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日本ライフライン

卸売業 商社・卸売

研究開発費(時系列)

年度R&D費用(億円)設備投資(億円)
2025-03 - 16
2024-03 - 36
2023-03 - 10
2022-03 - 16
2021-03 - 14

研究開発活動(本文)

FY2025|1,832 文字
6【研究開発活動】当社は、「最新最適な医療機器を通じて健康社会の実現に貢献する」というMissionに基づき、患者様のクオリティ・オブ・ライフ向上に寄与することを目指し、医療現場のニーズを的確かつ迅速に反映した高品質・高付加価値な自社製品の開発に取り組んでいます。商社とメーカーの機能を併せ持つ当社のビジネスモデルの特長を活かし、複眼的な視野から国内外の最新の治療動向を把握することで、製品開発の可能性について広範囲に探索を行っています。また、当社は心臓血管および消化器を中心とする治療領域において先端的な研究を行っている国内外の大学や企業と共同開発を行うことにより、新規性が高い製品の開発に取り組んでいます。当社の研究開発活動は、メディカル・テクノロジー・パーク(埼玉県戸田市)と市原ファクトリー(千葉県市原市)の2拠点で行っています。各拠点では、研究開発部門と製造部門が同一施設内に設置されているメリットを活かして緊密に連携することにより、量産体制の円滑な立ち上げや製造原価の低減を実現しています。当社の創業以来の主力領域である心臓血管領域において製品のさらなる拡充を図るとともに、これまで培ってきた心臓血管用のカテーテルやステントに関する技術を消化器領域や他の治療領域の製品に応用することで、独自性があり、高い競争力を持つ製品の開発に注力しています。当社はこれまで国内市場のニーズを活かした製品開発に特化してきましたが、今後は中長期的なグローバル市場での売上高拡大に寄与するため、日本とは異なる海外の手技や品質規格の要求を満たした製品開発にも注力していきます。以上により、当連結会計年度は、2,851百万円の研究開発費を計上しました。品目区分別の研究開発活動については、次のとおりです。 (EP/アブレーション)カテーテル用シャフトに関して、独自の技術構造と機能を持った高機能シャフトを低コストで内製化できていることが当社の強みであり、これらの強みを活かして不整脈の検査や治療に用いる高付加価値のディスポーザブルカテーテルの開発に取り組んでいます。また、そのカテーテルと組み合わせて用いるジェネレータ装置およびモニタリング装置についても開発を推進しています。2025年3月期は心房細動アブレーションの領域において、競合他社がPFA(パルス・フィールド・アブレーション)という新たな治療法を市場に導入しており、急速に普及しつつあります。この治療法は、従来の治療法に比べ、合併症リスクの低減と手技時間の短縮が期待されています。当社は、独自のPFAシステムを有するCardioFocus社とPFA製品の共同開発とグローバル市場への供給を目的とした戦略的なパートナーシップを締結しました。当社の強みであるカテーテル製造技術とCardioFocus社のPFAに関する臨床および装置ノウハウを活かし、グローバルPFA市場への参入に向けて競争力のある製品の上市準備を進めていきます。 (心血管関連)大動脈疾患治療に用いるコア自社製品であるFrozen Elephant Trunk(FET)や人工血管を中心に、医療現場のニーズにきめ細かく応えるため、製品ラインナップのさらなる拡充に注力しています。2025年3月期では、FETと人工血管を一体化した「FROZENIX 4Branched」においてステント外径および長さのラインナップを大幅に拡充しました。同製品は縫合手技の簡便化と標準化に大きく貢献しており、今回の拡充によって従来よりも幅広い症例での使用が可能となります。今後も医療現場のニーズに基づいた新製品の開発に取り組むことで、FETにおけるパイオニアとしてのトップシェアを維持するとともに、さらなる普及を目指していきます。 (消化器)消化器領域では2017年以降、心臓血管領域で培った自社特有の技術を活用した新製品の市場投入に注力しています。2025年3月期は、胆膵関連において医療現場から寄せられたニーズを基に、胆管拡張バルーンやダブルルーメンダイレータなどの差別化された新製品の市場投入に取り組みました。また、胃・十二指腸用ステントの改良品も上市しています。これは、従来品の優れた狭窄拡張力を維持しながらも、より少ない力でステントを留置できるよう改良を加えたものです。今後も消化器領域での当社ブランドの更なる浸透に向けて、製品開発および改良を継続していきます。

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