8715

アニコム ホールディングス(8715)に経済的な堀はあるか

保険業 金融(除く銀行)

株価

現在株価
1,080
2026-09-01
時価総額
1,036 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 290 16 75 12.7 86.9 43.1
FY2017 323 13 36 9.7 73.5 5.0 43.1
FY2018 358 16 39 7.2 84.7 5.0 52.1
FY2019 415 15 -60 6.5 75.5 5.0 50.9
FY2020 480 16 21 6.2 19.6 5.0 46.4
FY2021 530 21 -10 7.7 26.0 1.3 46.6
FY2022 565 23 4 8.1 28.1 2.5 45.9
FY2023 604 27 -55 9.1 34.0 4.0 45.1
FY2024 677 32 13 11.6 42.0 5.5 38.9
FY2025 8.5

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
○○○○○
0/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:9/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産3/5

アニコムはペット保険分野で高いブランド認知度と「どうぶつ健保」という独自のサービス名を有している。ペット保険市場におけるパイオニアとしての地位は、新規参入企業に対する心理的障壁となる。ただし、ブランド力は絶対的ではなく、競合のマーケティング次第で揺らぐ可能性もある。

スイッチングコスト3/5

ペット保険は、一度加入すると継続利用する傾向が強い。特に、長年利用しているペットの年齢が上がると、新規保険への切り替えが難しくなる場合がある。また、アニコムの保険は、獣医師ネットワークや付帯サービスが充実しており、顧客が他の保険へ乗り換える際の不便さもスイッチングコストとなり得る。

ネットワーク効果0/5

ペット保険業において、明確なネットワーク効果は見られない。加入者数の増加が直接的に保険サービスの価値向上に繋がる構造ではない。

コスト優位0/5

保険業は一般的に、規模の経済や構造的なコスト優位性を築きにくい。アニコムも、他社と比較して著しく低いコスト構造を持つわけではない。

規模の経済3/5

ペット保険市場において、アニコムは主要プレイヤーの一つであり、一定の市場シェアを確保している。規模の経済により、保険料率の安定化やサービス提供の効率化に貢献している可能性がある。しかし、市場全体がまだ成熟しておらず、絶対的な寡占状態ではない。

競合との比較優位

強気シナリオ

ペット市場の継続的な拡大とペット保険加入率の上昇

アニコムのブランド力と顧客基盤の強化によるシェア維持・拡大

新たな付帯サービスやテクノロジー活用による顧客体験向上

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社の積極的な攻勢によるシェア低下

保険金支払いの増加や保険料率の引き上げによる収益性悪化

ペットの高齢化や医療技術の進歩による保険引受リスクの増大

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

アニコムの投資が失敗するには、ペット保険市場の成長性が鈍化し、かつ、アニコムがブランド力や顧客ロイヤルティを維持できなくなるシナリオが考えられる。具体的には、競合他社がより魅力的な保険商品や低価格戦略を打ち出し、アニコムの顧客が次々と乗り換える状況が挙げられる。また、ペットの健康寿命の延伸や医療費の高騰により、保険引受のリスクが増大し、保険料の引き上げが避けられなくなると、顧客離れを加速させる可能性もある。さらに、アニコムがデジタル化の遅れや顧客ニーズへの対応の遅れから、サービス競争力を失い、存在感を低下させることも、投資の失敗に繋がるだろう。

5年後のモート予測

強気

ペット市場の成長とペット保険普及率の上昇を背景に、アニコムはブランド力と顧客基盤を活かし、安定的な成長を続ける。新規サービス開発やテクノロジー活用で競争優位を維持し、収益性を向上させる。

中立

ペット市場は緩やかに成長するが、競争は激化する。アニコムは一定のシェアを維持するものの、成長率は鈍化する。保険料率の調整やコスト管理が収益性を左右する。

弱気

競合の攻勢や保険引受リスクの増大により、アニコムのシェアは低下し、収益性は悪化する。ブランド力も徐々に低下し、市場での存在感が薄れる可能性がある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 1,036億
2. 健全な財務 自己資本比率 38.9%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 17.3%
6. 適度なPER PER 31.9倍
7. 適度なPBR PBR 3.56倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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