3676

デジタルハーツホールディングス(3676)に経済的な堀はあるか

情報・通信業 情報通信・サービスその他

株価

現在株価
1,058
2026-09-01
時価総額
169 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 150 20 4 11 11.7 31.4 43.1
FY2016 154 19 8 12 27.8 35.6 34.4
FY2017 174 17 12 8 33.6 55.1 39.3
FY2018 193 16 16 10 31.4 72.1 11.5 48.7
FY2019 211 14 8 1 14.6 36.3 13.0 46.3
FY2020 227 19 10 -4 15.4 45.2 14.0 39.7
FY2021 292 27 18 5 23.5 82.4 14.0 39.9
FY2022 365 30 8 9 8.4 36.5 15.0 45.0
FY2023 388 20 2 -6 2.0 7.9 21.0 39.9
FY2024 397 24 6 31 6.8 28.3 21.0 44.9

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:8/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産1/5

デジタルハーツはゲームアプリのデバッグサービスで高い認知度を持つが、特許やブランド力は限定的。独自の開発ツールやノウハウは存在するものの、模倣されにくいほどの強固な無形資産とは言えない。

スイッチングコスト3/5

ゲーム開発会社は、デバッグプロセスに慣れたベンダーとの継続的な取引を好む傾向がある。デジタルハーツは長年の実績とノウハウ蓄積により、新規ベンダーへの切り替えに伴う学習コストやリスクを嫌う顧客が多いと考えられる。

ネットワーク効果0/5

デジタルハーツのビジネスモデルは、顧客企業との直接的な取引が中心であり、プラットフォーム型のようなユーザー増加による価値向上のネットワーク効果は発生しない。

コスト優位1/5

デバッグ業務は人件費の割合が高く、海外オフショアなどを活用したコスト削減の余地はあるが、デジタルハーツが構造的に圧倒的なコスト優位を持つとは考えにくい。国内の人件費水準は他社と比較して同等レベル。

規模の経済3/5

デジタルハーツは国内のゲームデバッグ市場において、売上高でトップクラスのシェアを誇る。一定の規模を持つことで、複数のプロジェクトを同時に効率的に管理し、大手クライアントの要求に応える体制を構築している。

競合との比較優位

強気シナリオ

ゲーム市場の拡大とeスポーツの普及によるデバッグ需要の増加

海外展開の加速による新たな収益源の確保

AIを活用したデバッグ効率化技術の開発と導入による競争力強化

弱気シナリオ(モート侵食)

大手ゲームメーカーによる内製化の進展

競合他社による低価格攻勢や技術力の向上

ゲーム市場の成長鈍化や新規プラットフォームへのシフト遅延

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

デジタルハーツの投資が失敗するには、ゲームデバッグ市場が期待されたほど成長しない、あるいは縮小することが真実でなければならない。特に、大手ゲーム会社が内製化を加速させ、外部委託への依存度を大幅に低下させるシナリオが考えられる。また、AI技術の急速な進化により、従来人間が行っていたデバッグ作業の多くが自動化され、デジタルハーツのコアコンピタンスである人的リソースの価値が相対的に低下する可能性も否定できない。さらに、競合他社がより低コストで高品質なサービスを提供できるようになり、デジタルハーツの価格競争力や顧客維持力が失われることも、この投資の失敗につながる要因となるだろう。

5年後のモート予測

強気

ゲーム市場の堅調な成長とeスポーツの普及を追い風に、デバッグ需要が拡大。海外展開やAI活用による効率化で収益性を向上させ、売上・利益ともに着実な成長を続ける。

中立

国内ゲーム市場の成長は緩やかになるものの、eスポーツ関連や海外市場の伸びが下支え。AI導入による効率化は進むが、競争激化により利益率は横ばい圏で推移する。

弱気

ゲーム市場の成長鈍化、大手メーカーの内製化、競合の低価格攻勢により、市場シェアが低下。AI活用も追いつかず、収益性は悪化し、売上・利益ともに減少傾向となる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 169億
2. 健全な財務 自己資本比率 44.9%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 9年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -30.0%
6. 適度なPER PER 26.9倍
7. 適度なPBR PBR 1.89倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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