経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当行グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当行グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針①経営理念当行グループは、「お客さま・地域社会との共存共栄」「活気ある企業風土の醸成」「健全性の確保と企業価値の創造」をめざすとの経営理念のもと、お客さま、地域社会、株主さま、役職員すべてにとって価値のある企業であり続けるため、健全性と収益性のバランスのとれた発展の実現につとめるとともに、真に信頼される銀行づくりを進めてまいります。②行動指針当行グループは、上記「経営理念」の実現に向け、役職員がステークホルダーの皆さま方とともに大切にしたい価値観や考え方を「百十四銀行 行動指針」として以下のとおり定めております。 ・対話を密にし、相互の信頼を深めます ・プロフェッショナルとして成長するための努力を惜しみません ・多様性(ダイバーシティー)を理解し、人権を尊重します ・環境の負荷軽減に努め、地域の活性化に貢献します ・ステークホルダーの期待を超える行動を実践します(2)経営環境及び対処すべき課題当行グループは、地域金融機関として、創業以来、約150年の期間にわたり地域やお客さまに寄り添い、地域に密着した経営を実践してきたことで、地元香川県においては、預金で約5割、貸出で約4割の高いシェアを獲得しております。また、香川県以外にも1950年代に開設した大阪支店及び東京支店をはじめ、全国10都府県に店舗網を展開しております。県外のお客さまに香川県のお客さまを紹介する取引も順調に増加している等、この広域店舗網は当行グループの大きな強みとなっております。 その他にも、当行グループは、国際業務と船舶関連融資を強みとしております。国際業務については、お客さまの海外進出支援や外貨資金調達に加えて、デリバティブを用いたリスクヘッジ等手厚いサポート体制を構築しております。船舶関連融資は、審査や融資の手法が特殊であるため金融機関の参入は容易ではありませんが、当行グループは、こうした融資を古くから手掛けてきたことで、造船会社さま、船主さま、運航会社さま等、川上から川下に至るまでの幅広いお客さまと、揺るぎない信頼関係を築き上げております。また、「総合コンサルティング・グループ」として幅広いコンサルティングメニューを取り揃えているほか、法人のお客さまの海外進出ニーズに対して専門性の高いサービスを提供することを目的に、ベトナムに現地法人を構える等、地域金融機関として、地域やお客さまが抱える課題の解決に伴走するための態勢を構築しております。今後も、このような得意分野を伸ばすとともに、新たな事業領域を開拓していくことで、当行グループの競争優位性を高めていきたいと考えております。一方で、人口減少・超高齢化の進展に加え、脱炭素・循環型社会への移行やデジタルシフトの加速により地域のサステナビリティに関わる課題が多様化・複雑化するなど、地域金融機関を取り巻く環境は大きく変化しており、当行グループが地域とともに持続的に成長するためには、長期的な視点で地域のサステナビリティに関する課題に積極的に取り組むことで、経営の持続可能性を高めていく必要があります。また、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、大規模災害等の発生懸念の高まりや、金利のある世界における競争の激化、世界的なインフレや地域の少子化・高齢化の進行等、当行グループを取り巻くリスクは変容しており、これらを意識した経営の舵取りが求められております。このような経営環境や課題に対応するため、2023年3月に策定した2030年度を見据えた「長期ビジョン2030」及び中期経営計画「創ろうイ・イ・ヨ♪」(2023年度~2025年度)に基づき、金融・非金融の融合によるシナジーを創出すべく「総合コンサルティング・グループの進化」に向けた取組みを加速させております。米国の関税政策の転換や、物価高騰等の影響を受けているお客さまに対する資金繰り支援はもちろんのこと、低迷する事業の正常化に向けた経営改善及び事業再生のご支援、業務効率化や生産性向上を図るためのDX分野のご支援等、お客さまの成長・発展に資する取組みに注力してまいります。また、2015年度の国連サミットにおいて採択された、社会課題を解決し持続可能(サステナブル)な世界を実現するための開発目標(SDGs)に対して、当行は、これまで「SDGs宣言」、「環境方針」、「人権方針」、及び「環境・社会に配慮した投融資方針」を制定のうえ、地域を取り巻く様々な課題の解決に取り組んでまいりました。サステナビリティに係る社会的要請の一層の高まりを踏まえ、高度な水準で課題解決に取り組む「サステナビリティ経営」を実践すべく態勢整備を図っております。 ■「長期ビジョン2030」[百十四グループマテリアリティ]地域社会と百十四グループ双方のサステナビリティに対する影響度から、優先度の高い重要課題を抽出して下表のとおり「百十四グループマテリアリティ」を設定しております。これらのマテリアリティに取り組む先に見える方向性として「長期ビジョン」を描いております。地域経済活性化への取組み人生100年時代への対応多様な人材が活躍・成長できる環境の整備DXの実現と地域社会のデジタル化気候変動等、環境課題への取組み持続可能な経営基盤の構築 [長期ビジョン2030]「総合コンサルティング・グループの進化により、地域のみんなとウェルビーイングな社会を創造する」というビジョンステートメントのもと、「環境・社会価値」と「経済価値」の両立を通じて、ウェルビーイングな地域社会の創造と百十四グループの経営のサステナビリティ向上をめざしてまいります。 ■中期経営計画「創ろうイ・イ・ヨ♪」(2023年度~2025年度)[基本方針] 長期ビジョンの第1フェーズとして、3つの成長エンジン(SX・HRX・DX)による変革※を進め、総合コンサルティング・グループの進化に向けた取組みを加速させてまいります。① 職員のウェルビーイング向上と生産性の飛躍的向上により個々の職員が能力を発揮できる環境を整備するとともに、コンサルティング機能の強化と新事業領域の探索により課題解決力の強化を図ります。② コンサルティングとファイナンスを相互に組み合わせながらお客さま・地域が抱える課題解決に伴走し、各ステークホルダーのウェルビーイング実感と百十四グループのサステナビリティ向上の両立をめざします。 ※以下の3つの変革(Transformation)を、戦略を支える成長エンジンとします。S X[Sustainability]当行グループと地域社会のサステナビリティの両立HRX[Human Resources]経営戦略と人事戦略の連動による人的資本の最大化D X[Digital]データ及びデジタル技術を起点としたビジネスの変革 [重点戦略]① 総合コンサルティング・グループの進化② 職員のウェルビーイング向上③ 生産性の飛躍的向上④ 持続可能な経営基盤の構築 [目標とする経営指標] 中期経営計画「創ろうイ・イ・ヨ♪」で目標とする経営指標は下表のとおりであります。指標を利用する理由経営指標2025年度目標(変更後)2025年度目標(変更前)事業の収益性を追求① 連結当期純利益135億円以上2024年11月経営目標を見直し85億円以上経営の健全性を追求② 連結自己資本比率9.0%程度9.0%程度経営の効率性を追求③ 単体OHR65%程度70%程度 ① 連結当期純利益は「親会社株主に帰属する当期純利益」 ② 連結自己資本比率はバーゼルⅢベースの連結コア資本比率 ③ OHR=経費÷業務粗利益(注)経営指標の2024年度実績については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」に記載しております。 [中期経営計画の全体像]
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当行グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当行グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針①経営理念当行グループは、「お客さま・地域社会との共存共栄」「活気ある企業風土の醸成」「健全性の確保と企業価値の創造」をめざすとの経営理念のもと、お客さま、地域社会、株主さま、役職員すべてにとって価値のある企業であり続けるため、健全性と収益性のバランスのとれた発展の実現につとめるとともに、真に信頼される銀行づくりを進めてまいります。②行動指針当行グループは、上記「経営理念」の実現に向け、役職員がステークホルダーの皆さま方とともに大切にしたい価値観や考え方を「百十四銀行 行動指針」として以下のとおり定めております。 ・対話を密にし、相互の信頼を深めます ・プロフェッショナルとして成長するための努力を惜しみません ・多様性(ダイバーシティー)を理解し、人権を尊重します ・環境の負荷軽減に努め、地域の活性化に貢献します ・ステークホルダーの期待を超える行動を実践します(2)経営環境及び対処すべき課題当行グループは、地域金融機関として、創業以来、約150年の期間にわたり地域やお客さまに寄り添い、地域に密着した経営を実践してきたことで、地元香川県においては、預金で約5割、貸出で約4割の高いシェアを獲得しております。また、香川県以外にも1950年代に開設した大阪支店及び東京支店をはじめ、全国10都府県に店舗網を展開しております。県外のお客さまに香川県のお客さまを紹介する取引も順調に増加している等、この広域店舗網は当行グループの大きな強みとなっております。 その他にも、当行グループは、国際業務と船舶関連融資を強みとしております。国際業務については、お客さまの海外進出支援や外貨資金調達に加えて、デリバティブを用いたリスクヘッジ等手厚いサポート体制を構築しております。船舶関連融資は、審査や融資の手法が特殊であるため金融機関の参入は容易ではありませんが、当行グループは、こうした融資を古くから手掛けてきたことで、造船会社さま、船主さま、運航会社さま等、川上から川下に至るまでの幅広いお客さまと、揺るぎない信頼関係を築き上げております。また、「総合コンサルティング・グループ」として幅広いコンサルティングメニューを取り揃えているほか、法人のお客さまの海外進出ニーズに対して専門性の高いサービスを提供することを目的に、ベトナムに現地法人を構える等、地域金融機関として、地域やお客さまが抱える課題の解決に伴走するための態勢を構築しております。今後も、このような得意分野を伸ばすとともに、新たな事業領域を開拓していくことで、当行グループの競争優位性を高めていきたいと考えております。一方で、人口減少・超高齢化の進展に加え、脱炭素・循環型社会への移行やデジタルシフトの加速により地域のサステナビリティに関わる課題が多様化・複雑化するなど、地域金融機関を取り巻く環境は大きく変化しており、当行グループが地域とともに持続的に成長するためには、長期的な視点で地域のサステナビリティに関する課題に積極的に取り組むことで、経営の持続可能性を高めていく必要があります。また、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、大規模災害等の発生懸念の高まりや、金利のある世界における競争の激化、世界的なインフレや地域の少子化・高齢化の進行等、当行グループを取り巻くリスクは変容しており、これらを意識した経営の舵取りが求められております。このような経営環境や課題に対応するため、2023年3月に策定した2030年度を見据えた「長期ビジョン2030」及び中期経営計画「創ろうイ・イ・ヨ♪」(2023年度~2025年度)に基づき、金融・非金融の融合によるシナジーを創出すべく「総合コンサルティング・グループの進化」に向けた取組みを加速させております。米国の関税政策の転換や、物価高騰等の影響を受けているお客さまに対する資金繰り支援はもちろんのこと、低迷する事業の正常化に向けた経営改善及び事業再生のご支援、業務効率化や生産性向上を図るためのDX分野のご支援等、お客さまの成長・発展に資する取組みに注力してまいります。また、2015年度の国連サミットにおいて採択された、社会課題を解決し持続可能(サステナブル)な世界を実現するための開発目標(SDGs)に対して、当行は、これまで「SDGs宣言」、「環境方針」、「人権方針」、及び「環境・社会に配慮した投融資方針」を制定のうえ、地域を取り巻く様々な課題の解決に取り組んでまいりました。サステナビリティに係る社会的要請の一層の高まりを踏まえ、高度な水準で課題解決に取り組む「サステナビリティ経営」を実践すべく態勢整備を図っております。 ■「長期ビジョン2030」[百十四グループマテリアリティ]地域社会と百十四グループ双方のサステナビリティに対する影響度から、優先度の高い重要課題を抽出して下表のとおり「百十四グループマテリアリティ」を設定しております。これらのマテリアリティに取り組む先に見える方向性として「長期ビジョン」を描いております。地域経済活性化への取組み人生100年時代への対応多様な人材が活躍・成長できる環境の整備DXの実現と地域社会のデジタル化気候変動等、環境課題への取組み持続可能な経営基盤の構築 [長期ビジョン2030]「総合コンサルティング・グループの進化により、地域のみんなとウェルビーイングな社会を創造する」というビジョンステートメントのもと、「環境・社会価値」と「経済価値」の両立を通じて、ウェルビーイングな地域社会の創造と百十四グループの経営のサステナビリティ向上をめざしてまいります。 ■中期経営計画「創ろうイ・イ・ヨ♪」(2023年度~2025年度)[基本方針] 長期ビジョンの第1フェーズとして、3つの成長エンジン(SX・HRX・DX)による変革※を進め、総合コンサルティング・グループの進化に向けた取組みを加速させてまいります。① 職員のウェルビーイング向上と生産性の飛躍的向上により個々の職員が能力を発揮できる環境を整備するとともに、コンサルティング機能の強化と新事業領域の探索により課題解決力の強化を図ります。② コンサルティングとファイナンスを相互に組み合わせながらお客さま・地域が抱える課題解決に伴走し、各ステークホルダーのウェルビーイング実感と百十四グループのサステナビリティ向上の両立をめざします。 ※以下の3つの変革(Transformation)を、戦略を支える成長エンジンとします。S X[Sustainability]当行グループと地域社会のサステナビリティの両立HRX[Human Resources]経営戦略と人事戦略の連動による人的資本の最大化D X[Digital]データ及びデジタル技術を起点としたビジネスの変革 [重点戦略]① 総合コンサルティング・グループの進化② 職員のウェルビーイング向上③ 生産性の飛躍的向上④ 持続可能な経営基盤の構築 [目標とする経営指標] 中期経営計画「創ろうイ・イ・ヨ♪」で目標とする経営指標は下表のとおりであります。指標を利用する理由経営指標2025年度目標(変更後)2025年度目標(変更前)事業の収益性を追求① 連結当期純利益135億円以上2024年11月経営目標を見直し85億円以上経営の健全性を追求② 連結自己資本比率9.0%程度9.0%程度経営の効率性を追求③ 単体OHR65%程度70%程度 ① 連結当期純利益は「親会社株主に帰属する当期純利益」 ② 連結自己資本比率はバーゼルⅢベースの連結コア資本比率 ③ OHR=経費÷業務粗利益(注)経営指標の2024年度実績については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」に記載しております。 [中期経営計画の全体像]
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当行グループ(当行、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (預金業務)当連結会計年度末の総預金残高は、前連結会計年度末比545億円減少して4兆6,950億円となりました。 (貸出業務)当連結会計年度末の貸出金残高は、前連結会計年度末比782億円増加して3兆5,066億円となりました。 (有価証券)当連結会計年度末の有価証券残高は、前連結会計年度末比721億円増加して1兆1,899億円となりました。 (損益)当連結会計年度の経常収益は、前連結会計年度比78億61百万円増加して900億7百万円となりました。一方、経常費用は、前連結会計年度比25億8百万円増加して700億96百万円となりました。この結果、当連結会計年度の経常利益は、前連結会計年度比53億53百万円増加して199億10百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比40億58百万円増加して137億円となりました。 なお、当連結会計年度におけるセグメントごとの業績は次のとおりであります。また、当行グループは、経常利益をセグメント利益としております。① 銀行業セグメント経常収益は前連結会計年度比78億40百万円増加して813億81百万円となり、セグメント利益は前連結会計年度比52億39百万円増加して185億17百万円となりました。② リース業セグメント経常収益は前連結会計年度比1億32百万円減少して74億69百万円となり、セグメント利益は前連結会計年度比1億11百万円減少して2億80百万円となりました。③ その他事業セグメント経常収益は前連結会計年度比18百万円増加して56億92百万円となり、セグメント利益は前連結会計年度比1億15百万円増加して15億50百万円となりました。 (キャッシュ・フロー)「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、前連結会計年度比382億49百万円減少し、1,307億円のマイナスとなりました。「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、前連結会計年度比775億33百万円減少し、941億10百万円のマイナスとなりました。「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、前連結会計年度比8億73百万円減少し、37億64百万円のマイナスとなりました。これらの結果、「現金及び現金同等物」は前連結会計年度末比2,285億78百万円減少し、当連結会計年度末残高は8,179億円となりました。 (生産、受注及び販売の実績) 銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。 (参考)(1) 国内・国際業務部門別収支資金運用収支は、「国内業務部門」で374億14百万円、「国際業務部門」で43億71百万円となり、「合計」は前連結会計年度比37億10百万円増加し、417億85百万円となりました。また、役務取引等収支の「合計」は、前連結会計年度比1億19百万円減少し、その他業務収支の「合計」は、前連結会計年度比5億72百万円の減少となりました。 種類期別国内業務部門国際業務部門相殺消去額(△)合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)資金運用収支前連結会計年度34,8463,228-38,075当連結会計年度37,4144,371-41,785 うち資金運用収益前連結会計年度34,99417,361952,347当連結会計年度40,19816,00418356,019 うち資金調達費用前連結会計年度14714,132914,271当連結会計年度2,78411,63318314,233信託報酬前連結会計年度1--1当連結会計年度1--1役務取引等収支前連結会計年度8,837232-9,070当連結会計年度8,705246-8,951 うち役務取引等収益前連結会計年度12,115328-12,443当連結会計年度12,332351-12,684 うち役務取引等費用前連結会計年度3,27795-3,373当連結会計年度3,627105-3,732その他業務収支前連結会計年度△4,5442,286-△2,257当連結会計年度△6,4373,607-△2,829 うちその他業務収益前連結会計年度5764,420-4,996当連結会計年度835,419-5,503 うちその他業務費用前連結会計年度5,1202,133-7,254当連結会計年度6,5211,811-8,333 (注) 1.「国内」、「海外」の区分に替えて、「国内業務部門」、「国際業務部門」で区分しております。2.「国内業務部門」は円建取引、「国際業務部門」は外貨建取引であります。 ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は「国際業務部門」に含めております。3.相殺消去額は、「国内業務部門」と「国際業務部門」の間の資金貸借に係る利息であります。 (2) 国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況資金運用勘定においては、貸出金の増加などにより、平均残高は前連結会計年度比1,321億62百万円増加し、利回りは前連結会計年度比0.05ポイント上昇しました。資金調達勘定においては、コールマネーの減少などにより、平均残高は前連結会計年度比1,593億68百万円減少し、利回りは前連結会計年度比0.01ポイント上昇しました。 ① 国内業務部門 種類期別平均残高利息利回り金額(百万円)金額(百万円)(%)資金運用勘定前連結会計年度5,136,21534,9940.68当連結会計年度5,304,46940,1980.75 うち貸出金前連結会計年度3,070,55125,8090.84当連結会計年度3,104,51729,2580.94 うち商品有価証券前連結会計年度4012.50当連結会計年度404.56 うち有価証券前連結会計年度951,8877,9070.83当連結会計年度1,029,4918,2310.79 うちコールローン及び 買入手形前連結会計年度38700.00当連結会計年度30110.33 うち預け金前連結会計年度836,6631,0390.12当連結会計年度843,7982,3370.27資金調達勘定前連結会計年度5,287,4341470.00当連結会計年度5,161,6642,7840.05 うち預金前連結会計年度4,469,1621300.00当連結会計年度4,430,1422,4050.05 うち譲渡性預金前連結会計年度87,098150.01当連結会計年度85,8001050.12 うちコールマネー及び 売渡手形前連結会計年度173,727△72△0.04当連結会計年度1,93390.49うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度---当連結会計年度33,7451000.29 うち借用金前連結会計年度553,883400.00当連結会計年度608,9841430.02 (注) 1.「国内業務部門」は円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等を除いた円建取引であります。2.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、銀行業以外の連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。3.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度324,367百万円、当連結会計年度32,044百万円)を控除して表示しております。 ② 国際業務部門 種類期別平均残高利息利回り金額(百万円)金額(百万円)(%)資金運用勘定前連結会計年度505,94817,3613.43当連結会計年度527,28716,0043.03 うち貸出金前連結会計年度328,74112,8863.91当連結会計年度352,81311,7563.33 うち商品有価証券前連結会計年度---当連結会計年度--- うち有価証券前連結会計年度133,0754,2513.19当連結会計年度129,5203,9553.05 うちコールローン及び 買入手形前連結会計年度2,5831395.39当連結会計年度2,7951405.03 うち預け金前連結会計年度35,084△24△0.07当連結会計年度36,989560.15資金調達勘定前連結会計年度501,32814,1322.81当連結会計年度525,16211,6332.21 うち預金前連結会計年度188,3465,0192.66当連結会計年度195,7744,1492.11 うち譲渡性預金前連結会計年度1,03100.04当連結会計年度1,60020.15 うちコールマネー及び 売渡手形前連結会計年度27,3741,4315.23当連結会計年度9,5574364.57うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度---当連結会計年度--- うち借用金前連結会計年度43,6152,4705.66当連結会計年度19,7911,0895.50 (注) 1.「国際業務部門」は外貨建取引であります。 ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は「国際業務部門」に含めております。2.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しております。3.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度297百万円、当連結会計年度303百万円)を控除して表示しております。 ③ 合計 種類期別平均残高(百万円)利息(百万円)利回り(%)小計相殺消去額(△)合計小計相殺消去額(△)合計資金運用勘定前連結会計年度5,642,164240,7045,401,45952,356952,3470.96当連結会計年度5,831,757298,1355,533,62156,20318356,0191.01 うち貸出金前連結会計年度3,399,292-3,399,29238,696-38,6961.13当連結会計年度3,457,331-3,457,33141,015-41,0151.18 うち商品有価証券前連結会計年度4-40-012.50当連結会計年度4-40-04.56 うち有価証券前連結会計年度1,084,963-1,084,96312,159-12,1591.12当連結会計年度1,159,012-1,159,01212,186-12,1861.05 うちコールローン 及び買入手形前連結会計年度2,971-2,971139-1394.69当連結会計年度3,096-3,096141-1414.57 うち預け金前連結会計年度871,747-871,7471,014-1,0140.11当連結会計年度880,788-880,7882,393-2,3930.27資金調達勘定前連結会計年度5,788,763240,7045,548,05814,280914,2710.25当連結会計年度5,686,826298,1355,388,69014,41718314,2330.26 うち預金前連結会計年度4,657,508-4,657,5085,150-5,1500.11当連結会計年度4,625,916-4,625,9166,554-6,5540.14 うち譲渡性預金前連結会計年度88,129-88,12915-150.01当連結会計年度87,400-87,400107-1070.12 うちコールマネー 及び売渡手形前連結会計年度201,102-201,1021,359-1,3590.67当連結会計年度11,490-11,490446-4463.88うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度-------当連結会計年度33,745-33,745100-1000.29 うち借用金前連結会計年度597,499-597,4992,510-2,5100.42当連結会計年度628,775-628,7751,233-1,2330.19 (注) 1.資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度324,664百万円、当連結会計年度32,348百万円)を控除して表示しております。2.相殺消去額は、「国内業務部門」と「国際業務部門」の間の資金貸借に係る平均残高及び利息であります。 (3) 国内・国際業務部門別役務取引の状況役務取引等収益は、前連結会計年度比2億41百万円増加して126億84百万円となりました。このうち、為替業務に係る収益は28億90百万円と全体の22.7%を占めております。また、役務取引等費用は、前連結会計年度比3億59百万円増加して37億32百万円となりました。このうち、為替業務に係る費用は4億24百万円と全体の11.3%を占めております。 種類期別国内業務部門国際業務部門合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)役務取引等収益前連結会計年度12,11532812,443当連結会計年度12,33235112,684 うち預金・貸出業務前連結会計年度2,2281222,351当連結会計年度2,2201572,378 うち為替業務前連結会計年度2,6261642,790当連結会計年度2,7321582,890 うち証券関連業務前連結会計年度1,216-1,216当連結会計年度1,508-1,508 うち代理業務前連結会計年度84-84当連結会計年度84-84 うち保証業務前連結会計年度31340353当連結会計年度29234327役務取引等費用前連結会計年度3,277953,373当連結会計年度3,6271053,732 うち為替業務前連結会計年度37317390当連結会計年度40816424 (注) 「国内業務部門」は円建取引、「国際業務部門」は外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は「国際業務部門」に含めております。 (4) 国内・国際業務部門別預金残高の状況○ 預金の種類別残高(末残) 種類期別国内業務部門国際業務部門合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)預金合計前連結会計年度4,472,944204,0134,676,957当連結会計年度4,382,743189,7284,572,471 うち流動性預金前連結会計年度3,467,871-3,467,871当連結会計年度3,353,978-3,353,978 うち定期性預金前連結会計年度986,981-986,981当連結会計年度970,391-970,391 うちその他前連結会計年度18,091204,013222,104当連結会計年度58,372189,728248,101譲渡性預金前連結会計年度71,0781,60072,678当連結会計年度120,9691,600122,569総合計前連結会計年度4,544,022205,6134,749,635当連結会計年度4,503,712191,3284,695,040 (注) 1.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金2.定期性預金=定期預金3.「国内業務部門」は円建取引、「国際業務部門」は外貨建取引であります。 ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は「国際業務部門」に含めております。 (5) 貸出金残高の状況① 業種別貸出状況(末残・構成比) 業種別前連結会計年度当連結会計年度金 額(百万円)構成比(%)金 額(百万円)構成比(%)国内(除く特別国際金融取引勘定分)3,428,362100.003,506,645100.00 製造業485,27814.16492,42714.04 農業,林業2,8630.082,8640.08 漁業2,4050.071,9270.05 鉱業,採石業,砂利採取業8,9820.268,7550.25 建設業133,1453.88140,5224.01 電気・ガス・熱供給・水道業110,5553.23126,7713.62 情報通信業10,7450.3110,6500.30 運輸業,郵便業235,9946.88277,2737.91 卸売業,小売業332,6239.70322,9969.21 金融業,保険業319,1219.31331,3129.45 不動産業,物品賃貸業400,80311.69429,55912.25 宿泊業8,8920.269,2370.26 飲食業15,9820.4714,1550.40 医療・福祉100,1572.92101,5902.90 その他のサービス135,8953.97136,0533.88 地方公共団体251,0607.32228,5836.52 その他873,85225.49871,95524.87特別国際金融取引勘定分---- 政府等---- 金融機関---- その他----合計3,428,362―3,506,645― (注)「国内」には、特別国際金融取引勘定分以外の「国際業務部門」を含めております。 ② 外国政府等向け債権残高(国別)該当事項はありません。 (6) 国内・国際業務部門別有価証券の状況○ 有価証券残高(末残) 種類期別国内業務部門国際業務部門合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)国債前連結会計年度18,048-18,048当連結会計年度197,555-197,555地方債前連結会計年度427,908-427,908当連結会計年度404,825-404,825社債前連結会計年度204,353-204,353当連結会計年度171,110-171,110株式前連結会計年度152,390-152,390当連結会計年度139,124-139,124その他の証券前連結会計年度192,275122,851315,126当連結会計年度150,108127,208277,317合計前連結会計年度994,977122,8511,117,828当連結会計年度1,062,723127,2081,189,932 (注) 1.「国内業務部門」は円建取引、「国際業務部門」は外貨建取引であります。 ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は「国際業務部門」に含めております。2.「その他の証券」には、外国債券を含んでおります。 (7) 「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況連結会社のうち「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は、当行1社です。信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表/連結)資産科目前連結会計年度(2024年3月31日)当連結会計年度(2025年3月31日)金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)信託受益権74.2274.31現金預け金17895.7817395.69合計185100.00181100.00 負債科目前連結会計年度(2024年3月31日)当連結会計年度(2025年3月31日)金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)金銭信託185100.00181100.00合計185100.00181100.00 (注) 1.共同信託他社管理財産 前連結会計年度末 ―百万円、当連結会計年度末 ―百万円2.元本補てん契約のある信託については、前連結会計年度末及び当連結会計年度末の取扱残高はありません。 (自己資本比率等の状況)(参考)連結自己資本比率(国内基準)は、前連結会計年度末比0.21ポイント上昇して9.33%となりました。自己資本比率につきましては、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。なお、当行は国内基準を適用しており、2025年3月末よりバーゼルⅢ基準にて自己資本比率を算出しております。また、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出においては標準的計測手法を採用しております。 連結自己資本比率(国内基準)(単位:百万円、%) 2025年3月31日1.連結自己資本比率(2/3)9.332.連結における自己資本の額263,8993.リスク・アセットの額2,826,3744.連結総所要自己資本額113,054 単体自己資本比率(国内基準)(単位:百万円、%) 2025年3月31日1.自己資本比率(2/3)8.782.単体における自己資本の額246,2483.リスク・アセットの額2,802,9194.単体総所要自己資本額112,116 (資産の査定)(参考)資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。なお、区分対象となる社債のうち、「その他有価証券」目的で保有しているものは、時価(貸借対照表計上額)で区分されております。 1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2.危険債権危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3.要管理債権要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4.正常債権正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 資産の査定の額債権の区分2024年3月31日2025年3月31日金額(百万円)金額(百万円)破産更生債権及びこれらに準ずる債権4,6514,169危険債権24,33125,464要管理債権22,67317,306正常債権3,425,2533,505,695 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当行グループの経営成績等の状況に関する分析・検討結果は次のとおりであります。なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態の分析イ.総預金・預り資産当連結会計年度末の総預金残高は、公共預金が増加しましたが、法人及び個人預金が減少したことにより、前連結会計年度末比545億円減少して4兆6,950億円となりました。 前連結会計年度当連結会計年度増 減(A)(B)(B)-(A)総預金残高(連結)百万円4,749,6354,695,040△54,595総預金残高(単体)百万円4,765,2844,711,240△54,044 個人預金百万円2,698,0662,660,600△37,466 法人預金百万円1,900,4091,857,129△43,280 公共預金百万円166,809193,51126,702 当連結会計年度末の預り資産残高は、金融商品仲介が減少しましたが、投資信託及び一時払保険が増加したことにより、前連結会計年度末比326億円増加して3,770億円となりました。 前連結会計年度当連結会計年度増 減(A)(B)(B)-(A)預り資産残高百万円344,393377,01732,624 投資信託百万円118,420137,61419,194 一時払保険百万円213,727229,62115,894 金融商品仲介百万円12,2459,780△2,465 ロ.貸出金当連結会計年度末の貸出金残高は、公共向け貸出金が減少しましたが、法人向け及び個人向け貸出金が増加したことにより、前連結会計年度末比782億円増加して3兆5,066億円となりました。 前連結会計年度当連結会計年度増 減(A)(B)(B)-(A)貸出金残高(連結)百万円3,428,3623,506,64578,283貸出金残高(単体)百万円3,433,1733,512,81979,646個人向け貸出金百万円600,105604,2664,161法人向け貸出金百万円2,582,0082,679,97097,962公共向け貸出金百万円251,060228,583△22,477 ○金融再生法開示債権及びリスク管理債権の状況当連結会計年度末の正常債権を除く金融再生法開示債権及びリスク管理債権は、前連結会計年度末比45億円減少して476億円となりました。また、総与信残高比率は、前連結会計年度末比0.16pt低下して1.34%となりました。 前連結会計年度当連結会計年度増 減(A)(B)(B) ― (A)破産更生債権及びこれらに準ずる債権額百万円5,2294,885△344危険債権額百万円24,34325,4771,134要管理債権額百万円22,67317,306△5,367三月以上延滞債権額百万円186151△35貸出条件緩和債権額百万円22,48617,155△5,331小計額百万円52,24647,670△4,576正常債権額百万円3,419,8583,498,79278,934合計額百万円3,472,1053,546,46274,357総与信残高比率%1.501.34△0.16 (注)上表の金額、比率は、部分直接償却後の計数であります。 ハ.有価証券当連結会計年度末の有価証券残高は、債券の増加により、前連結会計年度末比721億円増加して1兆1,899億円となりました。 前連結会計年度当連結会計年度増 減(A)(B)(B)-(A)有価証券残高百万円1,117,8281,189,93272,104 債券百万円650,310773,491123,181 株式百万円152,390139,124△13,266 その他百万円315,126277,317△37,809 (注)「その他」は投資信託・外国証券等であります。 ② 経営成績の分析イ.経常収益当連結会計年度の経常収益は、貸出金利息の増加による資金運用収益の増加や、株式等売却益の増加によるその他経常収益の増加などにより、前連結会計年度比78億61百万円増加して900億7百万円となりました。ロ.連結粗利益当連結会計年度の連結粗利益は、その他業務利益及び役務取引等利益は減少しましたが、資金利益の増加などにより、前連結会計年度比30億19百万円増加して479億8百万円となりました。ハ.経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益当連結会計年度の経常利益は、連結粗利益の増加及び株式関係損益の増加などにより、前連結会計年度比53億53百万円増加して199億10百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度比40億58百万円増加して137億円となりました。 <連結損益計算書ベース>前連結会計年度当連結会計年度増減(百万円)(百万円)(A)(百万円)(B)(B)-(A)経常収益82,14690,0077,861連結粗利益44,88947,9083,019 資金利益38,07541,7853,710 信託報酬 110 役務取引等利益9,0708,951△119 その他業務利益△2,257△2,829△572 うち外国為替売買益3,7355,4061,671 うち金融派生商品関係損益1,143△197△1,340 うち債券関係損益△7,163△8,047△884営業経費33,47033,337△133一般貸倒引当金繰入額1,250△219△1,469不良債権処理費用7844,8214,037株式関係損益2,3807,3444,964その他2,7932,597△196経常利益14,55719,9105,353特別損益△276△373△97税金等調整前当期純利益14,28119,5375,256法人税、住民税及び事業税4,3375,7001,363法人税等調整額301136△165当期純利益9,64213,7004,058親会社株主に帰属する当期純利益9,64213,7004,058 (注)連結粗利益=(資金運用収益-資金調達費用)+信託報酬+(役務取引等収益-役務取引等費用) +(その他業務収益-その他業務費用) また、当連結会計年度におけるセグメントごとの分析は次のとおりであります。このうち、「銀行業」は、当連結会計年度において、当行グループの経常収益合計(セグメント間内部経常収益控除前)の86%を占めており、最も重要なセグメントであると認識しております。 (ⅰ)銀行業セグメント経常収益は資金運用収益及びその他経常収益の増加などにより、前連結会計年度比78億40百万円増加して813億81百万円となりました。また、経常費用は、その他業務費用の増加などにより、前連結会計年度比26億1百万円増加して628億64百万円となりました。この結果、セグメント利益は前連結会計年度比52億39百万円増加して185億17百万円となりました。 (ⅱ)リース業セグメント経常収益はリース料収入の減少などにより、前連結会計年度比1億32百万円減少して74億69百万円となりました。また、セグメント利益は、前連結会計年度比1億11百万円減少して2億80百万円となりました。 (ⅲ)その他事業セグメント経常収益は保証業務などで増加したことなどにより、前連結会計年度比18百万円増加して56億92百万円となりました。また、セグメント利益は与信費用が減少したことなどにより、前連結会計年度比1億15百万円増加して15億50百万円となりました。 ニ.中期経営計画の進捗状況及び経営目標の達成状況 中期経営計画「創ろうイ・イ・ヨ♪」(2023年度~2025年度)の各重点戦略の取組状況及び最終年度に設定している経営目標の達成に向けた進捗状況は以下のとおりであります。[中期経営計画の進捗状況]「長期ビジョン2030」の実現に向けた第1フェーズと位置付けている中期経営計画では、「非金融領域の拡大」と「金融サービスの高度化」を通じて「総合コンサルティング・グループ」としての機能の進化に取り組んでおり、概ね計画どおりに進捗しております。 重点戦略1総合コンサルティング・グループの進化 ・事業承継や新規事業、地域活性化等に取り組む地域の事業者を強力に支援し、お客さま・地域が抱える課題解決に伴走する投資専門子会社「百十四共創投資株式会社」を2024年4月に設立しました。・法人のお客さまには、各事業ステージにおける重要な経営課題や社会課題に対応する取組みの支援に向けて最適な金融サービスをワンストップで提供する態勢の強化を図るため、ソリューション関連のファイナンス機能を集約した「ソリューションファイナンス部」を新設しました。・個人のお客さまには、人生100年時代において将来の不安がなく生活できるように着実な資産形成をサポートするべく、職域セミナーや休日相談会のほか、将来世代の金融リテラシー向上を目的とする金融教育活動に取り組んでおります。なお、お客さまのライフプランに沿った着実な資産形成と円滑な資産承継に関して、これまでよりも一層強力に支援していくことを目的として、野村證券株式会社と「金融商品仲介業務における包括的業務提携に関する基本合意書」を締結しました。双方の強みを活かすことで地域の隅々まで良質なコンサルティングを提供し、地域のお客さまのファイナンシャル・ウェルネスの実現をリードする存在となるべく、2025年度中の最終合意に向けて協議を進めてまいります。 重点戦略2職員のウェルビーイング向上 ・「ポストチャレンジ制度」や「シニアチャレンジ制度」等、年齢に関わらず、意欲や能力の高い人材が活躍できる場を創出するための制度面の整備を進めてまいりました。・また、経営方針や経営戦略への理解を深めることを通じて、仕事への熱意や職場への愛着につなげることを目的に、頭取と若手行員の対話集会である「タウンホールミーティング」を実施しました。経営陣との直接の対話機会創出を通じて、更なる全行的なエンゲージメント向上を図っていくため、中堅行員を対象とした「ミニタウンホールミーティング」の開催を順次進めております。 ・職員が働きやすい職場環境づくりや健康経営を目的とした各種施策への取組みにも注力しており、「健康経営優良法人2025(ホワイト500)」に2年連続で認定を受けました。 重点戦略3生産性の飛躍的向上 ・事業性融資における電子契約サービスや名刺管理アプリ、稟議書作成時間の短縮を目的とした検索システムの導入等、生産性向上を目的とした各種業務のデジタルシフトを進めてまいりました。・また、既存の「114バンキングアプリ」において、投資信託取引や複数口座の照会機能等、新機能の追加を進めたほか、「来店予約サービス」について、空き情報がリアルタイムで確認できるようにリニューアルする等、お客さまの満足度向上につながる業務改革にも注力してまいりました。 重点戦略4持続可能な経営基盤の構築 ・地域金融機関として重要な経営基盤の一つである地域の活性化と持続可能性向上に向けて、地方公共団体が新たな事業を推進するうえでの財源確保や、域外のお客さまによる地方創生に向けたプロジェクトへの貢献機会の創出を目的とした「企業版ふるさと納税」に取り組むことで、地元への資金の還流に貢献してまいりました。・また、持続可能な地域社会の実現に向けて、2050年のカーボンニュートラルを見据えた脱炭素・循環型社会への取組みを進めており、新築店舗のZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)認証の取得や、地元の市町とゼロカーボンシティの実現に向けた共創に関する連携協定を締結しました。・さらに、豊かな生態系を誇る瀬戸内海において、藻場再生を起点に地域で協働し、長期的な目線で生物多様性の保全をめざす取組みである「瀬戸内渚フォーラム」に参画しております。 [経営目標の達成状況]2024年度は、市場金利の上昇に伴う資金利益の改善と併せ、総合コンサルティング・グループとしての機能の進化により地域やお客さまの課題解決に向けた推進力が高まってきたことで、ファイナンスとコンサルティングの双方の領域で稼ぐ力が向上し、その結果、経営目標に掲げている各経営指標は、2024年11月に引き上げした経営目標の達成に向けて順調に進捗しております。 〔経営目標の進捗〕 ③ キャッシュ・フローの状況の分析「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、貸出金の増加等により、1,307億円のマイナスとなり、前連結会計年度比では382億49百万円減少しました。「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、有価証券の取得等により、941億10百万円のマイナスとなり、前連結会計年度比では775億33百万円減少しました。「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、自己株式の取得及び配当金の支払い等により、37億64百万円のマイナスとなり、前連結会計年度比では8億73百万円減少しました。これらの結果、「現金及び現金同等物」は8,179億円となり、前連結会計年度末比2,285億78百万円減少しました。 前連結会計年度当連結会計年度増減(百万円)(百万円)(A)(百万円)(B)(B)-(A)営業活動によるキャッシュ・フロー△92,451△130,700△38,249投資活動によるキャッシュ・フロー△16,577△94,110△77,533財務活動によるキャッシュ・フロー△2,891△3,764△873現金及び現金同等物の期末残高1,046,479817,900△228,578 ④ 資本の財源及び資金の流動性についての情報当行グループは、地域の皆さまよりお預け入れいただいた預金を資金調達の原資とし、貸出金や有価証券等にて資金運用を行っております。また、外貨資金等については、必要に応じて市場等から調達しております。資金調達・運用の状況については、定期的にモニタリングし、必要に応じて対応を検討するALM態勢を整備しております。重要な資本的支出は、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりであります。主なものとして電子計算機等の設備投資66億72百万円を予定しており、うち42億97百万円を翌連結会計年度以降に自己資金での支払を予定しております。また今後の経営戦略として、非対面チャネルの充実や店舗・業務のデジタル化などによるDX推進への投資のほか、EV車導入や事業用不動産のLED化など脱炭素・循環型社会の実現に向けた省エネ関連への投資も積極的に行っていく方針であります。株主還元につきましては、安定的な利益還元に配慮しつつ、内部留保の充実度合い、利益の状況及び経営環境等を総合的に判断したうえで、配当を実施していく予定であります。今後予定している資本的支出及び株主還元は、主に自己資金にて対応する予定であります。 ⑤ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当行グループは、銀行業を中心に事業展開しており、主要業務は貸出業務であります。融資契約により発生した貸出金が総資産に占める割合は概ね6割であり、この貸出金を基準に算定される「貸倒引当金」は、当行の損益に与える影響が大きいため、重要な会計上の見積りとしております。貸倒引当金の算定方法等につきましては、「第5経理の状況」における「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(5)貸倒引当金の計上基準」、及び「注記事項(重要な会計上の見積り)(貸倒引当金)」に記載のとおりであります。 <損益に与える影響>正常先貸倒引当金に与える影響額予想損失率±0.01%の変動±3億円 (注)貸倒引当金算定において、影響額が大きい正常先について記載しております。