スガイ化学工業(4120)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 50 | -1 | -0 | 7 | -0.2 | -0.8 | 0.0 | 54.0 |
| FY2018 | 53 | 1 | 1 | 4 | 1.9 | 7.8 | 0.0 | 57.3 |
| FY2019 | 55 | 2 | 2 | 7 | 4.0 | 168.4 | 30.0 | 59.6 |
| FY2020 | 55 | 2 | 2 | -5 | 2.7 | 113.0 | 30.0 | 57.3 |
| FY2021 | 60 | 5 | 3 | -4 | 5.3 | 232.1 | 30.0 | 51.8 |
| FY2022 | 62 | 6 | 4 | 5 | 6.3 | 296.1 | 35.0 | 56.9 |
| FY2023 | 71 | 7 | 6 | 3 | 8.6 | 442.3 | 45.0 | 59.5 |
| FY2024 | 76 | 6 | 5 | 7 | 6.7 | 374.4 | 60.0 | 63.8 |
| FY2025 | 66 | 5 | 4 | -5 | 4.9 | 278.0 | 70.0 | 64.9 |
| FY2026 | 64 | 5 | 5 | 11 | 5.5 | 353.0 | 90.0 | 68.6 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
スガイ化学工業の財務データからは、特許、ブランド力、規制ライセンスといった無形資産に関する具体的な情報は確認できませんでした。公開情報からは、明確な無形資産による競争優位性は見受けられません。
化学品業界では、顧客が特定のサプライヤーから製品を調達する際に、品質、仕様、供給安定性への信頼が重要となる場合があります。しかし、スガイ化学工業に特化した高いスイッチング・コストを示す具体的な証拠はありません。
スガイ化学工業の事業内容や公開情報からは、ネットワーク効果が競争優位性につながるようなプラットフォームビジネスやコミュニティ形成は見られません。顧客基盤の拡大が製品価値を直接高める構造ではありません。
化学品製造においては、生産プロセスの効率化や規模の経済がコスト競争力に寄ちますが、スガイ化学工業が業界平均を大きく下回るコスト構造を持つという具体的な証拠はありません。一般的な化学メーカーとしての効率性は期待されます。
スガイ化学工業は化学品メーカーとして一定の事業規模を有していますが、業界全体に対して圧倒的なシェアや、寡占市場を形成するほどの規模の経済による優位性を示すデータは確認できません。業界内での標準的な規模と考えられます。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定のニッチ市場における高い技術力や品質が、顧客からの継続的な需要を生み出す。
生産効率の改善や原料調達力の強化により、コスト競争力を徐々に向上させる。
環境規制強化の流れの中で、同社が持つ特定の化学品製造技術が有利に働く可能性。
弱気シナリオ(モート侵食)
より安価な代替品の登場や、大手競合他社の価格攻勢による収益圧迫。
主要顧客の業績悪化や、代替サプライヤーへの切り替えによる需要減少。
原材料価格の急激な高騰や、為替変動が収益性を悪化させるリスク。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
スガイ化学工業が競争優位性を築けないと判断するには、まず同社が特定のニッチ市場で独占的な地位を築いていない、あるいは築けていないことが重要である。また、顧客が容易に代替可能な製品しか提供しておらず、スイッチング・コストが極めて低い状態が継続していることも、競争優位性の欠如を示す。さらに、競合他社がより効率的な生産プロセスや規模の経済を享受しており、スガイ化学工業がコスト面で劣位に立たされている状況が続けば、長期的な成長は望めない。技術革新のスピードが速い化学業界において、同社が継続的な研究開発投資を行えず、陳腐化した技術に依存している場合も、競争優位性の喪失につながる。最終的には、これらの要因が複合的に作用し、市場シェアの低下や収益性の悪化を招くシナリオが考えられる。
5年後のモート予測
技術革新やニッチ市場での地位確立により、安定した収益成長を達成。利益率も改善傾向。
現状維持の競争環境下で、緩やかな売上・利益の伸びを維持。業界平均並みの成長。
価格競争の激化や代替品の台頭により、収益性が悪化。売上・利益ともに減少傾向。
直近の適時開示
- 2026-06-25 臨時報告書