2935

ピックルスホールディングス(2935)に経済的な堀はあるか

食料品 食品

株価

現在株価
1,212
2026-09-01
時価総額
138 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

6年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2022 411 15 11 8 6.5 88.8 65.1
FY2023 430 17 12 18 6.4 94.3 22.0 64.6
FY2024 415 13 10 -39 5.1 77.1 24.0 61.0
FY2025 409 21 14 38 6.9 110.7 26.0 65.1
FY2026 29.0
FY2027 29.0

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

「お漬物の味の兵四郎」などのプライベートブランド(PB)は一定の認知度を持つが、強力なブランド力や特許による独占的IPは限定的。OEM/ODM事業が中心であり、自社ブランドの優位性はまだ発展途上。

スイッチングコスト2/5

業務用顧客(スーパー、コンビニ、外食産業)との取引は、長年の信頼関係や安定供給により一定のスイッチング・コストが発生する可能性がある。しかし、PB商品が多く、代替品も存在するため、顧客の乗り換えリスクは中程度。

ネットワーク効果0/5

事業モデルにネットワーク効果は基本的に見られない。製品の価値は個々の品質や価格に依存し、ユーザー数の増加が直接的な価値向上に繋がる構造ではない。

コスト優位2/5

食品製造業として、原料調達や生産効率の改善によるコスト削減努力は行われている。しかし、競合他社も同様の努力をしており、構造的な圧倒的コスト優位性は確立されていない。規模の経済による恩恵は限定的。

規模の経済3/5

漬物・惣菜業界において、一定の生産規模と販売網を持つ。特にPB商品やOEM/ODM供給において、大手スーパーやコンビニとの取引実績は、業界内での一定の地位と効率的な供給体制を示唆する。しかし、業界全体で見ると寡占度は高くない。

競合との比較優位

強気シナリオ

PB商品の拡充とブランド力強化による高付加価値化が進む。

OEM/ODM事業における大手取引先との関係深化と新規開拓。

健康志向や簡便食ニーズに対応した新商品開発による市場シェア拡大。

弱気シナリオ(モート侵食)

原料価格の高騰や人件費上昇が収益性を圧迫する。

競合他社による低価格攻勢や新興企業の台頭。

消費者の嗜好の変化や健康志向への対応遅れによる需要減少。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、ピックルスホールディングスが「お漬物」というニッチながらも安定した市場で、既存の顧客基盤を維持する以上の成長機会を捉えられない状況が続く必要がある。具体的には、PBブランドの差別化に失敗し、OEM/ODM事業においても価格競争に巻き込まれ、利益率が低下し続けるシナリオが考えられる。また、健康志向や食の安全に対する消費者の要求が変化する中で、同社が迅速かつ効果的に商品開発や品質管理体制を適応させられず、競合他社に市場シェアを奪われることも、失敗への道筋となる。さらに、食品業界全体で進行するM&Aの波に乗り遅れ、規模の経済やシナジー効果を享受できないまま、単独での競争力を維持できなくなる可能性も否定できない。

5年後のモート予測

強気

PBブランドの浸透とOEM/ODM事業の拡大により、売上・利益ともに着実な成長を遂げる。新商品開発も奏功し、市場シェアを拡大する。

中立

既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を見込む。原料価格や人件費の変動が収益に影響を与える可能性はあるが、コスト管理で吸収する。

弱気

競争激化や原料価格高騰により、収益性が悪化する。PBブランドの成長が鈍化し、OEM/ODM事業も価格競争に巻き込まれる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 138億
2. 健全な財務 自己資本比率 65.1%
3. 利益の安定性 4年連続黒字
4. 配当の継続性 4年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 7.6%
6. 適度なPER PER 10.0倍
7. 適度なPBR PBR 0.70倍

合格数:4/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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