2212

山崎製パン

食料品 食品

研究開発費(時系列)

年度R&D費用(億円)設備投資(億円)
2025-12 - 599
2024-12 - 521
2023-12 - 446
2022-12 - 414
2021-12 - 436

研究開発活動(本文)

FY2025|1,520 文字
6 【研究開発活動】当社グループは、「良品廉価、顧客本位の精神で、製品と品質、サービスをもって世に問う」、「知恵と知識によって変化に挑戦し、新しい価値と新しい需要を創造する」という新しいヤマザキの精神に則り、社会の変化に対応し先取りする真に価値ある製品とサービスの提供を目指し、基礎研究、製品開発、品質の安定・向上に関する研究等に積極的に取り組んでおります。2016年に当社創業の地市川に完成した、21世紀のヤマザキの前進の基地となる総合クリエイションセンターを活用し、研究・開発・研修機能のさらなる充実・強化をはかっています。なお、当連結会計年度における当社グループの研究開発費は9,447百万円であります。 セグメントごとの主な研究内容は、次のとおりであります。(食品事業)食品事業では、パン、和・洋菓子、調理パン・米飯類、調理麺、製菓・米菓の各部門別に、主要原材料に関する基礎的分析・研究のさらなる充実をはかり、食の安全・安心という社会的要請に科学的に対処するとともに、原料選別、配合・工程の改善研究を中心とした製品の品質向上や、多様化する市場ニーズに的確に対応した製品の開発に積極的に取り組みました。パン部門においては、ダブルソフトに採用された、新規素材を利用した品質向上技術を他のパン製品や冷凍生地製品にも拡大をはかると共に、さらなる品質向上として新規酵素活用の検討を進め、また食物繊維等を強化した健康志向製品の開発・改良や焼成後冷凍製品等の品質向上等の取り組みを行ないました。和菓子部門においても、蒸しパン製品等でダブルソフト技術を応用した品質向上の検討を進めると共に、主要製品の品質向上やデジタル技術を活用した新規焼菓子製品開発、生産設備改良に関する研究等を進めました。洋菓子部門では、スイスロール・スナックケーキ製品でのダブルソフト技術の応用による品質向上ならびに卵価高騰に伴う品質への影響を最小限に留められる代替素材の研究、クリスマス低糖質製品の品質向上等に関する取り組みを進めました、米飯・調理麺部門においては、もち米使用製品の品質ならびに生産性の向上、レンジ麺などの麺製品での新規ルヴァン種開発による品質向上に関する研究を、また加工食品部門では惣菜パン製品のフィリング類品質向上のための新規導入設備活用やジャム類の品質向上等の研究を精力的に行いました。製菓部門においては、個食化や健康志向等消費動向の変化に対応した製品開発や、米菓製品の品質向上のための基礎的研究を進め、さらにグループ各社に対する機能性表示食品開発の技術的支援を行いました。また、食品安全衛生に関しては、AIB(American Institute of Baking)の「国際検査統合基準」に基づく管理手法の工場への順次指導の継続実施を中心として、微生物関係食品事故防止体制の強化をはかるとともに、最新鋭分析機器の導入を積極的に進め、原材料や製品中の微量成分などの確認を行い、クレーム問題への的確かつ迅速な対応を行いました。以上の結果、食品事業の研究開発費は8,925百万円となりました。 (流通事業)コンビニエンスストア事業では、ダブルソフトの新技術をNB製品はもとより、デイリーホットで使用している冷生地、またデイリーヤマザキのオリジナル製品にも活用を広げ、品質の向上と売上の拡大に繋がりました。店内調理では、定番10品の品質向上、季節対応の商品、また戦略商品として「さつまいものクイニーアマン」「ミルフィーユブレッド」「宝石デニッシュ渋皮マロン」などの新製品開発を進めてまいりました。以上の結果、流通事業の研究開発費は365百万円となりました。

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