研究開発費(時系列)
| 年度 | R&D費用(億円) | 設備投資(億円) |
| 2025-03 |
- |
32 |
| 2024-03 |
- |
15 |
| 2023-03 |
- |
9 |
| 2022-03 |
- |
7 |
| 2021-03 |
- |
9 |
研究開発活動(本文)
FY2025|2,649 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、「くらし」「ものづくり」「エネルギー」「いのち」「レジャー」の5つをキーテーマとして、基礎技術を発展させ、自然環境の保全、省エネルギーに貢献する製品や心の豊かさに繋がる製品の開発に注力しております。当連結会計年度の研究開発費の総額は1,518百万円であります。 当連結会計年度におけるセグメント別の主な研究開発活動は次のとおりであります。(1) 産業用資材工業用品部門の自動車事業では、カーボンニュートラルの動きに呼応して、電気自動車をはじめ、燃料電池自動車やハイブリッド車に搭載される、電池、流体制御機器、軽量化部品、熱マネジメント部品に対応した製品開発に注力しており、車載用リチウムイオンバッテリーの熱暴走対策として、防爆弁と熱膨張耐火断熱材『フレガード(R)』を上市しております。さらに次世代燃料として期待される、水素、アンモニア、e-fuel、バイオ燃料(アルコール燃料含む)等について、その使用環境において耐性のある材料開発も継続しております。また、住宅設備機器事業では、永く安定して機能部品を供給している実績を背景に、環境への負荷が少ないエネルギーに対応した製品の開発、サステナビリティに目を向けた新材料の開発、ゴムと樹脂等の複合品開発を促進し新たな価値創造をしていきます。さらに災害に備える製品にも着目し、火災被害を抑制する熱膨張断熱材料、非常用のマグネシウム空気電池など、くらしに欠かせない製品を上市しております。制御機器部門では、精密な流体制御を要する半導体製造装置向け機器や医療機器向け製品の拡充に取組んでおります。医療分野では、医療用グレードのシリコーンを用いた各種製品の製造、および製薬業界で需要が高まるシングルユース製品の構成部材開発に注力しております。また、流体制御技術を応用した精密レギュレータの開発においては、医療機器メーカーとの戦略的パートナーシップのもと、ISO13485に準拠した厳格な品質管理体制を構築し、製品化を推進しております。さらに主力製品である低摩擦エアシリンダにおいては、エアベアリングやダイヤフラム方式を軸に新たな精密シリンダについても開発を進めており、これら要素機器にソフト技術を加え、位置や力を精密に制御するユニット製品の標準品開発に取り組んでいます。また医療・分析機器に使用される各種ガス・液体を精密制御する制御機器の開発にも力を入れています。その他、精密な大型金属加工品の内製化促進および大型ユニットへの展開を進めており、お客様の利便性に寄与する製品及びユニット開発を進めていきます。当セグメントにかかる研究開発費は1,073百万円であります。 (2) 引布加工品引布部門では、当社の基盤技術で強みである特殊機械設備を駆使した加工技術と、繊維やゴム配合の材料技術、それらを組み合わせた複合化技術を主軸に高機能ゴムシート及びゴム引布の開発を行っております。特に厚さ0.1~0.3mmの極薄ゴムシート、耐熱材料を用いたゴム引布は、医療、自動車、半導体、建築材料分野にて様々な形状に加工され使用されております。配合、加工技術をさらに発展させ、より付加価値の高いゴムシート、ゴム引布の開発も進んでおります。加工品部門では、引布部門で製造されたゴム布を主材料とし、高度な設計製造技術により高機能加工製品を展開しており、なかでも世界市場でシェアを有する救命いかだを代表とする救命設備関連製品の機能向上に注力しております。国内向けでは、小型船舶等に対する安全設備の義務化に伴い、国が定めた基準に適合する改良型内部収容型救命浮器などを設計開発し、既に多くの受注を頂いており生産と出荷を開始しております。産業資材関連分野では、希少ガスであるヘリウムを再利用するために一時貯蔵するガスバッグや、発電所などのエネルギー関連、物流等、様々な分野における市場要求に呼応した製品の開発に取組んでおります。当セグメントにかかる研究開発費は171百万円であります。 (3) スポーツ用品ゴルフ用カーボンシャフト部門では、米国モデル『VENTUS』シリーズと日本モデル『SPEEDER NX』シリーズを主軸にグローバルで商品を展開し、男女ツアーでそれぞれ使用率No.1を達成し、多くのゴルファーからご好評を頂いております。『SPEEDER NX』シリーズは、最新の設計テクノロジー『DHX(R)』を複合することにより、ヘッドスピードのアップによって飛距離性能が向上し、多くのゴルファーから高い評価を得ることが出来ました。『VENTUS』シリーズは、ハードヒッターのインパクトロスを最小限とする『VeloCoreテクノロジー』をさらに高い次元の『VeloCore Plusテクノロジー』へと進化させ、アスリートゴルファーからさらに高い評価を得ています。また、2012年の発売以降シリーズ累計販売本数75万本以上を記録したベストセラーのメタルコンポジットアイアンシャフト『MCI』の次期モデルを開発完了し、モデルチェンジします。当社の事業理念であります『設計技術・複合化技術・加工技術』をさらに高めることにより、高機能シャフトとして開発しました。50g台から100g台まで同じ振り心地で揃える設計技術により、幅広いゴルファーが楽しめる商品ラインナップへの充実を図っております。それぞれの基盤となるコア技術は、多くの主要サプライヤーから調達可能な各種カーボンプリプレグを使用する設計技術と、金属複合化特許技術とゴム複合化技術を組み合わせることにより特徴的な製品を作り出せる異素材の複合・結合技術であります。さらに、自社開発の『三次元評価システムenso』によりシャフト挙動がスイングに与える影響を理論的に捉え、魅力的な商品作りを進めております。2024年9月に移設した生産拠点にテストフィールドを併設することにより、開発スピードをさらに高めることが可能となりました。また、ゴルフシャフト技術を応用したCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製品の各種産業分野へも展開の幅を広げる中で、鉄に比べて高強度・高剛性と軽量化が可能なCFRP技術と、振動減衰性に優れたゴム配合技術などを融合し、軽量化、防振、熱マネジメントに対応した高機能部品を供給しております。当セグメントにかかる研究開発費は273百万円であります。 (4) その他該当事項はありません。
FY2023|2,361 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、基盤技術を発展させ、環境規制に対応した製品や省エネルギーに貢献する製品、くらしや安全を守る製品などの開発に注力しております。また、動き・機能の解析技術、分析力を向上させ、お客様のご要望を共有する仕組み作りにも取り組んでおります。当連結会計年度の研究開発費の総額は1,431百万円であります。 当連結会計年度におけるセグメント別の主な研究開発活動は次のとおりであります。(1) 産業用資材工業用品部門の自動車事業では、カーボンニュートラルの動きに呼応して、ハイブリッド車をはじめ燃料電池自動車や電気自動車に搭載される、電池、流体制御機器、軽量化部品、熱マネジメント部品に対応した製品開発に注力しており、上市へ向けて進んでおります。また、住宅設備機器事業では、永く安定して機能部品を供給している実績を背景に、環境への負荷が少ないエネルギーに対応した製品の開発、サステナビリティに目を向けた新材料の開発を促進しております。更に災害に備える製品にも着目し、火災被害を抑制する熱膨張断熱材料、非常用のマグネシウム空気電池などを上市しております。制御機器部門では、精密な流体制御を要するFA及び医療機器向け製品の拡充に取り組んでおります。FA分野では主力製品であるエアベアリング及び従来製品であるBFダイヤフラムを使用した低摩擦エアシリンダを軸に新たな特徴を持った精密シリンダについても開発を進めており、それらを制御するための精密圧力制御機器のラインナップの増加と様々な分野に使用可能な各種ガス、液体を制御する機器の開発にも力を入れています。医療分野では特殊な医療用シリコーンを使用したゴム弁や逆止弁などのディスポーザブル製品向け部品、流体圧力流量制御機器及びそれらに電子基板を搭載し付加価値を高めた製品等の開発を行っております。併せて新たにソフト技術を加えて、要素機器を制御するユニット品や装置化にも視野を広げております。更に装置化の実現に向け大型金属加工品の内製化を促進し、お客様の利便性に寄与する製品及びユニット開発を進めております。当セグメントにかかる研究開発費は989百万円であります。 (2) 引布加工品引布部門では、当社の基盤技術で強みであるスプレッター、カレンダーなどの特殊機械設備を駆使した加工技術と、繊維やゴム配合の材料技術、それらを組み合わせた複合化技術を主軸に高機能ゴムシート及びゴム引布の開発を行っております。特に厚さ0.1~0.3mmの極薄ゴムシート、耐熱材料を用いたゴム引布は、医療、自動車、半導体、建築材料分野にて様々な形状に加工され使用されております。配合、加工技術をさらに発展させ、より付加価値の高いゴムシート、ゴム引布の開発も進んでおります。加工品部門では、上記の引布部門で製造されたゴム布を主材料とし、高度な設計製造技術により高機能加工製品を展開しております。なかでも世界市場でシェアを有する救命いかだを代表とする救命設備関連製品の機能向上に注力しており、2022年4月に新型式の救命いかだを上市いたしました。産業資材関連分野では、希少ガスであるヘリウムを再利用するために一時貯蔵するガスバッグ、発電所などのエネルギー関連や物流、その他様々な分野における市場要求に呼応した製品の開発に取り組んでおります。印刷材料部門では、世界のオフセット印刷市場に向け、オフセット印刷機用ブランケットの開発・改良に取り組んでおりましたが、2023年5月11日に開示いたしました通り、本ブランケット事業から撤退することを決定いたしましたので、研究開発は当事業年度で終了となります。当セグメントにかかる研究開発費は177百万円であります。 (3) スポーツ用品ゴルフ用カーボンシャフト部門では、米国モデル『VENTUS』シリーズと日本モデル『SPEEDER NX』シリーズを主軸にグローバルで商品を展開することにより前年を大きく上回る販売実績を達成し、多くのゴルファーからご好評を頂いております。また、今春は2014年の発売以降、シリーズ累計販売本数10万本(自社調べ)を記録している人気の軽量シャフトシリーズ『AIR SPEEDER』に新たなテクノロジーを搭載し、ボール初速アップと球の上がりやすさを両立した新『AIR SPEEDER』の販売を開始し、幅広いゴルファーが楽しめる商品ラインナップへ充実を図っております。その基盤となるコア技術は、多くの主要メーカーから調達可能な各種カーボンプリプレグを使用する設計技術と、金属複合化特許技術とゴム複合化技術を組み合わせることにより特徴的な製品を作り出せる異素材の複合・結合技術であります。さらに、自社開発の「三次元評価システムenso」によりシャフト挙動がスイングに与える影響を理論的に解析し、部分的に捩れ剛性を変化させることで弾道をコントロールする技術「VTC(Variable Torque Core)」を生み出し、魅力的な商品作りを進めております。また、ゴルフシャフト技術を応用したCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製ドライブシャフトをはじめとする各種CFRP製品の自動車用機能部品及び各種産業分野へも展開の幅を広げる中で、鉄に比べて高強度・高剛性と軽量化が可能なCFRP技術と、振動減衰性に優れたゴム配合技術などを融合し、環境配慮型の電動化が進む商品に求められる軽量化、防振、熱マネジメントに配慮した高機能部品を供給しております。さらに、近年ではドローンなどの無人航空機用部品や産業用ロボット部品の開発にも着手しております。当セグメントにかかる研究開発費は264百万円であります。 (4) その他該当事項はありません。
FY2022|2,198 文字
5 【研究開発活動】当社グループは、基盤技術を発展させ、環境規制に対応した製品や省エネルギーに貢献する製品、くらしや安全を守る製品などの開発に注力しております。また、動き・機能の解析技術、分析力を向上させ、お客様のご要望を共有する仕組み作りにも取り組んでおります。当連結会計年度の研究開発費の総額は1,366百万円であります。 当連結会計年度におけるセグメント別の主な研究開発活動は次のとおりであります。(1) 産業用資材自動車部門では、カーボンニュートラルの動きに呼応して、ハイブリッド車をはじめ燃料電池自動車や電気自動車に搭載される、電池、流体制御機器、軽量化部品、熱マネジメント部品に対応した製品開発に注力しており、上市へ向けて進んでおります。住宅設備機器部門では、永く安定して機能部品を供給している実績を背景に、環境への負荷が少ないエネルギーに対応した製品の開発を促進しております。更に災害に備える製品にも着目し、火災被害を抑制する熱膨張断熱材料、非常用のマグネシウム空気電池などを上市しております。制御機器部門では、精密流体制御を使用する半導体製造工程や医療機器向け製品の拡充に取り組んでおります。医療分野では特殊な医療用シリコーンを使用したゴム弁や逆止弁など、ディスポーザブルの医療機器製品の部品開発を行っており、専用のクリーンルームを新設拡大しました。また、医療装置に使用する圧力流量制御機器の新たな開発についても注力し、拡充に取り組んでおります。主力製品であるエアベアリング・ダイヤフラム方式の低摩擦エアシリンダを軸に新たな精密駆動シリンダについても開発を進めており、それらを制御するための精密圧力制御機器のラインナップの増加と、医療・分析機器に使用される各種ガスや液体を精密制御する制御機器の開発にも力を入れております。併せてこれら要素機器を組み合わせたユニット品や装置化へも視野を広げ、大型金属加工品の内製化にも取り組み、お客様の利便性に寄与する製品及びユニット開発を進めております。当セグメントにかかる研究開発費は985百万円であります。 (2) 引布加工品引布部門では、当社の基盤技術であるカレンダー加工技術を主軸に高機能ゴムシート及びナイロン、ポリエステル、アラミド、ガラス繊維などと各種ゴムを複合化した高機能ゴム引布の開発を行っております。特に厚さ0.1~0.3mmの極薄ゴムシート、耐熱材料を用いたゴム引布は、医療、自動車、半導体、建築材料分野にて様々な形状に加工され使用されております。配合、加工技術をベースにした新しい高機能ゴムシート、ゴム引布の開発も進んでおります。加工品部門では、基盤技術であるゴム引布加工技術を展開し、世界市場に向けて救命いかだをはじめとする救命関連製品の開発を行っており、2022年4月に新型式の救命いかだを上市いたしました。産業資材関連分野では、希少ガスであるヘリウムを再利用するために一時貯蔵するガスバッグ、発電所などのエネルギー関連や物流、その他様々な分野においてニーズにマッチした商品開発に取り組んでおります。印刷機材部門では、世界のオフセット印刷市場に向け、顧客志向に合わせた対応をさらに充実させるために、世界規模で、パッケージ市場のみならず、薄紙印刷市場でも導入が進んでいる省エネ・省電力対応のUV印刷機向け及びUV・油性インキに兼用可能な製品を主体に、開発及び改良し提案をしております。環境対応も事業活動継続には不可欠との観点から、環境負荷物質の削減にも積極的に取り組んでおります。さらにプリンテッドエレクトロニクス分野では、ブランケット基盤技術から生まれたシリコーン製ブランケットを開発し、高い評価を受けております。当セグメントにかかる研究開発費は165百万円であります。 (3) スポーツ用品ゴルフ用カーボンシャフト部門では、米国モデル『VENTUS』と日本モデル『SPEEDER NX』をグローバルで展開することにより前年を大きく上回る販売実績を達成し、多くのゴルファーからご好評を頂いております。また、今春は飛距離性能に特化したJEWEL LINEから、超高弾性カーボンとボロン繊維を融合し圧倒的なハジキ感と振り易さを両立した『DAYTONA SPEEDER X』の販売を開始し、幅広いゴルファーが楽しめる商品ラインナップへ充実を図っております。その基盤となるコア技術は、多くの主要メーカーから調達可能な各種カーボンプリプレグを使用する設計技術と、金属複合化特許技術とゴム複合化技術を組み合わせることにより特徴的な製品を作り出せる異素材の複合・結合技術であり、さらに自社開発の「三次元評価システムenso」によりシャフト挙動がスイングに与える影響を理論的に捉え、魅力的な商品作りを進めております。また、ゴルフシャフト技術を応用したCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製ドライブシャフトをはじめとする各種CFRP製品の自動車用機能部品及び各種産業分野への展開を進めております。CFRPは鉄に比べて高強度・高剛性と軽量化が大きな特徴であり、近年ではドローンなどの無人航空機用部品や産業用ロボット部品の開発にも着手しております。当セグメントにかかる研究開発費は215百万円であります。 (4) その他該当事項はありません。
FY2021|2,077 文字
5 【研究開発活動】当社グループは、環境に係る規制が強化される中、基盤技術のゴム加工製品はもとより。金属、樹脂、布、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)等、多様な製品の複合化技術を推進してまいりました。更に解析力、分析力を向上させ、お客様の需要にマッチする製品開発に注力しております。また、海外子会社を含むグループ会社全体の生産技術力を集約し、自動化、省人化の生産ライン構築を推進する為、生産技術部を新設し新しい生産方式の確立に取り組んでおります。当連結会計年度の研究開発費の総額は1,261百万円であります。 当連結会計年度におけるセグメント別の主な研究開発活動は次のとおりであります。(1) 産業用資材自動車部門では、カーボンニュートラルの動きに呼応して、ハイブリッド車をはじめ燃料電池自動車や電気自動車に搭載される、電池、流体制御機器、軽量化部品に対応した製品開発に注力しております。住宅設備機器部門では、永く安定して機能部品を供給している実績を背景に、環境への負荷が少ない燃焼効率向上を目指したガス用バルブの開発を促進しております。更に災害に備える製品にも着目し、火災被害を抑制する熱膨張ゴム、非常用のマグネシウム空気電池などを上市しており、改良を続けております。制御機器部門では、精密流体制御を必要とする半導体製造工程や医療機器向け製品の拡充に取り組んでおります。医療分野では特殊な医療用シリコーンを使用したゴム弁や逆止弁など、ディスポーザブルの医療機器製品の部品開発を行っており、専用のクリーンルームを新設拡大しました。従来製品であるエアベアリングシリンダや各種ダイヤフラムシリンダ等の低摩擦アクチュエータ等、それらを制御するための精密な圧力制御機器だけでなく、医療機器用に使用される各種ガスや液体を精密制御するための流体制御機器の開発も行っております。併せてこれら要素機器を組み合わせたユニット品や装置化にも視野を広げ、お客様の利便性に寄与する製品開発を進めております。当セグメントにかかる研究開発費は902百万円であります。 (2) 引布加工品引布部門では、当社の基盤技術であるカレンダー加工技術を主軸に高機能ゴムシート及びナイロン、ポリエステル、アラミド、ガラス繊維などとゴムを複合化した高機能ゴム布の開発を行っております。特に厚さ0.1~0.3mmの極薄ゴムシート、耐熱材料を用いたゴム布は、医療、自動車、半導体分野にて様々な形状に加工され使用されております。配合、加工技術をベースにした新しい高機能ゴムシート、ゴム布の開発も進んでおります。加工品部門では、基盤技術であるゴム引布加工技術を展開し、世界市場に向けて救命いかだをはじめとする救命関連製品の開発を行っており、2021年度には新型式の救命いかだを上市する予定でおります。産業資材関連分野では、発電所などのエネルギー関連や物流、その他様々な分野においてニーズにマッチした商品開発に取り組んでおります。印刷機材部門では、世界のオフセット印刷市場に向け、顧客志向に合わせた対応をさらに充実させるために、世界規模で、パッケージ市場のみならず、薄紙印刷市場でも導入が進んでいる省エネ・省電力対応のUV印刷機用製品を主体に、開発及び改良し提案をしております。さらにプリンテッドエレクトロニクス分野では、ブランケット基盤技術から生まれたシリコーン製ブランケットを開発し、高い評価を受けております。当セグメントにかかる研究開発費は176百万円であります。 (3) スポーツ用品ゴルフ用カーボンシャフト部門では、特に国内ツアーで高い使用率を誇るシリーズ『Speeder EVOLUTION Ⅶ』を昨秋に発売し、さらに米PGAツアーで多く有名プロも使用する人気シリーズ『VENTUS』を昨年から日米で投入することにより前年を上回る販売実績を達成し、多くのアマチュアゴルファーからご好評を頂いております。また、今春は性能に特化したJEWEL LINEから超高弾性カーボンの圧倒的なハジキが異次元の飛距離を生む『PLATINUM SPEEDER』をリニューアル、スコアメイクに欠かせないパターシャフトには金属複合化特許技術(MCT)とゴム複合技術(RCT)を採用し究極の安定性を実現した『MC PUTTER』を投入し、特にリシャフト市場で高い人気を得ております。これら製品開発の基軸である「三次元評価システムenso」によりシャフト挙動がスイングに与える影響を理論的に捉え、魅力的な商品作りを進めております。また、ゴルフシャフト技術を応用したCFRP製ドライブシャフトをはじめとする各種CFRP製品の自動車用機能部品及び各種産業分野への展開を進めております。CFRPは鉄に比べて高強度・高剛性と軽量化が大きな特徴であり、近年ではドローンなど無人航空機用部品や産業用ロボット部品の開発にも着手しております。当セグメントにかかる研究開発費は183百万円であります。 (4) その他該当事項はありません。
FY2020|2,330 文字
5 【研究開発活動】当社グループは、マーケティング手法を取り入れお客様のニーズを的確に捉えた新たな複合化技術の開発に取り組んでいます。また、要素技術として化学分析やコンピュータシミュレーションなどの基盤技術にも力を入れて製品開発を進めています。近年では特に環境規制強化に対する技術的対応にも力を入れています。当連結会計年度の研究開発費の総額は1,456百万円であります。 当連結会計年度におけるセグメント別の主な研究開発活動は次のとおりであります。(1) 産業用資材工業用品部門では、各種ゴム材料を独自で開発し、これらのゴムを加工して様々な用途向けの製品を開発しています。加工に当たっては当社の特徴である複合化技術を活用し、繊維、樹脂、金属など異種材料と接着・一体化した高機能製品を提供しています。また独自の表面処理、表面改質技術も保有しており、製品の付加価値向上に努めるとともに、さらに優れた性能を求めて新たな技術の開発にも取り組んでいます。一方、材料・製品評価技術として新たに高圧ガス燃料中での挙動を可視化できる材料暴露試験機を開発し、実際の使用条件での製品評価に生かしています。変動する市場動向への対応として、電気自動車やハイブリッド車、燃料電池等の新燃料に対応した新たな製品も手掛け、今後もさらなる高機能化と用途拡大を目指して開発を進めていきます。インフラ関連では、情報通信及び電力市場向けに、超低硬度材料や導電~絶縁材料などを用いた高機能複合品の開発を行っています。さらには新しいエネルギー分野として。マグネシウム空気電池の開発や、風力発電用ブレード関連製品の開発にも取り組んでおります。2019年5月にはパーソナルユースに利用できる非常用モバイル充電器『アクアチャージ』を発売し好評を博しております。その他ゴム配合、加工技術及び電池用電極加工技術など、従来シーズを応用展開した新しいセンサ製品の開発も進んでおり、自動車、医療及び各種インフラなど、幅広い業界での採用が見込まれます。また、ゴルフシャフト技術を応用したCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製ドライブシャフトをはじめとする各種CFRP製品の自動車用機能部品及び各種産業分野への展開を進めています。CFRPはスチール製に比べて高剛性と軽量化が大きな特徴であり、特に近年ではドローンや無人飛行機用筐体部品の開発にも着手しています。制御機器部門では、精密流体制御を必要とする医療分野や半導体製造工程等の精密制御向け製品の拡充に取り組んでいます。近年医療分野では、特殊な医療用シリコーンを使用したゴム弁や逆止弁など、ディスポーザブル製品として使用される大量生産向けの製品開発を行っております。従来からあるエアベアリングシリンダや各種ダイヤフラムシリンダ等の低摩擦アクチュエータ、それらを制御するための精密圧力制御機器だけでなく、医療機器用に使用される各種ガスや液体を精密制御するための流体制御機器の開発も行っております。併せてこれら要素機器を組み合わせたユニット品や装置にも視野を広げ、お客様の利便性に寄与する製品開発を進めていきます。生産技術分野では、生産技術部門を再編、あらためて「最適なものづくり」に主眼を置いて活動しています。併せてグローバルでの生産性向上を目指して活動しており、海外工場の工程設計・改善にも幅広く展開しております。当セグメントにかかる研究開発費は1,080百万円であります。 (2) 引布加工品引布部門では、当社の基盤技術である高機能ゴムシート及びゴムと布などを複合化した高機能ゴムシートの開発を行っています。特に厚さ0.1~0.3mmの極薄ゴムシートはさまざまな分野にて、いろいろな形状に加工され使用されています。配合、加工技術をベースにした新しい高機能ゴムシートの検討も進んでいます。印刷機材部門では、市場を全世界に広げ、顧客志向に合わせた対応をさらに充実させるために、従来のFITシリーズをベースとして、世界規模で導入実績の目覚ましいUV印刷市場向け製品、省エネ・省電力対応の新聞輪転機向け製品を主体に、開発及び改良し提案をしています。さらにプリンテッドエレクトロニクス分野では、ブランケット基盤技術から生まれたシリコーン製ブランケットを開発し、高い評価を受けています。加工品部門では、基盤技術であるゴム引布加工技術により、世界市場に向けて救命いかだをはじめとする救命関連製品の開発を行っています。産業資材関連分野では発電所関連、物流分野向けに新しい用途のゴム布加工製品の開発が進んでいます。当セグメントにかかる研究開発費は226百万円であります。 (3) スポーツ用品ゴルフ用カーボンシャフト部門では、世界で活躍する有名プロも使用する『Speeder EVOLUTION Ⅵ』を昨秋に発売し、さらに米PGAツアープロに人気の『VENTUS』を今春投入することにより前年に匹敵するプロ使用率を獲得し、多くのアマチュアゴルファーからご好評を頂いております。また、今春は性能に特化した製品として、超高弾性カーボンとボロン繊維を複合し最大級の加速感としなやかさを併せ持つ『DAYTONA SPEEDER LS』や、金属複合化特許技術を採用し究極の操作性を実現した『Speeder SLK4』を追加投入し、特にリシャフト市場で高い人気を得ております。これら製品技術の基軸である「三次元評価システム」によるシャフト挙動解析のブラッシュアップを進め、魅力的な商品作りを進めています。当セグメントにかかる研究開発費は148百万円であります。 (4) その他該当事項はありません。
FY2019|2,156 文字
5 【研究開発活動】当社グループは、岩槻工場内のエンジニアリングセンターに技術者を集約し、マーケティング手法を取り入れお客様のニーズを的確に捉えた新たな複合化技術の開発に取り組んでいます。また、要素技術として化学分析やコンピュータシミュレーションなどの基盤技術にも力を入れて製品開発を進めています。近年では特に環境規制強化に対する技術的対応にも力を入れています。当連結会計年度の研究開発費の総額は1,457百万円であります。 当連結会計年度におけるセグメント別の主な研究開発活動は次のとおりであります。(1) 産業用資材工業用品部門では、多様な用途、環境に対応する各種ゴム材料の開発をはじめ、これらゴム材料を活用した製品設計、及び当社の特徴である複合化技術を用いて繊維、樹脂、金属など各種材料と接着・一体化した高機能製品の開発を行っています。また、新たな表面処理、表面改質技術の開発にも取り組んでいます。一方、材料・製品評価技術として新たに高圧ガス燃料中での挙動を可視化できる材料暴露試験機を開発し、実際の使用条件での製品評価に生かしています。材料・製品開発と併せて生産技術開発にも力を入れQCD改善を常に心がけています。変動する市場動向への取り組みとして、電気自動車やハイブリッド車、CNG、燃料電池車など新燃料に対応した新たな製品も手掛けています。また、医療用逆止弁などゴムと樹脂のアッセンブリ品の開発も行っており、自動車に限らず今後もさらなる高機能化と用途拡大を目指して開発を進めていきます。制御機器部門では、精密流体制御を必要とする医療分野や半導体製造工程等の精密制御向け製品の拡充に取り組んでいます。製品群としてはエアベアリングシリンダや各種ダイヤフラムシリンダ等の低摩擦アクチュエータ、それらを制御するための精密圧力制御機器、各種ガスや液体を精密制御するための流体制御機器関係が挙げられます。今後はこれら要素開発と並行して機器を組み合わせたユニット品や装置等、お客様の利便性に寄与する製品開発を進めていきます。電気材料部門では、情報通信及び電力市場向けに、超低硬度材料や導電~絶縁材料などを用いた高機能複合品の開発を行っています。また風力発電用ブレード関連分野に向けた製品の開発を進めています。その他として、スチール製に比べて軽量化したCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製ドライブシャフトをはじめとする各種CFRP製品については、自動車用機能部品及び各種産業分野への展開を進めています。近年ではドローン用筐体部品の開発も進めています。また2016年9月に販売しましたマグネシウム空気電池「WattSatt(ワットサット)」は企業や団体の皆様に災害用備蓄品としてご好評頂いております。本年5月には第二弾として「ご家庭用にも安心を届けたい」との思いを込めご家庭でも利用できる非常用モバイル充電器「AQUACharge(アクアチャージ)」を発売しました。他にもゴム材料を応用展開した新しいセンサ製品の開発も進めています。当セグメントにかかる研究開発費は1,080百万円であります。 (2) 引布加工品引布部門では、当社の基盤技術である高機能ゴムシート及びゴムと布などを複合化した高機能ゴムシートの開発を行っています。特に厚さ0.1~0.3mmの極薄ゴムシートはさまざまな分野にて、いろいろな形状に加工され使用されています。配合、加工技術をベースにした新しい高機能ゴムシートの検討も進んでいます。印刷機材部門では、市場を全世界に広げ、顧客志向に合わせた対応をさらに充実させるために、従来のFITシリーズをベースとして、世界規模で導入実績の目覚ましいUV枚葉印刷向け製品、省エネ・省電力対応の新聞輪転機向け製品を主体に、開発及び改良し提案をしています。さらにプリンテッドエレクトロニクス分野では、ブランケット基盤技術から生まれたシリコーン製ブランケットを開発し、高い評価を受けています。加工品部門では、基盤技術であるゴム引布加工技術により、世界市場に向けて救命いかだをはじめとする救命関連製品の開発を行っています。産業資材関連分野では発電所関連、流通分野向けに新しい用途のゴム布加工製品の開発が進んでいます。当セグメントにかかる研究開発費は224百万円であります。 (3) スポーツ用品ゴルフ用カーボンシャフト部門では、最新の材料技術を複合した『Speeder EVOLUTION Ⅴ』を昨秋に発売し、同シリーズの五代目として前作に匹敵するプロ使用率を獲得し、多くのアマチュアゴルファーからご好評をいただいております。さらに今春は性能に特化した製品として、超高弾性カーボンやボロン繊維など高機能繊維を多数複合化した超高速シャフトの集大成『DAYTONA SPEEDER』や金属複合化特許技術を採用し究極の安定性を実現した『Speeder SLK』を発売し、特にリシャフト市場で高い人気を得ております。これら製品技術の基軸となっている「三次元評価システム」のブラッシュアップを進め、魅力的な商品づくりを進めています。当セグメントにかかる研究開発費は153百万円であります。 (4) その他該当事項はありません。
FY2018|1,825 文字
5 【研究開発活動】当社グループは、岩槻工場内のエンジニアリングセンターに技術者を集約し各事業部門間の垣根を取り払い、お客様のニーズを的確に捉えた新たな複合化技術の開発に取り組んでいます。また製品と技術の機能評価のため、化学分析やコンピュータシミュレーションなどの基盤技術にも力を入れて製品開発を進めています。当連結会計年度の研究開発費の総額は13億9千9百万円であります。 当連結会計年度におけるセグメント別の主な研究開発活動は次のとおりであります。(1) 産業用資材工業用品部門では、特殊ゴム材料の開発をはじめ、当社の特徴である複合化技術により、ゴム、繊維、樹脂、金属など各種材料を最適設計し接着技術を組み合わせ、新たな高機能製品の開発を行っています。また特殊表面処理技術の開発により新しい機能を付加させることにも成功しています。国内外の自動車をはじめ多くの産業分野のお客様からのニーズに応えるべく、生産技術の開発にも力を入れ製品の開発を行っています。新しい評価技術として、高圧ガス燃料中を可視化できる材料暴露試験機を開発し、実際の使用条件での製品評価に生かしています。現在、電気自動車、ハイブリッド車用電池周辺機器用ゴム製品や、ガス燃料自動車、燃料電池自動車用途のゴム製品も多数量産化しています。さらなる高機能化を目指し開発を進めています。制御機器部門では、医療、半導体分野向けを中心にさらなる高機能を付加した製品を継続的に開発しています。特に小型の減圧弁やエアベアリングシリンダ等の開発に注力しており、さらにはエアベアリングシリンダを用いた荷重制御ユニット等の装置開発も行っております。電気材料部門では、情報通信及び電力市場向けに、超低硬度材料や導電~絶縁材料などを用いた高機能複合品の開発を行っています。また燃料電池分野、風力発電用ブレード関連分野に向けた製品の開発を進めています。その他として、スチール製に比べて軽量化したCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製ドライブシャフトをはじめとする各種CFRP製品については、自動車用機能部品及び各種産業分野への展開を進めています。また2016年9月に販売を開始したマグネシウム空気電池「WattSatt」の技術を利用した電池関連製品や、ゴム材料を応用展開した新しいセンサ製品の開発も進めています。当セグメントにかかる研究開発費は10億7百万円であります。 (2) 引布加工品引布部門では、当社の基盤技術である高機能ゴムシート及びゴムと布などを複合化した高機能ゴムシートの開発を行っています。特に厚さ0.1~0.3mmの極薄ゴムシートはさまざまな分野にて、いろいろな形状に加工され使用されています。配合、加工技術をベースにした新しい高機能ゴムシートの検討も進んでいます。印刷機材部門では、市場を全世界に広げ、顧客志向に合わせた対応をさらに充実させるために、従来のFITシリーズをベースとして、世界規模で導入実績の目覚ましいUV枚葉印刷向け製品、省エネ・省電力対応の新聞輪転機向け製品を主体に、開発及び改良し提案をしています。さらにプリンテッドエレクトロニクス分野では、ブランケット基盤技術から生まれたシリコーン製ブランケットを開発し、高い評価を受けています。加工品部門では、基盤技術であるゴム引布加工技術により、世界市場に向けて救命いかだをはじめとする救命関連製品の開発を行っています。産業資材関連分野では発電所関連、流通分野向けに新しい用途のゴム布加工製品の開発が進んでいます。当セグメントにかかる研究開発費は2億1千2百万円であります。 (3) スポーツ用品ゴルフ用カーボンシャフト部門では、金属複合化特許技術に高機能ゴムシートを複合し、今までにない打感を達成した『MC Putter』を発売し、市場で高く評価されています。また『SPEEDER』のコンセプトを継承し、最新の材料技術を複合した『Speeder EVOLUTION Ⅳ』は好評を得ており、男女プロツアーの現場から開発した『Speeder TR』は多くの使用実績を上げております。さらなるゴルフシャフト性能を追求するため、ゴルファーのスイングを3次元で評価するシステムを導入し、ゴルファーのニーズより先を行く製品開発を進めています。当セグメントにかかる研究開発費は1億7千9百万円であります。 (4) その他該当事項はありません。
FY2017|1,806 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、岩槻工場内のエンジニアリングセンターに技術者を集約し各事業部門間の垣根を取り払い、お客様のニーズを的確に捉えた新たな複合化技術の開発に取り組んでいます。また製品と技術の機能評価のため、化学分析やコンピュータシミュレーションなどの基盤技術にも力を入れて製品開発を進めています。当連結会計年度の研究開発費の総額は13億3千7百万円であります。 当連結会計年度におけるセグメント別の主な研究開発活動は次のとおりであります。(1) 産業用資材工業用品部門では、特殊ゴム材料の開発をはじめ、当社の特徴である複合化技術により、ゴム、繊維、樹脂、金属など各種材料を最適設計し接着技術を組み合わせ、新たな高機能製品の開発を行っています。また特殊表面処理技術の開発により新しい機能を付加させることにも成功しています。国内外の自動車をはじめ多くの産業分野のお客様からのニーズに応えるべく、生産技術の開発にも力を入れ製品の開発を行っています。新しい評価技術として、高圧ガス燃料中を可視化できる材料暴露試験機を開発し、材料挙動の解析を開始しました。現在、電気自動車、ハイブリッド車用電池周辺機器用ゴム製品や、ガス燃料自動車、燃料電池自動車用途のゴム製品も多数量産化しています。さらなる高機能化を目指し開発を進めています。制御機器部門では、市場の要望するモジュール化に注力し、医療分野、半導体分野向けを中心に新たな機能を付加した製品を継続的に開発しています。また新たに自動車分野にも検討が進んでいます。電気材料部門では、情報通信及び電力市場向けに、超低硬度材料や導電~絶縁材料などを用いた高機能複合品の開発を行っています。また燃料電池分野、風力発電用ブレード関連分野に向けた製品の開発を進めています。その他として、スチール製に比べて軽量化したCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製ドライブシャフトをはじめとする各種CFRP製品については、自動車用機能部品及び各種産業分野への展開を進めています。また2016年9月に販売を開始したマグネシウム空気電池「WattSatt」の技術を利用した電池関連製品や、ゴム材料を応用展開した新しいセンサ製品の開発も進めています。当セグメントにかかる研究開発費は9億2千3百万円であります。 (2) 引布加工品引布部門では、当社の基盤技術である高機能ゴムシート及びゴムと布などを複合化した高機能ゴムシートの開発を行っています。特に厚さ0.1~0.3mmの極薄ゴムシートはさまざまな分野にて、いろいろな形状に加工され使用されています。配合、加工技術をベースにした新しい高機能ゴムシートの検討も進んでいます。印刷機材部門では、市場を全世界に広げ、顧客志向に合わせた対応をさらに充実させるために、従来のFITシリーズをベースとして、世界規模で導入実績の目覚ましいUV枚葉印刷向け製品、省エネ・省電力タイプの新聞輪転機向け製品を主体に、開発及び改良し提案をしています。さらにプリンタブルエレクトロニクス分野では、ブランケット基盤技術から生まれたシリコーン製ブランケットを開発し高い評価を受けています。加工品部門では、基盤技術であるゴム引布加工技術により、世界市場に向けて救命いかだをはじめとする救命関連製品の開発を行っています。産業資材関連分野では発電所関連、流通分野向けに新しい用途のゴム布加工製品の開発が進んでいます。当セグメントにかかる研究開発費は2億2千3百万円であります。 (3) スポーツ用品ゴルフ用カーボンシャフト部門では、金属複合化特許技術を応用した『MCI BLACK』を発売し市場で高く評価されています。この金属複合化特許技術に当社の高機能ゴムシートを複合し、今までにない打感を達成した『MC Putter』の開発にも成功し発売に至りました。また『SPEEDER』のコンセプトを継承し、最新の材料技術を複合した『Speeder EVOLUTIONⅢ』は好評を得ており、男女プロツアーでも多くの使用実績を上げています。更なるゴルフシャフト性能を追求するため、ゴルファーのスイングを3次元で評価するシステムを導入し、ゴルファーのニーズより先を行く製品開発を進めています。当セグメントにかかる研究開発費は1億9千万円であります。 (4) その他該当事項はありません。