ウルトラファブリックス・ホールディングス(4235)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 78 | 6 | 1 | -16 | 0.8 | 8.9 | 18.0 | 34.3 |
| FY2018 | 119 | 12 | 4 | -5 | 3.8 | 46.6 | 24.0 | 36.0 |
| FY2019 | 114 | 9 | 4 | 9 | 3.6 | 43.7 | 26.0 | 35.9 |
| FY2020 | 100 | 4 | 0 | 16 | 0.4 | 4.1 | 20.0 | 34.7 |
| FY2021 | 141 | 15 | 10 | 11 | 8.2 | 114.0 | 28.0 | 38.5 |
| FY2022 | 196 | 32 | 21 | 26 | 15.5 | 218.3 | 62.0 | 37.9 |
| FY2023 | 210 | 35 | 24 | 9 | 15.6 | 129.6 | 39.0 | 42.2 |
| FY2024 | 203 | 28 | 16 | 8 | 9.4 | 89.0 | 39.0 | 44.7 |
| FY2025 | 206 | 16 | 8 | 10 | 4.5 | 42.2 | 35.0 | 45.8 |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 35.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
公開情報からは、特許やブランド力、規制ライセンスといった無形資産に関する具体的な情報は確認できませんでした。化学業界は技術革新が重要ですが、同社の競争優位性の源泉がこれらに依拠しているかは不明です。
化学製品は顧客の製造プロセスに組み込まれることが多く、仕様変更にはコストや時間がかかる可能性があります。しかし、ウルトラファブリックス・ホールディングスが提供する製品の代替可能性や、顧客の乗り換えコストに関する具体的な情報は乏しく、スイッチング・コストの強さは限定的と考えられます。
同社の事業内容において、ユーザー数の増加がサービスの価値を高めるネットワーク効果が生じる構造は見られません。BtoBビジネスであり、直接的なユーザーコミュニティ形成の要素は希薄です。
化学業界では、規模の経済や効率的な生産プロセスがコスト競争力に繋がります。同社が長年培ってきた製造ノウハウやサプライチェーンの最適化により、一定のコスト優位性を持っている可能性はありますが、具体的なコスト構造や競合他社との比較データは公開されていません。
化学業界は一般的に設備投資が大きく、一定の事業規模を持つ企業が有利になる傾向があります。同社が特定のニッチ市場で一定のシェアを確保している可能性はありますが、業界全体を寡占するほどの規模の経済が働いているかは不明です。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定の機能性化学品分野における技術的優位性の確立
新規市場への参入やM&Aによる事業拡大
ESG投資の流れに乗った環境配慮型製品の開発・販売強化
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による代替技術や低コスト製品の登場
主要顧客の業績悪化や需要の低迷
原材料価格の高騰やサプライチェーンの混乱
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、同社が保有する技術や製造ノウハウが陳腐化し、競合他社がより低コストで高性能な代替品を開発・提供できるようになることが考えられます。また、主要顧客の事業縮小や、同社製品に依存しない代替素材への移行が進むことも、同社の競争優位性を根本から覆す要因となり得ます。さらに、グローバルなサプライチェーンの寸断や、環境規制の強化が同社の生産コストを著しく押し上げ、価格競争力を失わせるシナリオも考えられます。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な収益性が損なわれる可能性があります。
5年後のモート予測
技術革新と新規市場開拓により、高付加価値製品の販売が拡大。売上・利益ともに堅調な成長を維持し、業界内での地位を確立する。
既存事業の安定的な収益基盤を維持しつつ、緩やかな市場成長に合わせて売上・利益を伸ばす。競争環境の激化により、大幅な成長は限定的となる。
代替品の台頭や顧客需要の低迷により、既存事業の収益性が悪化。コスト削減努力も追いつかず、売上・利益ともに減少傾向が続く。