経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針当社グループは、物流を通じて豊かで快適な社会の実現を社会的使命と考え、総合物流企業として研究と創造を大切にし、ネットワークの整備、業務の効率化によるコスト削減、事業領域の拡大によるサービスの差別化推進のため、「和」の精神に基づく全員参加型の経営、および創造的な経営の推進を基本方針としております。〔経営理念〕 一、私達は、お客様に満足されるサービスを提供し、お客様と共に繁栄します。 一、私達は、和の精神を大切にし、社員の生活向上を目指します。 一、私達は、研究と創造に努め、自己改革に挑戦します。 一、私達は、物流を通じて社会の発展に貢献します。 (2)経営戦略等当社を取り巻く事業環境につきましては、新型コロナウイルス感染症からの社会経済活動の正常化が進んだものの、原材料や燃料価格の高止まり、国内外の貨物輸送量の停滞、トラックドライバーをはじめとする労働力不足や物流コストの増加など、依然として厳しい状況が続いております。そのような環境のもと、当社グループは、2025年4月より新たな「中期経営計画」をスタートさせ、持続的な成長と企業価値の向上に取り組んでおります。本計画では、以下の5項目を骨子とし、柔軟かつ強固な営業基盤の確立とグループ総合力の進化を推進し、すべてのステークホルダーの皆様にとって魅力のある企業となることを目指しております。〔中期経営計画の骨子〕 1.事業成長・収益力向上 2.物流機能の強化 3.人的資本の強化 4.組織再編による体制強化 5.ESG経営の推進 ⅰ.新規業務の獲得に注力し、業容の拡大を図ってまいります。 ①当社グループは、グループ各社の営業連携をさらに強化し、新規顧客の開拓を積極的に推進するとともに、業務の効率化や採算性の向上に取り組み、収益力の強化を図ってまいります。また、M&Aの推進や先端技術の導入にも積極的に取り組み、成長機会の拡大を目指します。 ②国際部門については、株式会社ペガサスグローバルエクスプレスおよびニュースターライン株式会社を中核とし、国際宅配便とフォワーディングの二本柱に加え、EC事業にも注力することで、国内外が一体となった国際事業のさらなる拡大を推進してまいります。 ⅱ.品質管理体制については、品質安全管理室を中心に社内の管理強化を図ってまいります。 ①社内QC活動『ダッシュ21』や『5S運動』の継続的な推進により、作業効率および品質のさらなる向上を図ってまいります。 ②品質安全管理室を中心として、交通事故・労働災害の防止も含め、全社的な品質・安全管理体制の一層の強化に取り組んでまいります。 ⅲ.環境問題については、物流を通じて社会の発展に貢献するという経営理念のもと、生活に密接した物資を輸送するという大切な使命を果たしながら、2050年カーボンニュートラル実現を目指してまいります。 ①改正省エネ法に基づく地球温暖化防止への取り組みを強化いたします。 ②グリーン経営の認証を取得しており、環境CSRの推進に努めてまいります。 ③エコドライブ運動の実施強化を図っております。 ④グリーン・エコプロジェクトへの参加を通じて、環境負荷の低減に取り組んでおります。 ⑤環境負荷の低減を目指してEV(電気自動車)5台を導入し、実用性の検証を進めております。 ⑥カーボンニュートラルの取り組みを推進する為、小型FC(燃料電池)トラックを導入し環境負荷軽減の取り組みを加速させます。 ⑦国際輸送において、持続可能な航空燃料(SAF)を活用することで、CO2排出量の削減と環境配慮型物流の推進に取り組んでおります。 ⅳ.安全問題については、「安全と生命はすべてに優先する」の理念のもと「交通事故」や「労働災害」の発生防止に対し、積極的に取り組んでおります。 ①運輸安全マネジメントの実施を強化いたします。 ②安全性優良事業所(Gマーク)の新規取得・継続更新を推進いたします。(全37事業所中、35事業所で認定) ③セーフティアドバイザー制度の充実を図り、スキルアップ研修の開催を継続してまいります。 ④安全設備の導入推進および関連システムの構築を進めております。 ⑤労災事故防止に向けたリスクアセスメント手法の定着を推進してまいります。 ⑥アルコールチェック管理体制の継続的な強化を図っております。 ⑦運行管理体制のインフラ整備として、自動点呼の導入を進めております。 ⑧自社教育研修所を活用し、事故・災害発生の予防を目的とした各種研修会や講習会を開催し、カンダグループ従業員の安全意識啓蒙活動を行っております。 (3)経営環境今後の見通しについては、物価上昇や円安傾向が継続していることから個人消費の盛り上がりに期待しづらく、景気の先行きは依然不透明な状況が続くものと見込んでおります。2026年3月期の通期の業績は、連結営業収益52,300百万円、連結営業利益3,600百万円、連結経常利益3,650百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,373百万円を見込んでおります。 (4)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題これらの経営環境の中で当社グループは引き続き、新規業務の獲得やグループ会社間の連携強化、収益性の向上に取り組みます。加えて、M&Aや物流DⅩの推進にも積極的に取り組んでまいります。また、恒常的な人材不足、特にトラックドライバーの確保に向けて採用活動を強化するとともに、次世代の幹部候補育成に向けた教育にも注力いたします。さらに、燃料価格や各種調達コストの上昇を踏まえた適正運賃の確保や効率化を推進し、利益向上に努めてまいります。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等目標指標については、2028年3月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画を推進しております。この中期経営計画では、連結営業収益56,500百万円、連結経常利益4,000百万円、自己資本当期純利益率(ROE)8.2%を目標として取り組んでまいります。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針当社グループは、物流を通じて豊かで快適な社会の実現を社会的使命と考え、総合物流企業として研究と創造を大切にし、ネットワークの整備、業務の効率化によるコスト削減、事業領域の拡大によるサービスの差別化推進のため、「和」の精神に基づく全員参加型の経営、および創造的な経営の推進を基本方針としております。〔経営理念〕 一、私達は、お客様に満足されるサービスを提供し、お客様と共に繁栄します。 一、私達は、和の精神を大切にし、社員の生活向上を目指します。 一、私達は、研究と創造に努め、自己改革に挑戦します。 一、私達は、物流を通じて社会の発展に貢献します。 (2)経営戦略等当社を取り巻く事業環境につきましては、新型コロナウイルス感染症からの社会経済活動の正常化が進んだものの、原材料や燃料価格の高止まり、国内外の貨物輸送量の停滞、トラックドライバーをはじめとする労働力不足や物流コストの増加など、依然として厳しい状況が続いております。そのような環境のもと、当社グループは、2025年4月より新たな「中期経営計画」をスタートさせ、持続的な成長と企業価値の向上に取り組んでおります。本計画では、以下の5項目を骨子とし、柔軟かつ強固な営業基盤の確立とグループ総合力の進化を推進し、すべてのステークホルダーの皆様にとって魅力のある企業となることを目指しております。〔中期経営計画の骨子〕 1.事業成長・収益力向上 2.物流機能の強化 3.人的資本の強化 4.組織再編による体制強化 5.ESG経営の推進 ⅰ.新規業務の獲得に注力し、業容の拡大を図ってまいります。 ①当社グループは、グループ各社の営業連携をさらに強化し、新規顧客の開拓を積極的に推進するとともに、業務の効率化や採算性の向上に取り組み、収益力の強化を図ってまいります。また、M&Aの推進や先端技術の導入にも積極的に取り組み、成長機会の拡大を目指します。 ②国際部門については、株式会社ペガサスグローバルエクスプレスおよびニュースターライン株式会社を中核とし、国際宅配便とフォワーディングの二本柱に加え、EC事業にも注力することで、国内外が一体となった国際事業のさらなる拡大を推進してまいります。 ⅱ.品質管理体制については、品質安全管理室を中心に社内の管理強化を図ってまいります。 ①社内QC活動『ダッシュ21』や『5S運動』の継続的な推進により、作業効率および品質のさらなる向上を図ってまいります。 ②品質安全管理室を中心として、交通事故・労働災害の防止も含め、全社的な品質・安全管理体制の一層の強化に取り組んでまいります。 ⅲ.環境問題については、物流を通じて社会の発展に貢献するという経営理念のもと、生活に密接した物資を輸送するという大切な使命を果たしながら、2050年カーボンニュートラル実現を目指してまいります。 ①改正省エネ法に基づく地球温暖化防止への取り組みを強化いたします。 ②グリーン経営の認証を取得しており、環境CSRの推進に努めてまいります。 ③エコドライブ運動の実施強化を図っております。 ④グリーン・エコプロジェクトへの参加を通じて、環境負荷の低減に取り組んでおります。 ⑤環境負荷の低減を目指してEV(電気自動車)5台を導入し、実用性の検証を進めております。 ⑥カーボンニュートラルの取り組みを推進する為、小型FC(燃料電池)トラックを導入し環境負荷軽減の取り組みを加速させます。 ⑦国際輸送において、持続可能な航空燃料(SAF)を活用することで、CO2排出量の削減と環境配慮型物流の推進に取り組んでおります。 ⅳ.安全問題については、「安全と生命はすべてに優先する」の理念のもと「交通事故」や「労働災害」の発生防止に対し、積極的に取り組んでおります。 ①運輸安全マネジメントの実施を強化いたします。 ②安全性優良事業所(Gマーク)の新規取得・継続更新を推進いたします。(全37事業所中、35事業所で認定) ③セーフティアドバイザー制度の充実を図り、スキルアップ研修の開催を継続してまいります。 ④安全設備の導入推進および関連システムの構築を進めております。 ⑤労災事故防止に向けたリスクアセスメント手法の定着を推進してまいります。 ⑥アルコールチェック管理体制の継続的な強化を図っております。 ⑦運行管理体制のインフラ整備として、自動点呼の導入を進めております。 ⑧自社教育研修所を活用し、事故・災害発生の予防を目的とした各種研修会や講習会を開催し、カンダグループ従業員の安全意識啓蒙活動を行っております。 (3)経営環境今後の見通しについては、物価上昇や円安傾向が継続していることから個人消費の盛り上がりに期待しづらく、景気の先行きは依然不透明な状況が続くものと見込んでおります。2026年3月期の通期の業績は、連結営業収益52,300百万円、連結営業利益3,600百万円、連結経常利益3,650百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,373百万円を見込んでおります。 (4)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題これらの経営環境の中で当社グループは引き続き、新規業務の獲得やグループ会社間の連携強化、収益性の向上に取り組みます。加えて、M&Aや物流DⅩの推進にも積極的に取り組んでまいります。また、恒常的な人材不足、特にトラックドライバーの確保に向けて採用活動を強化するとともに、次世代の幹部候補育成に向けた教育にも注力いたします。さらに、燃料価格や各種調達コストの上昇を踏まえた適正運賃の確保や効率化を推進し、利益向上に努めてまいります。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等目標指標については、2028年3月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画を推進しております。この中期経営計画では、連結営業収益56,500百万円、連結経常利益4,000百万円、自己資本当期純利益率(ROE)8.2%を目標として取り組んでまいります。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善する中で、個人消費の増加やインバウンド需要は回復基調を維持しましたが、物価高の長期化や円安の進行により家計への負担感が増し、消費活動の回復には一部足踏みが見られました。また、世界経済においては、ウクライナ情勢の長期化や中東情勢の不安定化、中国経済の減速が依然として懸念材料となっております。このような経済環境の中、物流業界におきましては、国内貨物量の回復は引き続き限定的であり、国際貨物についても為替や需給バランスの影響を受け、地域によって荷動きにばらつきが見られる状況が続いています。当社グループでは、国内部門において、既存取引先における取扱量の増加した一方で、燃料価格や各種調達コストの上昇が影響し、前年同期比で増収減益となりました。国際部門においても、一部地域における需要動向の不確実性が影響したことなどにより、前年同期比で増収減益となりました。以上の結果、当連結会計年度の営業収益は、52,009百万円(前年同期比1.7%増)となり、営業利益は3,436百万円(前年同期比0.1%増)、経常利益は3,499百万円(前年同期比0.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,206百万円(前年同期比2.9%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 貨物自動車運送事業 貨物自動車運送事業につきましては、貨物輸送量は依然として低調に推移したものの、既存取引の拡大が寄与したことから貨物自動車運送事業収入は39,032百万円(前年同期比1.1%増)となりました。セグメント利益は燃料価格などのコスト上昇に対応した適正運賃の確保が進んだことから2,707百万円(前年同期比0.3%増)となりました。 国際物流事業 国際物流事業につきましては、輸送量は回復の兆しが見られましたが、海上運賃の仕入原価の上昇等が影響し、国際物流事業収入は11,084百万円(前年同期比4.3%増)となり、セグメント利益は1,088百万円(前年同期比2.2%減)となりました。 不動産賃貸事業 不動産賃貸事業につきましては、安定した賃貸収入の確保が続き、不動産賃貸事業収入は899百万円(前年同期比1.5%増)となり、セグメント利益は578百万円(前年同期比5.0%増)となりました。 その他事業 リース業、コンピュータソフト開発保守業、保険代理店業、部品販売業、太陽光発電業、清掃業、事務代行業を中心としたその他事業収入は1,024百万円(前年同期比1.4%増)となりましたが、一部業務におけるコスト増の影響などにより、セグメント利益は108百万円(前年同期比22.7%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、投資活動の結果使用した資金1,132百万円と財務活動の結果使用した資金1,760百万円を、営業活動の結果得られた資金3,796百万円でまかなったことにより、前連結会計年度末に比べ909百万円増加し、9,170百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況と主な要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は、3,796百万円(前年同期比17.0%減)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益3,373百万円、減価償却費1,711百万円、減損損失126百万円、受取手形及び営業未収金の減少310百万円、支払手形及び営業未払金の減少740百万円、法人税等の支払額1,057百万円によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は、1,132百万円(前年同期比63.9%減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,095百万円によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用した資金は、1,760百万円(前連結会計年度は610百万円の獲得)となりました。これは主に短期借入金の純減少230百万円、長期借入金の返済による支出823百万円、リース債務の返済による支出278百万円、配当金の支払額428百万円によるものであります。 ③ 生産、受注および販売の実績 当社グループの事業は受注生産形態をとっていないため、生産規模および受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。 このため生産、受注および販売の実績については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」における各セグメント業績に関連付けて示しております。 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)前年同期比(%)貨物自動車運送事業(百万円)39,018101.1国際物流事業(百万円)11,067104.2不動産賃貸事業(百万円)899101.5報告セグメント計(百万円)50,985101.7その他(百万円)1,024101.4合計(百万円)52,009101.7(注)1.セグメント間の内部売上高又は振替高は含めておりません。 2.当連結会計年度における主な相手先の販売実績および総販売実績に対する割合は、当連結会計年度に販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10以上の相手先がないため、記載を省略しております。 ④ 財政状態の分析(資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は、20,512百万円(前連結会計年度末は19,386百万円)となり、1,125百万円増加しました。現金及び預金の増加909百万円、受託現金の増加798百万円、受取手形、営業未収金及び契約資産の減少298百万円、リース投資資産の減少170百万円が主な要因です。 固定資産の残高は、26,971百万円(前連結会計年度末は27,342百万円)となり、370百万円減少しました。建物及び構築物(純額)の減少454百万円が主な要因です。(負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は、14,806百万円(前連結会計年度末は15,315百万円)となり、509百万円減少しました。未払法人税等の増加223百万円、受託現金の増加等による預り金の増加724百万円、支払手形及び営業未払金の減少727百万円、短期借入金の減少575百万円、未払金の減少151百万円が主な要因です。 固定負債の残高は、6,911百万円(前連結会計年度末は7,388百万円)となり、477百万円減少しました。長期借入金の減少470百万円が主な要因です。(純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は、25,766百万円(前連結会計年度末は24,025百万円)となり、1,741百万円増加しました。利益剰余金の増加1,778百万円が主な要因です。この結果、自己資本比率は2.9ポイント増加し、54.3%となりました。 ⑤ キャッシュ・フローの状況の分析 キャッシュ・フロー関連指標の推移は下記のとおりであります。 2021年3月期2022年3月期2023年3月期2024年3月期2025年3月期自己資本比率(%)46.849.852.151.454.3時価ベースの自己資本比率(%)27.228.529.939.035.7債務償還年数(年)2.52.12.01.81.8インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)55.465.671.882.163.4※自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 債務償還年数:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数により計算しております。3.営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末日において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積りについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 財政状態および経営成績の状況に関する認識および分析・検討内容 ⅰ 財政状態に関する分析 当連結会計年度の財政状態については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ④ 財政状態の分析」に記載のとおりであります。 ⅱ 経営成績に関する分析 (営業収益) 営業収益は、社会経済活動の正常化が進む中、国内を中心とした貨物自動車運送事業においては、前期までに獲得した新規取引の寄与や既存顧客の取引拡大が引き続き寄与しました。衛生用品や宅配食材等の荷量は落ち着きを見せたものの、小売・量販店向け輸送は人流回復等を背景に回復傾向となり、全体として増収となりました。また国際物流事業においては、全体的な荷動きは停滞し、前期までみられた需要逼迫による特需的な要因の解消が継続していることから減収となりました。 以上の結果、当連結会計年度における連結営業収益は52,009百万円(前年同期比1.7%増)となりました。 (営業利益) 営業利益は、燃料価格や各種調達コストの上昇を踏まえた適正運賃の確保や経費削減の効果等により、当連結会計年度における連結営業利益は3,436百万円(前年同期比0.1%増)となりました。 (経常利益) 営業外収益は、助成金収入の減少等により163百万円となり前連結会計年度より24百万円減少しました。 営業外費用は、支払利息の増加等により100百万円となり、前連結会計年度から12百万円増加しました。 以上の結果、当連結会計年度における連結経常利益は3,499百万円(前年同期比0.9%減)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 特別利益は、固定資産売却益の増加等により36百万円となり、前連結会計年度より14百万円増加しました。 特別損失は、当社グループにおいて固定資産の減損損失126百万円、損害賠償費用27百万円の計上等により162百万円となり、前連結会計年度より108百万円増加しました。 法人税等は、1,166百万円となり、前連結会計年度より59百万円減少しました。 以上の結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は2,206百万円(前年同期比2.9%減)となりました。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ④ 戦略的現状と見通し 経営戦略の現状と見通しについては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 新規業務の獲得やグループ会社間の連携強化、収益性の向上に取り組みます。加えて、M&Aや物流DⅩの推進にも積極的に取り組んでまいります。また、恒常的な人材不足、特にトラックドライバーの確保に向けて採用活動を強化するとともに、次世代の幹部候補育成に向けた教育にも注力いたします。さらに、燃料価格や各種調達コストの上昇を踏まえた適正運賃の確保や効率化を推進し、利益向上に努めてまいります。 通期の業績予想につきましては、連結営業収益52,300百万円、連結営業利益3,600百万円、連結経常利益3,650百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,373百万円を見込んでおります。 ⑤ 資本の財源および資金の流動性についての分析 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (資金需要について) 当連結会計年度において実施した設備投資の総額は1,254百万円であり、その主なものとして、貨物自動車運送事業におきましては、機械装置及び車輌運搬具の取得604百万円、パソコン等の工具、器具及び備品の取得247百万円、建物及び構築物の取得138百万円、ソフトウエアの取得44百万円等により、総額1,035百万円の設備投資を実施しております。 国際物流事業におきましては、建物及び構築物の取得114百万円、ソフトウエアの取得29百万円、パソコン等の工具、器具及び備品の取得16百万円、機械装置及び車輌運搬具の取得9百万円等により、総額168百万円の設備投資を実施しております。設備投資資金は自己資金および借入金で賄っております。 また、翌連結会計年度については、車輌の代替え、既存の機械・システム等の入替え等を見込んでおります。設備投資資金は自己資金および借入金で賄う予定であります。 ⑥ 経営者の問題意識と今後の方針について 経営者の問題意識と今後の方針につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。