研究開発費(時系列)
| 年度 | R&D費用(億円) | 設備投資(億円) |
|---|---|---|
| 2025-03 | - | 850 |
| 2024-03 | - | 807 |
| 2023-03 | - | 720 |
| 2022-03 | - | 755 |
| 2021-03 | - | 989 |
研究開発活動(本文)
FY2025|1,644 文字
6【研究開発活動】 当社グループは、経営理念である「私たちの存在意義」を「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」とし、持続的発展の実現を目指して、研究開発活動を行っています。 当社グループが強みを持つ消化器科、泌尿器科および呼吸器科の領域に投資・リソースを集中させ、収益性の高い持続的な成長の実現や、患者さんのアウトカムの改善を目指しています。 経営戦略において、当社の発展に不可欠なイノベーションのための最も重要な価値創造の柱として研究開発を位置づけており、アンメットニーズに対応したイノベーション手法の導入、将来のイノベーションを実現するための適切な投資、戦略パートナーシップの積極的な推進、製品の市場投入の迅速化を目指しています。・患者さん・顧客視点に立ったイノベーション:アンメットニーズに対応しつつ、医療費の削減を図るために、医療従事者との共同開発体制を深化させ、臨床主導でのイノベーションに注力します。・戦略パートナーシップ:ジョイントベンチャーやアーリーステージ投資、M&A、共創による戦略パートナーシップを積極的に推進します。・効率的で優れた研究開発組織:グローバルな経営資源を最大限に活用し、能力と適応力を強化することで、プロジェクトのより効率的かつ確実な実行を目指します。・適切な投資:長期的成長の実現に向け、次世代製品の開発と長期的なイノベーションへの投資バランスを戦略的に図っていきます。 当連結会計年度の非継続事業を除いた継続事業の研究開発支出は、前期比21.7%増の1,039億円であり、売上高に対する比率は前期から1.2ポイント増加し10.4%となりました。 当社グループが世界をリードするメドテックカンパニーとして飛躍していくためには、競争力のある革新的な製品を迅速に市場に提供していくことが重要であり、事業維持のための研究開発活動から、中期的なイノベーション・技術開発へ、そして、次世代製品のための臨床的アンメットニーズに主眼を置いた戦略遂行を支援します。また、さらなる革新的技術や画期的技術の探索への投資も推進します。 ○ 内視鏡事業 内視鏡ビデオスコープシステムや外科手術用内視鏡システムなど、病気の早期発見と患者さんの負担の少ない低侵襲治療に貢献する医療機器の研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、超音波内視鏡システムEU-ME3の米国FDA認可取得や、外科手術用内視鏡システム「VISERA ELITE III」の米国発売、中国発売に向けた開発を行いました。加えて、内視鏡システム、ビデオスコープ、消化器科処置具、リプロセス、サービスといった幅広いポートフォリオと、クラウド型アプリケーションのシームレスな統合を目指し、初のクラウド型AI内視鏡画像診断支援システムが米国FDA認可および欧州MDR認証を取得しました。引き続き、「インテリジェント内視鏡医療エコシステム」の実現に向けた取り組みを進めてまいります。また、NTTと協力し、リアルタイムでの遠隔診断や治療の実現などのクラウド内視鏡の開発を進めています。 ○ 治療機器事業 消化器科内視鏡処置具、呼吸器科および泌尿器科治療機器など、患者さんの負担の少ない低侵襲治療に貢献する医療機器の研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、外来用イメージングプラットフォーム「VISERA S」の日本、欧州、アジア・オセアニア一部地域の発売や、泌尿器内視鏡用4Kカメラヘッドの欧州発売、前立腺肥大症低侵襲治療デバイス「iTind」の販売地域拡大、高周波シーリングデバイス「POWERSEAL」シリーズの新デザイン発売を行いました。また、シングルユース内視鏡の開発も継続的に進めています。 なお、各事業における研究開発支出は、以下の通りです。内視鏡事業:前期比28.4%増の668億円治療機器事業:前期比27.6%増の330億円その他・全社共通:前期比45.4%減の41億円
FY2024|1,914 文字
6【研究開発活動】 当社グループは、経営理念である「私たちの存在意義」を「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」とし、持続的発展の実現を目指して、研究開発活動を行っています。 当社グループが強みを持つ消化器科、泌尿器科および呼吸器科の領域に投資・リソースを集中させ、収益性の高い持続的な成長の実現や、患者さんのアウトカムの改善を目指しています。 経営戦略において、当社の発展に不可欠なイノベーションのための最も重要な価値創造の柱として研究開発を位置づけており、アンメットニーズに対応したイノベーション手法の導入、将来のイノベーションを実現するための適切な投資、戦略パートナーシップの積極的な推進、製品の市場投入の迅速化を目指しています。・顧客主導のイノベーション:アンメットニーズに対応しつつ、医療費の削減を図るために、医療従事者との共同開発体制を深化させ、臨床主導でのイノベーションに注力します。・戦略パートナーシップ:ジョイントベンチャーやアーリーステージ投資、M&A、共創による戦略パートナーシップを積極的に推進します。・効率的で優れた研究開発組織:グローバルな経営資源を最大限に活用し、能力と適応力を強化することで、プロジェクトのより効率的かつ確実な実行を目指します。・適切な投資:長期的成長の実現に向け、適切な将来への投資を行っていきます。 当連結会計年度の非継続事業を除いた継続事業の研究開発支出は、前期比12.4%増の864億円であり、売上高に対する比率は前期から0.5ポイント増加し9.2%となりました。 売上高に対する研究開発支出の比率は、メドテック業界における同業他社の平均値も反映し、2026年3月期において約8.5%を研究開発活動に投資することを目指しています。当社グループが世界をリードするメドテックカンパニーとして飛躍していくためには、競争力のある革新的な製品を迅速に市場に提供していくことが重要であり、事業維持のための研究開発活動から、中期的なイノベーション・技術開発へ、そして、次世代製品のための臨床的アンメットニーズに主眼を置いた戦略遂行を支援します。また、さらなる革新的技術や画期的技術の探索への投資も推進します。 ○ 内視鏡事業 内視鏡ビデオスコープシステムや外科手術用内視鏡システムなど、病気の早期発見と患者様の負担の少ない低侵襲治療に貢献する医療機器の研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、当社最上位機種の内視鏡システム「EVIS X1」の米国発売や中国発売に向けた開発および上部消化管汎用ビデオスコープ「GIF-1100」、大腸ビデオスコープ「CF-HQ1100DL/I」の米国発売に向けた開発を行いました。また、次世代内視鏡システム開発におけるソニー株式会社との協業を強化し、超音波内視鏡システム開発におけるキヤノンメディカルシステムズ株式会社との協業を推進しながら、各種製品の開発を進めています。 当事業領域に係わる研究開発支出は、前期比17.5%増の520億円です。 ○ 治療機器事業 消化器科内視鏡処置具、呼吸器科および泌尿器科治療機器など、患者様の負担の少ない低侵襲治療に貢献する医療機器の研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、消化器内視鏡用処置具「FlexLifter」、「SutuArt」の欧州発売や、外科手術用デバイス「THUNDERBEAT」との組み合わせが可能になったエネルギージェネレーター「ESG-410」の米国発売、それに接続する腹腔鏡手術用血管封止デバイス「POWRERSEAL Straight Jaw」などを開発しました。また、シングルユース軟性尿管鏡「RenaFlex」の米国ローンチに続き、その他の領域におけるシングルユース内視鏡の開発を進めています。 当事業領域に係わる研究開発支出は、前期比13.9%増の259億円です。 〇 その他事業及び全社共通 内視鏡事業および治療機器事業のさらなる発展を目指し、様々な分野における研究開発を行っています。 当期の主な成果としては、早期診断・観察機能向上を実現する光学技術やAIを含む画像処理技術、低侵襲治療を 実現するためのデバイス技術やロボティクスを含む精密制御技術の開発、および内視鏡や治療器をはじめとした医療分野新製品の高機能化、低コストを実現するシミュレーション技術開発や材料技術開発、高精度レンズ量産化の加工技術開発や、自動化ラインに繋がる設備開発などの生産技術に関する取り組みなどです。 当事業領域に係わる研究開発支出は、前期比14.3%減の85億円です。
FY2023|1,574 文字
6【研究開発活動】 当社グループは、経営理念である「私たちの存在意義」を「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」とし、持続的発展の実現を目指して、研究開発活動を行っています。 当社グループが強みを持つ消化器科、泌尿器科および呼吸器科の領域に投資・リソースを集中させ、収益性の高い持続的な成長の実現や、患者さんのアウトカムの改善を目指しています。さらに、今後のさらなる成長に向けて、シングルユース内視鏡や、AI・ロボティクス等のデジタルツールや技術を活用したソリューションの開発を進めています。 当社グループは研究開発プロセスの革新に取り組んでおり、フロントローディング型研究開発の推進とアライアンスやオープンイノベーション、M&Aによる必要技術の獲得により、開発スピードを向上させます。また、各研究開発テーマの費用を、収益性を考慮しながら最適化するとともに、プロジェクトの見極めも含めて優先順位付けをし、支出を適切にコントロールすることにより研究開発の効率性も改善していきます。 2021年には、開発初期段階でのコンカレント・エンジニアリングを各プロジェクトで確実に行えるよう、技術ごとに組織を分けるなど新しい研究開発組織に移行し、2022年にはそのオペレーティングモデルの改善を推進しました。プロジェクトマネジメントの拡充、リソース管理プロセスの改善、バリューエンジニアリングおよびシステムズエンジニアリングの導入、プロジェクト内の専門技術の異なる部門間の連携を促進するなどの取り組みにより、開発効率の向上を目指しており、今後もさらなる改善を進めていきます。 当連結会計年度の非継続事業を除いた継続事業の研究開発支出は、前期比2.2%増の769億円であり、売上高に対する比率は前期から1.3ポイント減少し8.7%となりました。○ 内視鏡事業 内視鏡ビデオスコープシステムや外科手術用内視鏡システムなど、病気の早期発見と患者様の負担の少ない低侵襲治療に貢献する医療機器の研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、外科手術用内視鏡システム「VISERA ELITE III」や内視鏡用超音波観測装置「EU-ME3」などを開発しました。また、次世代内視鏡システムやシングルユース十二指腸内視鏡などの発売に向けて、開発を進めています。 当事業領域に係わる研究開発支出は、前期比12.6%増の443億円です。 ○ 治療機器事業 消化器科内視鏡処置具、呼吸器科および泌尿器科治療機器など、患者様の負担の少ない低侵襲治療に貢献する医療機器の研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、硬性尿管鏡「OES ELITE ウレテロレノスコープ」や、開腹手術用のエネルギーデバイス「THUNDERBEAT Open Fine Jaw Type X」などを開発しました。また、シングルユース尿管鏡やシングルユース胆道鏡、シングルユース気管支鏡などの発売に向けて、開発を進めています。 当事業領域に係わる研究開発支出は、前期比9.8%増の227億円です。 〇 その他事業及び全社共通 医療分野を主とした当社の主力事業のさらなる発展を目指し、様々な分野における研究開発を行っています。 当期の主な成果としては、早期診断・観察機能向上を実現する光学技術やAIを含む画像処理技術、低侵襲治療を 実現するためのデバイス技術やロボティクスを含む精密制御技術の開発、および内視鏡や治療器をはじめとした医療分野新製品の高機能化、低コストを実現するシミュレーション技術開発や材料技術開発、高精度レンズ量産化の加工技術開発や、自動化ラインに繋がる設備開発などの生産技術に関する取り組みなどです。 当事業領域に係わる研究開発支出は、前期比35.0%減の99億円です。
FY2022|2,254 文字
5【研究開発活動】 当社グループは、経営理念の「私たちの存在意義」を「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」とし、持続的発展の実現を目指して、研究開発活動を行っています。 2019年に当社グループは、真のグローバル・メドテックカンパニーとして持続的な成長を実現するための新たな経営戦略、企業変革プラン「Transform Olympus」を発表しました。当社グループは、消化器科、泌尿器科および呼吸器科の領域に強みがあり、本経営戦略に基づき、これらの領域に投資・リソースを集中させ、収益性の高い持続的な成長の実現や、患者さんのアウトカムの改善を目指しています。さらに、今後のさらなる成長に向けて、シングルユース内視鏡や、AI・ロボティクス等のデジタルツールや技術を活用したソリューションの開発を進めています。当社グループは研究開発プロセスの革新に取り組んでおり、フロントローディング型研究開発の推進とアライアンスやオープンイノベーションによる必要技術の獲得により、開発スピードを向上させます。また、各研究開発テーマの費用を、収益性を考慮しながら最適化するとともに、プロジェクトの見極めも含めて優先順位付けをし、支出を適切にコントロールすることにより研究開発の効率性も改善していきます。 2021年4月には、開発初期段階でのコンカレント・エンジニアリングを各プロジェクトで確実に行えるよう、技術ごとに組織を分けるなど新しい研究開発組織に移行しました。これにより、製品開発のプロジェクトチームに必要な人材を集める体制とし、多様なエンジニアが開発前の初期段階から集まり、各方面の要件定義、設計検証を行うことで各種の要求に応えることが可能になりました。また、製品開発の責任を各プロジェクトのプロジェクトリーダーとし、プロジェクトに参加する各エンジニアの能力開発、育成の責任を各エンジニア部門のマネージャーとすることで、従来以上に開発者の育成、専門技術の追求を目指しています。 当連結会計年度の研究開発支出は、前期比4.3%増の853億円であり、売上高に対する比率は前期から1.4ポイント減少し9.8%となりました。○ 内視鏡事業 内視鏡ビデオスコープシステムや外科手術用内視鏡システムなど、病気の早期発見と患者様の負担の少ない低侵襲治療に貢献する医療機器の研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、AIサポートを備えたクリニック向けのクラウド型の内視鏡画像・レポート管理ソフトウェア「Vivoly+」のサブスクリプションサービスなどを開発しました。また、次世代外科内視鏡システムやシングルユース十二指腸内視鏡などの発売に向けて、開発を進めています。 当事業領域に係わる研究開発支出は、前期比9.3%増の393億円です。 ○ 治療機器事業 消化器科内視鏡処置具、呼吸器科および泌尿器科治療機器など、患者様の負担の少ない低侵襲治療に貢献する医療機器の研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、腹腔鏡手術や開腹手術で血管やリンパ管の封止や組織の剥離、把持などに使われるアドバンスドバイポーラデバイス「POWERSEAL Curved Jaw Sealer and Divider, Double Action」や、ニーズに応じた切開・凝固性能の簡単な調整を可能とし、消化管における早期がんやポリープなどの内視鏡的治療に対応する高周波焼灼電源装置「ESG-150」を開発しました。また、シングルユース尿管鏡やシングルユース胆道鏡、シングルユース気管支鏡などの発売に向けて、開発を進めています。 当事業領域に係わる研究開発支出は、前期比12.0%増の207億円です。 〇 科学事業 医学・生命科学の研究を支援する生物顕微鏡や、非破壊検査領域で社会インフラの安心と安全を支える工業用顕微鏡、工業用内視鏡、超音波探傷器などの研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、医学研究の細胞観察や製造現場での品質管理に貢献する高解像度・忠実な色再現を実現した、顕微鏡用デジタルカメラDP23/DP28や、ライフサイエンス研究の効率向上に貢献するクラウドサービスを開発しました。また、顕微鏡用画像解析ソフトウェア「OLYMPUS Stream」に、半導体・電子部品など検査業務の効率を飛躍的に向上させるディープラーニングオプション「TruAI」を追加しました。 なお、2022年4月1日には、科学事業の持続的な成長と収益性の向上に向けて、新たに設立した完全子会社である株式会社エビデントに当社の科学事業を承継させる会社分割を実施しました。 当事業領域に係わる研究開発支出は、前期比12.5%増の101億円です。 〇 その他事業及び全社共通 医療分野を主とした当社の主力事業のさらなる発展を目指し、様々な分野における研究開発を行っています。 当期の主な成果としては、早期診断・観察機能向上を実現する光学技術やAIを含む画像処理技術、低侵襲治療を実現するためのデバイス技術やロボティクスを含む精密制御技術の開発、および内視鏡や治療器をはじめとした医療分野新製品の高機能化、低コストを実現するシミュレーション技術開発や材料技術開発、高精度レンズ量産化の加工技術開発や、自動化ラインに繋がる設備開発などの生産技術に関する取り組みなどです。 当事業領域に係わる研究開発支出は、前期比17.5%減の152億円です。
FY2021|1,767 文字
5【研究開発活動】 当社グループは、経営理念の「私たちの存在意義」を「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」とし、持続的発展の実現を目指して、研究開発活動を行っています。 2019年に当社グループは、真のグローバル・メドテックカンパニーとして持続的な成長を実現するための新たな経営戦略、企業変革プラン「Transform Olympus」を発表しています。本経営戦略に基づき、当社グループは研究開発プロセスの革新に取り組んでおり、フロントローディング型研究開発の推進とアライアンスやオープンイノベーションによる必要技術の獲得により、開発スピードを向上させます。また、各研究開発テーマの費用を、収益性を考慮しながら最適化するとともに、プロジェクトの見極めも含めて優先順位付けをし、支出を適切にコントロールすることにより研究開発の効率性も改善していきます。 当連結会計年度の非継続事業を除いた継続事業の研究開発支出は、前期比10.7%減の818億円であり、売上高に対する比率は前期から0.3ポイント減少し11.2%となりました。○ 内視鏡事業 内視鏡ビデオスコープシステムや外科手術用内視鏡システムなど、病気の早期発見と患者様の負担の少ない低侵襲治療に貢献する医療機器の研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、当社の消化器内視鏡を代表する基幹製品である次世代消化器内視鏡システム「EVIS X1」、焦点範囲の広い内視鏡画像を得る技術である、EDOF(被写界深度拡大技術)を搭載した上部消化管汎用ビデオスコープ「GIF-EZ1500」および大腸ビデオスコープ「CF-EZ1500DL/I」、AIを活用した内視鏡CADプラットフォーム「ENDO-AID」などを開発しました。 当事業領域に係わる研究開発支出は、前期比14.7%減の360億円です。 ○ 治療機器事業 消化器科内視鏡処置具、呼吸器科および泌尿器科治療機器など、患者様の負担の少ない低侵襲治療に貢献する医療機器の研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、膵胆管への高い挿入性とスムーズな造影剤の注入をサポートする2ルーメンディスポーザブルカニューラ「StarTip 2 V」などを開発しました。また、イグニッションのパフォーマンスを向上させ、より安全かつ効率的に膀胱がんおよび前立腺の治療を可能とした高周波焼灼電源装置「ESG-410」を開発しました。 当事業領域に係わる研究開発支出は、前期比3.6%増の185億円です。 〇 科学事業 医学・生命科学の研究を支援する生物顕微鏡や、非破壊検査領域で社会インフラの安心と安全を支える工業用顕微鏡、工業用内視鏡、超音波探傷器などの研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、生物顕微鏡用イメージングソフトウェア「cellSens」に、無染色画像から蛍光染色状態などを推論し細胞への光毒性の低減と染色作業の省力化など、研究の効率を飛躍的に向上させるディープラーニングオプション「TruAI」を追加、最大30メートルと超長尺ながら空気圧湾曲機構や重力方向への画像自動回転などにより、快適かつ精密な操作を実現した工業用ビデオスコープ「IPLEX GAir」、非接触・非破壊で微細な3D形状の観察・測定において業界最高レベルの測定性能を誇りかつ、実験準備からレポート作成までの検査ワークフローを革新した「OLS5100」、などを開発しました。 当事業領域に係わる研究開発支出は、前期比18.3%増の90億円です。 〇 その他事業及び全社共通 医療分野を主とした当社の主力事業のさらなる発展を目指し、様々な分野における研究開発を行っています。 当期の主な成果としては、早期診断・観察機能向上を実現する光学技術やAIを含む画像処理技術、低侵襲治療を実現するためのデバイス技術やロボティクスを含む精密制御技術の開発、および内視鏡や治療器をはじめとした医療分野新製品の高機能化、低コストを実現するシミュレーション技術開発や材料技術開発、高精度レンズ量産化の加工技術開発や、自動化ラインに繋がる設備開発などの生産技術に関する取り組みなどです。 当事業領域に係わる研究開発支出は、前期比8.9%減の184億円です。
FY2020|1,948 文字
5【研究開発活動】 当社グループは、経営理念の「私たちの存在意義」を「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」とし、持続的発展の実現を目指して、研究開発活動を行っています。 2019年に当社グループは、真のグローバル・メドテックカンパニーとして持続的な成長を実現するための新たな経営戦略、企業変革プラン「Transform Olympus」を発表しています。本経営戦略に基づき、当社グループは研究開発プロセスの革新に取り組んでおり、フロントローディング型研究開発の推進とアライアンスやオープンイノベーションによる必要技術の獲得により、開発スピードを向上させます。また、各研究開発テーマの費用を、収益性を考慮しながら最適化するとともに、プロジェクトの見極めも含めて優先順位付けをし、支出を適切にコントロールすることにより研究開発の効率性も改善していきます。 当連結会計年度の研究開発費は前期比2.5%減の916億円であり、売上高に対する比率は前期から0.3ポイント減少し11.5%となりました。○ 内視鏡事業 内視鏡ビデオスコープシステムや外科手術用内視鏡システムなど、病気の早期発見と患者様の負担の少ない低侵襲治療に貢献する医療機器の研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、病変へのアプローチ性と内視鏡診断・治療時の操作性を追求した上部消化管ビデオスコープ「GIF-H290T」、低ノイズなハイビジョン画質を実現した極細径の上部消化管汎用スコープ「GIF-1200N」、膵胆管疾患の診断・治療に用いる胆道ビデオスコープ「CHF-B290」などを開発しました。 当事業領域に係わる研究開発費は、前期比2.3%増の421億円です。 ○ 治療機器事業 内視鏡処置具、手術用エネルギーデバイスなど、患者様の負担の少ない低侵襲治療に貢献する医療機器の研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、膵胆管内に挿入したガイドワイヤを任意の位置で固定させ、より効率的な手技をサポートするガイドワイヤロック機能付きディスポーザブル鉗子栓 「CleverLock」、より精度の高いポリープ切除をサポートするディスポーザブル ジャンボコールドポリペクトミー鉗子「EndoJaw Jumbo」などを開発しました。 当事業領域に係わる研究開発費は、前期比5.5%増の178億円です。 〇 科学事業 医学・生命科学の研究を支援する生物顕微鏡や、非破壊検査領域で社会インフラの安心と安全を支える工業用顕微鏡、工業用内視鏡、超音波探傷器などの研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、脳・神経科学、がん、創薬などの幅広い研究分野で活躍するリサーチスライドスキャナー「SLIDEVIEW VS200」、電子部品や金属材料など、さまざまな欠陥の観察や解析に用いられるデジタルマイクロスコープ 「DSX1000」、業界最高レベルの解像度で内部状態を鮮明に画像化できる超音波フェーズドアレイ探傷器「OmniScan X3」などを開発しました。 当事業領域に係わる研究開発費は、前期並みの76億円です。 ○ 映像事業 ミラーレス一眼を中心としたデジタルカメラやカメラ用の交換レンズ、ICレコーダーを始めとしたオーディオ製品などの研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、比類なき機動力と高画質を実現し、あらゆる環境下で思い通りの撮影を可能にするプロフェッショナルモデルミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III」、小型軽量ボディーに高性能を凝縮し、防塵・防滴構造を備えたミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III」、シンプルかつ上質なデザインのボディーに、表現の幅を広げる撮影機能を凝縮したミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS PEN E-PL10」などを開発しました。 当事業領域に係わる研究開発費は、前期比7.8%減の38億円です。 ○ その他事業及び全社共通 医療分野を主とした当社の主力事業のさらなる発展を目指し、様々な分野における研究開発を行っています。 当期の主な成果としては、早期診断・観察機能向上を実現する光学技術やAIを含む画像処理技術、低侵襲治療を実現するためのデバイス技術やロボティクスを含む精密制御技術の開発、および内視鏡や治療器をはじめとした医療分野新製品の高機能化、低コストを実現するシミュレーション技術開発や材料技術開発、高精度レンズ量産化の加工技術開発や、自動化ラインに繋がる設備開発などの生産技術に関する取り組みなどです。 当事業領域に係わる研究開発費は、前期比16.3%減の202億円です。
FY2019|1,576 文字
5【研究開発活動】 当社グループは、経営理念の「私たちの存在意義」を「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」とし、持続的発展の実現を目指して、研究開発活動を行っています。 2016年3月に発表した「中期経営計画(16CSP)」において「技術開発機能戦略」を策定し、当社の研究開発機能は、経営目標の達成に向けて医療を中心とする各事業戦略を技術的側面から支援するとともに、当社のコア技術を継続的に強化し続けていくことを目標としています。 当連結会計年度の研究開発費は前期比5.0%増の940億円であり、売上高に対する比率は前期から0.4ポイント上昇し11.8%となりました。○ 医療事業 内視鏡ビデオスコープシステムや内視鏡処置具、手術用エネルギーデバイスなど、病気の早期発見と患者の負担の少ない低侵襲治療に貢献する医療機器の研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、高い処置性と操作性により、安心で低侵襲な治療に貢献する十二指腸スコープ「TJF-Q290V、TJF-Q190V」、鼻咽喉ビデオスコープで世界初※の4方向アングル操作を実現した「ENF-VT3」、世界初の電動回転式を採用した小腸内視鏡システム「PowerSpiral」、アプローチが難しい結石の回収をサポートするディスポーザブル採石バスケット「VorticCatch V」などを開発しました。※2018年5月17日時点。当社調べ。 当事業領域に係わる研究開発費は、前期比6.6%増の581億円です。 ○ 科学事業 医学・生命科学の研究を支援する生物顕微鏡や、非破壊検査領域で社会インフラの安心と安全を支える工業用顕微鏡、工業用内視鏡、超音波探傷器などの研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、創薬市場の研究効率向上やリスク低減に貢献が期待できる3次元細胞解析技術を搭載したソフトウェア「NoviSight」、発電設備から航空機エンジン、自動車などの製造、メンテナンス市場に対応する工業用ビデオスコープ「IPLEX G Lite」、「IPLEX GX/GT」などを開発しました。 当事業領域に係わる研究開発費は、前期比24.6%減の76億円です。 ○ 映像事業 ミラーレス一眼を中心としたデジタルカメラやカメラ用の交換レンズ、ICレコーダーを始めとしたオーディオ製品などの研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、安定したホールディング性と高い操作性を実現し、かつ小型・軽量、OM-Dシステムのプロフェッショナルモデルとなるミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M1X」、旅行に最適な、ミラーレス一眼用レンズ最高倍率の16.6倍ズームを実現した「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」など開発しました。 当事業領域に係わる研究開発費は、前期比3.6%増の42億円です。 ○ その他事業及び全社共通 医療事業を主とした当社の主力事業のさらなる発展を目指し、様々な分野における研究開発を行っています。 当期の主な成果としては、中長期戦略で設定したコア技術を強化するために、早期診断・観察機能向上を実現する光学技術やAIを含む画像処理技術、低侵襲治療を実現するためのデバイス技術やロボティクスを含む精密制御技術の開発、および内視鏡や治療器をはじめとした医療事業新製品の高機能化、低コストを実現するシミュレーション技術開発や材料技術開発、高精度レンズ量産化の加工技術開発や、自動化ラインに繋がる設備開発などの生産技術に関する取り組みなどです。 また、今後注力するICT、AIに関しては、ICT-AIプラットフォーム構想を立ち上げています。 当事業領域に係わる研究開発費は、前期比15.6%増の241億円です。
FY2018|1,607 文字
5【研究開発活動】 当社グループは、経営理念の「私たちの存在意義」を「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」とし、持続的発展の実現を目指して、研究開発活動を行っています。 2016年3月に発表した「中期経営計画(16CSP)」において「技術開発機能戦略」を策定し、当社の研究開発機能は、経営目標の達成に向けて医療を中心とする各事業戦略を技術的側面から支援するとともに、当社のコア技術を継続的に強化し続けていくことを目標としています。 当連結会計年度の研究開発費は前期比13.0%増の895億円であり、売上高に対する比率は前期から0.7ポイント上昇し11.4%となりました。○ 医療事業 内視鏡ビデオスコープシステムや内視鏡処置具、手術用エネルギーデバイスなど、病気の早期発見と患者の負担の少ない低侵襲治療に貢献する医療機器の研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、高精細デジタル画像かつ立体的な視野で緻密な手術をサポートする4K 3Dビデオ技術を搭載した手術用顕微鏡システム「ORBEYE(オーブアイ)」、より迅速で正確な手術をサポートする外科手術用3D内視鏡「ENDOEYE(エンドアイ)3D硬性ビデオスコープ」、顕微鏡のようにリアルタイムに細胞レベルまで観察ができる超拡大内視鏡「Endocyto(エンドサイト)」、経鼻内視鏡として初めてハイビジョン画質に対応した上部消化管ビデオスコープ「GIF-H190N」のほか、ポリープ切除をより簡便に行えるディスポーザブル高周波スネア「SnareMaster Plus(スネアマスタープラス)」などを開発しました。 当事業領域に係わる研究開発費は、前期比15.1%増の545億円です。 ○ 科学事業 医学・生命科学の研究を支援する生物顕微鏡や、非破壊検査領域で社会インフラの安心と安全を支える工業用顕微鏡、工業用内視鏡、超音波探傷器などの研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、業界最速の毎秒438枚の撮影スピードで神経系の超高速な信号伝達などを観察できる共焦点レーザー走査型顕微鏡「FV3000」正立型2タイプのほか、4KスキャンテクノロジーとLEXT専用光学系などの搭載により測定性能を大幅向上させ、従来比4倍の高速データ取得を実現した3D測定レーザー顕微鏡「LEXT OLS5000」などを開発しました。 当事業領域に係わる研究開発費は、前期比6.2%増の101億円です。 ○ 映像事業 ミラーレス一眼を中心としたデジタルカメラやカメラ用の交換レンズ、ICレコーダーを始めとしたオーディオ製品などの研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、5軸手ぶれ補正によりぶれない高画質を実現したミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III」のほか、美しくにじむボケと高い解像性能を高次元で実現したF1.2大口径単焦点シリーズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO」など開発しました。 当事業領域に係わる研究開発費は、前期比0.5%増の40億円です。 ○ その他事業及び全社共通 医療事業を主とした当社の主力事業のさらなる発展を目指し、様々な分野における研究開発を行っています。 当期の主な成果としては、中長期戦略で設定したコア技術を強化するために、早期診断・観察機能向上を実現する光学技術やAIを含む画像処理技術、低侵襲治療を実現するためのデバイス技術やロボティクスを含む精密制御技術の開発、および内視鏡や処置具をはじめとした医療事業新製品の高機能化、低コストを実現するシミュレーション技術開発や材料技術開発、高精度レンズ量産化の加工技術開発や、生産設備開発などの生産技術に関する取り組みなどです。 当事業領域に係わる研究開発費は、前期比13.9%増の209億円です。
FY2017|1,707 文字
6【研究開発活動】 当社グループは、生活者として社会と融合し、価値観を共有しながら事業を通して新しい価値を提案し、人々の健康と幸せな生活を実現するという経営理念「Social IN」を実現すべく、研究開発活動を行っています。 平成28年3月に発表した「中期経営計画(16CSP)」において「技術開発機能戦略」を策定し、当社の研究開発機能は、経営目標の達成に向けて医療を中心とする各事業戦略を技術的側面から支援するとともに、当社のコア技術を継続的に強化し続けていくことを目標としています。 当連結会計年度の研究開発費は前期比2.7%減の792億円であり、売上高に対する比率は前期から0.5ポイント上昇し10.6%となりました。○ 医療事業 内視鏡ビデオスコープシステムや内視鏡処置具、手術用エネルギーデバイスなど、病気の早期発見と患者の負担の少ない低侵襲治療に貢献する医療機器の研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、IR(赤外光)観察に対応した外科手術用内視鏡システム「VISERA ELITE Ⅱ(ビセラ・エリート・ツー)」や、組織への刺さりやすさを追求したディスポーザブル吸引生検針「EZ Shot 3 Plus(イージーショットスリープラス)」、世界で唯一のバイポーラエネルギーと超音波エネルギーのコンバインデバイス「THUNDERBEAT(サンダービート)」の組織シーリング性能を向上させた「THUNDERBEAT Type S(サンダービートタイプエス)」および超音波凝固切開装置「USG-400(ユーエスジー)」のアップグレード機能として、世界初*の出力制御技術「Intelligent Tissue Monitoring(インテリジェントティシューモニタリング)」などを開発しました。*2016年12月時点 当事業領域に係わる研究開発費は、前期比3.7%増の474億円です。 ○ 科学事業 医学・生命科学の研究を支援する生物顕微鏡や、非破壊検査領域で社会インフラの安心と安全を支える工業用顕微鏡、工業用内視鏡、超音波探傷器などの研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、生命現象を高速かつ正確に捉え、高精細な画像を実現する共焦点レーザー走査型顕微鏡「FV3000」「FV3000RS」や、シリーズ最高の明るさと高画質の実現などにより、より正確で効率的な検査をサポートする工業用ビデオスコープ「IPLEX NX(アイプレックス・エヌエックス)」、対象物に含まれる成分(元素)の種類や含有量を測定できるハンドヘルド蛍光X線分析計「VANTA(ヴァンタ)」シリーズなどを開発しました。 当事業領域に係わる研究開発費は、前期比6.5%減の95億円です。 ○ 映像事業 ミラーレス一眼を中心としたデジタルカメラやカメラ用の交換レンズ、ICレコーダーを始めとしたオーディオ製品などの研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、AF/AE追従で最高18コマ/秒の高速連写を可能にしたミラーレス一眼のフラッグシップ機「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ」や、手ぶれ補正機構を搭載した高性能高倍率ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」などを開発しました。 当事業領域に係わる研究開発費は、前期比22.5%減の40億円です。 ○ その他事業及び全社共通 医療事業を主とした当社の主力事業のさらなる発展を目指し、様々な分野における研究開発を行っています。 当期の主な成果としては、中長期戦略で設定したコア技術を強化するために、早期診断・観察機能向上を実現する光学技術や画像処理技術、低侵襲治療を実現するためのデバイス技術・精密制御技術の開発、および内視鏡や処置具をはじめとした医療事業新製品の高機能化、低コストを実現するシミュレーション技術開発や材料技術開発、高精度レンズ量産化の加工技術開発や、生産設備開発などの生産技術に関する取り組みなどです。 当事業領域に係わる研究開発費は、前期比10.3%減の183億円です。
FY2016|1,493 文字
6【研究開発活動】 当社グループは、生活者として社会と融合し、価値観を共有しながら事業を通して新しい価値を提案し、人々の健康と幸せな生活を実現するという経営理念「Social IN」を実現すべく、研究開発活動を行っています。 平成28年3月に発表した「中期経営計画(16CSP)」においては、「技術開発機能戦略」を策定し、経営目標の達成に向けて医療を中心とする各事業戦略を技術的側面から支援するとともに、当社のコア技術を継続的に強化し続けていくことを目標としています。 当連結会計年度中に投下した研究開発費は前期比9.9%増の814億円であり、売上高に対する比率は前期から0.4ポイント上昇し10.1%となりました。○ 医療事業 内視鏡ビデオスコープシステムや内視鏡処置具、手術用エネルギーデバイスなど、病気の早期発見と患者の負担の少ない低侵襲治療に貢献する医療機器の研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、高精細な映像で手術をサポートする4K技術搭載の外科手術用内視鏡システム「VISERA 4K UHD」や、大腸がんなどの検査・治療において細径・高画質・広い視野角で病変の早期発見に貢献する消化器内視鏡「PCF-H290ZL/I」、内視鏡下で早期がんを切除する「内視鏡的粘膜下層剥離術」の手術時間短縮に貢献する送水機能付きディスポーザブル高周波ナイフ2種類「DualKnifeJ™(デュアルナイフジェイ)」「HookKnifeJ™(フックナイフジェイ)」などを開発しました。 当事業領域に係わる研究開発費は、前期比5.4%増の457億円です。 ○ 科学事業 医学・生命科学の研究を支援する生物顕微鏡や、非破壊検査領域で社会インフラの安心と安全を支える工業用顕微鏡、工業用内視鏡、超音波探傷器などの研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、細胞培養の観察を容易にする倒立顕微鏡「CKX53」、迅速で確実に細胞数をカウントする自動セルカウンター「Cell Counter model R1」や、持ち運びしやすい小型軽量の工業用内視鏡「シリーズC」などを開発しました。 当事業領域に係わる研究開発費は、前期比7.6%増の101億円です。 ○ 映像事業 ミラーレス一眼を中心としたデジタルカメラやカメラ用の交換レンズ、ICレコーダーを始めとしたオーディオ製品などの研究開発を主に行っています。 当期の主な成果としては、新技術「5軸シンクロ手ぶれ補正」による最強の補正性能と小型軽量・防塵防滴の圧倒的な機動性を有する超望遠レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」や、自分だけの表現と作品づくりを追求する方に最適なレンジファインダースタイルのミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS PEN-F」などを開発しました。 当事業領域に係わる研究開発費は、前期比23.6%減の52億円です。 ○ その他事業及び全社共通 医療事業を主とした当社の主力事業のさらなる発展を目指し、様々な分野における研究開発を行っています。 当期の主な成果としては、早期診断・観察機能向上を実現する光学技術や画像処理技術、低侵襲治療を実現するためのデバイス技術・精密制御技術の開発、および内視鏡や処置具をはじめとした医療事業新製品の高機能化、低コストを実現するシミュレーション技術開発や材料技術開発、高精度レンズ量産化の加工技術開発や、生産設備開発などの生産技術に関する取り組みなどです。 当事業領域に係わる研究開発費は、前期比39.9%増の204億円です。