竹本容器(4248)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 128 | 13 | 8 | -5 | 13.9 | 147.3 | 30.0 | 47.4 |
| FY2017 | 142 | 14 | 10 | 4 | 12.5 | 164.6 | 34.0 | 53.9 |
| FY2018 | 160 | 16 | 12 | -2 | 14.2 | 96.7 | 37.0 | 50.9 |
| FY2019 | 152 | 15 | 10 | 2 | 11.3 | 83.3 | 19.0 | 54.4 |
| FY2020 | — | — | — | — | — | — | 19.0 | — |
| FY2021 | 158 | 18 | 12 | 13 | 10.9 | 95.3 | 32.0 | 57.6 |
| FY2022 | 149 | 8 | 4 | 5 | 3.3 | 29.5 | 35.5 | 60.3 |
| FY2023 | 143 | 5 | 3 | 5 | 2.7 | 24.4 | 36.0 | 61.2 |
| FY2024 | 156 | 9 | 6 | 14 | 5.5 | 53.1 | 36.0 | 63.9 |
| FY2025 | 145 | 10 | 8 | -8 | 6.4 | 64.0 | 36.0 | 71.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:9/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
特定のブランド力や特許による強力な無形資産は確認できない。一部、長年の取引で培われたノウハウや顧客との信頼関係は存在する可能性があるが、定量的な評価は困難。
食品、医薬品、化粧品業界向けに、内容物の保護性、安全性、デザイン性を考慮したカスタム容器を提供。特に食品・医薬品分野では、容器の変更は品質保証や法規制対応の観点から、顧客にとって一定のスイッチングコストが発生すると考えられる。
ネットワーク効果が働くビジネスモデルではない。
長年の経験と効率的な生産体制により、一定のコスト競争力は有していると考えられる。しかし、原材料価格の変動や競合他社との価格競争の影響を受けやすい。
プラスチック容器業界において、特定のニッチ分野(例:食品用、医薬品用)で一定のシェアを有している。大手競合と比較すると規模は小さいが、特定の顧客層や製品群においては、効率的な生産規模を維持している可能性がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
高付加価値容器へのシフトによる単価上昇
新規顧客層(例:健康食品、化粧品)の開拓成功
DX推進による生産性向上とコスト削減
弱気シナリオ(モート侵食)
原材料価格の高騰による収益圧迫
競合他社による低価格攻勢
顧客ニーズの変化への対応遅れ
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、竹本容器が顧客のニーズを捉えきれず、汎用的な低価格容器メーカーへと成り下がることが真実でなければならない。具体的には、食品や医薬品業界における容器の安全性・機能性に対する要求の高まりに対応できず、競合他社がより革新的でコスト効率の高いソリューションを提供し、竹本容器の顧客基盤が侵食されるシナリオである。また、長年培ってきたカスタム対応能力が陳腐化し、標準化された容器で事足りるようになり、スイッチングコストの優位性が失われることも考えられる。さらに、グローバルなサプライチェーンの混乱や、環境規制の強化が、同社の生産体制やコスト構造に予期せぬ大きな打撃を与える可能性も否定できない。
5年後のモート予測
高付加価値製品へのシフトと新規市場開拓により、売上・利益ともに着実な成長を遂げる。特に、健康食品や化粧品分野でのシェア拡大が寄与する。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を見込む。原材料価格の変動や競争環境の変化に一部影響を受けるものの、スイッチングコストを武器に一定の収益性を確保する。
原材料価格の高騰や競争激化により、収益性が悪化。特に低価格帯での競争に巻き込まれ、シェアを落とすリスクがある。