セレスポ(9625)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 107 | 4 | 3 | 1 | 6.3 | 49.6 | — | 64.4 |
| FY2016 | 123 | 6 | 4 | 4 | 8.2 | 138.0 | — | 64.6 |
| FY2017 | 126 | 6 | 4 | 5 | 7.7 | 138.4 | 40.0 | 63.2 |
| FY2018 | 120 | 5 | 3 | 0 | 6.0 | 112.5 | 41.0 | 65.2 |
| FY2019 | 166 | 12 | 8 | 15 | 13.8 | 145.4 | 42.0 | 64.5 |
| FY2020 | 44 | -18 | -11 | -23 | -24.3 | -200.0 | 60.0 | 54.0 |
| FY2021 | 270 | 67 | 46 | 78 | 50.0 | 834.1 | 0.0 | 58.9 |
| FY2022 | 199 | 30 | 21 | 10 | 19.2 | 371.5 | 100.0 | 73.7 |
| FY2023 | 90 | -4 | -3 | -11 | -2.7 | -48.3 | 70.0 | 82.5 |
| FY2024 | 137 | 8 | -8 | 5 | -8.4 | -140.0 | 23.0 | 70.2 |
バフェット流モート診断
総合スコア:2/25 主要モート:none 持続性:判定中
セレスポの事業内容(イベント企画・運営、スポーツ施設運営等)において、特許やブランド力、規制ライセンスといった明確な無形資産の存在を示す情報は確認できない。事業の性質上、個別の顧客との関係性や企画力が重要となるが、それが持続的な競争優位に繋がる無形資産として定量化・評価することは困難。
イベント企画・運営においては、一度取引実績のある企業との関係性が継続する可能性はあるが、新規参入障壁は低く、顧客が他社へ乗り換える際の直接的な金銭的損失や手間は限定的と考えられる。スポーツ施設運営においても、地域住民や利用者の習慣的な利用はあるものの、乗り換えコストは低い。
セレスポの事業モデルには、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は観察されない。イベントや施設利用者は個別のサービス体験であり、他の利用者との相互作用による価値向上は見られない。
イベント企画・運営やスポーツ施設運営において、セレスポが構造的に競合他社よりも大幅に低いコストでサービスを提供できるという優位性を示す情報は確認できない。人件費や会場費などの変動費、固定費の構造が他社と大きく異なるとは考えにくい。
イベント企画・運営においては、大規模イベントの実施能力や多数の協力会社とのネットワークが規模の経済を示唆する可能性はある。しかし、業界全体として多数のプレイヤーが存在し、セレスポが業界規模に対して最適化された少数寡占を形成しているとは言えない。
競合との比較優位
強気シナリオ
コロナ禍からの回復によるイベント需要の本格的な増加
スポーツ振興策や健康増進ニーズの高まりによる施設運営事業の拡大
新規事業やM&Aによる収益源の多様化と成長
弱気シナリオ(モート侵食)
景気後退によるイベント・レジャー需要の低迷
競合他社との価格競争激化による収益性の悪化
人件費や会場費の高騰によるコスト増加
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
セレスポへの投資が失敗するには、まずイベント業界やスポーツ施設運営業界全体が構造的な衰退期に入り、需要が長期的に低迷することが必要である。具体的には、人々のライフスタイルの変化により、リアルなイベントへの参加意欲が失われ、スポーツ施設への関心も低下するシナリオが考えられる。また、セレスポが持つ既存の顧客基盤やノウハウが、デジタル化の波や新たな競合の出現によって陳腐化し、代替可能なサービスを提供する企業に顧客が容易に流出する状況も考えられる。さらに、コスト構造の悪化(人件費、会場費の高騰)が価格競争力を奪い、収益性を著しく低下させることも、投資失敗の要因となりうる。これらの要因が複合的に作用し、セレスポの事業継続性そのものが脅かされる状況になれば、投資は失敗に終わるだろう。
5年後のモート予測
イベント需要の回復とスポーツ施設運営の安定成長により、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。新規事業やM&Aが成功すれば、より高い成長率も期待できる。
コロナ禍前の水準への回復は限定的で、緩やかな成長にとどまる。コスト増の影響を受けやすく、利益率は横ばいか微減となる可能性。
景気後退や競合激化により、イベント・施設運営ともに需要が低迷。コスト増も重なり、売上・利益ともに減少傾向が続く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 61億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 73.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 2.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.56倍 |
合格数:3/7 部分的合格