福山通運(9075)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 2,546 | 131 | 99 | -51 | 4.5 | 40.3 | — | 53.9 |
| FY2016 | 2,557 | 110 | 94 | 27 | 4.0 | 38.2 | — | 55.5 |
| FY2017 | 2,678 | 147 | 107 | 123 | 4.3 | 208.9 | 10.0 | 55.4 |
| FY2018 | 2,857 | 195 | 150 | 103 | 5.9 | 295.2 | — | 56.6 |
| FY2019 | 2,930 | 205 | 129 | -31 | 5.0 | 259.2 | 55.0 | 56.3 |
| FY2020 | 2,855 | 211 | 153 | 149 | 5.6 | 312.8 | 50.0 | 57.1 |
| FY2021 | 2,913 | 221 | 168 | 154 | 6.5 | 395.3 | 50.0 | 52.8 |
| FY2022 | 2,934 | 214 | 208 | 233 | 7.7 | 513.7 | 60.0 | 55.9 |
| FY2023 | 2,876 | 104 | 78 | -83 | 2.6 | 193.6 | 70.0 | 58.5 |
| FY2024 | 3,025 | 74 | 87 | -47 | 3.0 | 217.9 | 75.0 | 57.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:11/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
福山通運は長年の歴史と実績を持つ国内有数の運送会社であり、一定のブランド認知度と信頼性がある。しかし、特許や独自のIPによる明確な優位性は見られない。
長年にわたり取引のある顧客が多く、運送ルートやシステム連携の都合上、他社への切り替えには一定の手間とコストが発生する。特に、定期的な大量輸送を委託している企業にとっては、サプライチェーンの安定性が重要視される。
運送業は個々の取引が独立しており、プラットフォーム型のようなネットワーク効果は期待できない。
長年の事業運営で培われた効率的な配送網と、規模の経済による一定のコスト競争力を持つ。ただし、燃料費や人件費の変動リスクは存在する。
国内の貨物輸送において、広範なネットワークと高い輸送能力を持つ大手企業であり、業界内での寡占的な地位を確立している。新規参入が困難なインフラ的側面を持つ。
競合との比較優位
強気シナリオ
国内物流需要の安定的な成長
DX推進による効率化とコスト削減の進展
M&Aによる事業領域拡大とネットワーク強化
弱気シナリオ(モート侵食)
燃料費の高騰と人件費の上昇
ドライバー不足の深刻化と採用コストの増加
景気後退による貨物輸送量の減少
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
福山通運の競争優位性が失われるシナリオは、まず「規模の経済」が崩壊することである。これは、競合他社がより革新的な物流技術(例:自動運転トラック、ドローン配送)を早期に導入し、大幅なコスト削減やリードタイム短縮を実現した場合に起こりうる。また、既存顧客がこれらの新技術を活用する競合へ一斉に乗り換えることで、福山通運の輸送量が激減し、ネットワーク維持コストが負担となる状況も考えられる。さらに、規制緩和や新たな参入障壁の低下により、多数の新規プレイヤーが低価格でサービスを提供し始め、価格競争が激化することも、現在の優位性を脅かす要因となりうる。
5年後のモート予測
DXによる効率化と、国内物流需要の堅調な伸びを背景に、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。M&Aによる事業拡大も寄与する。
現状の事業基盤を維持しつつ、燃料費や人件費の変動に影響を受けながらも、安定的な収益を確保する。大きな成長は見込めない。
ドライバー不足の深刻化や燃料費高騰が収益を圧迫し、輸送量の減少も重なることで、業績が悪化するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 2,357億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 57.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -18.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 27.0倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.81倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-13 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-06-26 臨時報告書
- 2026-06-15 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)