日本色材工業研究所(4920)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 100 | 8 | 5 | 0 | 19.8 | 104.8 | 15.0 | 26.5 |
| FY2018 | 104 | 6 | 5 | -5 | 15.5 | 489.3 | 50.0 | 30.3 |
| FY2019 | 115 | 9 | 6 | 0 | 16.4 | 293.5 | 50.0 | 31.1 |
| FY2020 | 122 | 4 | 3 | -28 | 7.2 | 135.3 | 25.0 | 25.3 |
| FY2021 | 91 | -8 | -8 | -17 | -27.4 | -404.9 | 0.0 | 19.9 |
| FY2022 | 87 | -3 | -1 | 6 | -4.1 | -58.2 | 0.0 | 19.2 |
| FY2023 | 118 | 2 | 2 | 4 | 8.2 | 117.5 | 0.0 | 18.8 |
| FY2024 | 151 | 4 | 4 | 8 | 11.3 | 190.0 | 20.0 | 20.6 |
| FY2025 | 176 | 5 | 2 | -5 | 5.7 | 103.2 | 20.0 | 22.5 |
| FY2026 | 166 | 2 | 3 | 3 | 7.9 | 162.0 | 30.0 | 24.2 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
長年の化粧品原料開発で培われたノウハウや技術は存在するが、特許による明確な保護や強力なブランド力は限定的。特定の顧客との共同開発実績はあるものの、それが排他的な優位性につながっているかは不明。
化粧品メーカーは原料サプライヤーを変更する際、品質評価や切り替えコストが発生する。しかし、同社は多品種少量生産の側面もあり、代替可能な原料も存在するため、スイッチング・コストは中程度と考えられる。
化粧品原料サプライヤーとしてのビジネスモデルには、直接的なネットワーク効果は期待できない。
長年の製造経験による効率化の可能性はあるが、競合他社とのコスト競争力に関する具体的な情報は乏しく、構造的なコスト優位性は確認しにくい。
化粧品原料業界は多数のプレイヤーが存在する競争環境であり、同社が業界規模に対して圧倒的なシェアや効率規模の優位性を持っているとは言えない。
競合との比較優位
強気シナリオ
高付加価値な機能性原料の開発・販売拡大
海外市場への展開加速による売上増
M&Aによる事業領域の拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
新興国メーカー等による低価格攻勢
大手化学メーカーによる化粧品原料分野への参入
化粧品トレンドの変化への対応遅れ
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、同社が長年培ってきた化粧品原料に関する技術やノウハウが陳腐化し、競合他社がより革新的で低コストな代替品を開発・提供できるようになる必要がある。特に、環境配慮型原料やサステナビリティを重視する市場トレンドへの対応が遅れ、顧客である化粧品メーカーが競合他社へ乗り換えるケースが続出することが考えられる。また、グローバルな大手化学メーカーが、規模の経済と研究開発力を活かして、同社の得意とするニッチ市場に参入し、価格競争力と製品ラインナップの両面で圧倒するシナリオも想定される。さらに、主要顧客である化粧品メーカーの業績悪化や、化粧品市場全体の需要低迷も、同社の成長を阻害する要因となり得る。
5年後のモート予測
高機能・高付加価値原料へのシフトと海外展開により、売上・利益ともに堅調な成長を続ける。新規顧客獲得も進み、収益性が向上する。
既存事業の安定的な収益基盤を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。新製品開発は進むものの、競争環境の激化により利益成長は限定的となる。
競争激化やトレンド変化への対応遅れにより、売上・利益ともに減少。特に低価格帯での競争が厳しくなり、収益性が悪化する。