんなどにより、経口的な栄養投与ができない症例に対して、従前の病院での栄養投与療法に加え、在宅介護でも用いるボタン型造設キット “フェイシルPEGキット”及びボタン型交換カテーテル “フェイシルボタン”を2020年に発売し、より衛生的にご使用いただけるよう、2021年は専用の洗浄ブラシを発売しました。 最終年度となる2022年は、本中期経営計画に掲げた「次代の長期戦略ビジョンの構築」への取り組みとして、泌尿器分野、並びに胆肝膵分野を重点分野に位置付け、引き続き製品ラインナップの拡充を目的に新製品開発に取り組んでおります。また、動物医療の市場へも着目し、現有ノウハウを生かして、新たな新製品開発を目指してまいります。 (2)日本以外当社グループが開発・製造してきた百数十品目のノウハウを生かして、各国の市場ニーズに合致した製品を提供するため、OEM・ODM供給を含めた新規開発や改良に取り組んでおります。また国外、特に中国やASEAN諸国といったアジア圏各国への進出強化に向け、薬事・開発体制含めた製品化までの新しいプロセスを構築し、2021年から血管分野・PEG分野・泌尿器分野の製品を主軸として本格的にASEAN諸国へ発売しました。2022年も引き続き、ASEAN諸国へ海外専用PEG造設キットの販売を計画しております。
FY2020|1,233 文字
5【研究開発活動】当社グループは、国産メーカーとして、創業当初から「かけがえのない生命を守る」という崇高な医療行為を支え、独創的且つ効果的なディスポーザブル医療機器を開発・製造することに邁進して参りました。また環境が大きく変化する中、多様化、高度化する医療現場のニーズ(特に患者様のQOL向上)に対応した製品を具現化すべく、自社での研究開発・製造のみならず、国内外の各種メーカーのご協力も頂きながら、多くの製品を開発・製造してまいりました。その結果として、本中期経営計画の初年度にあたる2020年度には、大腸がん用のステント、人工呼吸に用いるクリニートラキオストミーチューブ(二重管)やPEG用のボタン型造設キット及び同交換カテーテルの市場提供を開始して、市場にて高い評価を頂いています。なお、当連結会計年度の研究開発費は、630百万円(売上高比5.8%)となっております。 (1)日本当社研究開発部門の2020年12月期末の在籍者数は49名であり、現在、本中期経営計画にて取り組んでいる研究開発活動は、下記の通りです。 ① 消化器分野患者様のQOL向上を主目的に、日本でも増加している大腸がん用のステントを、2020年度に発売しました。また引き続き、早期発見が難しい胆管・胆道がん等の罹患時に必要な処置・治療に用いる製品ラインナップの拡充を目的に、関連デバイスの開発を進めております。 ② 麻酔分野難病指定されている筋ジストロフィーや筋萎縮性側索硬化症(英語:Amyotrophic lateral sclerosis、略称: ALS)などに必要な人工呼吸法に用いる製品のラインナップ追加品として、クリニートラキオストミーチューブ(二重管)を2020年度に発売しました。 ③ PEG分野食道がんや咽頭がんなどにより、経口的な栄養投与ができない症例に対して、従前の病院での栄養投与療法に加え、急増する在宅介護における栄養投与療法に用いるボタン型造設キットとなる“フェイシルPEGキット”及びボタン型交換カテーテルとなる“フェイシルボタン”を2020年度に発売しました。また2021年度は、前述の製品におけるサイズラインナップ追加となる製品の発売を予定しています。 上記に加え、中期経営計画に掲げた「次代の長期戦略ビジョンの構築」に対する取り組みとして、重点戦略分野である泌尿器分野においては、引き続き製品ラインナップの拡充を目的に製品開発に取り組んでいます。 (2)日本以外当社グループが開発・製造してきた百数十品目のノウハウを生かして、各国の市場ニーズに合致した製品を提供する為、新規開発や改良に取り組んでいます。また国外、特に中国やASEAN諸国といったアジア圏各国への進出強化に向け、薬事・開発体制含めた製品化までの新しいプロセスを構築しつつ、2021年度から本格的にASEAN諸国へ主に血管分野、PEG分野、泌尿器分野の製品を主軸として発売していく予定です。
FY2019|931 文字
5【研究開発活動】当社グループは、国産メーカーとして、創業当初から「かけがえのない生命を守る」という崇高な医療行為を支え、効果的なディスポーザブル医療機器を開発・製造することに邁進して参りました。また、多様化する医療現場のニーズ(特に患者様のQOL向上)に対応した製品を具現化すべく、自社での研究開発・製造のみならず、国内外の各種メーカーのご協力も頂きながら、多くの製品を開発・製造してまいりました。その結果として、前中期3ヵ年には、食道拡張用バルーンカテーテルやセフティ ファストキャスの提供を開始して、市場にて高い評価を頂いています。なお、当連結会計年度の研究開発費は、637百万円(売上高比5.9%)となっております。 (1)日本現在、今中期3ヵ年にて取り組んでいる研究開発活動は、下記の通りです。 ① 消化器分野患者様のQOL向上を主目的に、日本でも増加している大腸がん用のステントを、2019年に製造販売承認を取得して、今年から提供を開始しました。また早期発見が難しい胆管・胆道がん等の罹患時に必要な処置・治療に用いる製品ラインナップの拡充を目的に、関連デバイスの提供を今年に予定しております。 ② 麻酔分野難病指定されている筋ジストロフィーや筋萎縮性側索硬化症(英語:Amyotrophic lateral sclerosis、略称: ALS)などに必要な人工呼吸法に用いる製品ラインナップの拡充を目的に、関連デバイスの提供を今年に予定しています。 ③ PEG分野食道がんや咽頭がんなどにより、経口的な栄養投与ができない症例に対して、従前の病院での栄養投与療法に加え、急増する在宅介護における栄養投与療法に用いる製品ラインナップの拡充を目的に、「ボタン型カテーテル」の提供を今年に予定しています。 上記に加え、中期経営計画に掲げた「次代の長期戦略ビジョンの構築」に対する取り組みとして、重点戦略分野である泌尿器分野においては、引き続き製品ラインナップの拡充を目的に製品開発に取り組んでいます。 (2)日本以外当社グループが開発・製造してきた百数十品目のノウハウを生かして、各国の市場ニーズに合致した製品を提供する為、新規開発や改良に取り組んでいます。