1898

世紀東急工業

建設業 建設・資材

研究開発費(時系列)

年度R&D費用(億円)設備投資(億円)
2025-03 - 3
2024-03 - 6
2023-03 - 14
2022-03 - 13
2021-03 - 5

研究開発活動(本文)

FY2025|1,540 文字
6 【研究開発活動】近年、建設業を取り巻く環境も大きく変化しており、舗装に求められるニーズとして気候変動、労働人口の減少、高齢化、インフラの老朽化対策が喫緊の課題とされております。このような状況のもと、当社では現行の「中期経営計画(2024-2026年度)」に即し、低炭素、建設DX、生産性向上、道路インフラの長寿命化に重点を置いた開発テーマを選定し、研究開発活動を行っております。また、国土交通省が実施する「新技術導入促進計画」の技術公募にも積極的に参画し、開発技術の現場検証を行っております。当社の研究開発活動は、技術研究所を中心に行われており、当連結会計年度における建設事業および舗装資材製造販売事業の研究開発費は、440百万円となりました。 主な研究開発(1) 低炭素合材の開発アスファルト混合物およびアスファルトプラントにおけるアスファルト混合物の製造工程に着目して低炭素合材の開発に取り組んでおります。アスファルト混合物については、特殊添加剤等により材料を加熱せずに製造する混合物を開発し、室内レベルの検証まで完了しております。引き続き試験練り、試験施工を実施して混合物の性状確認、効果の検証を進めてまいります。また、中温化アスファルト混合物の製造工程における更なる製造温度の低減にも取り組んでおります。 (2) 代替アスファルトの開発アスファルトについては、カーボンニュートラルや原油の減産、価格高騰の面から石油アスファルトに替わる新材料が今後必要となることが予想されます。このことから、石油アスファルトを使用しない新規バインダーを研究しております。現在、国立研究開発法人土木研究所との共同研究「カーボンニュートラルに資するアスファルト代替舗装材料の研究開発」において試験施工を行い、促進載荷による同混合物の長期耐久性の評価、あわせて再生利用についての検証を行なっております。 (3) DX技術の開発建設業界では生産性向上や慢性的な人手不足、働き方改革への対応として、建設機械の遠隔操作、無人化の取組みが進められています。当社では、舗装工事における中心的な施工機械であるアスファルトフィニッシャの遠隔操作・自動操舵システムを開発しております。当期までに複数の現場での検証を行い、国土交通省の実道で運転席にオペレータ不在でのアスファルトフィニッシャの遠隔操作の実証を行い一定の目途がつきました。今後は更に現場での実証を重ね、抜本的な建設現場の省人力化を図っていくi-Construction2.0を実現し、将来的には舗設作業の自動化を目指してまいります。また、DX技術を活用して現場における品質管理、出来形管理を効率的かつ高精度で実施する手法の検討も行っております。 (4) 道路インフラの長寿命化直轄国道や高速道路においては、舗装の長寿命化を図る上で路盤以下の耐久性向上が求められております。現在、当社では路盤の耐水性、耐久性向上に着目し、新たな路盤材料を開発し、室内レベルの検証まで完了しております。引き続き試験練り、試験施工を実施して混合物の性状確認、効果の検証を進めてまいります。また、老朽化の進んだ道路インフラの維持管理においては、耐久性の高い維持補修材料が求められています。さらにSDGsの観点から、環境負荷の低い材料も求められております。このような背景のもと、当社では再生骨材を 50%以上配合しながらも、高い強度と付着力を有する段差修正材「αフラット」を開発・製品化し、エコマーク認定を取得いたしました。当製品は、舗装に生じたポットホールや橋梁ジョイント等の段差を修正するための補修材料であり、今後、当社の環境配慮製品として全国展開を図ってまいります。

このページのバフェット流コメンタリーは順次自動生成中です。生成されると、ここに「数値の読み解き方」「同業比較」「投資判断のポイント」を表示します。

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が 世紀東急工業 の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →