経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針当社グループは、「地域共栄 未来創成」の企業理念のもと、以下のビジョン及び行動指針に則り、輸送サービスを中心として地域の発展とともに企業価値を向上させていくことを基本方針としております。 (2)経営戦略等当社グループは「グループ構想2030」で掲げる『まちづくり・地域づくり企業』への進化を目指し、2025年4月から2028年3月を対象とする「中期経営計画(2025-2027)」を策定いたしました。「グループ構想2030」の実現に向け中間期となる本中期経営計画では、「既存事業の強化」を図るとともに、「成長事業の開拓・拡大」に取り組む、いわゆる両利きの経営を推進します。また、運転士の確保を最優先課題と捉え、人的資本経営にも重点的に取り組んでまいります。 1.グループ構想2030(2030年のあるべき姿)地域に不可欠、なくてはならない「まちづくり・地域づくり企業」へ進化する~人々の移動を促す。交流人口を増やす。ライフプラットフォームを構築して、人々の生活を支援する。~ 2.中期経営計画(2025-2027)<基本方針>「持続的成長を支える既存事業の強化と成長事業の開拓・拡大」<重点戦略>■既存事業の強化・路線バスを軸とした地域に最適な交通体系の構築・ライフプラットフォームによるワンストップサービスの提供・不動産賃貸業による安定収益の確保(優良物件への投資、既存資産の入れ替え)■成長事業の開拓・拡大・不動産開発事業に参入し、仕入→開発→販売を行うフロー型ビジネスを始動・インバウンドを含む旅行需要の取り込み・M&Aも活用した周辺事業・新規分野への投資■人的資本経営の推進・働きやすさと働きがいを高めるための積極的な人的投資を実行・社員一人ひとりの自己実現に寄り添いながら、人材の採用・成長・定着を促進し、人的投資が企業価値向上に繋がるサイクルを構築 (3)優先的に対処すべき課題と具体的施策<自動車運送業> 「安全は全てに優先する」という基本理念のもと、基幹事業として地域からの信頼の源泉となり、当社グループの持続的成長を支える。地域の足を支え、移動をベースに地域を活性化させる。〇安全戦略~運行管理の高度化「神姫バス安全管理2.0ソフト&ハードのアップグレード」~・運輸安全マネジメントの推進・運行管理、指導教育体系の見直し・再構築・運行管理のデジタル化・運転士高齢化対策(乗務基準、健康管理、研修体系の再検証)〇エリア戦略~エリア拡充と地域に最適な交通体系構築~・神戸・大阪エリア観光路線(シティーループ、ポートループ)の活性化、神戸空港・神戸アリーナ線の需要獲得、神戸・大阪中心部への路線の開拓・増強・基盤エリア(姫路・明石・三田)需要に応じた路線再編、効果的ダイヤ編成による生産性向上、行政連携強化・中山間地エリア地域の特性に応じた持続的な交通体系の構築、新たなキャッシュポイント創出・高速バス収益路線の増強、インバウンド需要の獲得〇営業戦略~ICTを活用した顧客サービスの向上、増客施策の推進~・新ICカードサービスの導入、キャッシュレス環境の整備・インバウンド対応、新たな運賃サービスの導入 <不動産業> 自動車運送業と並ぶ第二の柱へ成長させるため、重点的に投資を実行する。既存事業の着実な成長に加え、不動産開発など収益力の高いフロー型ビジネスへの投資配分を高め、資本収益性を向上させる。〇既存事業の強化・賃貸事業グループ全体の利益水準を長期的に安定させることを目的とし、投資基準に適合する優良物件へ積極的に投資を行う・住宅事業注文住宅の品質を活かした建売住宅の販売拡大、環境負荷の少ない省エネルギー住宅の普及・建設事業大規模案件に対応できる組織体制の構築(専門人材の獲得、パートナー企業との協業)、事業規模拡大に向けたM&Aの推進〇新たな領域の開拓・拡大不動産開発事業へ重点的に投資し、新たな収益の柱へ拡大させる <旅行貸切業> 乗務員確保により堅調な貸切バス需要を取り込む一方、インバウンドバストリップで高い満足度獲得と集客シェア拡大を図る。「唯一無二の上質なサービス」である真結ブランド事業については、関西から瀬戸内、また東京発着企画へチャレンジし、当社ブランドの拡散に努める。〇インバウンド・世界に誇る日本の観光地と都市圏をつなぐ独自性のあるバストリップを企画(首都圏~西日本)・専用車両「YUI PRIMA OLIVIA」で周遊する瀬戸内のローカルで上質な旅行サービスを展開〇サービス・安全を最優先とし、安心で快適な旅を提供・運転士・バスガイド・アテンダントの人材確保、車内サービスのブラッシュアップ〇組織戦略・多国籍な人材の受入による効果的なマーケティング・販売・営業拠点の再編、京都・東京への拠点拡充 (4)数値目標 2024年度実績→2027年度計画連結売上高 (百万円)52,95459,000連結営業利益(百万円)3,4743,700連結経常利益(百万円)3,7293,800親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円)2,4712,570売上高経常利益率7.0%6.4% (5)設備投資計画戦略的投資(億円)180成長投資150億円(不動産関連、新規事業、M&A、他)基盤強化30億円(新本社オフィスビル、環境対応)維持・更新投資(億円)70車両更新、既存物件の設備更新合計250
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針当社グループは、「地域共栄 未来創成」の企業理念のもと、以下のビジョン及び行動指針に則り、輸送サービスを中心として地域の発展とともに企業価値を向上させていくことを基本方針としております。 (2)経営戦略等当社グループは「グループ構想2030」で掲げる『まちづくり・地域づくり企業』への進化を目指し、2025年4月から2028年3月を対象とする「中期経営計画(2025-2027)」を策定いたしました。「グループ構想2030」の実現に向け中間期となる本中期経営計画では、「既存事業の強化」を図るとともに、「成長事業の開拓・拡大」に取り組む、いわゆる両利きの経営を推進します。また、運転士の確保を最優先課題と捉え、人的資本経営にも重点的に取り組んでまいります。 1.グループ構想2030(2030年のあるべき姿)地域に不可欠、なくてはならない「まちづくり・地域づくり企業」へ進化する~人々の移動を促す。交流人口を増やす。ライフプラットフォームを構築して、人々の生活を支援する。~ 2.中期経営計画(2025-2027)<基本方針>「持続的成長を支える既存事業の強化と成長事業の開拓・拡大」<重点戦略>■既存事業の強化・路線バスを軸とした地域に最適な交通体系の構築・ライフプラットフォームによるワンストップサービスの提供・不動産賃貸業による安定収益の確保(優良物件への投資、既存資産の入れ替え)■成長事業の開拓・拡大・不動産開発事業に参入し、仕入→開発→販売を行うフロー型ビジネスを始動・インバウンドを含む旅行需要の取り込み・M&Aも活用した周辺事業・新規分野への投資■人的資本経営の推進・働きやすさと働きがいを高めるための積極的な人的投資を実行・社員一人ひとりの自己実現に寄り添いながら、人材の採用・成長・定着を促進し、人的投資が企業価値向上に繋がるサイクルを構築 (3)優先的に対処すべき課題と具体的施策<自動車運送業> 「安全は全てに優先する」という基本理念のもと、基幹事業として地域からの信頼の源泉となり、当社グループの持続的成長を支える。地域の足を支え、移動をベースに地域を活性化させる。〇安全戦略~運行管理の高度化「神姫バス安全管理2.0ソフト&ハードのアップグレード」~・運輸安全マネジメントの推進・運行管理、指導教育体系の見直し・再構築・運行管理のデジタル化・運転士高齢化対策(乗務基準、健康管理、研修体系の再検証)〇エリア戦略~エリア拡充と地域に最適な交通体系構築~・神戸・大阪エリア観光路線(シティーループ、ポートループ)の活性化、神戸空港・神戸アリーナ線の需要獲得、神戸・大阪中心部への路線の開拓・増強・基盤エリア(姫路・明石・三田)需要に応じた路線再編、効果的ダイヤ編成による生産性向上、行政連携強化・中山間地エリア地域の特性に応じた持続的な交通体系の構築、新たなキャッシュポイント創出・高速バス収益路線の増強、インバウンド需要の獲得〇営業戦略~ICTを活用した顧客サービスの向上、増客施策の推進~・新ICカードサービスの導入、キャッシュレス環境の整備・インバウンド対応、新たな運賃サービスの導入 <不動産業> 自動車運送業と並ぶ第二の柱へ成長させるため、重点的に投資を実行する。既存事業の着実な成長に加え、不動産開発など収益力の高いフロー型ビジネスへの投資配分を高め、資本収益性を向上させる。〇既存事業の強化・賃貸事業グループ全体の利益水準を長期的に安定させることを目的とし、投資基準に適合する優良物件へ積極的に投資を行う・住宅事業注文住宅の品質を活かした建売住宅の販売拡大、環境負荷の少ない省エネルギー住宅の普及・建設事業大規模案件に対応できる組織体制の構築(専門人材の獲得、パートナー企業との協業)、事業規模拡大に向けたM&Aの推進〇新たな領域の開拓・拡大不動産開発事業へ重点的に投資し、新たな収益の柱へ拡大させる <旅行貸切業> 乗務員確保により堅調な貸切バス需要を取り込む一方、インバウンドバストリップで高い満足度獲得と集客シェア拡大を図る。「唯一無二の上質なサービス」である真結ブランド事業については、関西から瀬戸内、また東京発着企画へチャレンジし、当社ブランドの拡散に努める。〇インバウンド・世界に誇る日本の観光地と都市圏をつなぐ独自性のあるバストリップを企画(首都圏~西日本)・専用車両「YUI PRIMA OLIVIA」で周遊する瀬戸内のローカルで上質な旅行サービスを展開〇サービス・安全を最優先とし、安心で快適な旅を提供・運転士・バスガイド・アテンダントの人材確保、車内サービスのブラッシュアップ〇組織戦略・多国籍な人材の受入による効果的なマーケティング・販売・営業拠点の再編、京都・東京への拠点拡充 (4)数値目標 2024年度実績→2027年度計画連結売上高 (百万円)52,95459,000連結営業利益(百万円)3,4743,700連結経常利益(百万円)3,7293,800親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円)2,4712,570売上高経常利益率7.0%6.4% (5)設備投資計画戦略的投資(億円)180成長投資150億円(不動産関連、新規事業、M&A、他)基盤強化30億円(新本社オフィスビル、環境対応)維持・更新投資(億円)70車両更新、既存物件の設備更新合計250
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。 ①財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度のわが国経済は、雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直しや、インバウンド需要の増加により景気は緩やかな回復基調となりましたが、米国の通商政策の影響が懸念されるなど先行きは依然として不透明な状況が続いております。このような状況の中、当社グループにおいては、当期が最終年度となる中期経営計画に定める基本方針「利益水準の回復と事業構造改革」に基づき、自動車運送業では神戸、大阪エリアにおける路線拡大、不動産業では優良な収益物件の取得による安定収益の確保、レジャーサービス業では淡路島に「AWAJI EARTH MUSEUM」をオープン、旅行貸切業では個人旅行需要を確実に取込むための施策などを実施しました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下の通りとなりました。 a.財政状態当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ4,003百万円増加し、67,073百万円となりました。増減の主なものは、有形固定資産の増加2,510百万円、受取手形、売掛金及び契約資産の増加698百万円、投資その他の資産の増加586百万円などであります。負債は、前連結会計年度末に比べ1,931百万円増加し、17,610百万円となりました。増減の主なものは、借入金の増加1,028百万円、未払金の増加198百万円などであります。純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上などによる利益剰余金の増加2,155百万円などにより前連結会計年度末に比べ2,071百万円増加の49,463百万円となり、自己資本比率は73.7%となりました。 b.経営成績当連結会計年度の売上高は前期比3,473百万円(7.0%)増の52,954百万円、営業利益は前期比329百万円(10.5%)増の3,474百万円、経常利益は前期比445百万円(13.6%)増の3,729百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比220百万円(9.8%)増の2,471百万円となりました。 セグメントの経営成績は次の通りであります。売上高、営業利益はセグメント間の内部売上高又は振替高控除前の金額であります。 (自動車運送)路線バス部門においては、三田~大阪梅田~新大阪線などで増便したことにより利用者数が好調に推移したことに加え、運賃改定が増収に寄与しました。高速バス部門においては、需要の増加に対応して増便した関西空港線などが好調に推移しました。また、発着便の拡大が見込まれる神戸空港と兵庫県内各地(淡路市、洲本市、南あわじ市、神戸三田プレミアム・アウトレット、有馬温泉など)を繋げる神戸空港アクセスバスを拡充しました。車両管理部門においては、企業輸送の新規獲得などにより増収となりました。以上の結果、売上高は前期比1,363百万円(6.0%)増の24,137百万円、営業利益は前期比425百万円(42.6%)増の1,423百万円となりました。 (車両物販・整備)車両物販部門においては、車両平均使用年数の長期化による整備機会の増加と部品価格の値上げが影響したことや、4月に発生した雹(ひょう)害による鈑金部品の販売が増加したことなどにより増収となりました。整備部門においては、高額修理の増加などにより増収となりました。以上の結果、売上高は前期比883百万円(9.3%)増の10,392百万円、営業利益は前期比167百万円(23.6%)増の875百万円となりました。 (不動産)賃貸部門においては、学生向け賃貸マンション「グランネクサス三田駅前」などの賃貸開始により増収となりました。住宅部門においては、注文住宅、分譲住宅及び分譲地の引渡件数が増加したことにより増収となりました。建設部門においては、工場の新築工事などを請け負ったことにより増収となりました。以上の結果、売上高は前期比797百万円(13.2%)増の6,825百万円となりましたが、償却費の増加などにより営業利益は前期比56百万円(△3.8%)減の1,430百万円となりました。 (レジャーサービス)サービスエリア部門においては、5月に市川サービスエリアのレストラン運営から撤退したことにより減収となりました。飲食部門においては、「まいどおおきに食堂」などが増収に寄与しました。ツタヤFC部門においては、レンタル市場の縮小に伴い売場を圧縮しましたが、物販の売場拡大やネイルサロンなど新たな商材の導入に注力しました。以上の結果、売上高は前期比52百万円(1.2%)増の4,540百万円となりましたが、ツタヤFC部門においてネイルサロン開設の初期費用を計上したことや、3月に淡路島にオープンした「AWAJI EARTH MUSEUM」の初期費用を計上したことなどにより営業損失は44百万円(前期は営業利益30百万円)となりました。 (旅行貸切)旅行部門においては、バスツアー、団体旅行が好調だったことに加え、8月に催行したクルーズの集客数が増加したことにより増収となりました。貸切バス部門においては、前期に貸切バス公示運賃が改正されたことに加え、5月に開催された「世界パラ陸上競技選手権大会」の輸送を受注したことなどにより増収となりました。以上の結果、売上高は前期比749百万円(12.7%)増の6,635百万円となりましたが、4月から開始した瀬戸内周遊ツアーの準備費用などにより営業損失は68百万円(前期は営業利益110百万円)となりました。 (その他)WEBサービス部門においては、ホームページ作成などの受注が減少し、農業部門においては、八百屋を閉店しましたが、経営受託部門において、既存施設の指定管理料の増額や、西播磨文化会館、こどもの館など新たな施設管理を獲得できたことなどにより増収となりました。以上の結果、売上高は前期比258百万円(5.7%)増の4,788百万円、営業損失は102百万円(前期は営業損失170百万円)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて27百万円減少し、5,919百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益3,634百万円、減価償却費2,053百万円、法人税等の支払額1,038百万円などにより4,704百万円の収入(前期は3,664百万円の収入)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出4,380百万円、投資有価証券の取得による支出736百万円などにより5,286百万円の支出(前期は6,469百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入1,600百万円、長期借入金の返済による支出571百万円、配当金の支払額316百万円、ファイナンス・リース債務の返済による支出157百万円などにより554百万円の収入(前期は1,230百万円の支出)となりました。 なお、当連結会計年度におけるフリー・キャッシュ・フロー(営業活動におけるキャッシュ・フローと投資活動におけるキャッシュ・フローを合算したもの)は581百万円のマイナスとなりました。 ③生産、受注及び販売の実績当社グループはサービス業を主体とし、その生産・販売品目は広範囲かつ多種多様であるため、生産実績・受注状況に代えて各セグメントの大半を占める提出会社及び特定の子会社の状況をb.その他の実績として記載するとともに、「(1)経営成績等の状況の概要」における各セグメント業績に関連付けて示しております。 a.販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。 セグメントの名称金額(百万円)前年同期比(%)自動車運送23,924106.1車両物販・整備7,626107.3不動産5,627110.4レジャーサービス4,540101.2旅行貸切6,535113.2 報告セグメント計48,254107.2その他4,699105.5合計52,954107.0(注)1.セグメント間の取引については消去しております。2.総販売実績の100分の10以上の相手先は、前連結会計年度、当連結会計年度ともありません。 b.その他の実績①自動車運送会社名事業内容等単位当連結会計年度前年同期比(%)神姫バス㈱一般乗合旅客・車両数(注)両772102.9 同 ・輸送人員(注)千人48,462102.6(注)1.一般旅客・車両数のうちリース車両は1両(前期は1両)であります。2.一般乗合旅客・車両数及び輸送人員のうちには、特定旅客に対するものが57両(前期比98.3%)、 1,519千人(前期比101.7%)含まれております。 ②車両物販・整備会社名事業内容等単位当連結会計年度前年同期比(%)神姫産業㈱自動車部品・タイヤ仕入高百万円5,842108.6神姫商工㈱自動車整備・車検台数台5,855101.7自動車販売・販売台数台32599.1 ③不動産会社名事業内容等単位当連結会計年度前年同期比(%)神姫バス㈱賃貸料百万円2,475105.7神姫バス不動産㈱土地分譲・区画数区画31119.2建物販売・戸数戸46109.5建設事業・完成工事高百万円1,598130.4 ④レジャーサービス会社名事業内容等単位当連結会計年度前年同期比(%)神姫バス㈱ツタヤFC業・有効会員数人91,98991.8神姫フードサービス㈱飲食業・仕入高(売店の物販を含む)百万円1,517101.1 ⑤旅行貸切会社名事業内容等単位当連結会計年度前年同期比(%)神姫観光㈱一般貸切旅客・車両数(注)両8493.3 同 ・延実働車両数両12,74084.7神姫観光㈱及び神姫バス㈱旅行業・ツアー集客数人147,297111.2(注)一般貸切旅客・車両数のうちリース車両は12両(前期比200.0%)であります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容売上高は、自動車運送業において需要に対応した増便や運賃改定を実施したことに加え、旅行貸切業においてバスツアー、団体旅行が好調であったこと、不動産業において新規物件の賃貸料収入を計上したことに加え、土地・建物の販売や建設工事が好調に推移したことにより、前期に比べ3,473百万円(7.0%)増加し、52,954百万円となりました。営業利益は、人件費などの増加があったものの、上記の増収により前期に比べ329百万円(10.5%)増加し、3,474百万円となりました。経常利益は、営業外収益において、受取配当金や助成金の増加により前期に比べ445百万円(13.6%)増加し、3,729百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、特別損失において本社移転費用などを計上したものの、経常利益の増加に伴い前期に比べ220百万円(9.8%)増加し、2,471百万円となりました。なお、売上高経常利益率は7.0%(前期比0.4ポイント増)、ROA(総資産経常利益率)は5.7%(前期比0.4ポイント増)となりました。セグメントごとの分析につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載の通りであります。 中期経営計画3ヵ年の最終年度である2025年3月期の達成・進捗状況は以下の通りであります。(単位:百万円) 2025年3月期目標2025年3月期実績2025年3月期目標比連結売上高48,00052,9544,954(+10.3%)連結営業利益2,4003,4741,074(+44.8%)連結経常利益2,5003,7291,229(+49.2%)親会社株主に帰属する当期純利益1,7002,471771(+45.4%)売上高経常利益率5.2%7.0%+1.8ポイント 2022年度より始まりました中期経営計画においては、コロナ前の売上・利益水準に回復させるとともに、まちづくり・地域づくり企業へ進化するため、地域に適した交通体系への転換や、成長投資による事業拡大、グループ会社の再編等の事業構造改革を進めてまいりました。最終年度となりました当連結会計年度の達成状況は、コロナ禍で減少した路線バスや高速バス・旅行需要の回復、運賃改定の効果、投資の抑制による減価償却費の減少により、目標値に対し売上高は4,954百万円(10.3%)増の52,954百万円、営業利益は1,074百万円(44.8%)増の3,474百万円、経常利益は1,229百万円(49.2%)増の3,729百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は771百万円(45.4%)増の2,471百万円となりました。それに伴い、売上高経常利益率は目標比1.8ポイントの増加となりました。当社グループでは、2030年のあるべき姿を描いた「グループ構想2030」に基づき、2025年度から2027年度を対象とする中期経営計画を策定いたしました。詳しくは 「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営戦略等 2.中期経営計画(2025-2027)」に記載しております。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報当連結会計年度末の各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。資本の財源及び資金の流動性につきましては、当社グループの運転資金及び設備資金を内部資金又は金融機関からの借入により資金調達することとしています。短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入金を基本としており、設備投資や長期運転資金につきましては、自己資金及び金融機関からの長期借入金での調達を基本としております。また、当社グループではキャッシュ・マネジメントシステム(CMS)を導入し、グループ内資金を集中管理することにより資金効率向上及び有利子負債の圧縮に努めております。なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は3,560百万円となり、前連結会計年度に比べ1,226百万円増加しております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載の通りであります。