2531

宝ホールディングス(2531)に経済的な堀はあるか

食料品 食品

株価

現在株価
2,186
2026-09-01
時価総額
3,559 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 2,342 136 85 290 5.1 42.2 49.2
FY2017 2,681 156 110 -37 6.3 55.0 13.0 50.6
FY2018 2,774 178 104 43 5.8 52.2 16.0 51.6
FY2019 2,812 158 90 81 5.0 45.1 18.0 52.1
FY2020 2,784 216 106 204 5.5 53.5 20.0 51.1
FY2021 3,009 434 208 60 9.3 105.1 21.0 49.8
FY2022 3,507 379 212 350 8.3 107.3 37.0 51.1
FY2023 3,394 222 162 92 5.8 82.1 38.0 52.3
FY2024 3,627 206 162 -254 5.4 83.0 29.0 51.3
FY2025 31.0

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産2/5

宝焼酎、宝レモンサワーなどのブランド力は一定の認知度を持つ。しかし、競合他社も強力なブランドを有しており、絶対的な優位性とは言えない。特許やIPによる明確な差別化は限定的。

スイッチングコスト1/5

既存の酒類購入習慣や、特定のブランドへの嗜好性から、一部の顧客は乗り換えにくい可能性がある。しかし、代替品が多く、価格やプロモーションで容易に乗り換えが発生しうる。

ネットワーク効果0/5

ネットワーク効果は事業モデルにほとんど見られない。製品の利用が増えることで、製品自体の価値が向上するような構造ではない。

コスト優位2/5

長年の酒類製造ノウハウや、一部の原料調達における規模の経済性は考えられる。しかし、酒税や原材料価格の変動リスクがあり、構造的なコスト優位性は限定的。

規模の経済3/5

日本の酒類市場において、宝焼酎や宝チューハイなどの主力商品は一定の販売規模と流通網を有しており、効率的な生産・販売体制を構築している。業界内での地位は確立されている。

競合との比較優位

強気シナリオ

健康志向の高まりに対応した低アルコール・機能性飲料の開発・成功

海外市場への積極的な展開とブランド浸透の加速

M&Aによる事業ポートフォリオの拡充とシナジー創出

弱気シナリオ(モート侵食)

酒税率の変動や原材料費の高騰による収益性の悪化

競合他社の強力な新商品投入やプロモーションによる市場シェアの低下

消費者の嗜好の急激な変化への対応遅れ

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

宝ホールディングスの投資が失敗するには、同社が長年培ってきたブランド力や流通網が、急速に変化する消費者の嗜好や競合のイノベーションについていけなくなる必要がある。具体的には、健康志向や低アルコール飲料へのシフトに乗り遅れ、主力商品である焼酎やチューハイの需要が構造的に縮小する一方で、代替となる魅力的な新商品や競合のプラットフォーム(例:クラフトビール、ノンアルコール飲料の多様化)が登場し、消費者が容易に乗り換えてしまう状況が考えられる。また、酒税の度重なる引き上げや、主要原材料(米、麦、芋など)の価格高騰が、同社のコスト優位性を完全に剥奪し、価格競争力の低下を招くシナリオも考えられる。さらに、海外展開が想定通りに進まず、国内市場の成熟化と縮小が重なることで、成長ドライバーを失う可能性もある。

5年後のモート予測

強気

健康志向商品や海外展開が奏功し、既存事業の安定性を基盤に売上・利益ともに堅調な成長を遂げる。

中立

既存事業は安定推移するものの、国内市場の成熟化により成長は緩やか。一部新商品や海外展開で補う形となる。

弱気

嗜好の変化やコスト増に対応できず、主力事業の競争力が低下。売上・利益ともに減少傾向が続く。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 3,559億
2. 健全な財務 自己資本比率 51.3%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -7.6%
6. 適度なPER PER 22.0倍
7. 適度なPBR PBR 1.45倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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