研究開発活動(本文)
FY2025|2,931 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、お客様のニーズに合った化粧品を市場に提供するために、主に、以下の国内二拠点を中心として研究開発活動に取り組んでおります。コーセー製品開発研究所‥‥‥‥‥‥‥製品開発研究・管理、海外市場研究、薬事戦略、サステナビリティ研究、研究戦略・管理コーセー先端技術研究所‥‥‥‥‥‥‥先端技術研究、皮膚科学研究、基盤技術研究、品質保証研究、IT関連技術開発・管理当連結会計年度におきましては、更なる顧客価値創出のための技術開発力と品質保証体制の強化、グローバル化への対応を進め、研究開発活動のより一層の向上に努めました。当連結会計年度における研究成果及び研究開発費は次のとおりであります。製品研究分野の研究成果として、当連結会計年度において開発いたしました主な製品は以下のとおりであります。 スキンケア製品・ヘアケア製品製品名称等特徴セグメントの名称コスメデコルテユースパワー エッセンスローション独自の老化研究により生み出された『YOUTH POWER COMPEX』や、独自の発酵プロセスにより開発した天然由来成分『黒麹発酵液(KUROKOJI)』を高濃度(62%)配合、またこれらの美肌成分を角層深くまで行き渡らせるために、新たに親水性多重層バイオリポソームを開発し安定に共存させることに成功した高機能化粧水。化粧品事業コスメデコルテAQ 毛穴美容液オイル肌の角栓を溶かし出すために、1000億通りの成分と配合量の組み合わせの中から量子コンピューターを用いて最適な処方を導出。摩擦感のない軽い伸び広がりで毛穴のすみずみまで行きわたり、すっきりと洗い上げる毛穴用美容液。化粧品事業コスメデコルテAQ リペアエッセンスシャンプー塗る美容液シャンプーをコンセプトとして、毛髪補修カプセルやキューティクル補修成分を配合した美容液成分と、洗浄成分とをバランスよく組み合わせることで、頭皮や毛髪の汚れを落としながら毛髪を滑らか、艶やかに洗い上げる品質を具現化。化粧品事業ONE BY KOSEポアクリア スクラブ ウォッシュ新規採用の弾力感があり柔らかい保湿スクラブと、微細なマイクロスクラブを配合。洗顔料としても優れた泡質の製剤にこれらのスクラブを配合することで毎日使えるスクラブ洗顔料を実現。化粧品事業ジュレーム レイヤードシリーズ髪の美容成分を重ねて閉じ込めるレイヤードパック処方と、独自の香り研究から生まれた記憶に残るブルーミングライラックの香りにより、髪のうるおい感とまとまり感の持続を実現するだけでなく、 消費者の心にも寄り添うことを目指したヘアケアシリーズ。コスメタリー事業 メイクアップ製品製品名称等特徴セグメントの名称ルージュDECORTEクリームグロウ低粘度の油剤によるみずみずしいツヤと滑らかな伸び広がりを叶えつつも、経時でにじまず化粧膜を維持する新規開発のオイルゲルを配合。トレードオフの品質を具現化した“自社最高品質のツヤタイプ口紅”。化粧品事業DECORTEスキンシャドウデザイニングパレット肌と血色感の延長線上のスキントーンカラーと、光透明感・ツヤ・マットの質感バリエーションからなる新規アイシャドウパレット。ツヤを与えるクリアゲルでパウダーを均一にコーティングすることでしっとりとした濡れ艶を与え、自社独自開発の化粧持ち成分により見たままの発色が長時間持続する。化粧品事業エスプリーク メルティセラム グロウパウダー5年の歳月をかけて完成させた新感覚のパウダーファンデーション。高い透明性と弾力に優れた「セラムタッチパウダー」を配合し、パウダー一粒一粒を高濃度美容液でコーティングする新製法を採用することで、粉感がなく、しっとりとなめらかな肌どけタッチ・上品なツヤ・きめ細かく均一な薄膜で、自然なカバー力を叶える。化粧品事業コスメデコルテ ゼン ウェア パウダーファンデーション新規機器を使用した独自の処理技術で仕上げたキメ細かくなめらかなパウダーが、肌にとけこむようになじみ、自然な艶肌に仕上げるパウダーファンデーション。くすみ・色ムラ・毛穴などを自然にカバーして、透明感のある美しい仕上がりが24時間持続する。化粧品事業メイク キープ パウダー EX市場で好評を得ているメイクキープパウダーのパワーアップリニューアル。グローバルスタンダードを見据えたPFASフリー・タルクフリーを実現するとともに、自社独自開発の2種の化粧持ち成分を粉体に処理して使用することで、サラサラとした好感触・透明感のある仕上がり・圧倒的なテカリ防止効果を具現化した。化粧品事業 基礎研究分野では、美白研究において真皮の細胞がメラニン生成にブレーキをかける仕組みを発見し、また老化研究では皮膚細胞の老化連鎖にかかわる因子の特定と影響解明に成功しました。これらの研究成果は化粧品分野における代表的な国際学会であるIFSCCにおいてTOP10アワードを受賞するなど高い評価を得ており、今後新たなアプローチによる成分評価や化粧品開発につなげてまいります。また、保証関連の基礎研究では、経皮吸収研究の精度を高め、安全性評価や成分イメージング技術への展開を図っています。さらに安全性評価においてはNGRA(Next Generation Risk Assessment)というヨーロッパを中心に発展してきた動物を用いない新しいリスク評価手法ができるよう、データベースの拡充や人材育成を進めています。一方でデジタル技術を駆使した先端的な研究にも取り組んでおります。慶應義塾大学との共同研究では、リップメイクの形状や色の類似性に基づいて、主観的なバイアスなく画像を自動分類することを可能とする「教師なし距離学習モデル」を開発しました。本モデルは人手によるラベル付けを必要としないため効率的で、SNSなどにおけるリップメイクのトレンド分析への応用が期待できます。また、その高い分類精度から、少数派のスタイルを取りこぼしづらい点も特長です。また、顧客層のさらなる拡大を目指した調査研究も進行中であります。思春期はアイデンティティを確立するための大切な時期としても知られており、外見や美に対する考え方がどのようにアイデンティティの形成に影響するかは重要な研究課題であるため、中高生のアイデンティティの形成に重要な要素を見出し、外見と心の両面から中高生を支援する可能性について検討しました。その結果、中高生にとって“自分らしさ”を受容することが、他者からの称賛や周囲との調和よりも、より強くアイデンティティの確立と幸福感に繋がることを明らかにしました。また、スキンケアの習慣化の効果を進学塾に通う中高生に対して検証したところ、肌悩みを低減することに加え、自信に繋がるなどの自己受容を高められることを確認しました。 以上の結果、当連結会計年度に支出した研究開発費の総額は6,926百万円であり、セグメントごとの内訳は、化粧品事業5,558百万円、コスメタリー事業1,032百万円であります。また、各事業部門に配分できない基礎研究費用は335百万円であります。
FY2024|3,579 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、お客様のニーズに合った化粧品を市場に提供するために、主に、以下の国内二拠点を中心として研究開発活動に取り組んでおります。コーセー製品開発研究所‥‥‥‥‥‥‥製品開発研究・管理、海外市場研究、薬事戦略、サステナビリティ研究、研究戦略・管理コーセー先端技術研究所‥‥‥‥‥‥‥先端技術研究、皮膚科学研究、基盤技術研究、品質保証研究、IT関連技術開発・管理当連結会計年度におきましては、更なる顧客価値創出のための技術開発力と品質保証体制の強化、グローバル化への対応を進め、研究開発活動のより一層の向上に努めました。当連結会計年度における研究成果及び研究開発費は次のとおりであります。製品研究分野の研究成果として、当連結会計年度において開発いたしました主な製品は以下のとおりであります。 スキンケア製品・ヘアケア製品製品名称等特徴セグメントの名称コスメデコルテ リポソーム アドバンストリペアリップセラム肌とは異なる口唇の細胞間脂質特性を明らかにした独自性の高い研究成果に基づき、口唇の角層バリアに効果的にアプローチするリポソーム技術を搭載。とろけるようなリップセラムベースに多重層リポソームを安定配合することに成功し、口唇荒れを根本原因から改善するだけでなくエイジングケアまでも叶える、シリーズ初の唇リペア美容液。化粧品事業コスメデコルテ 薬用マイクロバーム ローション独自のカプセル化技術を深化させ、一般的な化粧水の約100倍量の油分を微細な薄層カプセルに閉じ込めることに成功。化粧水ならではの、みずみずしい使用感と、バームのようなリッチなシールド効果とを併せ持ち、年齢、性別、肌質を問わずオールスキンタイプに使用できる品質を具現化。また医薬部外品として肌あれ、あれ性やにきびを防ぐ等の効果も有している。化粧品事業薬用雪肌精 ブライトニングエッセンスローション美白と肌あれ防止の効能を併せ持つ、甘草由来の有効成分 グリチルレチン酸ステアリルSWを独自に開発。これを、独自の高圧微細リン脂質乳化技術を用いて生体類似エマルジョンカプセルに安定配合し、薬用雪肌精ならではのみずみずしい使用感と角層深くまでの浸透感を具現化した。化粧品事業ONE BY KOSE クリアピール セラム脂腺細胞のオートファジー不全により脂腺細胞が分解されずに堆積し角栓になるという角栓形成メカニズムを世界で初めて解明。この研究成果に基づいて角質ケア成分トレハロースを高濃度配合し、角栓や古い角質を一掃できる毛穴ケア美容液を具現化した。化粧品事業ONE BY KOSE セラムヴェール ディープリペア角層バリアを担うセラミド等の細胞間脂質充填構造に着目し、バリア能を低下させる悪玉セラミド®の発生メカニズムを新たに解明。アセチルアミノ酸が悪玉セラミド®発生を抑制することを見出した独自知見と、『肌の水分保持能改善』効果を有する有効成分ライスパワー®No.11とを組み合わせ、うるおいの隙間がない肌へ導く高機能保湿美容液を開発した。化粧品事業雪肌精スキンケアUVエッセンスジェルスキンケアUVエッセンスミルク2019年から継続している『サンゴにやさしい日やけ止め』の研究知見に基づき、みずみずしい使用感のジェルタイプと、汗・水・動きにも強いミルクタイプとを、いずれもサンゴフレンドリー処方と両立して品質具現化(SPF50+, PA++++)。化粧品事業ジュレームiPタラソリペア キューティクルボンド ヘアオイル若年層に多い、枝毛の悩みに着目し、水系成分の中に高濃度の油分を閉じ込めたオイルゲルを新規に開発。濡れた髪にもなじみが良く、枝毛やぱさつきなどの毛髪ダメージを効果的に補修。コスメタリー事業ディアチャイルドスキンぬるミルク新生児から敏感肌の大人まで使える薬用高保湿乳液『ぬるミルク』を開発。新生児期からのスキンケアによりバリア機能を健全に保つことで、アトピー性皮膚炎などの予防に繋げられることを期待し、都内数か所の保育施設等でPoCを実施。幼児期からのスキンケアの習慣化、定着化を目指し今後も啓発活動に取り組む。化粧品事業 メイクアップ製品製品名称等特徴セグメントの名称コスメデコルテ ゼンウェアグロウ上質な使用感と高い化粧持ちで評価を得ているリキッドファンデーションゼンウェアからグロウタイプを発売。ツヤのある仕上がりの持続効果と共に、落とした後も続くうるおい効果も実証済み。化粧品事業メイクキープミスト EX+高い市場評価を受けているメイクキープミストのパワーアップリニューアル。自社オリジナルの耐久性と柔軟性を併せ持つ新素材を配合し、機能性をさらに向上した。シリーズ累計販売1400万本を突破。コスメタリー事業アディクション ザ アイシャドウ パレット + 市場で高い評価を得ていたザ アイシャドウ パレットのリニューアル。より「上質なテクスチュア」と「クリアな発色」にこだわり、グローバルでも通用する品質に作りこむ。多彩な質感要望に応えるため、色ごとに最適なベースを選択し開発。化粧品事業ジルスチュアート ブルームニュアンス ブロウパレット 人気のアイブロウパウダーをアップデートして新発売。自社オリジナルの弾力ゲルを粉体表面に均一にコートさせる技術を開発し、パウダー特有のふんわりとした仕上がりで、こすれにも強く化粧持ちの高いパウダーアイブロウを具現化。市場での評価も高く、ベスコスを多数受賞。化粧品事業ヴィセネンマクフェイク リキッドツヤと色が続くネンマクフェイクルージュのリキッド版。OW乳化ベースでオイルのツヤとティント成分の色もちを併せ持つ粘膜カラーのリキッドルージュ。みずみずしい使用感と色ツヤが長持ちする機能性を両立した新ベースを開発した。コスメタリー事業アディクション ザ リップバーム ソフトマット唇に自然になじむソフトマット質感でありながらマットリップにありがちな乾燥感がなく保湿効果が持続するリップ。ソフトマット質感をパウダーだけでなく乾燥感がないフロストゲルと保湿効果のある成分の配合によって具現化した。ミラーレスで使いやすい細身スティック新容器を採用。化粧品事業 基礎研究分野では、皮膚老化に関わる細胞の老化連鎖因子を発見し、また、iPS細胞から新たな皮膚モデルを作成することにも成功し、それぞれ国内の学会で受賞するなど高い評価を得ております。本成果は、皮膚の若返りに関する成分や化粧品のパーソナライズ化に向けた評価系の開発につなげてまいります。フランスリヨンでは、心理的ストレスと肌のバリアの関係性を示すウェルビーイング研究を進め、化粧品分野における代表的な国際学会であるIFSCCにて高い注目を集めました。また、臨床試験により日やけは運動時の疲労を高めること、そして日やけ止めの使用が運動時の疲労軽減の面でも有用であることを示す化粧品の新たな価値づけの研究や、質量分析機による化粧塗膜中の成分の可視化技術を経皮吸収試験に応用し、3Dで成分の浸透性を見るといった新たな評価技術の開発などを進めております。一方でデジタル技術を駆使した先端的な研究にも取り組んでおります。関西大学との共同研究では、化粧品のオンラインカウンセリングサービスにおいて、お客さまの気分を音声からリアルタイムで推定する数理モデル(気分推定モデル)の開発に成功いたしました。また、2020年にサービス化したシワ予測モデルのさらなる進化を目指し、個々の老化特性をより深く理解するための新たなエイジング予測モデルの開発にも着手しています。これらの研究成果は、今後、新製品の開発や製剤のパーソナライズサービスに随時応用し、より個々のニーズに合ったソリューションの提供を目指してまいります。また、顧客層のさらなる拡大を目指し、子どもや男性のニーズに焦点を当てた調査研究も進行中であります。特に、化粧品のグローバル市場において新たに注目されるZalpha世代を対象とした独自調査を実施した結果、化粧品使用の低年齢化が顕著であることが確認されております。この世代は、外見や容姿に対する意識が高く、容姿や外見とポジティブに向き合うための教育や支援の必要性が明らかになっております。さらに、ウェルビーイング領域や感性研究にも注力しており、多様性を重視した製品開発やサービスの方向性を探る活動を強化していく方針であります。 以上の結果、当連結会計年度に支出した研究開発費の総額は6,384百万円であり、セグメントごとの内訳は、化粧品事業5,077百万円、コスメタリー事業893百万円であります。また、各事業部門に配分できない基礎研究費用は413百万円であります。
FY2023|2,614 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、お客様のニーズに合った化粧品を市場に提供するために、主に、以下の国内二拠点を中心として研究開発活動に取り組んでおります。コーセー製品開発研究所‥‥‥‥‥‥‥製品開発研究・管理、海外市場研究、薬事戦略、サステナビリティ研究、研究戦略・管理コーセー先端技術研究所‥‥‥‥‥‥‥先端技術研究、皮膚科学研究、基盤技術研究、品質保証研究、IT関連技術開発・管理当連結会計年度におきましては、更なる顧客価値創出のための技術開発力と品質保証体制の強化、グローバル化への対応を進め、研究開発活動のより一層の向上に努めました。当連結会計年度における研究成果及び研究開発費は次のとおりであります。製品研究分野の研究成果として、当連結会計年度において開発いたしました主な製品は以下のとおりであります。 スキンケア製品・ヘアケア製品製品名称等特徴セグメントの名称コスメデコルテ リポソーム アドバンスト リペアアイセラムバリア機能が低く乾燥しやすい目元専用に開発した美容液。セラミドをナノサイズでカプセル化したナノバイセルと、リポソームとを共存させたダブルカプセル処方で1滴(0.1mL)に合計1.6兆個のカプセルを配合した。乾燥によるくすみ、肌あれ、乾燥小じわなど複合的な悩みを持つ目元に働きかけ、滑らかな明るい肌に整える。化粧品事業コスメデコルテ AQスキンケアライン世界有数の植物研究施設と共同開発した金香木の花のエキスをはじめとする厳選した美容成分、肌の内側から輝くようなツヤ感にこだわりぬいて開発した独自処方、金香木の香りと幸福感についての研究を応用したフレッシュフローラルムスキーの香りを組み合わせ、全9品種を開発。化粧品事業ONE BY KOSÉポアクリアオイル独自に開発した角栓クリア技術を初めて応用し、メイクアップ料だけでなく毛穴に詰まった角栓までもやさしくスルンと落とし、毛穴の黒ずみやざらつきの無いすべすべの肌に導く。化粧品事業ONE BY KOSÉセラムシールド肌の水分保持能改善とシワ改善の2つの効能を持つ、日本で初めての有効成分ライスパワー®No.11+を固型バームの中に閉じ込めた独自処方。みずみずしい使用感と高いシールド効果の両立を実現。化粧品事業雪肌精クリアウェルネス 日やけ止めシリーズコーセーサステナビリティプランに基づき、海で使用してもサンゴの成育に影響を与えないことを目指して開発。ジェルタイプ、ミルクタイプ、マイルドタイプ、トーンアップタイプなど様々な使用シーンに対応した4製品をラインアップ。化粧品事業スティーブンノル ブリーチケアシリーズ鮮やかな髪色を楽しむトレンドに対応し、独自に開発したカラーキープ成分と、高浸透補修カプセルを配合し、カラーリングによるダメージの補修とヘアカラーの持続の両立を具現化した。コスメタリー事業 メイクアップ製品製品名称等特徴セグメントの名称アディクション ザ ファンデーション リフトグロウ頬等に光を集めてリフレクトさせ、リフトアップしたような立体感を叶えるグロウ系ファンデーション。高化粧持ち技術も併用し、ツヤがありながらテカらずよれない美しい仕上がりの持続も実現。化粧品事業メイク キープ パウダーメイクキープシリーズとして化粧崩れ防止に特化したフェイスパウダーを開発。撥水性と肌付着性を両立する新規開発粉体によりこれまでにない高機能性を具現化した。コスメタリー事業ヴィセネンマクフェイク ルージュマスクを着けても外してもツヤと色の仕上がりが続く口紅を開発。唇上で分離するカラー層とツヤ高いフィルムコート層により高機能を実現。アフターコロナの顧客ニーズにマッチした品質でセルフマスメイク売り上げV字回復に大きく貢献、ベストコスメ受賞多数。コスメタリー事業ジルスチュアート ブルーム リップ キャンディ立体お花型多色充填の口紅。新規紅型開発、それをかなえるベース開発、充填設備導入、充填技術開発において多部署が連携して初めて優れた外観審美性を実現。コーセーの高い「ものづくり力」が発揮された一品。多くの「かわいい」モノ好きの顧客のハートをつかんで、発売後即完売、SNSでも話題の大ヒットとなった。化粧品事業ファシオ ウルトラ WP マスカラ (ボリューム)“落ちない”機能をより一層強化。まつ毛にふさふさとしたボリュームをあたえ、にじまずにくっきりと濃密なまつ毛を演出するボリュームマスカラを開発。コスメタリー事業 基礎研究分野では様々な研究を進めております。同一供与から年代別に得られた細胞を使った研究を通じて、真皮線維芽細胞の老化運命を左右する因子が存在することを発見いたしました。また引き続きフランスリヨンとグラッドストーンへ研究員を派遣し、美白や老化メカニズムの解明を進め、皮膚の若返りを目指す研究を進めております。またマイクロバイオーム(細菌叢)研究では菌種の比率を見るだけでなく、実際の肌上菌数の多寡が肌の赤みと関係があることや、肌に塗った化粧塗膜中の成分分布を質量分析機を用いてビジュアライズする手法を開発し発表しております。一方でデジタル技術を駆使した先端的な研究にも取り組んでおります。2018年から開始した量子コンピュータの処方開発への応用に関する研究において、初めて具体的な成果を上げております。超高速な計算処理が得意な量子コンピュータと既存のコンピューティング技術を掛け合わせ、何億通りもある原料の組み合わせの中から、自動で優れた化粧品処方を生成するオリジナルの計算システムを開発いたしました。今日まで、量子コンピュータの現実社会での活用事例は未だ稀であり、この研究成果は化粧品分野における代表的な国際学会であるIFSCCにおいて高い注目を集めております。今後、これらの研究から得られる成果を、新製品の開発や製剤のパーソナライズサービスなどに随時応用していく予定であります。また、ウェルビーイング領域やサステナビリティ推進に向けた研究も、今後強化していく方針であります。 以上の結果、当連結会計年度に支出した研究開発費の総額は6,459百万円であり、セグメントごとの内訳は、化粧品事業5,167百万円、コスメタリー事業936百万円であります。また、各事業部門に配分できない基礎研究費用は355百万円であります。
FY2022|2,219 文字
5 【研究開発活動】当社グループは、お客様のニーズに合った化粧品を市場に提供するために、主に、以下の国内二拠点を中心として研究開発活動に取り組んでおります。コーセー製品開発研究所‥‥‥‥‥‥‥製品開発研究・管理、海外市場研究、薬事戦略、サステナビリティ研究、研究戦略・管理コーセー先端技術研究所‥‥‥‥‥‥‥先端技術研究、皮膚科学研究、基盤技術研究、品質保証研究、IT関連技術開発・管理当連結会計年度におきましては、さらなる顧客価値創出のための技術開発力と品質保証体制の強化、グローバル化への対応を進め、研究開発活動のより一層の向上に努めました。当連結会計年度における研究成果及び研究開発費は次のとおりであります。製品研究分野の研究成果として、当連結会計年度において開発いたしました主な製品は以下のとおりであります。 スキンケア製品・ヘアケア製品製品名称等特徴セグメントの名称コスメデコルテ リポソーム アドバンスト リペアクリームリポソームを配合した高機能クリーム。1兆個(1g中の概算値)のリポソームが角層に作用し、濃密なハリ感、ツヤ、弾力性を具現化。睡眠不足でも3時間多く眠ったような肌に。化粧品事業インフィニティ アンリミテッド キーたっぷりの美容オイルを凝縮した多数のオイルカプセルを配合した、機能と外観審美性に優れた美容液。化粧品事業コスメデコルテ アイピー ショット プルリポテント ユース コンセントレイトiPS細胞研究から生まれた美容液の進化商品。日本発のトラネキサム酸(美白)とナイアシンアミド(シワ改善)のW有効成分で高機能を具現化。化粧品事業ONE BY KOSÉ ダブル ブラック ウォッシャー肌に直塗りして洗い流すという新しい使い方で、セルフスキンケア感と皮脂除去効果が高い炭配合の洗顔料。化粧品事業スティーブンノル アフターカラー シャンプー・トリートメントヘアカラー直後の色落ちがしやすい7日間に使用する色落ち防止とダメージ補修に優れたヘアケアアイテム。自社オリジナルのポリクオタニウム-104を配合して機能性を具現化。コスメタリー事業サンカット プロディフェンス オールインワンUV ムースジェルよりもふんわり軽い使用感で紫外線をしっかりカットしながら透明感を演出するムースタイプの日やけ止め。コスメタリー事業 メイクアップ製品製品名称等特徴セグメントの名称コスメデコルテゼン ウェア フルイド素肌の美しさを際立たせ、自然な仕上がりが続くリキッドファンデーション。粉体分散技術を用いて墨のようになめらかで肌にとけこむ使用感を叶えると共に、高いカバー力とラスティング効果(化粧もち)の両立を実現。化粧品事業アディクション スキンプロテクター カラーコントロール美容液をたっぷり配合したみずみずしい日やけ止めカラープライマー。SPFとみずみずしい使用感を両立し、素肌感を叶える品質を具現化。化粧品事業エスプリークアクアリー スキンウェアマイクロメッシュを通してクリームファンデーションがみずみずしい美容液ファンデーションに変化。なめらかに薄膜で均一に仕上がるファンデーションを開発。化粧品事業ヴィセエッセンス リッププランパーマスク着用習慣でますます顧客ニーズが高まっているリップケアアイテムとして、保湿感に加えジンジン感と清涼感の絶妙なバランスによる心地よい効果感とプランプ効果を併せ持つ多機能リップエッセンスを開発。コスメタリー事業アディクション ザ アイシャドウパレットパール剤や顔料を厳選しながら、発色と化粧持続性の良い新たなベースを開発。肌に溶け込む上質な質感と絶妙な色との組み合わせによるブランドを象徴するセットアイシャドウを実現。化粧品事業 基礎研究分野では様々な研究を進めております。肌の色むら原因を明らかにする研究を通じて、表皮細胞の横方向への分裂がメラニンを過剰に含む細胞の重層化を誘発し、シミ形成に関与していることを発見いたしました。新たな取組みとしてグラッドストーン研究所へ研究員を派遣し、老化メカニズムの解明を進め、皮膚の若返りを目指す研究にも着手しております。またマイクロバイオーム(細菌叢)と皮膚状態の関係性を網羅的に解析し、皮膚マイクロバイオームの多様性(複数の常在菌が共存している状態)と肌老化との関係を明らかにする研究なども進めております。一方でデジタル技術を駆使した先端的な研究にも取り組んでおります。新しいプロジェクションマッピング技術を化粧品分野へ応用し、動きのある顔上でも実際に化粧をしているような自然な仕上がりを実現できる没入感のあるメイクシミュレーターの開発に成功いたしました。これら研究成果は様々な分野の学会にて発表・投稿を実施しており、優秀賞などを受賞しております。今後、これらの基礎研究から得られる成果を、新製品の開発や顧客満足に繋がるカウンセリングツールなどに随時応用していく予定であります。また、ウェルビーイング領域やサステナビリティ推進に向けた研究も、今後強化していく方針であります。 以上の結果、当連結会計年度に支出した研究開発費の総額は6,092百万円であり、セグメントごとの内訳は、化粧品事業4,962百万円、コスメタリー事業670百万円、その他の事業60百万円であります。また、各事業部門に配分できない基礎研究費用は399百万円であります。
FY2021|1,777 文字
5【研究開発活動】 当社グループは、お客様のニーズに合った化粧品を市場に提供するために、主に、以下の国内二拠点を中心として研究開発活動に取り組んでおります。コーセー製品開発研究所‥‥‥‥‥‥‥製品開発研究、海外市場研究、製品管理、研究管理、薬事戦略サステナビリティ研究コーセー先端技術研究所‥‥‥‥‥‥‥先端技術研究、基盤技術研究、品質保証研究、研究戦略 当連結会計年度におきましては、さらなる顧客価値創出のための技術開発力と品質保証体制の強化、グローバル化への対応を進め、研究開発活動のより一層の向上に努めました。 当連結会計年度における研究成果及び研究開発費は次のとおりであります。 製品研究分野の研究成果として、当連結会計年度において開発いたしました主な製品は以下のとおりであります。 スキンケア製品製品名称等特徴セグメントの名称サンカット プロディフェンス薬用ミルクD世界初、制汗機能を有したSPF50+、PA++++の日やけ止め。コスメタリー事業ルシェリ リンクルホワイトUVエマルジョン日本初、シワ改善と美白効果を有したSPF50+、PA++++の日中用UV乳液。化粧品事業ONE BY KOSÉセラム ヴェール〔医薬部外品〕有効成分ライスパワーNo11の配合によりセラミド産生を促進し、肌の水分保持能を改善する美容液。化粧品事業カルテHDシリーズ コーセーマルホファーマ株式会社から発売した、ヘパリン類似物質を配合し保湿効果に優れた商品群。化粧品事業コスメデコルテ キモノオードトワレブランド50周年にあたり開発したコスメデコルテを体現するフレグランス。化粧品事業 メイクアップ製品・ヘアケア製品製品名称等特徴セグメントの名称メイクキープミストEX独自の製剤技術により、新たに「皮脂テカリ・崩れ防止成分」を配合、更なるメイクキープ機能の高水準化を実現した。コスメタリー事業コスメデコルテトーンパーフェクティングパレット自社独自のコンシーラー理論を構築、その理論に基づいた最適な色の組み合わせにより、シミ・クマ・くすみの全ての悩みへ対応できる、テーラーメイド要素の高いパレットとして実現した。化粧品事業アディクションザ マットリップ リキッド自社独自性の高い技術で、マットで色鮮やかな発色、マスクに付かないロングラスティング、軽い「無重力」な使用感を実現。化粧品事業カールキープマジックマスカラ下地、マスカラ、トップコートと1つで3役の機能性を独自処方で実現。長時間にじまず、つややかな睫毛とカール効果を持続する。コスメタリー事業ジルスチュアートアイジュエルデュー独自製法でつくられた、弾力のあるタッチで軽やかになじみ、宝石をちりばめたようなきらめきで彩るアイカラー。化粧品事業スティーブンノルプロフェッショナルコアリニューシリーズサロン専用のステップ使用のヘアケア商品。ステップ使用ならではの高い毛髪補修効果を実現した商品。化粧品事業 基礎研究分野では、化粧品の有効性と安全性をより一層高めるため、iPS細胞を用いた抗老化研究、シミ・しわなどの発生メカニズム解明、高度な分析機器を用いた生体成分分析方法の確立などを推進しております。また、世界初のしわ予測数理モデルの構築やオンラインでの新しいカウンセリングコンテンツの開発など、デジタル技術を駆使した先端的な研究にも取り組んでいます。カウンセリングコンテンツの実例として、コニカミノルタ株式会社と協業して開発した「毛髪診断システム」をMaison KOSÉ銀座へ導入しました。これら研究成果は多岐にわたる分野での学会発表を実施し、優秀賞など多くの賞を受賞しております。今後、これらの基礎研究から得られる成果を、新製品の開発や顧客満足度に繋がるカウンセリングツールなどに随時応用していく予定です。また、不要となった化粧品を絵具に再利用する事業への協力を開始しており、サステナビリティ推進に向けた研究も今後強化していく方針です。 以上の結果、当連結会計年度に支出した研究開発費の総額は5,996百万円であり、セグメントごとの内訳は、化粧品事業4,566百万円、コスメタリー事業928百万円、その他の事業141百万円であります。また、各事業部門に配分できない基礎研究費用は358百万円であります。
FY2020|1,600 文字
5【研究開発活動】 当社グループは、お客様のニーズに合った化粧品を市場に提供するために、主に、以下の国内二拠点を中心として研究開発活動に取り組んでおります。コーセー製品開発研究所‥‥‥‥‥‥‥製品開発研究、海外市場研究、製品管理、研究管理、薬事戦略コーセー先端技術研究所‥‥‥‥‥‥‥先端技術研究、基盤技術研究、品質保証研究、研究戦略 当連結会計年度におきましては、さらなる顧客価値創出のための技術開発力と品質保証体制の強化、グローバル化への対応を進め、研究開発活動のより一層の向上に努めました。 当連結会計年度における研究成果及び研究開発費は次のとおりであります。 製品研究分野の研究成果として、当連結会計年度において開発いたしました主な製品は以下のとおりであります。 スキンケア製品製品名称等特徴セグメントの名称ONE BY KOSÉバランシング チューナー医薬部外品の新規効能「皮脂分泌の抑制」効果が認められた唯一の有効成分ライスパワー®No.6を配合した薬用皮脂分泌抑制化粧水。化粧品事業雪肌精エッセンシャル スフレメレンゲのような滑らかなタッチで、浸透性に優れた処方を採用。うるおいながらべたつかず、さらりとしたスフレ状乳液。化粧品事業コスメデコルテAQ ミリオリティインテンシブ クリーム生体類似成分リン脂質とオレイン酸からなるカプセル「高純度ハイオレインディレイソーム」を採用。まろやかな使用感で、肌との親和性が高く潤いが持続する高機能クリーム。化粧品事業ルシェリリンクルペア ローション &エマルジョン 有効成分「リンクルナイアシン」配合で、シワのケアをしながらもハリ・ツヤあふれる肌へ導く、業界初のシワ改善薬用化粧水と乳液。化粧品事業アレルテクト スプレースーパーブロック膜技術で花粉ブロックに加え、あらたにウイルスもブロックするエアゾール型のスプレー製剤。コスメタリー事業 メイクアップ製品・ヘアケア製品製品名称等特徴セグメントの名称Tarteメイクアップシリーズコンセプトストア「Maison KOSÉ」での日本初導入に際し、国内の法規制や品質保証基準に準じた技術検討を実施。化粧品事業メイク キープ ミスト自社の独自性の高い製剤技術を応用し、メイクキープミスト市場のシェアを伸長させた化粧くずれがしにくくなる、ミストタイプの仕上げ用ローション。化粧品事業アディクション新メイクアップシリーズ新クリエイティブディレクターKANAKOの目指す品質達成のために、色鮮やかなメイクアップ製品等に、色沈みを防ぐ表面処理粉体を採用。化粧品事業コスメデコルテフェイスパウダー負担感のない軽くなめらかなつけ心地で肌にフィットし、透明感あふれる肌に仕上げるおしろい。化粧品事業スティーブンノルディファイニング バーム使用量の調整によりナチュラルからウェットまで幅広い質感に仕上げるヘアスタイリング剤。スキンケア成分配合でハンドクリームとしても使える。コスメタリー事業 基礎研究分野では、化粧品の有効性と安全性をより一層高めるため、iPS細胞を用いた抗老化研究、シミ・しわなどの発生メカニズム解明、といった皮膚生理機能研究、高度な分析機器を用いた生体成分分析、デジタルトランスフォーメーションと連動した化粧品開発における新たな価値創出研究、データサイエンス技術を応用した新しいカウンセリングデジタルコンテンツの開発など、先端的な研究を進めております。今後、これらの基礎研究から得られる成果を新製品の開発に随時応用していく予定です。 以上の結果、当連結会計年度に支出した研究開発費の総額は6,299百万円であり、セグメントごとの内訳は、化粧品事業4,670百万円、コスメタリー事業984百万円、その他の事業225百万円であります。また、各事業部門に配分できない基礎研究費用は418百万円であります。
FY2019|1,336 文字
5【研究開発活動】 当社グループは、お客様のニーズに合った化粧品を市場に提供するために、以下の体制で研究開発活動に取り組んでおります。コーセー製品開発研究所‥‥‥‥‥‥‥製品開発研究、海外市場研究、製品管理、研究管理、薬事戦略コーセー先端技術研究所‥‥‥‥‥‥‥先端技術研究、基盤技術研究、品質保証研究 当連結会計年度におきましては、さらなる顧客価値創出のための技術開発力と品質保証体制の強化、グローバル化への対応を進め、研究開発活動のより一層の向上に努めました。 当連結会計年度における研究成果及び研究開発費は次のとおりであります。 製品研究分野の研究成果として、当連結会計年度において開発いたしました主な製品は以下のとおりであります。 スキンケア製品製品名称等特徴セグメントの名称ルシェリスキンケアシリーズ新開発「肌親和性イオン化カプセル」の配合により、角層深くまでうるおいが浸透する、高保湿エイジングスキンケアライン。化粧品事業ジルスチュアートフローラノーティス花の香りに包まれた、フェミニンで高級感ある香りのフレグランス&ボディケアブランド。化粧品事業コスメデコルテiPショット アドバンストコーセー初のシワ改善有効成分「リンクルナイアシン」配合の薬用エイジングケア美容液。化粧品事業ONE BY KOSÉバランシングチューナー 過剰な皮脂分泌を抑制する唯一の有効成分「ライスパワー®No.6」を配合した薬用化粧水。化粧品事業スポーツビューティーサンプロテクトミルク「密着イオン技術」により汗・水・擦れに強く、快適な使い心地を具現化した新しい日やけ止め。コスメタリー事業 メイクアップ製品・ヘアケア製品製品名称等特徴セグメントの名称コスメデコルテ新ベースメイクシリーズ新開発「新規カバー粉体」の配合により、カバー力と素肌感を両立を実現したベースメイクシリーズ。化粧品事業コスメデコルテ AQ新ベースメイクシリーズ溶け込むように肌に密着し、ハリ感あふれる明るい肌を叶えるベースメイクシリーズ。化粧品事業エスプリークパーフェクトキープベース「テカリ因子」を捕えて逃がさず化粧崩れを防ぐ、新たなアプローチの化粧下地。化粧品事業エスプリークプライムティントルージュ軽やかに伸び広がりなめらかにフィットし、美しい彩りと高いうるおいが実感できるティントタイプの口紅。化粧品事業スティーブンノル新インバスシリーズ髪の水分バランスを整え、健やかな髪へ導くインバスシリーズ。コスメタリー事業 基礎研究分野では、化粧品の有効性と安全性をより一層高めるため、iPS細胞を用いた抗老化研究、皮膚の構造と表面の形態に関する解析や刺激発生メカニズムの解明といった皮膚生理機能研究、高度な分析機器を用いた生体成分分析など、先端的な研究を進めております。今後、これらの基礎研究から得られる成果を新製品の開発に随時応用していく予定です。 以上の結果、当連結会計年度に支出した研究開発費の総額は5,395百万円であり、セグメントごとの内訳は、化粧品事業4,068百万円、コスメタリー事業899百万円、その他の事業7百万円であります。また、各事業部門に配分できない基礎研究費用は420百万円であります。
FY2018|1,422 文字
5【研究開発活動】 当社グループは、お客様のニーズに合った化粧品を市場に提供するために、以下の体制で研究開発活動に取り組んでおります。コーセー研究所‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥製品研究、開発研究、海外市場研究コーセー研究所 技術情報センター‥‥製品管理、特許管理、研究管理コーセー基礎研究所‥‥‥‥‥‥‥‥‥基盤技術研究、品質保証研究 当連結会計年度におきましては、さらなる顧客価値創出のための技術開発力と品質保証体制の強化、グローバル化への対応を進め、研究開発活動のより一層の向上に努めました。 当連結会計年度における研究成果及び研究開発費は次のとおりであります。 製品研究分野の研究成果として、当連結会計年度において開発いたしました主な製品は以下のとおりであります。 スキンケア製品製品名称等特徴セグメントの名称コスメデコルテ AQ新スキンケアコスメデコルテ最高級ラインAQの新スキンケア。肌の内側から湧き上がるような活力感のある肌に導く。化粧品事業コスメデコルテ AQ新美白スキンケアコスメデコルテ最高級ラインAQの美白スキンケア。有効成分コウジ酸を配合し、透明感に満ちた肌に導く。化粧品事業ONE BY KOSÉメラノショット ホワイトシミのもとを無色化する進化系薬用美白美容液。有効成分コウジ酸がシミをつくるメラニン生成細胞を直撃し、美白効果を発揮。化粧品事業新アウェイクスキンケアシリーズ植物のパワーを濃縮したオイルを肌にバランスよく与え、まるで熟睡した後のような肌に導く。化粧品事業サンカット ウルトラ UV パーフェクトジェル80分にわたる耐水テストをクリア。汗・水・皮脂に抜群に強く、過酷な状況下でも、大切な素肌を長時間守りぬく。コスメタリー事業 メイクアップ製品・ヘアケア製品製品名称等特徴セグメントの名称雪肌精 スノー CC パウダー雪肌精初のパウダーファンデーション。しっとりなめらかな粉感を実現するスキンケア製法により、雪のように肌に溶け込む。化粧品事業コスメデルテ 新ポイントメイクアップ新開発のヴァチュリアスパウダーを配合、光・影・透明感をコントロールし、表情美を演出する。化粧品事業ヴィセリシェ クリスタルデュオリップスティックフォトジェニックな外観と流行のメイクを手に入れる「2レイヤースティック」。ひと塗りで、艶やかで美しいグラデーションをつくる。化粧品事業アディクション イレイサーアディクション凹凸補正効果を追求した処方設計でどんな凹凸もフラットに。クマまでも目立たなくする部分用イレーサー。化粧品事業サロンスタイル ビオリス天然・植物由来成分を90%以上配合したボタニカルヘアケシリーズ。コールドプレス製法成分配合でキューティクルをケア。コスメタリー事業 基礎研究分野では、化粧品の有効性と安全性をより一層高めるため、iPS細胞を用いた当社独自の老化研究や皮膚のバリア機能に関する皮膚生理研究、高度な分析機器を用いた生体成分分析など、先端的な研究を進めております。今後、これらの基礎研究から得られる成果を新製品の開発に随時応用していく予定です。 以上の結果、当連結会計年度に支出した研究開発費の総額は5,326百万円であり、セグメントごとの内訳は、化粧品事業4,007百万円、コスメタリー事業930百万円、その他の事業11百万円であります。また、各事業部門に配分できない基礎研究費用は377百万円であります。
FY2017|1,402 文字
6【研究開発活動】 当社グループは、お客様のニーズに合った化粧品を市場に提供するために、以下の体制で研究開発活動に取り組んでおります。コーセー研究所‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥製品研究、開発研究、海外市場研究コーセー研究所 技術情報センター‥‥製品管理、特許管理、研究管理コーセー基礎研究所‥‥‥‥‥‥‥‥‥基盤技術研究、品質保証研究 当連結会計年度におきましては、技術開発力と品質保証体制の強化、更なるグローバル化への対応を進め、研究開発活動のより一層の向上に努めました。 当連結会計年度における研究成果及び研究開発費は次のとおりであります。 製品研究分野の研究成果として、当連結会計年度において開発いたしました主な製品は以下のとおりであります。 スキンケア製品製品名称等特徴セグメントの名称雪肌精 MYV(みやび)1品使うごとに透明感が冴え渡る肌へ整える、和漢植物成分配合の新スキンケアブランド。化粧品事業ONE BY KOSÉ 薬用保湿美容液 日本で唯一、肌の水分保持能を改善する効果のある有効成分「ライスパワー®No.11」を配合した薬用保湿美容液。 化粧品事業コスメデコルテ iP.ShotiPS細胞研究から着想を得た、ハリとツヤを与える高機能エイジングケア美容液。化粧品事業アディクション オイルクレンジング アディクション厚みのあるなめらかなベースで肌を包み込むようにメイクを浮かせ、すっきりと洗い流せる新感覚のオイル状クレンジング。化粧品事業クリアターン プリンセスヴェール スキンコンディショニング マスク肌内部をうるおいで満たし、1枚でスキンケアが完了するオールインワンタイプのシートマスク。コスメタリー事業 メイクアップ製品・ヘアケア製品製品名称等特徴セグメントの名称エスプリーク ピュアスキン パクト UV軽やかなつけ心地と毛穴のカバー力を両立し、ピュアな肌を持続させるファンデーション。化粧品事業エスプリーク エクラ 明るさ持続 BBリキッド UV45才以上の女性のニーズに対応、汗やほてりにもくずれにくく、肌のうるおいと仕上がりの美しさが長時間持続するBBリキッドファンデーション。化粧品事業コスメデコルテ AQ MW アイグロウ ジェム製剤化及び充填成型技術の開発により実現した、濡れたようなツヤ感と高い発色が持続する新剤型アイカラー。化粧品事業リップ ジェル マジック口紅の上から塗るだけで落ちない口紅に変身させるコーセーオリジナルアイテム、口紅コートジェル。コスメタリー事業ジュレーム フルボス潤いやツヤ不足の髪悩みに対応し、髪の根もとから輝きをプラスするインバス用“新時代ブライトニングケア”ライン。コスメタリー事業 基礎研究分野では、化粧品の有効性と安全性をより一層高めるため、iPS細胞を用いた当社独自の老化研究や皮膚のバリア機能に関する皮膚生理研究、高度な分析機器を用いた生体成分分析など、先端的な研究を進めております。今後、これらの基礎研究から得られる成果を新製品の開発に随時応用していく予定です。 以上の結果、当連結会計年度に支出した研究開発費の総額は4,992百万円であり、セグメントごとの内訳は、化粧品事業3,518百万円、コスメタリー事業1,106百万円、その他の事業19百万円であります。また、各事業部門に配分できない基礎研究費用は348百万円であります。
FY2016|1,435 文字
6【研究開発活動】 当社グループは、お客様のニーズに合った化粧品を市場に提供するために、以下の体制で研究開発活動に取り組んでおります。コーセー研究所‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥製品研究、開発研究、海外市場研究コーセー研究所 技術情報センター‥‥製品管理、特許管理、研究管理コーセー基礎研究所‥‥‥‥‥‥‥‥‥基盤技術研究、品質保証研究 当連結会計年度におきましては、技術開発力と品質保証体制の強化、更なるグローバル化への対応を進め、研究開発活動のより一層の向上に努めました。 当連結会計年度における研究成果及び研究開発費は次のとおりであります。 製品研究分野の研究成果として、当連結会計年度において開発いたしました主な製品は以下のとおりであります。 スキンケア製品製品名称等特徴セグメントの名称コスメデコルテ リポソーム トリートメントリキッド生体類似成分であるリン脂質を用いた多重層構造のリポソームを化粧水剤型として実現した、潤い・ハリ・透明感に導く化粧水。化粧品事業コスメデコルテ フィトチューン シリーズアンバランス肌に悩む女性に向けたスキンケアライン。フムスエキスの肌への効果に着目し当社初配合。化粧品事業Spawake(スキンケアブランド)インド化粧品市場への新規参入に向け、現地市場に合わせ新開発。ニーズの高い保湿、美白の2ライン。化粧品事業スポーツビューティ UV ウェア(スーパーハード)「プロテクトウェア処方」を採用し、スポーツ等の激しい体の動きにも肌にフィットして紫外線から肌を守る日やけ止め料。コスメタリー事業黒糖精(スキンケアブランド)厳選した黒糖発酵エキスを高濃度配合。肌の奥からうるおう新スキンケアシリーズ。コスメタリー事業 メイクアップ製品・ヘアケア製品製品名称等特徴セグメントの名称コスメデコルテ AQMW アール デ フルール新成型技術“フローズンモールディング製法”を採用。ふっくらとしたハリ感とボリュームのある唇に導くトリートメントルー ジュ。化粧品事業エスプリーク エクラ 明るさ持続 パクト UV45才以上の女性ニーズに対応。新開発“明るさ持続処方”により厚塗り感のないキメ細やかな澄んだ肌が持続するファンデーション。化粧品事業エスプリーク オイル美容液下地オイル美容液のような保湿力で、ふっくらやわらかな肌へ整え、ファンデーションののりを高める化粧下地。化粧品事業ファシオ パーフェクトウィンク アイズ目元特有の分泌物や皮脂の特性に着目。まぶた密着成分を配合した新処方を採用し、まばたきに強く崩れないアイカラーを実現。コスメタリー事業スティーブンノル ニューヨーク プレミアムスリーク シリーズ高浸透インナーリペアカプセル配合。洗って乾かすだけで毛先までまとまるヘアケア新インバスシリーズ3ライン。コスメタリー事業 基礎研究分野では、化粧品の有効性と安全性をより一層高めるため、iPS細胞を用いた当社独自の老化研究や皮膚のバリア機能に関する皮膚生理研究など、先端的な研究を進めております。今後、これらの基礎研究から得られる成果を新製品の開発に随時応用していく予定です。 以上の結果、当連結会計年度に支出した研究開発費の総額は4,848百万円であり、セグメントごとの内訳は、化粧品事業3,627百万円、コスメタリー事業837百万円、その他の事業64百万円であります。また、各事業部門に配分できない基礎研究費用は318百万円であります。