研究開発費(時系列)
| 年度 | R&D費用(億円) | 設備投資(億円) |
| 2025-03 |
- |
26 |
| 2024-03 |
- |
5 |
| 2023-03 |
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14 |
| 2022-03 |
- |
2 |
| 2021-03 |
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1 |
研究開発活動(本文)
FY2025|1,517 文字
6【研究開発活動】当社は、長年培ってきた空気・水・熱に関する技術を基に、一般空調から様々な産業空調に亘る最適環境を目指して研究開発を行っています。また、固有の技術をベースに、先端産業分野向けの超精密温湿度調整装置の開発も行っています。当連結会計期間における研究開発費は、221百万円です。 当連結会計期間における主な成果は下記の通りです。 (設備工事事業)技術研究所では、一般空調と産業空調を対象として、各種の建築や環境設備に対応した要素技術の研究開発やシステム開発、性能評価検証等の幅広い技術の創造を積極的に推進しております。 (1) 脱炭素社会の実現に向けた空調システムの開発業務用ビルのZEB化に向けて、潜熱・顕熱分離空調に再生可能エネルギーを活用したシステムを開発しています。現在建設中の新研究所「つくば技術研究所」においては、上記システムに加え、オープンダクト、液冷空調システム、放射空調設備などを実装し、実運用におけるエネルギーデータの取得・分析を実施します。植物工場における省エネ化においては、冷却・除湿・加湿の最適制御による空調の省エネシステムを開発すると共に、培養液の効率的な運用による資源やエネルギー消費削減などによる脱炭素社会への貢献も目指しています。 (2) 空気環境対策等のコア技術の研究開発噴流誘引を用いる排気補助装置「オックスジェット」の技術を活用した、作業環境改善システムの研究開発を実施しました。合わせて局所排気技術における性能評価手法を継続的に検証し、各種学会で発表を行いました。また、研究成果としては、昨期に空気調和衛生工学会へ投稿した「差圧制御における基準圧の安定化に関する研究」が「学会賞論文賞」を受賞しました。 (3) アグリ分野に対する研究開発の取組みコメ型経口ワクチン(ムコライス)の省エネかつ安定栽培システムの研究開発を継続的に実施し、千葉大学から受託した「MucoRice-CTB19Aの製造プロセス管理」を進めています。また、「食と先端技術共創コンソーシアム」に参画し、植物工場におけるゲノム編集作物の生産システムを開発しています。その他、培養液の藻の抑制システム、電気照射による栽培促進などの研究開発を大学と共同で行っています。製品開発としては、種苗メーカーのニーズに対応した育苗棚の開発を実施しました。また、個別環境制御が可能な栽培棚の開発を行っています。 (4) 気流可視化技術の展開研究所内に構築した「みえるかラボ」において、様々な微粒子・気流可視化計測を実施しています。ここで得られた計測データを基に、一般空調・産業空調向けのシステム開発を行っています。また、当技術の展開成果としては、日本空気清浄協会主催「第41回空気清浄とコンタミネーションコントロール研究大会」において、研究発表「画像情報を用いたエアロゾル感染対策効果の評価方法検討」が「会長奨励賞」を受賞しました。 (5) 施工現場のデジタル化に関する研究業界全体の課題である施工現場のDX推進を実施しています。様々なDXプロダクトの試験運用や3Dスキャナー、ドローン活用などと合わせて、BIM活用した施工ツールの開発を行っています。 (機器製造販売事業)技術研究所での基礎研究をもとに、機器事業部では半導体や液晶ディスプレイなどの先端産業分野向けの超精密温湿度調整装置において、“省エネルギー”“自然冷媒”をキーワードとして、脱炭素化に貢献するための製品開発を行いました。また、乾燥ドライヤシステムなどの半導体関連分野以外へのシステム開発を推進し、ドライヤ技術を使った高機能フィルム製造装置の開発も行いました。
FY2024|1,405 文字
6【研究開発活動】当社は、長年培ってきた空気・水・熱に関する技術を基に、一般空調から様々な産業空調に亘る最適環境を目指して研究開発を行っています。また、固有の技術をベースに、先端産業分野向けの超精密温湿度調整装置の開発も行っています。当連結会計年度における研究開発費は、201百万円です。 当連結会計年度における主な成果は下記のとおりです。 (設備工事事業)技術研究所では、一般空調と産業空調を対象として、各種の建築や環境設備に対応した要素技術の研究開発やシステム開発、性能評価検証等の幅広い技術の創造を積極的に推進しております。 (1) 脱炭素社会の実現に向けた空調システムの開発業務用ビルのZEB化に向けて、潜熱・顕熱分離空調に再生可能エネルギーを活用したシステムを開発しています。また、オープンダクトを活用した空調搬送動力の効率化を検証し、大学との共同特許が開示されました。植物工場における省エネ化においては、冷却・除湿・加湿の最適制御による空調の省エネシステムを開発するとともに、培養液の効率的な運用による資源やエネルギー消費削減などによる脱炭素社会への貢献も目指しています。 (2) 空気環境対策等のコア技術の研究開発噴流誘引を用いる排気補助装置を開発し、「オックスジェット」として商標登録しました。合わせて局所排気技術における性能評価手法を検証し、各種学会で発表を行いました。また、室圧制御における基準圧の平準化技術を確立し、技術資料として社内展開を図っています。 (3) アグリ分野に対する研究開発の取組みコメ型経口ワクチン(ムコライス)の省エネかつ安定栽培システムの研究開発を継続的に実施し、千葉大学から「MucoRice-CTB19Aの製造プロセス管理」を受託しました。本業務は、「ワクチン・新規モダリティ研究開発事業」の採択課題「コメ型経口ワクチン MucoRice-CTB19Aの開発とヒトでの粘膜免疫誘導効果実証とそれを応用した呼吸器感染症に対する新規常温安定備蓄型経口ワクチンプラットフォームを目指す研究開発」(研究代表者:清野 宏 卓越教授)において、千葉大学から受託したものです。また、「食と先端技術共創コンソーシアム」に参画し、植物工場におけるゲノム編集作物の生産システムを開発しています。その他、培養液の藻の抑制システム、電気照射による栽培促進などの研究開発を大学と共同で行っています。 (4) 気流可視化技術の展開研究所内に構築した「みえるかラボ」において、様々な微粒子・気流可視化計測を実施しています。ここで得られた計測データを基に、一般空調・産業空調向けのシステム開発を行っています。また、可視化システムを現地に持ち込み、実運用システムの性能評価などを実施し、可視化技術の展開を図っています。 (5) 施工現場のデジタル化に関する研究業界全体の課題である施工現場のDX推進を実施しています。様々なDXプロダクトの試験運用や3Dスキャナー活用などと合わせて、BIM活用した施工ツールの開発を行っています。 (機器製造販売事業)技術研究所での基礎研究をもとに、機器事業部では半導体や液晶ディスプレイなどの先端産業分野向けの超精密温湿度調整装置の脱炭素化に貢献するための製品開発を行いました。また、乾燥ドライヤシステムなどの半導体関連分野以外へのシステム開発を推進しています。
FY2023|1,172 文字
6【研究開発活動】当社は、長年培ってきた空気・水・熱に関する技術を基に、一般空調から様々な産業空調に亘る最適環境を目指して研究開発を行っています。また、固有の技術をベースに、先端産業分野向けの超精密温湿度調整装置の開発も行っています。当連結会計年度における研究開発費は、172百万円です。 当連結会計年度における主な成果は下記のとおりです。 (設備工事事業)技術研究所では、一般空調と産業空調を対象として、各種の建築や環境設備に対応した要素技術の研究開発やシステム開発、性能評価検証等の幅広い技術の創造を積極的に推進しております。 (1) 脱炭素社会の実現に向けた空調システムの開発業務用ビルのZEB化に向けて、潜熱・顕熱分離空調に再生可能エネルギーを活用したシステムを開発しています。潜熱処理に採用しているデシカント空調の再生用に太陽熱を利用し、除湿した処理空気の冷却に地中熱を利用するシステムを考案し、省エネ効果を明らかにしました。また、誘引+局所気流によるタスク域空調の効率化や、オープンダクトを活用した空調搬送動力の効率化を検証しています。 (2) 空気環境対策等のコア技術の研究開発既設建築物における下水臭の臭気対策として、処理空気の相対湿度を制御して活性炭の吸着性能を高めるシステムを開発し、フィールド試験で検証しています。また、噴流誘引を用いる排気補助装置を開発し、(公財)日本空気清浄協会の『第三十九回空気清浄とコンタミネーションコントロール研究大会』で、技術賞を受賞しました。 (3) アグリ分野に対する研究開発の取組み高付加価値植物研究開発としてコメ型経口ワクチン(ムコライス)の省エネかつ安定栽培システムを実現しました。さらに、「食と先端技術共創コンソーシアム」に参画し、植物工場におけるゲノム編集作物の生産システムを開発しています。また、植物からの水分の蒸散熱が空調負荷へ与える影響を検証しています。 (4) 作業者追従送風システムの開発生産施設などにおける作業者の環境改善を目的として、作業者追従送風システムを開発しました。空調不要領域への送風無駄を省くことが可能となり、従来型局所空調よりも搬送動力や空調エネルギーが削減されます。また作業者周囲空間を広く確保できるため、作業効率改善効果が得られます。 (5) VAV/CAVボックスの開発ダクトの風量を制御するVAV/CAVを、吹出・吸込ボックスと一体化した装置を開発しました。通常に施工した場合と比較してスペースを2分の1に削減でき、機器のメンテナンスも容易になりました。 (機器製造販売事業)技術研究所での基礎研究をもとに、機器事業部では半導体や液晶ディスプレイなどの先端産業分野向けの超精密温湿度調整装置の大型化と高精度化に対応するための製品開発を行いました。
FY2022|1,137 文字
5【研究開発活動】当社は、長年培ってきた空気・水・熱に関する技術を基に、一般空調から様々な産業空調に亘る最適環境を目指して研究開発を行っています。また、固有の技術をベースに、先端産業分野向けの超精密温湿度調整装置の開発も行っています。当連結会計年度における研究開発費は、222百万円です。 当連結会計年度における主な成果は下記のとおりです。 (設備工事事業)技術研究所では、一般空調と産業空調を対象として、各種の建築や環境設備に対応した要素技術の研究開発やシステム開発、性能評価検証等の幅広い技術の創造を積極的に推進しております。 (1) カーボンニュートラル実現に向けたZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング)空調システムの開発業務用ビルのZEB化に向けて、潜熱・顕熱分離空調に再生可能エネルギーを活用したシステムを開発しています。潜熱処理に採用しているデシカント空調の再生用に太陽熱を利用し、除湿した処理空気の冷却に地中熱を利用するシステムを考案し、省エネ効果を明らかにしました。 (2) 環境改善に向けた研究開発の推進既設建築物における下水臭の臭気対策として、処理空気の相対湿度を制御して活性炭の吸着性能を高めるシステムを開発し、フィールド試験で検証しています。また、食品工場からの排気対策として、対象臭気に応じた薬液スクラバーを構築し、臭気負荷に応じた省エネ・省コストの運転方法を提案しています。 (3) アグリ分野に対する研究開発の取組み高付加価値植物研究開発としてコメ型経口ワクチン(ムコライス)の省エネかつ安定栽培システムを実現しました。さらに、「食と先端技術共創コンソーシアム」に参画し、植物工場におけるゲノム編集作物の生産システムの研究開発を始めました。また、植物からの水分の蒸散量から生育状態を診断する手法や養液中のイオン濃度を連続でモニタするシステムを考案しました。 (4) 無線センサによる比例制御システムの開発環境監視に用いられている無線センサを空調の比例制御に活用したシステムを開発しました。大規模工場におけるカスケード制御や複数センサによる切替え、平均値制御などに応用でき、有線センサの設置工事削減などにも貢献できます。 (5) 簡易接続ダクト工法の開発簡易工法である差込ダクトの実用化を目指し、差込接続や吊り支持の作業性の改良を加え、差込ダクトの基本仕様を確立しました。今後、差込ダクトを物件で採用し、ダクト設置工事の合理化、省力化、低コスト化を図ります。 (機器製造販売事業)半導体や液晶ディスプレイなどの先端産業分野向けの超精密制御機器や装置の大型化と高精度化に対応するための製品開発を、技術研究所での基礎研究をもとに行いました。
FY2021|1,211 文字
5【研究開発活動】当社は、長年培ってきた空気・水・熱に関する技術をベースに、一般空調から様々な産業空調に亘る最適環境を目指して研究開発を行っています。また、固有の技術をベースに、先端産業分野向けの超精密温湿度調整装置の開発も行っています。当連結会計年度における研究開発費は、211百万円です。 当連結会計年度における主な成果は下記のとおりです。 (設備工事事業)技術研究所では、一般空調と産業空調を対象として、各種の建築や環境設備に対応した要素技術の研究開発やシステム開発、性能評価検証等の幅広い技術の創造を積極的に推進しております。また、新型コロナウイルス感染症対策のための殺菌装置の開発と評価施設の構築に取組みました。 (1) ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング)実現に向けた潜熱・顕熱分離空調の開発業務用ビルのZEB化に向けて新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業で開発した「液冷空調システム」において、特に省エネの運用が難しい中間期において搬送動力の省エネ効果や室内温熱環境の確認を行い、デシカント空調システムへのデマンド制御の適用効果を明らかにしました。 (2) 環境改善に向けた研究開発の推進既設建築物における下水臭の臭気対策として、添着活性炭にオゾンを有効に組み合わせて用いることにより、寿命を大きく延伸させる装置の開発、電化厨房の排気を外乱気流の影響を防ぎ、有効に排出する補助気流装置の開発等、環境改善のためのシステム開発を推進しました。 (3) アグリ分野に対する研究開発の取組み高付加価値植物研究開発としてコメ型経口ワクチン(ムコライス)の省エネ栽培システムに取り組みました。また、植物工場で生育可能な種々の作物について栽培試験により最適な生育環境条件を探索しています。 (4) 電解水燻蒸殺菌装置の開発室内の表面に付着した新型コロナウイルス等の燻蒸殺菌用として、電気分解により生成する次亜塩素酸水を利用した電解水燻蒸殺菌装置を開発しました。日本電気工業会規格JEM1467により付着ウイルスの抑制性能が確認されました。 (5) 微粒子や気流の可視化試験室「みえるかラボ」の構築新型コロナウイルス感染症対策技術に対する研究開発を促進するため、大空間における微粒子や気流の可視化を実現する専用実験室「みえるかラボ」を構築しました。飛沫が拡散する様子や換気の効果を可視化できるようになることから、感染症対策に有効な技術や製品の開発に活用してまいります。また、お客様が抱える課題に対して、可視化技術を応用した新たな視点からのソリューションを提供し、人々が安全に過ごせる環境作りに取り組んでまいります。 (機器製造販売事業)半導体や液晶ディスプレイなどの先端産業分野向けの超精密制御機器や装置の大型化と高精度化に対応するための製品開発を、技術研究所での基礎研究をもとに行いました。
FY2020|1,087 文字
5【研究開発活動】当社は、長年培ってきた空気・水・熱に関する技術をベースに、一般空調から様々な産業空調に亘る最適環境を目指して研究開発を行っています。また、固有の技術をベースに、先端産業分野向けの超精密温湿度調整装置の開発も行っています。当連結会計年度における研究開発費は、243百万円です。 当連結会計年度における主な成果は下記の通りです。 (設備工事事業)技術研究所では、一般空調と産業空調を対象として、各種の建築や環境設備に対応した要素技術の研究開発やシステム開発、性能評価検証等の幅広い技術の創造を積極的に推進しております。 (1) ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング)実現に向けた潜熱・顕熱分離空調の開発業務用ビルのZEB化に向けて新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業で開発した「液冷空調システム」において室内の在席状態を人感センサで検知し、そのエリアの床吹出し口を制御することで負荷の偏在に対応するシステムを構築し、室内環境の一様性を検証しました。 (2) 排気処理用スクラバーに向けた電解水発生装置の開発排気処理用薬液スクラバーにおいて、電解技術を用いて次亜塩素酸ナトリウムを効率的に生成する装置を開発し、食品工場から排気される代表的な臭気成分の脱臭効果に関する特性を把握しました。 (3) 施工技術の効率化に関する取組3Dスキャナー計測を用いた既存建築設備の三次元CAD化技術や自動墨出し器の有効活用等ICT技術を積極的に利用し、施工技術の効率化へつなげるシステム開発に取り組みました。 (4) HEPAフィルタ自動リーク検査装置の改良開発設備や機器に据付られたHEPAフィルタのリーク検査のISO規格が改定されたことに伴い、自動リーク検査装置の改良開発を行いました。アイソレータメーカへのOEM供給と施工現場への適用を図ってまいります。 (5) 「経口コメ型バイオ医薬品のプラットフォーム化を目指した実証研究(CiCLE プロジェクト)」の実施アステラス製薬㈱、東京大学医科学研究所、千葉大学とコメ型経口ワクチン「MucoRice‐CTB」の実用化を目指した共同研究を実施しました。今回のプログラムは、医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)に採択されたもので、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)より支援を受けて実施いたしました。 (機器製造販売事業)半導体や液晶ディスプレイなどの先端産業分野向けの超精密制御機器や装置の大型化と高精度化に対応するための製品開発を、技術研究所での基礎研究をもとに行いました。
FY2019|1,214 文字
5【研究開発活動】当社は、長年培ってきた空気・水・熱に関する技術をベースに、一般空調から様々な産業空調に亘る最適環境を目指して研究開発を行っています。また、固有の技術をベースに、先端産業分野向けの超精密温湿度調整装置の開発も行っています。当連結会計年度における研究開発費は、201百万円です。 当連結会計年度における主な成果は、下記の通りです。 (設備工事事業)技術研究所では、一般空調と産業空調を対象として、各種の建築や環境設備に対応した要素技術の研究開発やシステム開発、性能評価検証等の幅広い技術の創造を積極的に推進しております。 (1) ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング)実現に向けた潜熱・顕熱分離空調の開発業務用ビルのZEB化に向けて新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業で開発した「液冷空調システム」で採用しているデシカント空調機のさらなる省エネのため、人感センサを用いてデマンド制御の最適化を図りました。また、放射温度のセンシング技術の活用による温熱制御システムを構築しました。 (2) 作業環境の遠隔計測システムの開発無線センサを用いて、大規模な工場内の作業環境の温度・湿度分布をワイヤレスで計測するシステムを構築しました。IoTを利用し、各計測点のトレンド表示やマッピング表示を遠隔監視が可能です。環境改善のためのツールとして提供致します。 (3) 熱源省エネ制御システムの導入及び実測評価大型病院の熱源改修に当たりACOS(朝日中央熱源最適制御システム)をカスタム対応で導入し、運転方法をチューニングすることによって、事前のシミュレーション通りの省エネ効果が実現できました。 (4) 電解水によるインテリアからの脱着臭対策に関する研究開発電解水を用いて高湿度状態の空気を作り、換気と併用することにより、内装材に付着した臭気の脱着を防ぐ効果があることが確認できました。老人保健施設等へ適用するためのシステムを検討しました。 (5) 「経口コメ型バイオ医薬品のプラットフォーム化を目指した実証研究(CiCLE プロジェクト)」の実施アステラス製薬㈱、東京大学医科学研究所、千葉大学とコメ型経口ワクチン「MucoRice‐CTB(以下、「ムコライス」)」の実用化を目指した共同研究を実施しました。今回のプログラムは、医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)に採択されており、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)より支援を受けて実施しております。アステラス製薬㈱はムコライスの生産条件検討および製剤化を担当し、当社と東京大学医科学研究所、千葉大学はムコライスの生産体制の構築を担当しております。 (機器製造販売事業)半導体や液晶ディスプレイなどの先端産業分野向けの超精密制御機器や装置の大型化と高精度化に対応するための製品開発を、技術研究所での基礎研究をもとに行いました。
FY2018|1,334 文字
5【研究開発活動】当社は、長年培ってきた空気・水・熱に関する技術をベースに、一般空調から様々な産業空調に亘る最適環境を目指して研究開発を行っています。また、固有の技術をベースに、先端産業分野向けの超精密温湿度調整装置の開発も行っています。当連結会計年度における研究開発費は、176百万円です。なお、子会社においては、研究開発活動は特段行われておりません。 当連結会計年度における主な成果は、下記の通りです。 (設備工事事業)技術研究所では、一般空調と産業空調を対象として、各種の建築や環境設備に対応した要素技術の研究開発やシステム開発、性能評価検証等の幅広い技術の創造を積極的に推進しております。 (1) ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング)のための自然エネルギー利用空調システムの開発業務用ビルのZEB化に向けて新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業で開発した「液冷空調システム」で採用しているデシカント空調機のさらなる省エネのため、自然エネルギーを活用したデマンド制御システムの研究を実施しました。 (2) 機能性野菜栽培及び苗生産が可能な完全人工光型栽培装置の開発農林水産省の「農業界と経済界の連携による先端モデル農業確立実証事業」を利用して、機能性野菜や苗生産のための完全人工光型栽培装置を開発するコンソーシアムにおいて、空調の省エネ運転手法やICTを活用した監視技術の開発を担当しました。 (3) 熱源冷却水コントローラ「C-CON」の開発複数台の冷却塔に対してファン及びポンプを適正にコントロールし、省エネを図る制御システムを開発しました。外気湿球温度をモニタリングし、水温制御+往還温度差制御により冷却水動力(冷却塔+ポンプ)の通年最適制御を実現し、社内LAN、Wi-Fi(OP)接続対応可能で自席のPCやスマートフォン等から容易にモニタ監視が可能なIoT活用システムとなっています。 (4) 産業空調におけるオイルミストコレクタの改良開発機械加工工場で発生するオイルミスト処理技術として、「再飛散凝縮+慣性」方式を採用し、製造装置からの高負荷のオイルミストに対してもフィルタを交換せず洗浄のみで性能を維持できるメンテナンスコスト優先の装置に改良しました。 (5) 「経口コメ型バイオ医薬品のプラットフォーム化を目指した実証研究(CiCLE プロジェクト)」の契約締結・開始アステラス製薬㈱、東京大学医科学研究所、千葉大学とコメ型経口ワクチン「MucoRice-CTB(以下、「ムコライス」)」の実用化を目指した共同研究契約を締結しました。今回のプログラムは、医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)に採択されており、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)より支援を受け、実施します。本契約のもと、アステラス製薬はムコライスの生産条件検討及び製剤化を担当し、当社と東京大学医科学研究所、千葉大学はムコライスの生産体制の構築を行います。 (機器製造販売事業)半導体や液晶ディスプレイなどの先端産業分野向けの超精密制御機器や装置の大型化と高精度化に対応するための製品開発を、技術研究所での基礎研究をもとに行いました。
FY2017|1,143 文字
6【研究開発活動】当社は、長年培ってきた空気・水・熱に関する技術をベースに、一般空調から様々な産業空調に亘る最適環境を目指して研究開発を行っています。また、固有の技術をベースに、先端産業分野向けの超精密温湿度調整装置の開発も行っています。当連結会計年度における研究開発費は、197百万円です。なお、子会社においては、研究開発活動は特段行われておりません。 当連結会計年度における主な成果は、下記の通りです。 (設備工事事業)技術研究所では、一般空調と産業空調を対象として、各種の建築や環境設備に対応した要素技術の研究開発やシステム開発、性能評価検証等の幅広い技術の創造を積極的に推進しております。 (1) ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング)のための自然エネルギー利用空調システムの開発業務用ビルのZEB化に向けて新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業で開発した「液冷空調システム」で採用しているデシカント空調機の性能向上のため、適用する自然エネルギー技術の研究を実施しました。また、液冷空調システムを体感できる実験室を構築しました。 (2) 機能性野菜栽培及び苗生産が可能な完全人工光型栽培装置の開発農林水産省の「農業界と経済界の連携による先端モデル農業確立実証事業」を利用して、機能性野菜や苗生産のための完全人工光型栽培装置を開発するコンソーシアムにおいて、空調を中心とした環境制御やICTを活用した監視技術の開発を担当しました。 (3) アイソレータ用自動リーク検査装置「SR-i」の改良開発医薬品製造ラインにおいて、無菌操作や封じ込めのために使われるアイソレータに常設する自動リーク検査装置SR-iの改良開発を行いました。従来から持つ給気用HEPAフィルタのリークの有無を自動検査する機能に、風速を多点計測してHEPAフィルタからの給気風量を確認できる機能を追加しました。 (4) 産業空調におけるオイルミスト対策技術の改良開発機械加工工場で発生するオイルミストを対策するために、天吊り型、工作機械直結型、ダクト接続型の3タイプのオイルミストコレクタを開発しています。さらに、小粒径のオイルミストに対応可能な装置の改良開発を行いました。 (5) 有用物質生産のための完全制御型植物工場の開発既に開発済みの有用物質生産のための閉鎖型植物生産システムを応用して、感染症ワクチン米に関する産学共同研究や高付加価値物質を生産する植物をより低コストで栽培する方法の研究を実施しました。 (機器製造販売事業)半導体や液晶ディスプレイなどの先端産業分野向けの超精密制御機器や装置の大型化と高精度化に対応するための製品を、技術研究所での基礎研究をもとに行いました。
FY2016|1,206 文字
6【研究開発活動】当社は、長年培ってきた空気・水・熱に関する技術をベースに、一般空調から様々な産業空調に渡る最適環境を目指して研究開発を行っています。また、固有の技術をベースに、先端産業分野向けの超精密温湿度調整装置の開発も行っています。当連結会計期間における研究開発費は、178百万円です。なお、子会社においては、研究開発活動は特段行われておりません。 当連結会計期間における主な成果は、下記の通りです。 (設備工事事業)技術研究所では、一般空調と産業空調を対象として、各種の建築や環境設備に対応した要素技術の研究開発やシステム開発、性能評価検証等の幅広い技術の創造を積極的に推進しております。 (1) ZEB(ネット・ゼロ・エネルギービル)のための自然エネルギー利用空調システムの開発業務用ビルのZEB化に向けて、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の開発事業で開発した「液冷空調システム」の性能をさらに向上させるために、デシカント空調機に適用する自然エネルギー技術の研究を実施しました。 (2) 機能性野菜栽培及び苗生産が可能な完全人工光型栽培装置の開発農林水産省の「農業界と経済界の連携による先端モデル農業確立実証事業」を利用して、機能性野菜や苗生産のための完全人工光型栽培装置を開発するコンソーシアムに参加しました。当社は、空調を中心とした環境制御やICTの活用技術等の開発を担当しています。 (3) アイソレータ用自動リーク検査装置「SR-i」の開発医薬品製造ラインにおいて、無菌操作や封じ込めのために使われるアイソレータに常設する自動リーク検査装置SR-iの改良開発を行いました。SR-iはアイソレータの給気用HEPAフィルタからのリークの有無を、自動で高精度に検査することができます。 (4) 生ごみ臭制御システムの開発省エネルギーと臭気対策を同時に図ることが可能な生ごみ臭最適制御システムの開発を実施しました。大型商業施設の生ごみ置き場に試験導入して、フィールドデータを取得しました。 (5) 産業空調におけるオイルミスト対策技術の改良開発機械加工工場で発生するオイルミストを対策するために、天吊り型、工作機械直結型、ダクト接続型の3タイプのオイルミストコレクタを開発しています。機械加工工場の広範囲なニーズに対応するために、採用される工場に応じた改良開発を継続して行いました。 (6) 有用物質生産のための完全制御型植物工場の開発既に開発済みの有用物質生産のための閉鎖型植物生産システムを応用して、感染症ワクチン米に関する産学共同研究や高付加価値物質を生産する植物の栽培方法の研究を継続して実施しました。 (機器製造販売事業)半導体や液晶ディスプレイなどの先端産業分野向けの超精密制御機器や装置の大型化と高精度化に対応するための製品開発を、技術研究所での基礎研究をもとに行いました。