ヨシムラ・フード・ホールディングス(2884)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 162 | 5 | 4 | 2 | 9.7 | 81.4 | — | 42.4 |
| FY2017 | 200 | 5 | 4 | -13 | 10.2 | 19.2 | 0.0 | 38.3 |
| FY2018 | 237 | 4 | 3 | -18 | 5.7 | 12.0 | 0.0 | 28.3 |
| FY2019 | 299 | 8 | 2 | -44 | 2.7 | 8.0 | 0.0 | 14.3 |
| FY2020 | 293 | 5 | 3 | 17 | 4.1 | 14.4 | 0.0 | 19.4 |
| FY2021 | 293 | 7 | 5 | 2 | 6.0 | 21.0 | 0.0 | 26.6 |
| FY2022 | 349 | 7 | 6 | -19 | 6.2 | 25.8 | 0.0 | 23.5 |
| FY2023 | 498 | 24 | 10 | 12 | 8.2 | 43.4 | 0.0 | 16.7 |
| FY2024 | 581 | 42 | 19 | 58 | 11.3 | 78.1 | 0.0 | 19.7 |
| FY2025 | 575 | 16 | 9 | -45 | 4.8 | 38.5 | 0.0 | 20.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
「ヨシムラ・フード・ホールディングス」という社名自体にブランド価値は限定的。特定の強力な特許や規制ライセンス、独占的IPの存在は確認できない。M&Aによる事業拡大が主であり、個別のブランド力はまだ確立されていない段階。
BtoB事業が中心であり、取引先との継続的な関係性はある程度存在する。しかし、食品卸売業という性質上、代替品や競合他社への乗り換えコストが極めて高いとは言えず、価格やサービスでの競争に晒される可能性。
事業モデル上、ネットワーク効果が発生する要素は見当たらない。ユーザーが増えることでサービスの価値が向上するような構造ではない。
M&Aによる規模拡大で一定の購買力や物流効率向上は見込めるが、食品業界全体で価格競争が激しく、構造的なコスト優位性を確立しているとは言い難い。個々のM&A先の効率化が鍵となる。
食品卸売業において、M&Aを通じて事業規模を拡大しており、一定の市場シェアを獲得している。複数の地域や品目で事業を展開することで、効率的なサプライチェーン構築の可能性を秘めている。
競合との比較優位
強気シナリオ
継続的なM&Aによる事業規模の拡大とシナジー効果の発現
PB商品開発やプライベートブランド強化による収益性向上
物流網の効率化やDX推進によるコスト削減効果
弱気シナリオ(モート侵食)
M&A戦略の失敗や統合コストの増大
食品業界における価格競争の激化と収益性の悪化
主要取引先との関係悪化や新規顧客獲得の停滞
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ヨシムラ・フード・ホールディングスが長期的に成功しないシナリオを考える。まず、M&A戦略が破綻し、買収した企業の統合に失敗し、多額ののれん償却やリストラクチャリング費用が発生する。また、食品業界全体で価格競争が激化し、同社が持つ規模の経済性も、薄利多売の構造から抜け出せず、収益性が恒常的に低迷する。さらに、主要な取引先であるスーパーマーケットや外食産業が、より安価で高品質な代替サプライヤーに乗り換える動きが加速し、同社の売上基盤が侵食される。結果として、株主価値は毀損され、投資家は損失を被るだろう。
5年後のモート予測
M&Aによる着実な事業拡大と、PB商品開発・物流効率化による収益性改善が進み、売上・利益ともに成長を続ける。
M&Aは継続するものの、統合コストや業界競争により成長率は鈍化。安定的な事業運営を維持する。
M&Aの失敗や業界再編の波に乗り遅れ、収益性が悪化。事業規模の縮小を余儀なくされる可能性も視野に入る。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 155億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 20.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 14.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 16.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.25倍 |
合格数:3/7 部分的合格