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四国化成ホールディングス

化学 素材・化学

研究開発費(時系列)

年度R&D費用(億円)設備投資(億円)
2025-12 - 64
2024-12 - 47
2023-12 - 53
2022-12 - 39
2022-03 - 36

研究開発活動(本文)

FY2025|1,888 文字
6 【研究開発活動】当社は、二硫化炭素の新たな製造技術をもって創業し、以来、研究開発や製造技術の独創性を基に無機化成品、有機化成品、ファインケミカル及び建材分野に事業領域を拡げてまいりました。当社グループは、常に独創性を重んじ、これを会社発展の原動力とする至上の価値観「独創力」を企業理念に、全社一丸で新たな価値や市場の創造に取り組んでまいります。組織の活動としては、R&Dセンターにおいてコア技術に立った既存事業の強化拡充を図るとともに、習得した新技術による独自性を持った製品開発にチャレンジしております。また、各工場の開発部門や建材事業の開発部門においては現技術の深耕による既存商品の再活性化を図りつつ、事業戦略に沿った差別化商品の開発に努めております。当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は2,107百万円であります。①化学品事業化学品分野における研究開発は、無機化成品、有機化成品、ファインケミカル事業の周辺に特化し、事業拡大に貢献することを目指しております。無機化成品では、タイヤ関連材料「ミュークロン」の性能向上や環境価値の向上を目的とする開発に取り組むとともに、危険性の高い硫黄、二硫化炭素、硫化水素を安全に取り扱う技術を基盤として、次世代電池向け金属硫化物等の新規材料開発を行っております。有機化成品では、プール用途で培った塩素化イソシアヌル酸の技術を活かし、サニタリー薬剤の高機能化・高付加価値化に向けた製品開発を行っております。ファインケミカルにおける電子化学材料分野では、高密度プリント配線板用耐熱型水溶性プレフラックス「タフエース」のさらなる高機能化や、樹脂と銅の密着性付与剤「GliCAP」の開発を進めています。また、機能材料分野では、これまで培った有機合成技術や低金属管理技術を活かした半導体プロセス材料の開発を進めています。さらに、樹脂改質剤として用いるグリコールウリル誘導体や高耐熱樹脂ベンゾオキサジンの開発・量産化を進め、幅広い用途展開に取り組んでいます。なお、当事業に係る研究開発費は1,679百万円であります。②建材事業建材分野の開発活動は、新たに立ち上げたブランド「MEGLIO(メグリオ)」を中核に据えて推進しています。MEGLIOは、当初、「人と自然に、よりよい巡りを」をビジョンに、人の暮らしの快適性・安全性といった人環境(Well-being)と、資源循環や環境負荷低減などの自然環境(Eco)の両立を目指すものでしたが、社会課題の顕在化や事業環境の変化を受け、単なる環境配慮型ブランドの枠を超え、「皆が安心して暮らせる街づくりに貢献する」ことをパーパスとしたパーパスブランドへと昇華しました。当社はこのブランドビジョンを具現化するため、以下の6つのミッションを定めて研究開発を行っています。・高強度:安心・安全を長期にわたり支える強度性能の提供・長寿命化:耐久性向上による社会資本の持続性向上・省力化:施工・維持管理負担の軽減・循環経済:資源循環・廃棄物削減への貢献・脱炭素:再生可能エネルギー活用・CO2排出削減・空間価値向上:意匠・機能・快適性の向上による価値創出壁材分野では、スポンジ海面ローラーを用いた施工により多様な意匠表現を可能とした高意匠塗材「テクサージュP(ペイント)」と、併せてそれを塗布した「テクサージュB(ボード)」を揃えました。住宅エクステリア分野では、カーポートの基礎について側圧を考慮した設計の見直しを行い、地耐力条件に応じた基礎寸法情報を提供することで、設計および施工の合理化を図りました。また後方支持カーポート「マイポート7」のオプションとしてライン照明(LED)を設定し、高意匠性と夜間の利便性を高めました。景観エクステリア分野では、用途特化型商品として室外機の目隠し需要に対応した開口率50%のフェンス「HRF」を開発しました。他では、大型引戸まわりの安全対策として車両接触ガードポール「レコポールFH」と公園やパークレット向けに軽量化と水性塗料を用いて環境に配慮した「プランターNT」をリニューアルしました。そして新たな取り組みとして、高意匠の太陽光発電屋根一体型カーポート「ソリスルーフ」を発売しました。本製品は後方支持2本柱仕様と4本柱積雪仕様の2種類を揃え、前者は駐車4台分の屋根を柱2本で支持する構造とすることで駐車の利便性を向上させています。また、屋根勾配を一律とした背面合わせ仕様により、発電効率を高めています。なお、当事業に係る研究開発費は427百万円であります。

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