コックス(9876)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 210 | -2 | 1 | 5 | 0.7 | 2.9 | — | 66.1 |
| FY2017 | 201 | -4 | -7 | -4 | -6.0 | -26.0 | 0.0 | 63.5 |
| FY2018 | 191 | -13 | -17 | -14 | -17.0 | -59.8 | 0.0 | 62.6 |
| FY2019 | 171 | -6 | -9 | -13 | -11.7 | -32.5 | 0.0 | 61.7 |
| FY2020 | 163 | -7 | 5 | 26 | 7.4 | 19.9 | 0.0 | 58.2 |
| FY2021 | 133 | -9 | -14 | -26 | -23.1 | -49.7 | 0.0 | 62.7 |
| FY2022 | 149 | 4 | 2 | 12 | 3.3 | 7.5 | 0.0 | 61.3 |
| FY2023 | 149 | 12 | 11 | 12 | 15.0 | 41.4 | 0.0 | 64.3 |
| FY2024 | 153 | 13 | 12 | 10 | 13.4 | 43.3 | 0.0 | 67.2 |
| FY2025 | 150 | 13 | 11 | 5 | 10.1 | 38.7 | 0.0 | 70.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
コックス(9876)は小売業であり、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、独占的IPに関する情報は公開情報からは確認できない。一般的な小売業態であり、無形資産による競争優位性は限定的と考えられる。
コックスは主に衣料品小売を展開しており、顧客は他社ブランドへの乗り換えが比較的容易である。ただし、長年の顧客基盤や特定のブランドへの愛着が一定のスイッチング・コストを生む可能性はあるが、その程度は限定的と評価。
コックスの事業モデルは、顧客が増えることでサービスの価値が向上するネットワーク効果を生む性質のものではない。オンラインプラットフォームや会員制度はあるものの、それが直接的なネットワーク効果に繋がる構造ではない。
小売業として、仕入れ交渉力や効率的な物流網、店舗運営コストの抑制などが競争力の源泉となりうる。しかし、コックスが業界平均を大きく下回るコスト構造を持つという具体的な情報は乏しく、コスト優位性は中程度と評価。
コックスは一定規模の店舗網を持つが、業界全体で見ると、より大規模な競合他社が存在する。規模の経済による効率性は一定程度期待できるものの、業界を代表するような寡占的な地位にあるとは言えない。
競合との比較優位
強気シナリオ
既存顧客のロイヤルティ向上によるリピート率の維持・向上
効率的なサプライチェーンマネジメントによるコスト競争力の維持
新規顧客獲得に向けた効果的なマーケティング戦略の実行
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による価格競争の激化
消費者の嗜好の変化への対応遅れ
サプライチェーンの混乱や原材料価格の高騰による収益性悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
コックスの投資が失敗するシナリオは、同社が競争優位性を構築・維持できない状況が続くことである。具体的には、強力なブランド力や顧客ロイヤルティを築けず、競合他社との差別化が困難になること。また、コスト構造における優位性を失い、価格競争に巻き込まれる、あるいはサプライチェーンの非効率性から収益性が悪化する。さらに、消費者のトレンドやニーズの変化に迅速に対応できず、売上高が継続的に減少していくことも考えられる。これらの要因が複合的に作用し、長期的な成長が見込めなくなることが、この投資の失敗を意味する。
5年後のモート予測
既存顧客基盤を維持しつつ、新規顧客獲得や商品ラインナップ拡充により、緩やかな売上成長と収益性改善が期待される。
市場環境の変化に対応しながら、既存事業の効率化を進め、安定した収益基盤を維持する。
競争激化や消費者の嗜好変化により、売上・利益ともに低迷が続き、市場シェアを失うリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 62億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 70.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 6年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 72.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 5.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.59倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-05-22 臨時報告書