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NSD(9759)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

情報・通信業 情報通信・サービスその他

事業の概要

NSDグループは、システム開発とソリューション提供を主な事業としています。システム開発では、銀行や証券会社などの金融機関向け(金融IT)、製造業や商業向け(産業IT)、通信業や公共団体向け(社会基盤IT)、そしてITインフラの構築・保守・運用(ITインフラ)と多岐にわたるサービスを提供しています。ソリューション事業では、システムを活用したサービス提供やプロダクト販売を行っており、幅広い業界の顧客に対して、ソフトウェア開発やシステムコンサルティングを通じて収益を上げています。

出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成

NSDグループの事業セグメントは、主に5つで構成されています。最も売上と営業利益が大きいのは「金融IT」で、銀行や証券会社などの金融機関向けシステム開発が主力です。次に大きいのが「産業IT」で、製造業や商業向けのシステム開発を手掛けています。「社会基盤IT」は、通信業や公共団体向けのシステム開発、「ITインフラ」は、IT基盤やネットワーク構築、保守・運用を担っています。「ソリューション事業」は、システムを利用したサービス提供やプロダクト販売を行っています。売上と利益の大部分は国内のシステム開発事業が占めており、特に金融ITが収益の柱となっています。

2025-03 セグメント別業績
セグメント区分売上(億)営業利益(億)営業利益率
FinanceITReportableSegment 事業 325 63 19.5%
IndustryITReportableSegment 地域 252 37 14.9%
SocialInfrastructureITReportableSegment 事業 224 46 20.3%
ITInfrastructureReportableSegment 事業 123 22 17.6%
SolutionBusinessReportableSegment 地域 154 8 5.0%
Adjustment 地域 -6 -7 121.6%
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2025|915 文字
3 【事業の内容】当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社NSD)、子会社15社及び関連会社3社により構成されており、システム開発事業(金融IT、産業IT、社会基盤IT、ITインフラ)及びソリューション事業を主たる事業としております。当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりです。なお、以下に示す区分はセグメントと同一の区分です。 (1) システム開発事業(金融IT)・銀行、保険会社、証券会社等の金融機関に対して、ソフトウエア開発やシステムコンサルティング等のサービスを提供しております。(主な関係会社)当社、NSD‐DXテクノロジー㈱、㈱アートホールディングス、NSD International,Inc. 成都仁本新動科技有限公司 (2) システム開発事業(産業IT)・製造業、商業等の企業に対して、ソフトウエア開発やシステムコンサルティング等のサービスを提供しております。(主な関係会社)当社、NSD‐DXテクノロジー㈱、㈱アートホールディングス、㈱FSK (3) システム開発事業(社会基盤IT)・通信業、運輸業、電気・ガス・水道業等の企業や公共団体に対して、ソフトウエア開発やシステムコンサルティング等のサービスを提供しております。(主な関係会社)当社、NSD‐DXテクノロジー㈱、㈱アートホールディングス、㈱FSK (4) システム開発事業(ITインフラ)・IT基盤・ネットワーク構築や、システムコンサルティング、システムの保守・運用等のサービスを提供しております。(主な関係会社)当社、㈱アートホールディングス、㈱FSK、NSD International,Inc. (5) ソリューション事業・システムを利用したサービスの提供やシステムプロダクトの販売により、汎用性の高いソリューションから業務特化型のソリューションまでを提供しております。(主な関係会社)当社、㈱アートホールディングス、㈱ノーザ、㈱ステラス、㈱シェアホルダーズ・リレーションサービス当社及び主要な関係会社について、上記事項を事業系統図によって示すと次のとおりです。(2025年3月31日現在)

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 技術
DXやAI分野への対応、最先端技術の探求、新製品開発のための研究開発。
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか 中程度
設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか 軽い(資本不要)
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 中程度
会社が挙げる主要リスク:事業全般における業績変動リスク / DXやAI分野への対応の遅れによる受注機会逸失リスク / 人材の確保・育成に関するリスク
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 0 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

N/A

スイッチングコスト☆☆☆☆☆
根拠:弱い乗り換えの手間・コスト

N/A

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

N/A

コスト優位☆☆☆☆☆
根拠:弱い同じ物を安く作れる

N/A

規模の経済☆☆☆☆☆
根拠:弱い規模が参入障壁になる

N/A

NSDグループは、金融、産業、社会基盤といった多様な分野でシステム開発の実績を積み重ねており、幅広い顧客基盤と専門的なITノウハウが強みです。特に、金融機関向けのシステム開発や、ITインフラの構築・保守・運用において安定した事業基盤を持っています。また、DXやAIといった先端技術分野への対応を強化するため、専門組織を設置し、技術・ノウハウの蓄積と人材育成に注力している点が、今後の競争優位性を高める要因となる可能性があります。長年にわたる顧客との関係構築も、事業の安定性に寄与していると考えられます。

出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

事業リスク

NSDグループの業績は、社会経済情勢の変化、IT技術の進化、システム投資の動向、競合状況、顧客の信用状況、大型案件の成否、プロジェクトの採算性など、多岐にわたる要因で変動する可能性があります。また、DXやAI分野への対応が遅れると、新たな受注機会を逃し、業績に影響が出るリスクがあります。優秀な人材の確保や育成が計画通りに進まない場合、生産性の低下やコスト増大につながる恐れがあります。さらに、顧客の機密情報や個人情報を取り扱うため、情報セキュリティ侵害や知的財産権に関する問題が発生した場合、社会的信用の失墜や損害賠償のリスクも抱えています。

出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2025|1,853 文字
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです。なお、当社では、全社的リスクに適切に対応するため、取締役会の下にリスク・マネジメント委員会を設置しております。同委員会で個別リスクを年1回洗い出し、顕在化したときの大きさ(影響度)及び顕在化する可能性(発生頻度)から評価し、取締役会で、当社全体で優先的に対応すべきリスクを重点リスク項目として選定し、それらへの対応方針及び対応策を決定しております。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。また、下記のリスク項目は影響の程度が高いと判断した項目であり、当社グループに係る全てのリスクを網羅・列挙したものではありません。 (1) 事業全般におけるリスク当社グループの事業全般におけるリスクにつきましては、社会・経済情勢の変化、IT技術の変革、システム投資動向、海外企業を含む業界他社との競合状況、お客様の信用状況、大型案件成約の成否、個別プロジェクトの進捗状況や採算性、協力会社とのアライアンス状況などにより、当社グループの業績が変動する可能性があります。そのリスクに対しましては、プロジェクト管理を含むリスクマネジメントを徹底しております。 (2) DXやAI分野への対応の遅れによるリスクDXやAI分野への対応の遅れから生じる受注機会の逸失などにより、当社グループの業績が変動する可能性があります。そのリスクに対し、「イノベーション戦略事業本部」と「NSD‐DXテクノロジー株式会社」を中心に、DX分野に関連した技術・ノウハウの蓄積及び研究開発、優秀な人材の確保・育成、経営資源の有効で効率的な活用を進め、AIガバナンスに則った責任ある技術の提供を行ってまいります。 (3) 人材の確保・育成に関するリスク当社グループが安定的に事業を運営し、かつ持続的に成長を遂げていくには、優秀な社員の採用・育成、ならびに協力会社からの適時適切な人材の提供が必要です。これらの人材確保が想定どおりに進まない場合、生産性低下やコスト増大等、当社グループの業績に影響が生じる可能性があります。当社グループでは、多様な人材が活躍できるよう、人事制度や職場環境等の整備、適正な労働時間の管理や健康保持・増進のための取り組み等を行い人材確保に努めるとともに、資格取得支援や研修制度等の充実を図ることで人材育成に注力しております。また、協力会社とはコミュニケーションを十分にとりつつ、友好な関係構築に努めております。 (4) 情報セキュリティ及び知的財産権に関するリスク当社グループの主力事業である情報サービス事業は、業務の性質上、お客様からお預かりした個人情報や機密情報など、お客様の重要な情報に接することになり、情報資産の流失や、外部からのウィルスなどの侵入、知的財産権の侵害などが発生した場合、社会的信用の失墜や訴訟提起、損害賠償などの事態を招く可能性があります。そのリスクに対しましては、情報セキュリティ委員会、コンプライアンス委員会などの各委員会による指導や教育の実施ならびに全社的な取り組みの推進、外部への情報流出や外部からの不正侵入を防ぐセキュリティ対策などを徹底しております。 (5) 自然災害・感染症等の発生に伴うリスク巨大地震や大型台風などの自然災害の発生により、当社グループの主要な事業所などが壊滅的な損害を被った場合や従業員の多くが被害を受けた場合は、その修復又は対応のために巨額な費用を要するなど当社グループの業績に影響を与える可能性があります。そのリスクに対しましては、それらが発生した場合や発生するおそれが生じた場合に備え、安否確認訓練等の実施や事業継続計画書の改善に取り組んでおります。新型コロナウイルス感染症を含め、今後も世界規模の感染症等が発生する可能性があります。そのリスクに対しましては、日頃から事業継続計画の改善を進めるとともに、感染防止のための対策基準の運用の徹底、テレワーク、柔軟な働き方(オフピーク通勤やサテライトオフィス等)、各種感染症予防策の導入・改善で対応しております。また、こうした取り組みは、自然災害や感染症等に限らず、今後も進展する働き方の多様化にも有効であるものと認識しております。

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