ベステラ(1433)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 42 | 4 | 3 | -8 | 12.4 | 32.9 | — | 51.7 |
| FY2017 | 45 | 4 | 3 | 4 | 11.3 | 31.7 | 40.0 | 59.7 |
| FY2018 | 49 | 5 | 6 | 21 | 23.8 | 75.3 | 15.0 | 57.2 |
| FY2019 | 34 | 1 | 1 | -27 | 2.3 | 7.3 | 15.0 | 51.4 |
| FY2020 | 37 | 1 | 1 | -2 | 5.5 | 17.3 | 16.0 | 43.0 |
| FY2021 | 60 | 6 | 15 | 5 | 33.7 | 174.5 | 16.0 | 48.1 |
| FY2022 | 55 | -2 | -1 | -9 | -1.5 | -7.3 | 16.0 | 51.8 |
| FY2023 | 94 | 2 | 2 | -14 | 5.6 | 26.1 | 20.0 | 37.6 |
| FY2024 | 109 | 4 | 4 | 9 | 8.4 | 46.3 | 20.0 | 43.9 |
| FY2025 | 111 | 7 | 7 | 31 | 13.6 | 81.4 | 20.0 | 64.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:none 持続性:判定中
ベステラは解体・リフォーム事業を主力としており、特定のブランド力や特許などの無形資産は限定的。技術力やノウハウは存在するが、模倣されにくいほどの強力な無形資産とは言えない。
顧客が解体・リフォーム業者を変更する際のスイッチングコストは、情報収集の手間や信頼できる業者を見つける労力などが考えられる。しかし、特に大規模な設備投資を伴わないため、スイッチングは比較的容易な部類に入る。
ベステラの事業内容(解体・リフォーム)において、ネットワーク効果が働く要素はほとんど見られない。顧客基盤の拡大が直接的にサービスの質や価値を高める構造ではない。
解体工事においては、専門的な知識や経験、安全管理体制が求められるが、参入障壁となるほどのコスト優位性は確立されていない。規模の経済によるコスト削減効果も限定的。
売上高は近年増加傾向にあるものの、建設業界全体で見ると中堅規模。複数拠点展開や大型案件の受注実績はあるが、圧倒的な規模の経済によるコスト優位性を確立するには至っていない。
競合との比較優位
大気社は設備工事やプラントエンジニアリングが中心であり、ベステラの主力事業である解体・リフォームとは事業領域が異なる。規模や技術力において直接的な競合とは言えない。
フジタは総合建設業であり、解体工事も手掛けるが、事業規模や得意分野が異なる。ベステラは解体・リフォームに特化している点で差別化を図っている。
強気シナリオ
建設需要の底堅さと、老朽化建物の増加による解体需要の拡大が継続する。
M&Aによる事業規模の拡大と、リフォーム事業の収益性向上が進む。
環境規制強化に伴う、解体・リサイクル技術への需要が高まり、競争優位性が生まれる。
弱気シナリオ(モート侵食)
景気後退による建設需要の低迷と、競争激化による価格下落が収益を圧迫する。
人件費や資材価格の高騰が、予定価格での工事受注を困難にする。
新たな参入企業や技術革新により、既存のビジネスモデルが陳腐化する。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
景気後退や建設業界全体の需要低迷により、解体・リフォーム需要が想定以上に減少し、受注単価も下落。資材・人件費の高騰が吸収できず、採算が悪化。M&A戦略も失敗し、財務体質が悪化する。
5年後のモート予測
堅調な建設需要と解体需要の増加、M&Aによる事業拡大が奏功し、売上・利益ともに年率10%以上の成長を維持。ROEも15%超を達成する。
緩やかな経済成長に伴い、売上は年率5%程度で成長。解体・リフォーム事業の収益性が安定し、ROEは10%前後で推移する見込み。
景気後退や業界競争の激化により、売上・利益ともに伸び悩む。資材価格高騰の影響も受け、ROEは5%を下回る可能性もある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 94億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 64.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 12.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.71倍 |
合格数:3/7 部分的合格