事業の概要
- スクリーンマスク製造販売ソノコムは、主に電子業界向けにスクリーン印刷用のスクリーンマスクやフォトマスクを製造販売しています。これらは、電子部品の生産、プリント回路板の表面実装、液晶デバイスの生産などに使われる精密な部品で、同社の主要な収益源となっています。
- 印刷資材の仕入販売スクリーンマスクの製造販売に加え、スクリーン印刷に必要な印刷機、スキージなどの資材を仕入れて販売しています。これにより、顧客に対してスクリーン印刷に関するトータルソリューションを提供し、売上を上げています。
- 受注生産モデル同社のスクリーンマスクやフォトマスクは、顧客の具体的な仕様に基づき、1版ごとに製造される受注生産方式です。これにより、顧客の多様なニーズに対応しつつ、在庫リスクを抑えたビジネスモデルを構築しています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
- 営業部門販売体制の強化と事務の効率化を目的として設置されています。お客様からの声を直接技術や製造部門へ提供することで、市場のニーズを製品開発に反映させる重要な役割を担っています。
- 技術部門本社技術部を中心に、松戸工場と玉川工場の製造技術課が研究開発・技術開発を行っています。現場密着型の研究開発を通じて、製品の品質向上や新技術の開発を推進し、同社の競争力の源泉となっています。
- 製造部門製造効率の向上を目的に、品目別に2つの工場(松戸工場・玉川工場)に集約されています。スクリーンマスクやフォトマスクなどの主要製品を効率的に生産し、安定供給を支える役割を担っています。
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3【事業の内容】 当社は、主に電子業界向けのスクリーン印刷用のスクリーンマスク及びフォトマスク(電子部品の生産、プリント回路板の表面実装、液晶デバイスの生産用等)の製造販売及び印刷機、スキージ等のスクリーン印刷用資材の仕入販売を行っております。 なお、当社は営業と技術及び製造に区分されており、営業は販売体制の強化、事務の効率化ならびにお客様からの声を直接技術や製造へ提供することを目的に設置され、技術は本社技術部を中心に松戸工場・玉川工場の製造技術課が研究開発・技術開発を行い、両工場で現場密着型の研究開発を行っております。また、製造は製造効率の向上を目的に品目別に2つの工場に集約されております。〔事業系統図〕以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
事業の優位性(モート)
事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
| 価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い | 弱い 受注生産であり顧客仕様に基づくマスクを1版ごとに製造しているため。 |
|---|---|
| 参入障壁新規参入を阻む要因の種類 | 技術 小型化・軽量化・微細化・多機能化する半導体パッケージ・電子部品関連分野への技術対応。 |
| 顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい | 中程度 |
| 景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか | シクリカル |
| 設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか | 混合 |
会社が挙げる主要リスク:経済状況による需要減少 / 顧客企業の高精度製品に対する他工法の採用 / 製品の瑕疵発生
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 0 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
ソノコムの財務サマリデータが未収録であり、ブランド、特許、規制ライセンス、独占的IPに関する具体的な情報が入手できないため、無形資産による競争優位性は現時点では評価できません。
スイッチングコスト☆☆☆☆☆
顧客がソノコム製品から他社製品へ乗り換える際のコストや不利益に関する情報が不足しているため、スイッチング・コストによる競争優位性は評価できません。
ネットワーク効果☆☆☆☆☆
ソノコムの事業内容や顧客基盤に関する詳細情報が限られており、ネットワーク効果が発生するようなプラットフォームビジネスやコミュニティ形成の兆候が見られないため、ネットワーク効果による競争優位性は評価できません。
コスト優位☆☆☆☆☆
ソノコムの生産プロセスやサプライチェーンに関する情報が不足しており、競合他社と比較して構造的に低コストで製品を生産・提供できる優位性があるか判断できません。
規模の経済☆☆☆☆☆
ソノコムの市場シェアや業界内での位置づけに関する情報が不足しており、規模の経済による効率性や寡占状態の有無を評価できません。
- 現場密着型の研究開発本社技術部を中心に、松戸工場と玉川工場の製造技術課が研究開発・技術開発を行っています。これにより、製造現場の知見を直接研究開発に活かし、顧客の要求に応じた高精度な製品開発を可能にしています。
- 効率的な製造体制製造は品目別に2つの工場に集約されており、製造効率の向上を目指しています。これにより、生産コストを抑えつつ、安定した品質の製品を供給できる体制を構築し、競争力を維持しています。
- 顧客の声の直接反映営業部門がお客様からの声を直接技術や製造部門へ提供する体制を整えています。これにより、顧客のニーズや市場の変化を迅速に製品開発や品質改善に反映させることができ、顧客満足度を高めることに繋がっています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
経営戦略
有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。(1)経営方針 当社は、「ユーザーのニーズに高品質と短納期で応える技術のソノコム」をモットーに事業活動を行ってまいりました。より高度化し、発展していく電機、電子産業を始め、あらゆる業界の需要に応え、製造技術の開発及び広範囲なお客様との信頼関係を築くため、全社を挙げて努力してまいりました。 今後も、株主・お客様・社員を当社の企業経営を支えていただく重要な基盤と考え、「信頼性」「収益性」の向上を図ってまいります。(2)経営戦略等 当社の経営方針で掲げております「ユーザーのニーズに高品質と短納期で応える技術のソノコム」を維持し、さらなる技術革新に努め、より高品質な製品の安定供給を目指し、顧客満足の実現のため、積極的な提案営業を行ってまいります。(3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 現状の収益体質の向上のため、生産設備の充実を図り、当面の目標は売上高25億円を超えることと、営業利益を安定的に計上できる体制の確立を目指し、営業利益4億円を目標としております。(4)経営環境 主要顧客である電子部品・デバイス業界において、サーバーやデータセンター向けの部品やスマートフォンなどの情報通信関連向けの部品の需要が堅調に推移いたしましたが、EV等自動車関連向けの各種電子部品の需要が引き続き低調に推移いたしました。加えて、世界各国の貿易・金融政策や地政学的リスク、エネルギー価格や原材料価格の高騰、同業他社との受注競争など、依然として先行き不透明な状況が続くものと予想されます。 このような状況のなか、当社といたしましては、国内のお客様の要求にお応えできる高精度製品の安定生産及び当社独自製品の拡販のため、営業・技術・製造が一体となって、業績の向上に努める所存であります。(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社は顧客の要求する高精度な製品をより効率的に生産・販売できるように取り組んでまいります。 ・販売体制につきましては、外勤営業を工場に集め、営業同士の情報連絡を密にすると共に工場の技術・製造と一体となり、顧客ニーズを的確に把握し、迅速に対応する事で、拡販を図ってまいります。 ・生産体制につきましては、生産設備を有効利用し、高精度製品の安定供給を行ってまいります。 ・技術体制につきましては、高精度製品の安定供給のための技術サポートと共に他社と差別化できる製品の開発を行うため、新しい技術に積極的にチャレンジしてまいります。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。(1)経営方針 当社は、「ユーザーのニーズに高品質と短納期で応える技術のソノコム」をモットーに事業活動を行ってまいりました。より高度化し、発展していく電機、電子産業を始め、あらゆる業界の需要に応え、製造技術の開発及び広範囲なお客様との信頼関係を築くため、全社を挙げて努力してまいりました。 今後も、株主・お客様・社員を当社の企業経営を支えていただく重要な基盤と考え、「信頼性」「収益性」の向上を図ってまいります。(2)経営戦略等 当社の経営方針で掲げております「ユーザーのニーズに高品質と短納期で応える技術のソノコム」を維持し、さらなる技術革新に努め、より高品質な製品の安定供給を目指し、顧客満足の実現のため、積極的な提案営業を行ってまいります。(3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 現状の収益体質の向上のため、生産設備の充実を図り、当面の目標は売上高25億円を超えることと、営業利益を安定的に計上できる体制の確立を目指し、営業利益4億円を目標としております。(4)経営環境 主要顧客である電子部品・デバイス業界において、サーバーやデータセンター向けの部品やスマートフォンなどの情報通信関連向けの部品の需要が堅調に推移いたしましたが、EV等自動車関連向けの各種電子部品の需要が引き続き低調に推移いたしました。加えて、世界各国の貿易・金融政策や地政学的リスク、エネルギー価格や原材料価格の高騰、同業他社との受注競争など、依然として先行き不透明な状況が続くものと予想されます。 このような状況のなか、当社といたしましては、国内のお客様の要求にお応えできる高精度製品の安定生産及び当社独自製品の拡販のため、営業・技術・製造が一体となって、業績の向上に努める所存であります。(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社は顧客の要求する高精度な製品をより効率的に生産・販売できるように取り組んでまいります。 ・販売体制につきましては、外勤営業を工場に集め、営業同士の情報連絡を密にすると共に工場の技術・製造と一体となり、顧客ニーズを的確に把握し、迅速に対応する事で、拡販を図ってまいります。 ・生産体制につきましては、生産設備を有効利用し、高精度製品の安定供給を行ってまいります。 ・技術体制につきましては、高精度製品の安定供給のための技術サポートと共に他社と差別化できる製品の開発を行うため、新しい技術に積極的にチャレンジしてまいります。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善、インバウンド需要の拡大などにより緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、世界各国の貿易・金融政策や地政学的リスクの懸念によるエネルギー価格や原材料価格の高騰など、先行き不透明な状況が継続しております。 当社が属するスクリーン印刷用製版業界におきましては、主要顧客である電子部品業界において、サーバーやデータセンター向けの部品やスマートフォンなどの情報通信関連向けの部品の需要が堅調に推移いたしましたが、EV等自動車関連向けの各種電子部品の需要が引き続き低調に推移いたしました。 このような状況のもと、当社におきましては、高度化する市場ニーズに対応するべく高付加価値製品の開発、高精度製品の安定生産、生産効率の向上に取り組んでまいりました。 以上の結果、売上高につきましては、製品売上高20億53百万円(前事業年度比11.4%増)、商品売上高3億69百万円(前事業年度比27.0%増)となり、売上高合計24億23百万円(前事業年度比13.5%増)となりました。 利益面におきましては、売上高の増加に伴い営業利益2億1百万円(前事業年度比47.4%増)、経常利益は、為替の影響等により3億28百万円(前事業年度比13.7%減)、当期純利益につきましては、2億10百万円(前事業年度比12.5%減)となりました。 なお、当社は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 ②キャッシュ・フローの状況 当事業年度の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べて4億64百万円減少し、39億4百万円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において営業活動で使用した資金は、79百万円(前事業年度4億56百万円獲得)となりました。これは主に、税引前当期純利益3億28百万円や減価償却費1億49百万円があったものの、法人税等の支払額1億91百万円や仕入債務の増減額の減少1億94百万円によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において投資活動で使用した資金は、3億28百万円(前事業年度2億79百万円)となりました。これは主に、投資有価証券の償還による収入3億25百万円があったものの、投資有価証券の取得による支出5億43百万円や有形固定資産の取得による支出1億42百万円によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において財務活動で使用した資金は、43百万円(前事業年度35百万円)となりました。これは、配当金の支払額43百万円によるものであります。 ③資本の財源及び資金の流動性 当社の運転資金需要のうち主なものは、原材料等の製造費用、販売費及び一般管理費であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資によるものであります。 当社は、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 当事業年度末の現金及び現金同等物は、39億4百万円であり、短期運転資金及び設備投資、全ての資金を自己資金で賄っております。なお、当事業年度末における借入金はございません。 また、予定されている設備投資は「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりであり、全て自己資金で調達する予定であります。 ④生産、受注及び販売の実績 当社は、スクリーン印刷用のマスク製造及び販売を行う事業の単一セグメントのため、セグメント情報の記載を省略しております。a.生産実績品目別の名称当事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)前事業年度比(%)スクリーンマスク(千円)2,439,818114.3合計(千円)2,439,818114.3 (注)1.金額は、販売価格によっております。 b.商品仕入実績品目別の名称当事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)前事業年度比(%)スクリーン印刷用資機材(千円)313,260128.4合計(千円)313,260128.4 (注)1.スクリーン印刷用資機材の商品仕入実績が、前事業年度に比べ増加しておりますが、これはスクリーン印刷関連設備の受注の増加によるものであります。c.受注実績品目別の名称当事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)受注高(千円)前事業年度比(%)受注残高(千円)前事業年度比(%)スクリーンマスク2,087,639114.3118,049140.8スクリーン印刷用資機材346,861143.713,03536.4合計2,434,501117.8131,085109.5 (注)1.金額は、販売価格によっております。d.販売実績品目別の名称当事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)前事業年度比(%)スクリーンマスク(千円)2,053,442111.4スクリーン印刷用資機材(千円)369,672127.0合計(千円)2,423,115113.5 (注)1.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。相手先前事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)当事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)太陽誘電株式会社249,55511.7331,60713.7 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。①重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、我が国において、一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されており、重要な変更はありません。②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社の当事業年度の経営成績は、以下のとおりであります。(売上高) 製品売上高は、前事業年度比11.4%増の20億53百万円となりました。 商品売上高については、スクリーン印刷用資機材の売上が増加したため、前事業年度比27.0%増の3億69百万円となりました。 以上の結果、当事業年度の売上高合計は前事業年度比13.5%増の24億23百万円となりました。(利益) 当事業年度の営業利益につきましては、製品売上高の増加の影響で64百万円増加し、2億1百万円となりました。経常利益については、為替の影響などで、52百万円減少し、3億28百万円となりました。 当期純利益につきましても、30百万円減少し、2億10百万円となりました。 当社の当事業年度の財政状態は、以下のとおりであります。(資産) 当事業年度末における流動資産は50億67百万円となり、前事業年度末に比べ3億円減少いたしました。固定資産は44億57百万円となり、前事業年度末に比べ2億5百万円増加いたしました。 この結果、総資産は95億25百万円となり、前事業年度末に比べ95百万円減少いたしました。(負債) 当事業年度末における流動負債は3億77百万円となり、前事業年度末に比べ2億6百万円減少いたしました。固定負債は2億37百万円となり、前事業年度末に比べ19百万円減少いたしました。 この結果、負債合計は6億14百万円となり、前事業年度末に比べ2億26百万円減少いたしました。(純資産) 当事業年度末における純資産は89億10百万円となり、前事業年度末に比べ1億31百万円増加いたしました。 この結果、自己資本比率は93.5%(前事業年度末は91.3%)となりました。 当社の経営成績に重要な影響を与える要因として、主要顧客である電子部品業界の動向や、同業他社との受注競争の激化などが考えられます。 また、電子部品業界におきましては、技術革新のスピードが速く、製品の高精度化が著しいことから、当社は、お客様の要求する高精度な製品をより効率的に生産・販売ができるように取り組んでまいります。 (3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 注記事項」に記載しております。財務諸表の作成にあたっては、会計上の見積りを行う必要があり、特に以下の事項は、経営者の会計上の見積りの判断が財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があると考えております。 なお、将来事業計画等の見込数値に反映させることが難しい要素もありますが、期末時点で入手可能な情報を基に検証等を行っております。 (繰延税金資産) 当社は、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 (固定資産の減損処理) 当社は、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、減損処理が必要となる可能性があります。
事業リスク
- 経済状況と需要変動日本国内の経済状況や、主要顧客である電子部品業界の業況や生産動向が悪化すると、同社製品の需要が減少し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。電子部品業界は景気変動の影響を受けやすいため、注意が必要です。
- 他工法への変更リスク電子部品業界の技術革新は非常に速く、製品の高精度化が進んでいます。このため、顧客企業が同社製品を使用するプロセスを、より高精度な他工法に変更する可能性があり、売上減少に繋がるリスクがあります。
- 製品の瑕疵発生リスク同社の製品は全て受注生産であり、顧客仕様に基づく精密なマスクを製造しています。品質管理を徹底していますが、万が一不良品が発生した場合、顧客の信頼を失い、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 経営成績等の状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクについて、実際に顕在化する可能性の程度や時期については、現時点では把握することは困難であり、記載しておりません。 当社の事業等においてはこれら以外にも様々な要因によりリスクとなる可能性があり、ここに記載されたものが全てのリスクではございません。当社はこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の早期対応につとめる所存であります。 (1)経済状況について 当社が事業を行う主要な市場である日本国内の経済状況や、当社の主要顧客である電子部品業界の業況や生産動向により需要が減少した場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。(2)顧客企業の高精度製品に対する他工法の採用について 当社の主要顧客である電子部品業界におきましては、技術革新のスピードが速く、製品の高精度化が著しい事から、顧客企業が当社製品を使うプロセスを他工法に変更する可能性があります。 また、その顧客への売上比率が大きい場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。(3)製品の瑕疵発生について 当社の製品でありますスクリーンマスク、フォトマスク、メタルマスクは全て受注生産であり、顧客仕様に基づくマスクを1版ごとに製造しております。当社では、生産工程の見直しや作業効率の標準化、各生産段階での品質のチェックの徹底により、製品における瑕疵を無くすことに努めておりますが、不良品の発生により顧客の信頼を失う場合があり、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。(4)自然災害について 当社の製造工場が地震その他の事情により操業停止を余儀なくされ、製品の製造が困難となった場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。(5)株式市場の変動について 当社は、株価に影響を受ける金融商品を保有しております。株式市場が暴落し株価が下落しますと、その影響を受けますので、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。(6)為替相場の変動について 当社は、資金の効率を考慮して一部外貨(米ドル)で運用をしているため、為替変動により業績に影響を及ぼす可能性があります。