ヤマノホールディングス(7571)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 238 | 3 | 1 | 6 | 2.5 | 1.8 | — | 8.4 |
| FY2016 | 263 | 4 | 2 | 7 | 7.5 | 5.6 | — | 10.1 |
| FY2017 | 149 | 2 | 5 | 25 | 31.5 | 14.8 | 2.0 | 21.5 |
| FY2018 | 141 | 2 | 1 | -2 | 9.3 | 4.1 | 3.0 | 21.1 |
| FY2019 | 141 | 1 | 0 | -8 | 0.2 | 0.1 | 2.0 | 16.9 |
| FY2020 | 127 | 3 | -3 | 9 | -32.1 | -9.7 | 0.0 | 9.2 |
| FY2021 | 132 | 3 | 1 | -13 | 8.7 | 2.9 | 0.0 | 12.5 |
| FY2022 | 139 | 3 | 2 | -3 | 13.0 | 5.0 | 1.0 | 14.2 |
| FY2023 | 138 | 1 | -0 | 2 | -2.3 | -0.8 | 1.5 | 14.1 |
| FY2024 | 140 | 3 | 0 | 3 | 3.1 | 1.2 | 0.0 | 16.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:2/25 主要モート:none 持続性:判定中
ヤマノホールディングスは、美容室「ヤマノビューティーウェルネスサロン」や着物販売「きもの やま મન」などを展開しているが、特定の強力なブランド力や特許、規制ライセンスによる独占的な優位性は確認できない。
美容室においては、顧客は担当者や立地、価格などを考慮して店舗を選択するが、特定のサロンへの強いロイヤルティや、乗り換えに伴う大きな損失を発生させる要因は限定的である。着物販売においても、同様に乗り換えコストは低いと考えられる。
同社の事業モデルにおいて、ユーザー数が増加することでサービスの価値が向上するようなネットワーク効果は発生しない。
小売業、特に美容室や呉服販売においては、スケールメリットによる圧倒的なコスト優位性を築くことは難しく、同社が構造的に低コストで生産・提供できる証拠は見当たらない。
美容室業界は多数の小規模事業者がひしめく競争環境であり、同社は一定の店舗網を持つものの、業界規模に対して最適化された少数寡占を形成しているとは言えない。着物販売も同様。
競合との比較優位
強気シナリオ
既存事業の収益性改善と新規事業の成長による業績回復
M&Aによる事業規模の拡大とシナジー創出
インバウンド需要の回復による着物事業の伸長
弱気シナリオ(モート侵食)
美容室業界における競争激化と価格低下圧力
着物市場の縮小と消費者の嗜好の変化
新規事業の失敗や不採算事業の継続による財務悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、同社が既存事業の競争力を維持・向上させられず、新規事業も軌道に乗らない状況が継続することが真実でなければならない。具体的には、美容室部門では競合他社による低価格攻勢やサービス向上により顧客が流出し、着物部門では伝統的な需要の減少や代替品の普及により売上が低迷する。さらに、積極的な投資を行った新規事業が期待したほどの収益を生み出せず、むしろコスト負担となって財務状況を悪化させる。結果として、市場からの評価が低下し、株価が低迷するシナリオが考えられる。M&A戦略も期待通りに進まず、むしろ統合コストやシナジー不足が顕在化する可能性も否定できない。
5年後のモート予測
既存事業の効率化と新規事業の成功により、売上・利益ともに着実な成長を遂げ、株価は緩やかに上昇する。
競争環境の厳しさから大きな成長は見込めず、現状維持に近い業績推移となり、株価も横ばい圏で推移する。
競争激化や市場縮小により業績が悪化し、財務状況も悪化。株価は低迷を続ける。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 34億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 16.7% | |
| 3. 利益の安定性 | 8年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -25.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 82.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.60倍 |
合格数:0/7 部分的合格