経営方針・経営戦略
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】<経営の基本方針> 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ■企業理念「あってよかった、出会えてよかった、と思われる存在でありたい。」企業理念はこれからのスルガ銀行を担う若手・中堅社員からなる「ジュニアボード」が中心となり、ボトムアップをテーマに刷新活動を推進し、策定いたしました。企業理念には、次のような全社員の想いが込められております。・「お客さま本位の企業でありたい」という想い・お客さまが抱える課題に向き合い、スルガ銀行ならではの付加価値をご提供させていただきたいという想い・ハラスメントの撲滅、社員やその家族についても大切にして欲しいという社員の声を反映し、お客さまだけで なく、社員も大切にする企業でありたいという想い ■コンプライアンス憲章当社及びグループ社員のすべての行動・判断の基準となるコンプライアンスに関する基本方針として、「コンプライアンス憲章」を策定いたしました。 ■中期経営計画 “Re:Start 2025”(2019年度~2025年度)企業理念の実現に向けて、お客さま本位の業務運営を徹底し、コアビジネスであるリテールバンキングへの取組みを通じて、当社独自の価値提供を実現することで、お客さまに心からご満足いただき、社員にとってもやりがいのある“スルガ銀行”の姿を創出するための経営計画を策定いたしました。コンプライアンスの徹底と、リスク・リターンの適正なコントロールを行う態勢を構築し、公共性が高い金融機関として“持続可能な新たなビジネスモデル”を展開してまいります。 <企業集団の対処すべき課題>金利ある世界当社の事業を取り巻く環境変化として、「金利ある世界」があげられます。当社事業への影響については、変動金利比率が高い当社の貸出金ポートフォリオは、金利上昇局面において、一定の優位性が期待できます。一方で、その上昇スピードやターミナルレート等に応じ、インフレ期待や需要、賃金、賃料などが影響を受け、複合的な変化が予想されます。これら複合的な変化を機敏に捉え、レジリエンスの高いポートフォリオ・マネジメントをしていくことがますます重要になってきております。複合的な変化が既に生じている預金市場においては、金利による獲得競争が激化するなかで、個人預金だけでなく、個人の預り資産である投資信託や保険などの投資性商品を含めた、お客さまのトータルな資産形成を目的にした資産コンサルティング活動などをますます強化し、「預金量」とともに「粘着性の向上」に取り組んでまいります。 中期経営計画と取組み当社は、2023年4月より中期経営計画“Re:Start 2025 Phase 2”(以下、「フェーズ2」といいます。)をスタートし、再成長に向けた取組みを積極的に進めております。フェーズ2における経営戦略は次のとおりです。Ⅰ. リテール・ソリューション事業の進化Ⅱ. 持続可能な収益構造の構築Ⅲ. リスクテイクとリスク分散(フェーズ2の詳細及びその進捗につきましては、当社ホームページの「株主・投資家の皆さま」をご覧ください。(https://www.surugabank.co.jp/surugabank/investors/)) 上記経営戦略を進めていくため、主に以下の取組みを行っております。営業部門においては「コミュニティバンク」、「ダイレクトバンク」、「首都圏・広域バンク」、「市場ファイナンス本部」の4つのプロフィットセンター(事業部門)に再編し、1つの領域に依存することなく、各事業領域が着実に成長しております。「コミュニティバンク」では、地元である静岡県と神奈川県の各エリア所属のファイナンシャルアドバイザーが、各々100名のお客さまを担当し、お客さま一人ひとりの“不”への理解を深め、解消に向けた最適な提案を行うコミュニケーション施策「100人プログラム」といったお客さまの資産形成に向けた取組みなどを実践し、お客さまに寄り添いながら、良質かつ長期的な関係の構築を進めております。「ダイレクトバンク」では、多様な生活スタイルに則したWebやスマートフォンを介した非対面取引のサービスの充実を図っております。「首都圏・広域バンク」では、“One to One対応“による、お客さま一人ひとりに適したコンサルティングを充実させることにより、住宅ローンや投資用不動産ローンを中心にお客さまに寄り添ったローン推進を行っております。「市場ファイナンス本部」では、リスク分散を図った良質なアセットポートフォリオの構築を進めております。 株式会社クレディセゾンとの資本業務提携については、提携当初に掲げた「不動産ファイナンス」、「住宅ローン」、「クレジットカード」の3つの優先領域におけるビジネスが順調に進捗しております。また、株式会社クレディセゾンが保証する個人事業主のお客さま向けフリーローンの取扱いも開始するなど、協業領域が拡大していることに加え、相互出向や営業・業務部門間における意見交換などの人財交流も進めております。両社のリテールノウハウを最大限活用し、シームレスに連携することにより、金融分野におけるあらゆる「困りごと」や「不」(不安、不便、不満等を意味します。)の問題に対してソリューションを提供しております。今後も、両社のリテールノウハウを最大限活用しながら、「Neo Finance Solution Company」の創造を目指してまいります。 人的資本投資については「70歳まで活躍・貢献を期待するスルガ」との方針を掲げたベテラン社員の活躍支援策、ダイバーシティ推進に向けた「未来経営塾(Lite)」、社員のキャリア形成を支援する「キャリアビジョン対話」などに取り組んでおります。今後は、人的資本投資に加え、ITプラットフォームやDXへの投資も積極的に進めてまいります。
対処すべき課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】<経営の基本方針> 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ■企業理念「あってよかった、出会えてよかった、と思われる存在でありたい。」企業理念はこれからのスルガ銀行を担う若手・中堅社員からなる「ジュニアボード」が中心となり、ボトムアップをテーマに刷新活動を推進し、策定いたしました。企業理念には、次のような全社員の想いが込められております。・「お客さま本位の企業でありたい」という想い・お客さまが抱える課題に向き合い、スルガ銀行ならではの付加価値をご提供させていただきたいという想い・ハラスメントの撲滅、社員やその家族についても大切にして欲しいという社員の声を反映し、お客さまだけで なく、社員も大切にする企業でありたいという想い ■コンプライアンス憲章当社及びグループ社員のすべての行動・判断の基準となるコンプライアンスに関する基本方針として、「コンプライアンス憲章」を策定いたしました。 ■中期経営計画 “Re:Start 2025”(2019年度~2025年度)企業理念の実現に向けて、お客さま本位の業務運営を徹底し、コアビジネスであるリテールバンキングへの取組みを通じて、当社独自の価値提供を実現することで、お客さまに心からご満足いただき、社員にとってもやりがいのある“スルガ銀行”の姿を創出するための経営計画を策定いたしました。コンプライアンスの徹底と、リスク・リターンの適正なコントロールを行う態勢を構築し、公共性が高い金融機関として“持続可能な新たなビジネスモデル”を展開してまいります。 <企業集団の対処すべき課題>金利ある世界当社の事業を取り巻く環境変化として、「金利ある世界」があげられます。当社事業への影響については、変動金利比率が高い当社の貸出金ポートフォリオは、金利上昇局面において、一定の優位性が期待できます。一方で、その上昇スピードやターミナルレート等に応じ、インフレ期待や需要、賃金、賃料などが影響を受け、複合的な変化が予想されます。これら複合的な変化を機敏に捉え、レジリエンスの高いポートフォリオ・マネジメントをしていくことがますます重要になってきております。複合的な変化が既に生じている預金市場においては、金利による獲得競争が激化するなかで、個人預金だけでなく、個人の預り資産である投資信託や保険などの投資性商品を含めた、お客さまのトータルな資産形成を目的にした資産コンサルティング活動などをますます強化し、「預金量」とともに「粘着性の向上」に取り組んでまいります。 中期経営計画と取組み当社は、2023年4月より中期経営計画“Re:Start 2025 Phase 2”(以下、「フェーズ2」といいます。)をスタートし、再成長に向けた取組みを積極的に進めております。フェーズ2における経営戦略は次のとおりです。Ⅰ. リテール・ソリューション事業の進化Ⅱ. 持続可能な収益構造の構築Ⅲ. リスクテイクとリスク分散(フェーズ2の詳細及びその進捗につきましては、当社ホームページの「株主・投資家の皆さま」をご覧ください。(https://www.surugabank.co.jp/surugabank/investors/)) 上記経営戦略を進めていくため、主に以下の取組みを行っております。営業部門においては「コミュニティバンク」、「ダイレクトバンク」、「首都圏・広域バンク」、「市場ファイナンス本部」の4つのプロフィットセンター(事業部門)に再編し、1つの領域に依存することなく、各事業領域が着実に成長しております。「コミュニティバンク」では、地元である静岡県と神奈川県の各エリア所属のファイナンシャルアドバイザーが、各々100名のお客さまを担当し、お客さま一人ひとりの“不”への理解を深め、解消に向けた最適な提案を行うコミュニケーション施策「100人プログラム」といったお客さまの資産形成に向けた取組みなどを実践し、お客さまに寄り添いながら、良質かつ長期的な関係の構築を進めております。「ダイレクトバンク」では、多様な生活スタイルに則したWebやスマートフォンを介した非対面取引のサービスの充実を図っております。「首都圏・広域バンク」では、“One to One対応“による、お客さま一人ひとりに適したコンサルティングを充実させることにより、住宅ローンや投資用不動産ローンを中心にお客さまに寄り添ったローン推進を行っております。「市場ファイナンス本部」では、リスク分散を図った良質なアセットポートフォリオの構築を進めております。 株式会社クレディセゾンとの資本業務提携については、提携当初に掲げた「不動産ファイナンス」、「住宅ローン」、「クレジットカード」の3つの優先領域におけるビジネスが順調に進捗しております。また、株式会社クレディセゾンが保証する個人事業主のお客さま向けフリーローンの取扱いも開始するなど、協業領域が拡大していることに加え、相互出向や営業・業務部門間における意見交換などの人財交流も進めております。両社のリテールノウハウを最大限活用し、シームレスに連携することにより、金融分野におけるあらゆる「困りごと」や「不」(不安、不便、不満等を意味します。)の問題に対してソリューションを提供しております。今後も、両社のリテールノウハウを最大限活用しながら、「Neo Finance Solution Company」の創造を目指してまいります。 人的資本投資については「70歳まで活躍・貢献を期待するスルガ」との方針を掲げたベテラン社員の活躍支援策、ダイバーシティ推進に向けた「未来経営塾(Lite)」、社員のキャリア形成を支援する「キャリアビジョン対話」などに取り組んでおります。今後は、人的資本投資に加え、ITプラットフォームやDXへの投資も積極的に進めてまいります。
MD&A(経営者による分析)
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要)当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 <業績>連結ベースの主要勘定につきまして、貸出金の期末残高は、中期経営計画“Re:Start 2025”が順調に進捗し、新規貸出が想定を上回ったことなどが寄与し、全体では前期末比1,162億22百万円増加の2兆1,928億35百万円となりました。有価証券の期末残高は、前期末比528億75百万円増加の3,289億56百万円となりました。預金の期末残高は、前期末比964億89百万円減少の3兆1,484億18百万円となりました。連結ベースの損益の状況につきまして、経常収益は、株式等売却益の減少等に伴うその他経常収益の減少等により、前期比3億55百万円減少の910億92百万円となりました。経常費用については、国債等債券償還損の減少等により、前期比58億73百万円減少の649億32百万円となりました。この結果、経常利益は、前期比55億18百万円増加し、261億59百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比48億2百万円増加し、201億77百万円となりました。セグメントごとの経営成績を示すと、次のとおりであります。銀行の経常収益は前期比4億33百万円減少の831億86百万円、セグメント利益は前期比54億93百万円増加の256億49百万円となりました。その他における経常収益は前期比1億5百万円増加の94億2百万円、セグメント利益は前期比92百万円減少の6億49百万円となりました。連結ベースの自己資本比率(国内基準)につきましては、11.84%となりました。なお、当社は、当連結会計年度末よりバーゼルⅢ最終化完全実施ベースを適用しております。(経過措置を適用しておりません。) <キャッシュ・フローの状況>連結ベースのキャッシュ・フローの状況につきまして、営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加等により、2,084億82百万円の支出超過(前期は930億75百万円の支出超過)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出等により、564億47百万円の支出超過(前期は451億36百万円の収入超過)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得による支出等により、159億16百万円の支出超過(前期は82億53百万円の支出超過)となりました。その結果、現金及び現金同等物の期末残高は、前期末比2,808億47百万円減少し、6,844億57百万円(前期末は9,653億5百万円)となりました。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討結果は次のとおりであります。なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 <財政状態>連結ベースの主要勘定につきまして、貸出金の期末残高は、前期末比1,162億22百万円増加の2兆1,928億35百万円となりました。リスク管理債権については、前期末比171億57百万円減少の1,933億68百万円となりました。有価証券の期末残高は、前期末比528億75百万円増加の3,289億56百万円となりました。預金の期末残高は、前期末比964億89百万円減少の3兆1,484億18百万円となりました。なお、当社単体(銀行)の主要勘定については次のとおりです。(1)貸出金貸出金の期末残高は、前期末比1,171億11百万円増加の2兆1,838億43百万円となりました。貸出金の期中平均残高は、前期比512億36百万円増加の2兆1,002億73百万円となりました。(2)有価証券有価証券の期末残高は、前期末比530億15百万円増加の3,346億90百万円となりました。(3)繰延税金資産・負債繰延税金資産は、前期末比16億28百万円減少の58億48百万円の計上となりました。(4)預金預金の期末残高は、前期末比964億15百万円減少の3兆1,540億78百万円となりました。預金の期中平均残高は、前期比1,218億49百万円減少の3兆1,565億51百万円となりました。 <経営成績>連結ベースの損益の状況につきまして、経常収益は、株式等売却益の減少等に伴うその他経常収益の減少等により、前期比3億55百万円減少の910億92百万円となりました。経常費用については、国債等債券償還損の減少等により、前期比58億73百万円減少の649億32百万円となりました。この結果、経常利益は、前期比55億18百万円増加し、261億59百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比48億2百万円増加し、201億77百万円となりました。なお、当社単体(銀行)の損益の状況については次のとおりです。(カッコ内は、前期比増減額)(1)業務粗利益業務粗利益は、国債等債券損益の改善等により、前期比71億12百万円増加の582億87百万円となりました。(2)経費経費は、前期比48百万円増加の352億7百万円となりました。(3)業務純益コア業務純益は、資金利益及び役務取引等利益の増加等により、前期比13億74百万円増加の247億28百万円となりました。業務純益は、前期比70億65百万円増加の230億80百万円となりました。 ※コア業務純益=業務純益+一般貸倒引当金繰入額-国債等債券損益(4)経常利益経常利益は、国債等債券損益の改善等により、前期比54億93百万円増加の256億49百万円となりました。(5)当期純利益当期純利益は、経常利益の増加等により、前期比47億59百万円増加の197億84百万円となりました。(6)与信費用不良債権処理額は、前期比14億38百万円減少し、73億58百万円となりました。貸倒引当金戻入益は、前期比9億29百万円減少の36億18百万円となりました。この結果、与信費用は、前期比5億9百万円減少の37億39百万円となりました。 実質与信費用は、前期比1億9百万円減少の△21億68百万円となりました。 ※与信費用=一般貸倒引当金繰入額+不良債権処理額-貸倒引当金戻入益 ※実質与信費用=与信費用-償却債権取立益 中期経営計画における2025年度目標計数に対し、当連結会計年度の計数は以下のとおりとなりました。メインKPI当連結会計年度計数 (ご参考)中期経営計画における2025年度目標計数経常利益(単体)256億円 170億円親会社株主に帰属する当期純利益201億円 135億円自己資本比率(単体)(バーゼルⅢ最終化ベース)11.27% 実質10%以上 サブKPI当連結会計年度計数 (ご参考)中期経営計画における2025年度目標計数新事業粗利益(単体)188億円 190億円以上経費(単体)352億円 340億円以内実質与信費用比率(単体)△9bps 10bps程度 (注)実質与信費用比率(単体)は、実質与信費用÷貸出金等平残(貸出金+買入金銭債権)で算出しております。 <キャッシュ・フローの状況>連結ベースのキャッシュ・フローの状況につきまして、営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加等により、2,084億82百万円の支出超過(前期は930億75百万円の支出超過)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出等により、564億47百万円の支出超過(前期は451億36百万円の収入超過)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得による支出等により、159億16百万円の支出超過(前期は82億53百万円の支出超過)となりました。その結果、現金及び現金同等物の期末残高は、前期末比2,808億47百万円減少し、6,844億57百万円(前期末は9,653億5百万円)となりました。当社グループの設備、成長分野への投資及び株主還元等は自己資金で対応する予定であります。貸出金や有価証券の運用については、大部分を顧客からの預金にて調達しております。また、当社グループでは、「市場・流動性リスク管理規程」を制定し、安定した資金繰りと高い流動性の確保に努めるとともに、流動性リスクが顕在化した場合におけるリアルタイムな資金繰りの把握及び報告体制等、適切な流動性リスク管理体制の構築を図っております。流動性の状況等については、定期的に統合リスク管理委員会に報告しております。 <自己資本比率>自己資本比率(国内基準)は、連結ベースで11.84%、単体ベースで11.27%となりました。なお、当社は、当連結会計年度末よりバーゼルⅢ最終化完全実施ベースを適用しております。(経過措置を適用しておりません。) <重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定>当社の連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針及び当該見積りについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。連結財務諸表の作成にあたって、会計上の見積りを決定する際に使用した測定のプロセスは、当社の状況から見て適切であると判断しております。当社が使用した会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。(貸倒引当金)当社の貸倒引当金は、「銀行等金融機関の資産の自己査定並びに貸倒償却及び貸倒引当金の監査に関する実務指針」(日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号 2022年4月14日)に基づいて定めた償却・引当基準により計上しております。当社の債権の評価にあたって使用した会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、現時点における状況を適切に反映させていると判断しております。しかし、その仮定は不確実性が高く、その見積り額の前提とした条件や仮定に変化が生じた場合、貸倒引当金を増額又は減額する可能性があります。 <参考>(1) 国内・国際業務部門別収支当連結会計年度の部門別収支は、資金運用収支が国内業務部門で658億48百万円、国際業務部門で25百万円、全体で658億73百万円、役務取引等収支が国内業務部門で△12億23百万円、国際業務部門で6百万円、全体で△12億17百万円、その他業務収支が国内業務部門で1億28百万円、国際業務部門で△15億27百万円、全体で△13億99百万円となりました。 種類期別国内業務部門国際業務部門相殺消去額(△)合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)資金運用収支前連結会計年度65,09437―65,132当連結会計年度65,84825―65,873うち資金運用収益前連結会計年度66,226105△4366,288当連結会計年度68,394101△7068,425うち資金調達費用前連結会計年度1,13267△431,155当連結会計年度2,54576△702,551信託報酬前連結会計年度0――0当連結会計年度0――0役務取引等収支前連結会計年度△2,13922―△2,117当連結会計年度△1,2236―△1,217うち役務取引等収益前連結会計年度7,48639―7,525当連結会計年度8,62722―8,650うち役務取引等費用前連結会計年度9,62616―9,643当連結会計年度9,85115―9,867その他業務収支前連結会計年度△7,06225―△7,037当連結会計年度128△1,527―△1,399うちその他業務収益前連結会計年度3,73825―3,764当連結会計年度4,1321―4,133うちその他業務費用前連結会計年度10,801――10,801当連結会計年度4,0041,529―5,533 (注) 1.当社及び連結子会社は、海外拠点を有していないため、国内、海外の区分に代えて国内業務部門、国際業務部門の区分で記載しております。2.国内業務部門は、当社及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当社及び連結子会社の外貨建取引、円建対非居住者取引及び特別国際金融取引勘定であります。3.資金調達費用は、金銭の信託運用見合費用(前連結会計年度0百万円 当連結会計年度0百万円)を控除して表示しております。4.相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門間の資金貸借の利息であります。 (2) 国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況当連結会計年度の資金運用勘定は、平均残高が全体で3兆3,959億96百万円、利息が全体で684億25百万円、利回りが2.01%となりました。主なものは貸出金であります。資金調達勘定は、平均残高が全体で3兆1,511億24百万円、利息が全体で25億51百万円、利回りが0.08%となりました。主なものは預金であります。 ① 国内業務部門 種類期別平均残高利息利回り金額(百万円)金額(百万円)(%)資金運用勘定前連結会計年度3,395,69066,2261.95当連結会計年度3,394,35568,3942.01うち貸出金前連結会計年度2,058,81161,1532.97当連結会計年度2,109,82760,4802.86うち商品有価証券前連結会計年度6300.51当連結会計年度4500.33うち有価証券前連結会計年度261,4201,2900.49当連結会計年度237,1402,9001.22うちコールローン及び買入手形前連結会計年度58,087150.02当連結会計年度117,0543540.30うち買入金銭債権前連結会計年度129,6112,9002.23当連結会計年度122,0172,8652.34うち買現先勘定前連結会計年度―――当連結会計年度―――うち債券貸借取引支払保証金前連結会計年度―――当連結会計年度―――うち預け金前連結会計年度820,9108220.10当連結会計年度740,0701,7220.23資金調達勘定前連結会計年度3,271,1921,1320.03当連結会計年度3,149,9472,5450.08うち預金前連結会計年度3,270,3251,1230.03当連結会計年度3,149,3152,5400.08うち譲渡性預金前連結会計年度―――当連結会計年度―――うちコールマネー及び売渡手形前連結会計年度―――当連結会計年度―――うち売現先勘定前連結会計年度―――当連結会計年度―――うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度21000.01当連結会計年度―――うちコマーシャル・ペーパー前連結会計年度―――当連結会計年度―――うち借用金前連結会計年度―――当連結会計年度――― (注) 1.当社及び連結子会社は、海外拠点を有していないため、国内、海外の区分に代えて国内業務部門、国際業務部門の区分で記載しております。2.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、金融業以外の連結子会社については、半年ごとの残高に基づく平均残高を利用しております。3.国内業務部門は、当社及び連結子会社の円建取引であります。4.資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度144,614百万円 当連結会計年度25,335百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度99百万円 当連結会計年度99百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円 当連結会計年度0百万円)を、それぞれ控除して表示しております。 ② 国際業務部門 種類期別平均残高利息利回り金額(百万円)金額(百万円)(%)資金運用勘定前連結会計年度69,0401050.15当連結会計年度69,8401010.14うち貸出金前連結会計年度259176.84当連結会計年度6246.71うち商品有価証券前連結会計年度―――当連結会計年度―――うち有価証券前連結会計年度63,34210.00当連結会計年度66,505620.09うちコールローン及び買入手形前連結会計年度612335.40当連結会計年度427225.15うち買入金銭債権前連結会計年度―――当連結会計年度―――うち買現先勘定前連結会計年度―――当連結会計年度―――うち債券貸借取引支払保証金前連結会計年度―――当連結会計年度―――うち預け金前連結会計年度―――当連結会計年度―――資金調達勘定前連結会計年度69,180670.09当連結会計年度69,376760.11うち預金前連結会計年度2,32780.35当連結会計年度1,13420.22うち譲渡性預金前連結会計年度―――当連結会計年度―――うちコールマネー及び売渡手形前連結会計年度―――当連結会計年度―――うち売現先勘定前連結会計年度―――当連結会計年度―――うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度―――当連結会計年度―――うちコマーシャル・ペーパー前連結会計年度―――当連結会計年度―――うち借用金前連結会計年度―――当連結会計年度――― (注) 1.当社及び連結子会社は、海外拠点を有していないため、国内、海外の区分に代えて国内業務部門、国際業務部門の区分で記載しております。2.当社の外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しておりますが、金融業以外の連結子会社については、半年ごとの残高に基づく平均残高を利用しております。3.資金運用勘定の利息には、資金関連スワップに係るその他の受入利息(前連結会計年度―百万円 当連結会計年度―百万円)を含んでおります。4.資金調達勘定の利息には、資金関連スワップに係るその他の支払利息(前連結会計年度15百万円 当連結会計年度3百万円)を含んでおります。5.国際業務部門は、当社及び連結子会社の外貨建取引、円建対非居住者取引及び特別国際金融取引勘定であります。 ③ 合計 種類期別平均残高(百万円)利息(百万円)利回り(%)小計相殺消去額(△)合計小計相殺消去額(△)合計資金運用勘定前連結会計年度3,464,731△66,7863,397,94466,332△4366,2881.95当連結会計年度3,464,195△68,1983,395,99668,495△7068,4252.01うち貸出金前連結会計年度2,059,070―2,059,07061,171―61,1712.97当連結会計年度2,109,890―2,109,89060,484―60,4842.86うち商品有価証券前連結会計年度63―630―00.51当連結会計年度45―450―00.33うち有価証券前連結会計年度324,762―324,7621,291―1,2910.39当連結会計年度303,645―303,6452,962―2,9620.97うちコールローン及び買入手形前連結会計年度58,699―58,69948―480.08当連結会計年度117,482―117,482376―3760.32うち買入金銭債権前連結会計年度129,611―129,6112,900―2,9002.23当連結会計年度122,017―122,0172,865―2,8652.34うち買現先勘定前連結会計年度―――――――当連結会計年度―――――――うち債券貸借取引支払保証金前連結会計年度―――――――当連結会計年度―――――――うち預け金前連結会計年度820,910―820,910822―8220.10当連結会計年度740,070―740,0701,722―1,7220.23資金調達勘定前連結会計年度3,340,373△66,7863,273,5861,199△431,1550.03当連結会計年度3,219,323△68,1983,151,1242,622△702,5510.08うち預金前連結会計年度3,272,653―3,272,6531,131―1,1310.03当連結会計年度3,150,450―3,150,4502,543―2,5430.08うち譲渡性預金前連結会計年度―――――――当連結会計年度―――――――うちコールマネー及び売渡手形前連結会計年度―――――――当連結会計年度―――――――うち売現先勘定前連結会計年度―――――――当連結会計年度―――――――うち債券貸借取引受入担保金前連結会計年度210―2100―00.01当連結会計年度―――――――うちコマーシャル・ペーパー前連結会計年度―――――――当連結会計年度―――――――うち借用金前連結会計年度―――――――当連結会計年度――――――― (注) 1.資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(前連結会計年度144,614百万円 当連結会計年度25,335百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度99百万円 当連結会計年度99百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円 当連結会計年度0百万円)を、それぞれ控除して表示しております。2.相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門間の資金貸借の平均残高及び利息であります。 (3) 国内・国際業務部門別役務取引の状況役務取引等収益は、国内業務部門は86億27百万円、国際業務部門は22百万円、全体で86億50百万円となりました。一方役務取引等費用は、国内業務部門は98億51百万円、国際業務部門は15百万円、全体で98億67百万円となりました。 種類期別国内業務部門国際業務部門相殺消去額(△)合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)役務取引等収益前連結会計年度7,48639―7,525当連結会計年度8,62722―8,650うち預金・貸出業務前連結会計年度4,160――4,160当連結会計年度5,415――5,415うち為替業務前連結会計年度1,16739―1,206当連結会計年度1,17622―1,198うち信託報酬前連結会計年度0――0当連結会計年度0――0うち証券関連業務前連結会計年度133――133当連結会計年度83――83うち代理業務前連結会計年度1,363――1,363当連結会計年度1,433――1,433うち保護預り・貸金庫業務前連結会計年度209――209当連結会計年度204――204うち保証業務前連結会計年度8――8当連結会計年度8――8うちその他業務前連結会計年度443――443当連結会計年度305――305役務取引等費用前連結会計年度9,62616―9,643当連結会計年度9,85115―9,867うち為替業務前連結会計年度52216―538当連結会計年度64515―661 (注) 当社及び連結子会社は、海外拠点を有していないため、国内、海外の区分に代えて国内業務部門、国際業務部門の区分で記載しております。 (4) 国内・国際業務部門別預金残高の状況○ 預金の種類別残高(末残) 種類期別国内業務部門国際業務部門合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)預金合計前連結会計年度3,243,0691,8383,244,907当連結会計年度3,147,8685503,148,418うち流動性預金前連結会計年度1,558,398―1,558,398当連結会計年度1,556,021―1,556,021うち定期性預金前連結会計年度1,618,016―1,618,016当連結会計年度1,512,550―1,512,550うちその他前連結会計年度66,6531,83868,492当連結会計年度79,29655079,846譲渡性預金前連結会計年度―――当連結会計年度―――総合計前連結会計年度3,243,0691,8383,244,907当連結会計年度3,147,8685503,148,418 (注) 1.当社及び連結子会社は、海外拠点を有していないため、国内、海外の区分に代えて国内業務部門、国際業務部門の区分で記載しております。2.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金3.定期性預金=定期預金 (5) 貸出金残高の状況① 業種別貸出状況(末残・構成比)業種別前連結会計年度当連結会計年度金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)国内(除く特別国際金融取引勘定分)2,076,613100.002,192,835100.00製造業38,5101.8653,4162.44農業、林業90.001,3010.06漁業140.003010.01鉱業、採石業、砂利採取業500.00500.00建設業17,6990.8517,7640.81電気・ガス・熱供給・水道業8160.042,6970.12情報通信業1,7090.082,3660.11運輸業、郵便業15,4520.7419,0940.87卸売業、小売業35,7271.7236,1441.65金融業、保険業32,1281.5553,3812.44不動産業、物品賃貸業250,59812.07395,22618.02各種サービス業77,6773.7474,5263.40国・地方公共団体28,2961.3630,7681.40その他1,577,92875.991,505,80168.67特別国際金融取引勘定分――――政府等――――金融機関――――その他――――合計2,076,613―2,192,835― (注)その他には賃貸用不動産向け融資を含んでおります。 ② 外国政府等向け債権残高(国別)該当事項はありません。 (6) 国内・国際業務部門別有価証券の状況○ 有価証券残高(末残) 種類期別国内業務部門国際業務部門合計金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)国債前連結会計年度21,406―21,406当連結会計年度61,389―61,389地方債前連結会計年度115,524―115,524当連結会計年度128,141―128,141短期社債前連結会計年度―――当連結会計年度―――社債前連結会計年度22,163―22,163当連結会計年度31,066―31,066株式前連結会計年度49,436―49,436当連結会計年度53,288―53,288その他の証券前連結会計年度6,91860,63267,550当連結会計年度9,47845,59255,070合計前連結会計年度215,44960,632276,081当連結会計年度283,36445,592328,956 (注) 1.当社及び連結子会社は、海外拠点を有していないため、国内、海外の区分に代えて国内業務部門、国際業務部門の区分で記載しております。2.「その他の証券」には、外国債券を含んでおります。 (7) 「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は提出会社1社です。○ 信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表) 資産科目前連結会計年度(2024年3月31日)当連結会計年度(2025年3月31日)金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)現金預け金1,012100.00920100.00合計1,012100.00920100.00 負債科目前連結会計年度(2024年3月31日)当連結会計年度(2025年3月31日)金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)金銭信託1,012100.00920100.00合計1,012100.00920100.00 (注) 1.共同信託他社管理財産 前連結会計年度46百万円 当連結会計年度46百万円2.共同信託他社管理財産については、職務分担型共同受託方式による信託財産はありません。3.元本補てん契約のある信託については、前連結会計年度、当連結会計年度の取扱残高はありません。 ○ 併営業務の状況 前連結会計年度(2024年3月31日)当連結会計年度(2025年3月31日)財産に関する遺言の執行引受終了期末現在引受終了期末現在20件27件12件22件22件12件 (自己資本比率の状況) (参考)自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。なお、当社は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。 連結自己資本比率(国内基準) (単位:百万円、%) 2025年3月31日1.連結自己資本比率(2/3)11.842.連結における自己資本の額273,5863.リスク・アセット等の額2,310,2764.連結総所要自己資本額92,411 単体自己資本比率(国内基準) (単位:百万円、%) 2025年3月31日1.単体自己資本比率(2/3)11.272.単体における自己資本の額259,2603.リスク・アセット等の額2,300,0704.単体総所要自己資本額92,002 (資産の査定) (参考)資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当社の貸借対照表の貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの及び貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。 1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。 2 危険債権危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。 3 要管理債権要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。 4 正常債権正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。 資産の査定の額(単体) 債権の区分2024年3月31日2025年3月31日金額(百万円)金額(百万円)破産更生債権及びこれらに準ずる債権113,939102,360危険債権53,33659,131要管理債権37,96426,299正常債権1,870,5012,003,728