水戸証券(8622)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 134 | 10 | 10 | 25 | 2.5 | 13.6 | — | 60.6 |
| FY2017 | 162 | 30 | 26 | 2 | 6.4 | 36.9 | 7.0 | 59.2 |
| FY2018 | 115 | -6 | 2 | 47 | 0.5 | 2.7 | 20.0 | 60.1 |
| FY2019 | 119 | 0 | 8 | 12 | 2.2 | 11.9 | 4.0 | 60.0 |
| FY2020 | 154 | 28 | 19 | 22 | 4.7 | 29.1 | 8.0 | 55.2 |
| FY2021 | 137 | 15 | 14 | -13 | 3.6 | 21.7 | 16.0 | 60.6 |
| FY2022 | 112 | -3 | 8 | -4 | 2.0 | 12.0 | 14.0 | 63.4 |
| FY2023 | 146 | 24 | 23 | 80 | 5.5 | 36.2 | 22.0 | 57.8 |
| FY2024 | 140 | 19 | 24 | 5 | 6.0 | 38.5 | 24.0 | 63.2 |
| FY2025 | 161 | 31 | 31 | 40 | 7.2 | 51.3 | 30.0 | 58.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:3/25 主要モート:none 持続性:判定中
水戸証券は、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的な知的財産によって裏付けられた無形資産による競争優位性は確認できません。一般的な証券会社としてのサービス提供であり、際立った無形資産は見当たりません。
証券口座の乗り換えには手続きが必要であり、一部の顧客にとってはわずかな手間や心理的コストが発生する可能性があります。しかし、手数料やサービス内容の比較が容易なため、スイッチング・コストは低いと考えられます。
水戸証券のビジネスモデルには、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は存在しません。顧客が増えても、個々の顧客へのサービス提供価値が向上するわけではありません。
証券業界全体として、IT投資や人員配置による効率化が進んでいますが、水戸証券が構造的に顕著なコスト優位性を持っているという証拠はありません。大手証券会社と比較して、規模の経済が働きにくい可能性があります。
水戸証券は地域密着型の証券会社であり、特定の地域や顧客層に強みを持つ可能性があります。しかし、業界全体の規模に対して最適な少数寡占を形成しているとは言えず、規模の面での競争優位性は限定的です。
競合との比較優位
強気シナリオ
地域経済の活性化に伴う個人資産の増加と、それに伴う証券投資の拡大
顧客との長年の信頼関係に基づく、安定した顧客基盤の維持・拡大
デジタル化への対応や新たな金融商品・サービスの提供による収益機会の創出
弱気シナリオ(モート侵食)
低金利環境の長期化や景気後退による、個人投資家心理の冷え込み
大手証券会社やネット証券との競争激化による、手数料収入の低下
規制強化やコンプライアミ遵守コストの増加による、収益性の圧迫
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
水戸証券への投資が失敗するには、まず地域経済の停滞が長期化し、個人投資家の資産形成意欲が著しく低下することが考えられます。また、大手証券会社やオンライン証券が提供する低コストで利便性の高いサービスへの顧客流出が加速し、水戸証券が顧客基盤を維持できなくなるシナリオも考えられます。さらに、証券業を取り巻く規制環境が厳格化し、コンプライアンスコストが増大する一方で、新たな収益源を確保できず、収益性が悪化し続ける状況も、この投資の失敗を招く要因となり得ます。
5年後のモート予測
地域経済の好調と顧客基盤の維持・拡大により、安定した手数料収入と運用収益を確保。デジタル化への適応も進み、収益性は緩やかに向上する。
地域経済の動向に左右されつつも、既存顧客との関係を維持。競争環境は厳しいが、一定の収益基盤は維持される。
景気後退や競争激化により、顧客離れと手数料収入の減少が進行。収益性は悪化し、事業継続に課題が生じる可能性も否定できない。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 393億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 58.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 62.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 12.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.92倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準
直近の適時開示
- 2026-06-25 臨時報告書