ゲオホールディングス(2681)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 2,681 | 87 | 42 | 7 | 6.2 | 87.5 | — | 51.7 |
| FY2017 | 2,993 | 147 | 66 | 134 | 9.2 | 138.0 | 34.0 | 52.4 |
| FY2018 | 2,926 | 157 | 103 | 16 | 13.8 | 229.6 | 34.0 | 54.4 |
| FY2019 | 3,051 | 100 | 38 | -62 | 5.1 | 89.2 | 34.0 | 51.6 |
| FY2020 | 3,284 | 43 | -8 | 42 | -1.0 | -17.8 | 34.0 | 42.8 |
| FY2021 | 3,348 | 82 | 60 | -124 | 7.8 | 141.2 | 34.0 | 44.1 |
| FY2022 | 3,773 | 106 | 57 | -53 | 7.4 | 135.9 | 24.0 | 38.1 |
| FY2023 | 4,338 | 168 | 109 | -11 | 12.5 | 275.3 | 24.0 | 37.7 |
| FY2024 | 4,277 | 113 | 45 | -45 | 5.0 | 114.3 | 29.0 | 35.7 |
| FY2025 | 4,812 | 142 | 87 | 41 | 8.9 | 219.8 | 34.0 | 33.2 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ゲオブランドは中古品販売・レンタル業界で一定の認知度を持つが、強力な特許やIPによる独占性は低い。新規参入障壁となるほどの無形資産は限定的。
レンタルサービスでは、顧客は複数の店舗やサービスを併用する可能性がある。中古品購入においても、他店への乗り換えコストは低い。ただし、ポイントカードや会員制度による一定の囲い込みは見られる。
中古品販売やレンタル事業において、ユーザー数の増加が直接的にサービス価値を高めるネットワーク効果はほとんど見られない。
中古品の仕入れ・販売においては、店舗運営コストや商品管理コストが重要となる。スケールメリットによるコスト優位性は存在するが、業界全体で効率化が進んでおり、突出したコスト優位性は見出しにくい。
ゲオは全国に多数の店舗を展開しており、中古品・レンタル業界において一定の規模を持つ。この規模は、仕入れ交渉力や物流効率において有利に働く可能性がある。しかし、業界全体が成熟しており、さらなる規模の経済による優位拡大は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
中古品市場の拡大トレンドに乗る
リユース・リサイクルへの関心の高まり
店舗網を活用した新たなサービス展開
弱気シナリオ(モート侵食)
ECサイトの台頭による店舗ビジネスの陳腐化
フリマアプリなど競合の多様化と低価格化
レンタル事業の縮小継続
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ゲオホールディングスの投資が失敗するには、中古品・リユース市場の成長が鈍化し、消費者の節約志向が後退することが必要である。また、ECプラットフォームやフリマアプリが、ゲオの持つ店舗網の利便性や信頼性を凌駕する体験を提供し、顧客がゲオから離れることが考えられる。さらに、ゲオが保有する店舗資産の価値が、不動産市況の悪化や賃料の高騰により、事業継続の足かせとなるシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用し、ゲオの既存事業モデルの優位性を完全に失わせる必要がある。
5年後のモート予測
中古品市場の成長とEC強化により、売上・利益ともに堅調に推移。新規事業やサービス連携で収益源を多様化し、安定成長を維持する。
既存事業の緩やかな成長とコスト削減努力により、現状維持に近い業績推移。市場環境の変化への対応が鍵となる。
EC・フリマアプリとの競争激化、レンタル事業の縮小により、売上・利益ともに減少。店舗網の維持コストが重荷となる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 804億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 33.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 17.4% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.82倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準