3138

富士山マガジンサービス(3138)に経済的な堀はあるか

小売業 小売

株価

現在株価
1,137
2026-09-01
時価総額
37 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 26 4 3 2 27.4 168.4 0.0 29.6
FY2017 29 3 2 2 22.7 67.4 0.0 26.8
FY2018 35 3 2 -0 16.0 58.7 0.0 29.8
FY2019 44 3 2 4 13.0 55.7 0.0 29.6
FY2020 51 3 2 2 13.9 68.7 0.0 30.2
FY2021 59 5 3 1 18.1 109.0 0.0 33.8
FY2022 60 4 3 2 13.4 90.0 20.0 36.6
FY2023 58 4 2 1 9.5 69.9 16.0 38.6
FY2024 56 3 2 1 6.8 52.1 16.0 40.6
FY2025 58 2 1 -1 3.1 24.0 30.0 42.2

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:6/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産0/5

富士山マガジンサービスは、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという公開情報は見当たらない。事業は主に雑誌の定期購読サービスであり、無形資産による競争優位性は限定的と考えられる。

スイッチングコスト3/5

同社は、長年にわたる顧客との関係構築と、多様な雑誌ラインナップ、利便性の高い購読管理システムを提供することで、一定のスイッチング・コストを生み出している。特に、長期間購読している顧客や、複数の雑誌をまとめて購読している顧客は、乗り換えの手間や情報喪失を避けるために継続する傾向がある。

ネットワーク効果0/5

雑誌の定期購読サービスは、ユーザーが増えることでサービスの価値が直接的に向上するネットワーク効果を持つビジネスモデルではない。プラットフォームとしての機能は限定的であり、顧客間の相互作用やデータ共有による価値増幅は見られない。

コスト優位1/5

出版取次や印刷会社との交渉力、効率的な物流網の構築により、一定のコスト管理は行われていると考えられる。しかし、競合他社も同様のサプライチェーンを持つ可能性があり、構造的なコスト優位性は限定的である。デジタル化への対応コストも考慮する必要がある。

規模の経済2/5

雑誌の定期購読プラットフォームとしては、一定の規模を持つと考えられるが、業界全体が縮小傾向にある中で、その規模が持続的な競争優位に繋がるかは不透明。出版業界の構造変化に対応できる規模の経済性はまだ確立されていない。

競合との比較優位

強気シナリオ

デジタルコンテンツへの移行や、サブスクリプションモデルの多様化による新たな収益源の確立

顧客データの活用によるパーソナライズされたサービス提供の強化

出版業界再編におけるM&Aによる事業拡大と効率化

弱気シナリオ(モート侵食)

紙媒体の雑誌市場のさらなる縮小と、デジタルシフトへの対応遅延

プラットフォーム利用者の減少と、新規顧客獲得の困難化

競合他社による低価格攻勢や、より魅力的なデジタルサービスの提供

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、同社が雑誌定期購読という既存事業の構造的な衰退を乗り越えられないことが真実でなければならない。具体的には、紙媒体の需要が予想以上に早く消失し、デジタルコンテンツへの移行が顧客の期待に応えられない、あるいは競合他社がより優れたデジタル体験を提供し、顧客を奪っていくシナリオである。また、長年培ってきた顧客基盤が、新たなサービスへの移行を阻まみ、結果として顧客離れを加速させる可能性も考えられる。さらに、出版業界全体の再編が進む中で、同社がその流れから取り残され、規模の経済性を失い、コスト競争力も低下していくことも、失敗への道筋となりうる。

5年後のモート予測

強気

デジタル化への適応とサービス多様化が進み、新規顧客層の獲得に成功。サブスクリプションモデルの進化により、安定的な収益成長を達成する。

中立

紙媒体の市場縮小の影響を受けつつも、既存顧客基盤を維持。デジタルサービスへの緩やかな移行と、コスト効率の改善により、現状維持に近い業績を保つ。

弱気

デジタルシフトへの対応が遅れ、紙媒体の需要減少に歯止めがかからない。競合優位性を失い、顧客離れが加速。収益は大幅に悪化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 37億
2. 健全な財務 自己資本比率 42.2%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 5年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -35.7%
6. 適度なPER PER 47.4倍
7. 適度なPBR PBR 1.56倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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