7606

ユナイテッドアローズ(7606)に経済的な堀はあるか

小売業 小売

株価

現在株価
2,473
2026-09-01
時価総額
669 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 1,455 92 52 4 16.8 174.6 45.2
FY2017 1,544 105 52 115 15.1 185.1 78.0 50.1
FY2018 1,589 111 64 32 16.2 226.2 78.0 53.5
FY2019 1,574 88 35 18 8.4 124.2 80.0 55.2
FY2020 1,217 -66 -72 -84 -24.1 -252.7 83.0 46.9
FY2021 1,184 17 7 71 2.4 25.7 0.0 50.4
FY2022 1,301 64 43 90 12.9 152.4 19.0 55.1
FY2023 1,343 67 49 37 13.9 175.4 47.0 58.2
FY2024 1,509 80 43 9 11.3 155.1 55.0 53.9
FY2025 1,646 91 61 -41 14.5 221.3 63.0 58.9

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:9/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産3/5

ユナイテッドアローズは、長年にわたり培ってきた「ユナイテッドアローズ」というブランド認知度と、セレクトショップとしての独自の品揃え・世界観が強み。特に、ファッション感度の高い顧客層からの信頼は厚く、これがブランド価値を形成している。高級志向のPB(プライベートブランド)もブランドイメージ向上に寄与。

スイッチングコスト2/5

特定のブランドやスタイルを好む顧客は、ユナイテッドアローズの提供する商品や体験に愛着を持つ傾向がある。しかし、ファッション業界はトレンドの移り変わりが早く、競合他社も魅力的な商品を提供するため、顧客が他社へ移行する可能性はゼロではない。ロイヤルティプログラムは存在するが、スイッチングコストは限定的。

ネットワーク効果0/5

ユナイテッドアローズのビジネスモデルは、直接的なネットワーク効果を生み出す構造ではない。顧客が増えることで、商品ラインナップやサービスが直接的に向上するわけではない。

コスト優位1/5

SPA(製造小売業)モデルを採用し、企画・製造・販売を一貫して行うことで、中間マージンを削減し、一定のコスト効率を図っている。しかし、高品質な商品やブランドイメージ維持のためのコストもかかり、圧倒的なコスト優位性とは言えない。

規模の経済3/5

国内有数のセレクトショップチェーンとして、一定の規模を持つ。店舗網や仕入れ力において、中小規模の競合に対しては優位性がある。しかし、ファーストリテイリングのようなグローバルSPAや、大手百貨店などと比較すると、規模の経済性は限定的。

競合との比較優位

強気シナリオ

ブランド力とセレクト能力の維持・向上による既存顧客の囲い込み

PB商品開発力の強化と高付加価値化による収益性向上

デジタル戦略(EC強化、OMO推進)による新たな顧客層の獲得と顧客体験向上

弱気シナリオ(モート侵食)

ファストファッションやEC専業ブランドとの価格競争激化

トレンドの変化への対応遅れによる顧客離れ

国内消費の低迷やインバウンド需要の変動による売上への影響

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

ユナイテッドアローズの投資が失敗するには、まずその核となるブランド価値が毀損される必要がある。これは、一貫性のない商品展開、品質低下、あるいは不適切なマーケティング活動によって引き起こされる可能性がある。また、競合他社がより魅力的な商品、価格、あるいは顧客体験を提供し、ユナイテッドアローズの顧客層を効果的に奪うシナリオも考えられる。特に、デジタルネイティブ世代の嗜好を捉えきれず、ECチャネルでの競争力を失うことは、将来の成長を大きく阻害する要因となるだろう。さらに、グローバルなサプライチェーンの混乱や、国内消費者のファッションに対する価値観の根本的な変化(例:サステナビリティへの過度な偏重、ミニマリズムの浸透など)が、同社のビジネスモデルと合致しなくなる可能性も無視できない。

5年後のモート予測

強気

ブランド力と顧客体験を軸に、PB強化とデジタル戦略を推進。新規顧客獲得と既存顧客単価向上により、売上・利益ともに着実な成長を達成する。

中立

既存事業の安定性を維持しつつ、トレンドへの適応とEC強化を進める。緩やかな成長軌道を維持するが、競争激化により利益率は伸び悩む可能性。

弱気

競争激化と消費低迷により、売上・利益ともに減少。ブランドイメージの陳腐化やデジタル対応の遅れが顕著になり、市場シェアを失う。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 669億
2. 健全な財務 自己資本比率 58.9%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 13.3%
6. 適度なPER PER 11.0倍
7. 適度なPBR PBR 1.59倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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