研究開発活動(本文)
FY2025|2,414 文字
6 【研究開発活動】当社グループのコアコンピタンス(硝材開発技術、精密成型技術、薄膜蒸着技術)を活かし、固体光源対応レンズ、5G/6G通信用材料、半導体検査装置用材料、生成AIデータセンター向け製品等、今後の成長が期待される分野での新規製品開発を中心に研究開発活動を行っております。 当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費総額は116,020千円であります。事業の種類別セグメントの研究開発活動は、次のとおりであります。 (1)光学事業① 研究開発の基本方針光学レンズの製造に用いられる高精度なガラス成型方法の開発を進めております。② 主要研究開発テーマ当社は、ダイレクトプレス法によるガラス成型を基本とし、その精度をさらに向上させた高精度プレス法(FP法:Future Press法)及び複雑な立体形状を実現するガラス射出成型法(G-injection®:Glass Injection method)の開発・量産を実施しております。高精度プレス法(FP法)については技術開発を終え、新規熔融炉及び成型設備の設備投資を行い、2025年4月からの稼働を目標に築炉工事及び技術検証等を実施して参りました。本方法を用いた生産では従来のダイレクトプレス法に比べ、成型精度が改善されると同時にガラスの利用効率が格段に向上し、レンズ精度向上並びに生産性向上及びCO2削減による環境への貢献が達成できるものです。G-injection®技術は特許登録済みの当社独自技術であり、生産性が高いまま高精度異形レンズが実現できるなど、顧客から高い評価を頂いております。 (2)照明事業① 研究開発の基本方針LEDやLD等の半導体発光素子を用いた固体光源用のガラス・薄膜部品の開発、商品化を行っております。② 主要研究開発テーマ固体光源用レンズ・ミラー及び固体光源に使用される蛍光体分散ガラス(蛍光体をガラス材料の中に分散させたものでPhosphor in Glass:PiGと呼ばれる)の製品開発を行っております。光源の高輝度LED/LD化に伴い、使用されるレンズや封止体等には高い耐熱性が求められ、樹脂では高輝度LEDの発熱やLDの高エネルギーに耐えられないことから、ガラスへの回帰が進んでいることに対応するものであります。 (3)機能性薄膜・ガラス事業① 研究開発の基本方針フリット(ガラス粉末)、 放熱基板、ガラス偏光子、機能性薄膜などの開発を行っております。② 主要研究開発テーマフリットグラスライニング用カレットや電子部品用フリット/ペースト等の開発・製造・販売を行っております。その中で、5G高速通信用多層回路基板LTCC(Low Temperature Co-fired Ceramics)に使用されるガラスフリット及び半導体検査装置用LTCC材料の開発に注力しております。国内外への拡販を前提とした開発を行っております。また、固体光源に使用される高反射レジストインク、蛍光基板の製品開発を継続しております。なかでも波長250~280nmの深紫外線(UVC)に対する高反射レジスト(Hi-UVC™)は、殺菌装置等の他に半導体製造設備への展開も進めております。 放熱基板株式会社U-MAPが開発した独自素材「Thermalnite®」(繊維状窒化アルミニウム単結晶)を添加した窒化アルミニウム複合材料の量産体制を確立し、顧客への量産仕様サンプルの提供を進めております。このセラミックス複合材料は、高い熱伝導率に加えて、高い機械特性をも兼ね備えており、LEDやLD用放熱基板用途として積極的に拡販活動を行っております。また、電気自動車や鉄道などに用いるパワーモジュール分野や生成AIデーターセンター用光モジュール分野での製品開発を進めており、今後市場への製品投入を計画しております。 ガラス偏光子光通信や各種センサー向けのガラス偏光子「Glapola®」を製造・販売しております。光通信用としては生成AIの市場拡大に必要不可欠な光トランシーバに内蔵される光アイソレータに使用されており、要求される厳しい製品品質への対応及びコストダウンに注力しております。また、角度依存性・表面反射性が低い利点を活かし、センシング用途としての活用に向けて、今後も商品展開に注力して参ります。 機能性薄膜(Hi-Silver®、加飾蒸着)・Hi-Silver®光学ミラーとして、アルミ蒸着よりも高い反射率を持ち、かつ高い耐久性を有する銀ミラー「Hi-Silver®」の開発、量産を行っており、耐久性の向上及びコストダウンに注力して参りました。LiDARを始めとする車載用センサーや医療機器分野への応用、様々な形状をもったガラス、樹脂、金属基板への対応ができる技術開発を進めており、今後も適用分野の拡大に注力して参ります。・加飾蒸着化粧瓶の表面に虹色に光る膜を形成する「加飾蒸着」を事業化しております。マスキング、グラデーション等の手法を駆使することにより、さらに色合いを変化させる技術を開発しており、高い意匠性が実現できることから、新たな商品展開を図って参ります。 (4)その他一般消費者向けガラスプロダクトブランド「illumiiro™」当社の持つ硝子成型技術と加飾蒸着技術を融合させ、一般消費者向けのガラスプロダクトブランド「illumiiro™」を立上げました。第一弾商品として、当社の成型技術によるユニークな硝子形状を持ち、5色展開の加飾蒸着を施したグラス「yura glass™」を開発し販売開始致しました。また、第二弾商品としてガラスアクセサリーの開発を進めており、今後も新商品の開発を通じてラインナップを拡充し、ブランドの更なる成長を目指して参ります。また、これらの取り組みを通じて、当社の技術及び知名度の向上を図って参ります。
FY2024|2,114 文字
6 【研究開発活動】当社グループのコアコンピタンス(材料開発技術、精密成型技術、薄膜技術)を活かし、LED照明用部品をはじめとする今後の成長が期待される分野での新規製品開発を中心に研究開発活動を行っております。 当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費総額は125,016千円であります。事業の種類別セグメントの研究開発活動は、次のとおりであります。 (1)光学事業① 研究開発の基本方針光学レンズの製造に用いられる高精度なガラス成型方法の開発を進めております。② 主要研究開発テーマ当社の光学レンズは、ガラス成型法としてダイレクトプレス法を採用しており、当社はこの加工精度をさらに向上させた高精度プレス法(FP:Future Press法)および複雑な立体形状を可能とするガラス射出成型法(G-injection®:Glass Injection method)の開発・量産を実施しております。本技術は特許登録を完了した当社の独自技術であり、市場より高い評価を頂いております。今回、上記の高精度プレス法(FP法)の開発に成功し、本方法による新規熔融炉及び成型設備の設備投資を行うことを決定しました。本方法は従来のダイレクトプレス法に比べ、成型精度が改善されると同時に、ガラスの利用効率を格段に向上させ、レンズ精度向上、生産性向上およびCO2削減に大きく貢献できるものです。2025年4月稼働に向けて鋭意準備中です。 (2)照明事業① 研究開発の基本方針LEDおよびLDなどの半導体発光素子を用いた照明用固体光源のガラス・薄膜部品の開発、商品化を行っております。② 主要研究開発テーマ固体光源用レンズ・ミラーおよび固体光源に使用される蛍光体分散ガラス(蛍光体をガラス材料の中に分散させたものでPhosphor in Glass:PiGと呼ばれる)の製品開発を行っております。 (3)機能性薄膜・ガラス事業① 研究開発の基本方針フリット(ガラス粉末)、 機能性薄膜などの開発を行っております。② 主要研究開発テーマフリット太陽電池セル電極用フリットや電子部品用フリット/ペーストなどの製造・販売を行っております。その中で、上述の蛍光体分散ガラス(PiG)の製品開発、また5G高速通信用多層回路基板LTCC(Low Temperature Co-fired Ceramics)に使用されるガラスフリットの開発に注力しております。このLTCC用ガラスフリットをシート状に形成したグリーンシートの量産を開始しており、今後さらなる拡販を行って参ります。また、固体光源に使用される高反射レジストインク、蛍光基板の製品開発を継続しております。なかでも波長250nm~280nmの深紫外線(UVC)に対する高反射レジスト(Hi-UVC™)の殺菌装置等への適用を図っております。 放熱基板株式会社U-MAPが開発した独自素材「Thermalnite」(繊維状窒化アルミニウム単結晶)を添加した窒化アルミニウム複合材料と、当社の持つセラミクスシートの生産技術とを用いた量産体制の構築に向け、連携した開発をスタートさせました。このセラミクス複合材料は、高い熱伝導率に加えて、高い機械特性をも兼ね備えており、積極的に拡販活動を行っております。EVや鉄道などに用いるパワーモジュール分野や光通信分野への展開を期待しております。 機能性薄膜(Hi-Silver®、深紫外線(UVC)用フィルター、加飾蒸着) Hi-Silver®光学ミラーとして、アルミ蒸着より高い反射率を持ち、かつ高い耐久性を持つ銀ミラー「Hi-Silver®」の開発、量産を行っており、耐久性の向上およびコストダウンに注力して参りました。センサーや医療機器といった分野への応用、様々な形状をもったガラス、樹脂、金属基板への対応できる技術開発を進めており、今後も適用分野の拡大に注力して参ります。 深紫外線(UVC)用フィルター昨今のウイルス殺菌装置等に使用される深紫外線(UVC)の波長に合わせた光学フィルターの開発を実施し、高い波長選択性および信頼性を得ております。今後、さらなる商品展開を図ってまいります。 加飾蒸着の高意匠性化粧瓶の表面に虹色に光る膜を形成する「加飾蒸着」を事業化しております。マスキング、グラデーション等の手法を駆使することにより、さらに色合いを変化させる技術を開発しており、高いデザイン性を実現できることから、新たな商品展開を図ってまいります。 一般消費者向けガラスプロダクトブランド「illumiiro」 今回、当社の持つ硝子成型技術と加飾蒸着技術を融合させ、一般消費者向けのガラスプロダクトブランド「illumiiro」を立上げました。第一弾の商品として当社の成型技術によるユニークな硝子形状を持ち、そして5種類のカラーバージョンを持つ加飾蒸着を行ったグラス「yura glass」を販売致します。一般消費者向け商品の開発は当社にとり初めての試みであり、今後、本ブランドを充実させ、新しい市場を創出し、当社の技術、知名度を向上させて参ります。
FY2023|1,682 文字
6 【研究開発活動】当社グループのコアコンピタンス(材料開発技術、精密成型技術、薄膜技術)を活かし、LED照明用部品をはじめとする今後の成長が期待される分野での新規製品開発を中心に研究開発活動を行っております。 当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費総額は104,202千円であります。事業の種類別セグメントの研究開発活動は、次のとおりであります。 (1)光学事業① 研究開発の基本方針光学レンズの製造に用いられる高精度なガラス成型方法の開発を進めております。② 主要研究開発テーマ当社の光学レンズは、ガラス成型法としてダイレクトプレス法を採用しており、当社はこの加工精度をさらに向上させた高精度プレス法および複雑な立体形状を可能とするガラス射出成型法(G-injection®:Glass Injection method)の開発・量産を実施しております。本技術は特許登録を完了した当社の独自技術であり、市場より高い評価を頂いております。今後も引き続き適用製品の拡大に努めて参ります。 (2)照明事業① 研究開発の基本方針LEDおよびLDなどの半導体発光素子を用いた照明用固体光源のガラス・薄膜部品の開発、商品化を行っております。② 主要研究開発テーマ固体光源用レンズ・ミラーおよび固体光源に使用される蛍光体分散ガラス(蛍光体をガラス材料の中に分散させたものでPhosphor in Glass:PiGと呼ばれる)の製品開発を行っております。 (3)機能性薄膜・ガラス事業① 研究開発の基本方針フリット(ガラス粉末)、 機能性薄膜などの開発を行っております。② 主要研究開発テーマフリット太陽電池セル電極用フリットや電子部品用フリット/ペーストなどの製造・販売を行っております。その中で、上述の蛍光体分散ガラス(PiG)の製品開発、また5G高速通信用多層回路基板LTCC(Low Temperature Co-fired Ceramics)に使用されるガラスフリットの開発に注力しております。このLTCC用ガラスフリットをシート状に形成したグリーンシートの量産を開始しており、今後さらなる拡販を行って参ります。また、固体光源に使用される高反射レジストインク、蛍光基板の製品開発を継続しております。なかでも波長250nm~280nmの深紫外線(UVC)に対する高反射レジスト(Hi-UVC™)の殺菌装置等への適用を図っております。 放熱基板株式会社U-MAPが開発した独自素材「Thermalnite」(繊維状窒化アルミニウム単結晶)を添加した窒化アルミニウム複合材料と、当社の持つセラミクスシートの生産技術とを用いた量産体制の構築に向け、連携した開発をスタートさせました。このセラミクス複合材料は、高い熱伝導率に加えて、高い機械特性をも兼ね備えており、EVや鉄道などに用いるパワーモジュール分野や光通信分野への展開を期待しております。 機能性薄膜(Hi-Silver®、深紫外線(UVC)用フィルター、加飾蒸着) Hi-Silver®光学ミラーとして、アルミ蒸着より高い反射率を持ち、かつ高い耐久性を持つ銀ミラー「Hi-Silver®」の開発、量産を行っており、耐久性の向上およびコストダウンに注力して参りました。センサーや医療機器といった分野への応用、様々な形状をもったガラス、樹脂、金属基板への対応できる技術開発を進めており、今後も適用分野の拡大に注力して参ります。 深紫外線(UVC)用フィルター昨今のウイルス殺菌装置等に使用される深紫外線(UVC)の波長に合わせた光学フィルターの開発を実施し、高い波長選択性および信頼性を得ることができました。今後、商品展開を図ってまいります。 加飾蒸着の高意匠性化粧瓶の表面に虹色に光る膜を形成する「加飾蒸着」を事業化しております。マスキング、グラデーション等の手法を駆使することにより、さらに色合いを変化させる技術を開発しており、高いデザイン性を実現できることから、新たな商品展開を図ってまいります。
FY2022|1,506 文字
5 【研究開発活動】当社グループのコアコンピタンス(材料開発技術、精密成型技術、薄膜技術)を活かし、LED照明用部品をはじめとする今後の成長が期待される分野での新規製品開発を中心に研究開発活動を行っております。 当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費総額は125,473千円であります。事業の種類別セグメントの研究開発活動は、次のとおりであります。 (1)光学事業① 研究開発の基本方針光学レンズの製造に用いられる高精度なガラス成型方法の開発を進めております。② 主要研究開発テーマ当社の光学レンズは、ガラス成型法としてダイレクトプレス法を採用しており、当社はこの加工精度をさらに向上させた高精度プレス法および複雑な立体形状を可能とするガラス射出成型法(G-injection®:Glass Injection method)の開発・量産を実施しております。本技術は特許登録を完了した当社の独自技術であり、市場より高い評価を頂いております。今後も引き続き適用製品の拡大に努めて参ります。 (2)照明事業① 研究開発の基本方針LEDおよびLDなどの半導体発光素子を用いた照明用固体光源のガラス・薄膜部品の開発、商品化を行っております。② 主要研究開発テーマ固体光源用レンズ・ミラーおよび固体光源に使用される蛍光体分散ガラス(蛍光体をガラス材料の中に分散させたものでPhosphor in Glass:PiGと呼ばれる)の製品開発を行っております。 (3)機能性薄膜・ガラス事業① 研究開発の基本方針フリット(ガラス粉末)、 機能性薄膜などの開発を行っております。② 主要研究開発テーマ フリット太陽電池セル電極用フリットや電子部品用フリット/ペーストなどの製造・販売を行っております。その中で、上述の蛍光体分散ガラス(PiG)の製品開発、また5G高速通信用多層回路基板LTCC(Low Temperature Co-fired Ceramics)に使用されるガラスフリットの開発に注力しております。前連結会計年度にLTCC用ガラスフリットをシート状に形成したグリーンシートの量産技術開発を完了しており、当連結会計年度は量産品の出荷を実施しております。また、固体光源に使用される高反射レジストインク、蛍光基板の製品開発を継続しております。なかでも波長250nm~280nmの深紫外線(UVC)に対する高反射レジスト(Hi-UVC™)の開発を完了し、殺菌装置等への適用を図っております。 機能性薄膜(Hi-Silver®、深紫外線(UVC)用フィルター、加飾蒸着) Hi-Silver® 光学ミラーとして、アルミ蒸着より高い反射率を持ち、かつ高い耐久性を持つ銀ミラー「Hi-Silver®」の開発、量産を行っており、耐久性の向上およびコストダウンに注力して参りました。センサーや医療機器といった分野への応用、様々な形状をもったガラス、樹脂、金属基板への対応できる技術開発を進めており、今後も適用分野の拡大に注力して参ります。 深紫外線(UVC)用フィルター 昨今のウイルス殺菌装置等に使用される深紫外線(UVC)の波長に合わせた光学フィルターの開発を実施し、高い波長選択性および信頼性を得ることができました。今後、商品展開を図ってまいります。 加飾蒸着の高意匠性化粧瓶の表面に虹色に光る膜を形成する「加飾蒸着」を事業化しております。マスキング、グラデーション等の手法を駆使することにより、さらに色合いを変化させる技術を開発しており、高いデザイン性を実現できることから、新たな商品展開を図ってまいります。
FY2021|1,558 文字
5 【研究開発活動】当社グループのコアコンピタンス(材料開発技術、精密成型技術、薄膜技術)を活かし、LED照明用部品をはじめとする今後の成長が期待される分野での新規製品開発を中心に研究開発活動を行っております。 当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費総額は183,558千円であります。事業の種類別セグメントの研究開発活動は、次のとおりであります。 (1)光学事業① 研究開発の基本方針光学レンズの製造に用いられる高精度なガラス成型方法の開発を進めております。② 主要研究開発テーマ当社の光学レンズは、ガラス成型法としてダイレクトプレス法を採用しており、当社はこの加工精度をさらに向上させた高精度プレス法および複雑な立体形状を可能とするガラス射出成型法(G-injection®:Glass Injection method)の開発を継続して参りました。本年度、本成型法の特許登録を完了しました。さらに顧客承認を経て、本成型法を適用した光学レンズの量産を開始致しました。今後さらに適用製品の拡大に努めて参ります。 (2)照明事業① 研究開発の基本方針LEDおよびLDなどの半導体発光素子を用いた照明用固体光源のガラス・薄膜部品の開発、商品化を行っております。② 主要研究開発テーマ固体光源用レンズ・ミラーおよび固体光源に使用される蛍光体分散ガラス(蛍光体をガラス材料の中に分散させたものでPhosphor in Glass:PiGと呼ばれる)の製品開発を行っております。 (3)機能性薄膜・ガラス事業① 研究開発の基本方針フリット(ガラス粉末)、 機能性薄膜などの開発を行っております。② 主要研究開発テーマ フリット太陽電池セル電極用フリットや電子部品用フリット/ペーストなどの製造・販売を行っております。その中で、上述の蛍光体分散ガラス(PiG)の製品開発、また5G高速通信用多層回路基板LTCC(Low Temperature Co-fired Ceramics)に使用されるガラスフリットの開発に注力しております。本年度、この5G用LTCC用ガラスフリットの開発を終え、量産出荷を開始しました。さらには、LTCC用ガラスフリットをシート状に形成したグリーンシートの量産技術開発にも注力し、量産試作品の出荷を実施することができました。また、固体光源に使用される高反射レジストインク、蛍光基板の製品開発を継続しております。なかでも波長250nm~280nmの深紫外線(UVC)に対する高反射レジスト(Hi-UVC™)の開発に成功し、殺菌装置等への適用を図っております。 機能性薄膜(Hi-Silver®、深紫外線(UVC)用フィルター、加飾蒸着) Hi-Silver® 光学ミラーとして、アルミ蒸着より高い反射率を持ち、かつ高い耐久性を持つ銀ミラー「Hi-Silver®」の開発、量産を行っており、耐久性の向上およびコストダウンに注力して参りました。本年度、センサーや医療機器といった分野への応用、様々な形状をもったガラス、樹脂、金属基板への対応できる技術開発を進めており、今後も適用分野の拡大に注力して参ります。 深紫外線(UVC)用フィルター 昨今のウイルス殺菌装置等に使用される深紫外線(UVC)の波長に合わせた光学フィルターの開発を実施し、高い波長選択性および信頼性を得ることができました。今後、商品展開を図ってまいります。 加飾蒸着の高意匠性化粧瓶の表面に虹色に光る膜を形成する「加飾蒸着」を事業化しております。本年度、マスキング、グラデーション等の手法を駆使することにより、さらに色合いを変化させる技術を開発しました。高いデザイン性を実現できることから次の商品展開を図ってまいります。
FY2020|1,304 文字
5 【研究開発活動】当社グループのコアコンピタンス(材料開発技術、精密成型技術、薄膜技術)を活かし、LED照明用部品をはじめとする今後の成長が期待される分野での新規製品開発を中心に研究開発活動を行っております。 当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費総額は180,994千円であります。事業の種類別セグメントの研究開発活動は、次のとおりであります。 (1)光学事業① 研究開発の基本方針光学レンズの製造に用いられる高精度なガラス成型方法の開発を進めております。② 主要研究開発テーマ当社の光学レンズは、ガラス成型法としてダイレクトプレス法を採用しております。本年度はこの加工精度をさらに向上させた高精度プレス法および複雑な立体形状を可能とするガラス射出成型法の開発に成功しました。今後、これらの技術を製品に適用することで、さらに複雑かつ高精度の光学レンズの開発を進めてまいります。 (2)照明事業① 研究開発の基本方針LEDおよびLDなどの半導体発光素子を用いた照明用固体光源のガラス・薄膜部品の開発と商品化を行っております。② 主要研究開発テーマ固体光源用レンズ・ミラーおよび蛍光体分散ガラスの開発PIG(Phospher in Glass)を行っております。 (3)機能性薄膜・ガラス事業① 研究開発の基本方針フリット(ガラス粉末)、 機能性薄膜などの開発を行っております。② 主要研究開発テーマ フリット太陽電池セル電極用フリットや電子部品用フリット/ペーストなどの製造・販売を行っております。その中で、特に固体光源に使用される蛍光体分散ガラスの製品開発、また5G高速通信用多層回路基板LTCC(Low Temperature Co-fired Ceramics)に使用されるガラスフリットの開発に注力しております。 また、固体光源製品に使用される高反射レジストインクや蛍光基板は基礎開発を終え、製品開発へと進んでまいりました。本年度、当社は波長250nm~280nm深紫外線の反射率を95%以上とする高反射レジストの開発に成功し、量産出荷を開始致しました。今後のウィルス等の殺菌装置・デバイスへの応用展開を期待しております。 機能性薄膜(Hi-Silver®、加飾蒸着Pearl Clear®) Hi-Silver® 光学部品のミラーは、従来のアルミ蒸着より高い反射率の高耐久性銀ミラー「Hi-Silver®」の開発を進めてまいりました。従来よりさらに耐久性を向上させ、さらなるコストダウンに成功し、さらなるコストパフォーマンスの向上を実現致しました。今後、センサーや医療機器といった分野への応用を狙い、様々な形状をもったガラス、樹脂、金属基板にも対応できるよう開発を進めてまいります。 Pearl Clear® 化粧瓶の表面に虹色に光る膜を形成する「加飾蒸着」を事業化しております。今回、化学処理された化粧瓶の表面に「加飾蒸着」を実施することで、見る角度によって様々な色、風合いを出す技術の開発を完了しました。意匠権を取得しPearl Clearと名付け、商標登録を完了致しました。
FY2019|1,318 文字
5 【研究開発活動】当社グループのコアコンピタンス(材料開発技術、精密成型技術、薄膜技術)を活かし、LED照明用部品をはじめとする今後の成長が期待される分野での新規製品開発を中心に研究開発活動を行っております。 当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費総額は214,037千円であります。事業の種類別セグメントの研究開発活動は、次のとおりであります。 (1)光学事業① 研究開発の基本方針透過率の高い硝材や機能性薄膜の開発を進めております。② 主要研究開発テーマ光エネルギーの高いレーザー光源の普及により、光を効率的に反射し、かつ耐久性にも優れるミラー「Hi-Silver®」および蛍光体分散ガラスPIG(Phospher in Glass)の開発を行っております。 (2)照明事業① 研究開発の基本方針LEDおよびLDなどの半導体発光素子を用いた照明用固体光源のガラス・薄膜部品の開発と商品化を行っております。② 主要研究開発テーマ固体光源用レンズ・ミラーおよび蛍光体分散ガラスの開発PIG(Phospher in Glass)を行っております。 (3)その他の事業① 研究開発の基本方針フリット(ガラス粉末)、 機能性薄膜などの開発を行っております。② 主要研究開発テーマ フリット当社では、太陽電池セル電極用フリットや電子部品用フリット/ペーストなどの製造・販売を行っております。また、固体光源製品に使用される高反射レジストインクや蛍光基板は基礎開発を終え、製品開発へと進んでおります。 各製品お客様の要望を取入れ、お客様の満足する製品とサービスを提供できるよう材料/生産技術/品質管理において革新を進めております。 ガラスフリットが使用される分野は多岐にわたっておりますが、今後は固体光源に使用される製品、特に蛍光体分散ガラスの製品開発、また5G高速通信用多層回路基板LTCC(Low Temperature Co-fired Ceramics)に使用されるガラスフリットの開発に注力し、自動車、照明、センシングなど多くの分野において貢献できる製品を生み続けていきます。 機能性薄膜(Hi-Silver®、加飾蒸着Pearl Clear) Hi-Silver® 光学部品のミラーは、従来アルミ蒸着が施されていましたが、アルミより高反射となる高耐久性銀ミラー「Hi-Silver®」の開発を進めております。本年度はさらなる耐久性の向上、コストダウンを図り、大幅なコストパフォーマンスの向上に成功致しました。今後、センサーや医療機器といった分野への応用を狙い、様々な形状をもったガラス、樹脂、金属基板にも対応できるよう開発を進めてまいります。 Pearl Clear(意匠登録済、商標登録出願中) 化粧瓶の表面に虹色に光る膜を形成する「加飾蒸着」を事業化しております。今回、化学処理された化粧瓶の表面に「加飾蒸着」を実施することで、見る角度によって様々な色、風合いを出すことができました。今後、本技術を用いて新しい製品を提案してまいります。また、意匠権を取得しPearl Clearと名付け、商標登録を出願致しました。
FY2018|1,109 文字
5 【研究開発活動】当社グループのコアコンピタンス(材料開発技術、精密成型技術、薄膜技術)を活かし、LED照明用部品をはじめとする今後の成長が期待される分野での新規製品開発を中心に研究開発活動を行っております。 当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費総額は186,001千円であります。事業の種類別セグメントの研究開発活動は、次のとおりであります。 (1)光学事業① 研究開発の基本方針透過率の高い硝材や機能性薄膜の開発を進めております。② 主要研究開発テーマ光エネルギーの高いレーザー光源の普及により、光を効率的に反射し、かつ耐久性にも優れるミラー「Hi-Silver®」および蛍光体分散ガラスの開発を行っております。 (2)照明事業① 研究開発の基本方針LEDおよびLDなどの固体光源を光源とする照明用のガラス・薄膜部品の開発と商品化を行っております。② 主要研究開発テーマ固体光源用レンズ・ミラーおよび蛍光体分散ガラスの開発を行っております。 (3)その他の事業① 研究開発の基本方針フリット(ガラス粉末)、 機能性薄膜などに関して開発を行っております。② 主要研究開発テーマ フリット当社では、太陽電池セル電極用フリットや電子部品用フリット/ペーストなどの製造・販売を行っております。また、固体光源製品に使用される高反射レジストインクや蛍光基板は基礎開発を終え、製品開発へと進んでおります。 各製品お客様の要望を取入れ、お客様の満足する製品とサービスを提供できるよう材料/生産技術/品質管理において革新を進めております。 ガラスフリットが使用される分野は多岐にわたっておりますが、今後は固体光源に使用される製品、特に蛍光体分散ガラスの製品開発に注力し、自動車、照明、センシングなど多くの分野において貢献できる製品を生み続けていきます。 機能性薄膜(Hi-Silver®、クラウドカット®) Hi-Silver® 光学部品のミラーは、従来アルミ蒸着が施されていましたが、アルミより高反射となる高耐久性銀ミラー「Hi-Silver®」の開発を進めております。とくにセンサーや医療機器といった分野への応用を狙い、様々な形状をもったガラス、樹脂、金属基板にも対応できるよう開発を進めております。尚、「Hi-Silver®」は登録商標を取得するとともに、国際特許を出願致しました。 クラウドカット® 防曇特性に優れた親水膜「クラウドカット®」を開発して、登録商標を取得致しました。この商品はウェアラブル機器に使用されています。今後、屋外や車載用途に適応させるために、さらなる耐久性向上を目指しております。
FY2017|1,832 文字
6 【研究開発活動】当社グループのコアコンピタンス(材料開発技術、精密成型技術、薄膜技術)を活かし、LED照明用部品をはじめとする今後の成長が期待される分野での新規製品開発を中心に研究開発活動を行っております。 当連結会計年度における当社グループが支出したその他の事業に係る研究開発費及び研究開発費総額は212,899千円であります。事業の種類別セグメントの研究開発活動は、次のとおりであります。 (1)光学事業① 研究開発の基本方針透過率の高い硝材や機能性薄膜の開発を進めております。② 主要研究開発テーマ光エネルギーの高いレーザー光源の普及により、光を効率的に反射し、かつ耐久性にも優れるミラー「Hi-Silver®」の開発を行っております。 (2)照明事業① 研究開発の基本方針LEDおよびLDを光源とする照明用のガラス・薄膜部品の開発と商品化を行っております。② 主要研究開発テーマ固体光源用レンズの開発を行っております。 (3)その他の事業① 研究開発の基本方針 フリット(ガラス粉末)、 機能性薄膜、ガラス偏光子(Glapola®)などに関して開発を行っております。② 主要研究開発テーマ フリット当社では、太陽電池セル電極用フリットや電子部品用フリット/ペーストなどの製造・販売を行っております。また、固体光源製品に使用される高反射レジストインクや蛍光基板は基礎開発を終え、製品開発へと進んでおります。 各製品お客様の要望を取入れ、お客様の満足する製品とサービスを提供できるよう材料/生産技術/品質管理において革新を進めております。 ガラスフリットが使用される分野は多岐にわたっておりますが、今後は固体光源に使用される製品、特に蛍光基板の製品開発に注力し、自動車、照明、センシングなど多くの分野において貢献できる製品を生み続けていきます。 機能性薄膜(Hi-Silver®、クラウドカット®)Hi-Silver® 光学部品のミラーは、従来アルミ蒸着が施されていましたが、アルミより高反射となる高耐久性銀ミラー「Hi-Silver®」の開発を進めております。とくにセンサーや医療機器といった分野への応用を狙い、様々な形状をもったガラス、樹脂、金属基板にも対応できるよう開発を進めております。尚、「Hi-Silver®」は登録商標を取得するとともに、国際特許を出願致しました。 クラウドカット® 防曇特性に優れた親水膜「クラウドカット®」を開発して、登録商標を取得致しました。この商品はウェアラブル機器に使用されています。今後、屋外や車載用途に適応させるために、さらなる耐久性向上を目指しております。 ガラス偏光子(Glapola®)当社では、耐熱性・耐候性に優れたガラス製偏光子Glapola®の開発に成功し、生産・販売を行っております。Glapola®はガラス製であるため、表面に各種光学薄膜を蒸着する事が可能です。そのため、波長選択性、波長分離性を有した偏光素子をカスタムする事が可能となります。また、Glapola®と直角プリズムの接着により、高い偏光性能を持つキューブ型偏光素子の開発にも成功し、様々なニーズにお応えできるよう、ラインナップを充実させております。液晶を利用する分野、セキュリティカメラや画像処理装置の分野、レーザー利用分野等におけるレーザー干渉計、測長・距離測定機、レーザー加工機、偏光分析機器、光アイソレータ、ホログラフィ、各種センサー等への応用・活用が期待されます。 「用語解説」 偏光子:特定の一つの方向のみに振動する光だけを透過し、それ以外の方向に振動する光を遮断する性質を持つ光学素子です。 干渉計:光源から出た光を分割し、別々の光路を通ったあと再び重ね合った際に発生する干渉縞(光の干渉によって生じる縞模様)を捉え、これを解析して被検体の表面形状や透過波面形状、距離などを計測する装置です。光アイソレータ:磁気光学における「ファラデー効果」を応用し、光を一方向だけに透過して、途中で反射して戻ってくる光を遮断する役割を持った光学素子です。戻ってきたレーザー光によってレーザー光源が損傷するのを防止するためなどに使用されます。ホログラフィ:ホログラフィは、3次元的な情報や画像を記録する媒体(ホログラムなど)の製造技術です。微細な干渉の縞を形成する必要があり、その特殊光学系には偏光分離素子が使用されるのが一般的です。
FY2016|1,883 文字
6 【研究開発活動】当社グループのコアコンピタンス(材料開発技術、精密成型技術、薄膜技術)を活かし、LED照明用部品をはじめとする今後の成長が期待される分野での新規製品開発を中心に研究開発活動を行っております。 フリットなどのその他の事業に係る研究開発費は251,604千円、照明事業に係る研究開発費は155千円の合計251,759千円であります。当連結会計年度における事業の種類別セグメントの研究開発活動は、次のとおりであります。 (1)光学事業① 研究開発の基本方針透過率の高い硝材や機能性薄膜の開発を進めております。② 主要研究開発テーマ防曇特性に優れた親水膜「クラウドカット®」を開発して、商標を取得致しました。この製品はウェアラブル機器に使用されています。 (2)照明事業① 研究開発の基本方針LEDおよびLDを光源とする照明用のガラス・薄膜部品の開発と商品化を行っております。② 主要研究開発テーマLED光源周辺にある反射鏡や反射板は、従来アルミ蒸着が施されていましたが、アルミより高反射となる高耐久性銀ミラー「Hi-Silver®」を開発し、商標を取得するとともに、国際特許を出願致しました。他にはない耐久性を実現し、レーザープロジェクターの蛍光体ホイール向けへの量産を開始しました。またLED照明の明るさ向上に寄与しております。 (3)その他の事業① 研究開発の基本方針フリット(ガラス粉末)、 ガラス偏光子(Glapola®)などに関して開発を行っております。② 主要研究開発テーマフリット当社では多様なお客様の要求に応じるため、低融点から高融点、結晶化ガラス等幅広いガラス材料を開発しております。一品一品お客様の要望を取入れ、お客様の満足する製品とサービスを提供できるよう開発を進めております。また、粉体技術をこれまでの材料開発技術、精密成型技術、薄膜技術に続く第4のコアコンピタンスとすべく注力し、開発活動を推進しております。ガラスフリットが使用される分野は、セラミックチップ部品や太陽光発電用パネル、自動車に使用される電装部品やスマートフォンに使用される通信部材の基板材料、機密封止や異種物質の接合用のシーリングフリット等、多岐にわたっています。昨年度は、太陽電池や自動車、ガラス食器等に使用される部品において量産化を実現いたしました。また、スマホ用通信フィルターや半導体検査用部品に使用される部品など複数の製品において材料承認を受けており、量産拡大に向けた活動を精力的に進めていきます。 ガラス偏光子(Glapola®)当社では、耐熱性・耐候性に優れたガラス製偏光子Glapola®の開発に成功し、生産・販売を行っております。Glapola®の表面に各種光学薄膜を蒸着した偏光素子であるGlapola-Plus、特に偏光分離膜を蒸着したGlapola-PBS、回転タイプの偏光素子であり鏡筒形状のGlapola-Milliono、Glapola-PBSを直角プリズムで挟み込んだキューブ型PBSであるGlapola-Cube等の偏光関連デバイスのラインナップを充実させており、さらに、お客様からの様々な要求仕様に基づき、特性、サイズ等を種々カスタマイズして開発・試作・販売を進めております。液晶を利用する分野、セキュリティカメラや画像処理装置の分野、レーザー利用分野等におけるレーザー干渉計、測長・距離測定機、レーザー加工機、偏光分析機器、アイソレータ等への応用・活用が期待されます。 「用語解説」 偏光子:特定の一つの方向のみに振動する光だけを透過し、それ以外の方向に振動する光を遮断する性質を持つ光学素子です。 PBS:偏光ビームスプリッタ(Polarizing Beam Splitter : PBS)は、入射光をP偏光とS偏光とに分離する光学素子です。一般的には、平板ガラスのプレートタイプと直角プリズムを合わせたキューブタイプがあり、スプリット面に誘電体多層膜コートが施されています。 干渉計:光源から出た光を2つ以上の光に分割し、別々の光路を通ったあと再び重ね合わせ、光路差により発生する干渉縞(光の干渉によって生じる縞模様)を捉え、これを解析して被検体の表面形状や透過波面形状を求める装置です。アイソレータ:磁気光学における「ファラデー効果」を応用し、光を一方向だけに透過して、途中で反射して戻ってくる光を遮断する役割を持った光学素子です。戻ってきたレーザー光によってレーザー光源が損傷するのを防止するためなどに使用されます。