キャリアデザインセンター(2410)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 86 | 10 | 7 | 4 | 23.6 | 98.8 | 30.0 | 62.8 |
| FY2017 | 99 | 12 | 8 | 6 | 24.4 | 118.5 | 38.0 | 63.7 |
| FY2018 | 110 | 12 | 8 | 7 | 20.7 | 119.9 | 38.0 | 67.9 |
| FY2019 | 122 | 10 | 7 | 5 | 16.7 | 107.1 | 45.0 | 71.0 |
| FY2020 | 110 | -2 | -2 | -3 | -4.4 | -25.1 | 20.0 | 68.1 |
| FY2021 | 94 | 1 | 9 | 2 | 23.5 | 137.4 | 35.0 | 67.4 |
| FY2022 | 155 | 11 | 8 | 17 | 26.8 | 140.7 | 45.0 | 44.1 |
| FY2023 | 174 | 16 | 12 | 15 | 29.6 | 209.9 | 70.0 | 49.2 |
| FY2024 | 177 | 14 | 10 | 0 | 25.0 | 179.0 | 90.0 | 60.5 |
| FY2025 | 186 | 16 | 11 | 17 | 23.8 | 209.7 | 100.0 | 59.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:10/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
「転職会議」「doda」といった求人情報・転職支援サービスは、長年の運営により蓄積されたブランド認知と信頼性を有する。特に「転職会議」は口コミプラットフォームとしての地位を確立しており、これが無形資産として機能している。
求職者にとっては、複数の転職サイトやエージェントを併用することが一般的であり、特定のプラットフォームへの強いスイッチングコストは低い。しかし、企業側は採用成功実績のあるプラットフォームへの継続利用傾向が見られる。
求職者と企業のマッチングプラットフォームであり、求職者数の増加は企業にとっての魅力となり、企業数の増加は求職者にとっての選択肢を増やす。しかし、他の大手プラットフォームとの競争が激しく、明確なネットワーク効果の優位性は限定的。
求人広告掲載や採用支援サービスにおいて、他社との明確なコスト優位性を示す要因は見当たらない。価格競争に巻き込まれる可能性は否定できない。
日本の転職市場において、主要なプレイヤーの一つとして一定の規模を持つ。特にオンライン求人情報サービスや転職エージェント事業においては、業界内で上位のシェアを確保しており、規模の経済が一定程度働いていると考えられる。
競合との比較優位
強気シナリオ
「転職会議」の口コミプラットフォームとしての優位性をさらに強化し、求職者・企業双方からの支持を拡大する。
データ分析能力を向上させ、より精度の高いマッチングサービスを提供することで、企業顧客の採用成功率を高める。
M&Aや新規事業を通じて、人材サービス領域での事業ポートフォリオを拡充する。
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による積極的なマーケティングや、より魅力的なサービス提供により、求職者・企業シェアを奪われる。
求人市場の構造変化(例:AIによるマッチングの進化)に対応できず、既存サービスの競争力が低下する。
景気後退による企業の採用意欲の減退が長期化し、売上・利益が低迷する。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、キャリアデザインセンターが持つ「転職会議」のブランド力や口コミプラットフォームとしての地位が、急速に陳腐化するか、あるいは競合他社がより強力なネットワーク効果や低コスト構造を構築し、求職者と企業の両面から急速にシェアを奪う必要がある。具体的には、新しいテクノロジー(例:AIマッチング)への適応が遅れたり、ユーザー体験を損なうようなサービス改悪が行われたりした場合、求職者の離脱が加速し、それに伴い企業からの広告掲載やサービス利用も減少するだろう。また、景気変動に強くない人材サービス業界において、長期的な景気低迷が続けば、企業の採用意欲が回復せず、同社の収益基盤そのものが揺らぐ可能性も考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性は失われ、投資としての魅力は失われるだろう。
5年後のモート予測
「転職会議」のブランド力と口コミ蓄積を活かし、求職者・企業双方のエンゲージメントを高め、マッチング精度向上とサービス拡充により、安定的な成長を続ける。
転職市場の競争激化の中で、既存サービスを維持しつつ、緩やかな成長を目指す。新規顧客獲得とリテンションのバランスを取りながら、収益を確保する。
競合の攻勢や市場環境の悪化により、シェア低下と収益性の悪化が進む。既存サービスへの依存度が高く、新規成長ドライバーが見いだせない状況が続く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 131億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 59.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 14.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 11.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.83倍 |
合格数:4/7 部分的合格