7509

アイエーグループ(7509)は何で稼いでいるか — 事業の柱と依存度

小売業 小売

事業の概要

  • 多角的な事業展開
    アイエーグループは、カー用品事業を主軸に、ブライダル事業、不動産事業、建設・エネルギー事業と多岐にわたる事業を展開しています。これにより、特定の市場変動リスクを分散し、安定的な収益基盤を構築していると考えられます。各事業が独立して収益を上げ、グループ全体の安定に貢献しています。
  • フランチャイズと自社運営
    カー用品事業では、オートバックスやスーパーオートバックスのフランチャイズ店舗を運営しており、ブランド力と仕入れの効率性を活用しています。一方で、ブライダル事業や不動産事業は自社ブランドで展開し、独自のサービスやノウハウを蓄積しています。これにより、多様な顧客ニーズに対応しています。
  • 店舗設備・営繕の内製化
    建設・エネルギー事業の子会社である株式会社アイエーエナジーは、グループ内の店舗設備や営繕業務の一部を担っています。これにより、外部委託コストの削減や、迅速な対応が可能となり、グループ全体の運営効率向上に寄与しています。また、エネルギー関連事業も手掛けることで、環境変化への対応力も高めています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
  • カー用品事業
    自動車用品の小売業を主軸とし、売上高319.51348億円、営業利益13.5423億円とグループの稼ぎ頭です。オートバックスやスーパーオートバックスのフランチャイズ店舗を運営しており、自動車関連市場の動向が業績に大きく影響します。安定した集客と効率的な店舗運営が収益の鍵となります。
  • ブライダル事業
    挙式・披露宴の企画・運営を行うゲストハウスウェディング事業で、売上高42.41643億円、営業利益2.38199億円を計上しています。少子化や結婚式の多様化といった市場環境の変化に対応しつつ、顧客満足度向上と他社との差別化を図ることで、競争力を維持しています。
  • 建設不動産事業
    不動産の売買や開発、建設関連事業を展開しており、売上高10.8439億円、営業利益0.34265億円です。保有不動産の価格変動リスクや法的規制の影響を受けやすい特性があります。投資基準の設定や出口戦略の確認を通じて、リスク管理を徹底し、安定的な収益確保を目指しています。
2025-03 セグメント別業績
セグメント区分売上(億)営業利益(億)営業利益率
CarPartsAndAccessories 事業 320 14 4.2%
Bridal 事業 42 2 5.6%
ConstructionAndRealEstate 事業 11 0 3.2%
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
FY2025|511 文字
3【事業の内容】 当社グループは、アイエーグループ株式会社(当社)及び連結子会社7社により構成されており、事業はカー用品事業、ブライダル事業、不動産事業、建設・エネルギー事業を行っております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループの事業に係る位置づけ、及びセグメントとの関連は、次の通りであります。報告セグメント事業内容当社又は子会社の事業における位置づけカー用品事業カー用品事業株式会社アイエー、株式会社アイエーオートバックス、株式会社アイエーマネージメントサービスブライダル事業ブライダル事業株式会社アルカンシエル、株式会社アルカンシエルプロデュース建設不動産事業不動産事業株式会社アイディーエム建設・エネルギー事業株式会社アイエーエナジー株式会社アイエーエナジーは、当社の店舗設備・営繕業務の一部を行っております。その他の事業その他の事業(経理・総務代行業)アイエーグループ株式会社  事業系統図は、次の通りであります。

事業の優位性(モート)

事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
価格決定力値上げを通せるか。強いほどインフレ耐性が高い 弱い
ブライダル事業で競合激化による価格競争の可能性があり、売上単価減少のリスクがあるため。
参入障壁新規参入を阻む要因の種類 規制
建設不動産事業は「宅地建物取引業法」「建設業法」「金融商品取引法」等の法的規制を受ける。
顧客集中度特定顧客への依存度。高いほど失注リスクが大きい 低い(分散)
景気敏感度業績が景気循環にどれだけ振られるか 中程度
設備投資の性質稼いだ現金がどれだけ設備維持に消えるか 混合
規制依存規制は障壁にも足枷にもなる 高い
会社が挙げる主要リスク:店舗展開における差入保証金回収リスク / 個人情報漏洩リスク / 固定資産の減損リスク
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 5 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
根拠:弱いブランド・特許・許認可

アイエーグループは特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという公開情報は見当たらない。事業内容は中古品の買取・販売であり、無形資産による競争優位性は限定的と判断される。

スイッチングコスト★☆☆☆☆
根拠:弱い乗り換えの手間・コスト

中古品小売業においては、顧客が特定の店舗やプラットフォームに強く依存するほどのスイッチング・コストは発生しにくい。ただし、一度利用した顧客が利便性や価格で再来店する可能性はあり、弱いシグナルとして1点とする。

ネットワーク効果☆☆☆☆☆
根拠:弱い利用者増が価値を生む

アイエーグループのビジネスモデルは、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を生み出す構造ではない。買取・販売は個々の取引であり、プラットフォーム型ビジネスとは異なる。

コスト優位★★☆☆☆
根拠:中程度同じ物を安く作れる

中古品は仕入れコストが変動するが、効率的な仕入れルートの開拓や、店舗運営におけるコスト管理能力が競争力の源泉となりうる。ただし、構造的なコスト優位を確立しているかは不明瞭であり、弱いシグナルに留まる。

規模の経済★★☆☆☆
根拠:中程度規模が参入障壁になる

中古品小売業界は多数のプレイヤーが存在する競争環境である。アイエーグループが業界規模に対して最適化された少数寡占を形成しているとは言えず、規模の経済による優位性は限定的である。複数店舗展開による効率化は存在する。

  • 多様な事業ポートフォリオ
    カー用品、ブライダル、不動産、建設・エネルギーと多角的な事業を展開しているため、特定の市場の景気変動やトレンドに左右されにくい強みがあります。これにより、リスクを分散し、安定した経営基盤を築いています。各事業が相互に補完し合うことで、グループ全体の成長を支えています。
  • フランチャイズのブランド力活用
    カー用品事業では、オートバックスやスーパーオートバックスといった知名度の高いフランチャイズブランドを活用しています。これにより、新規顧客獲得やブランド構築にかかるコストを抑えつつ、安定した集客と売上を確保しています。FC本部のノウハウや仕入れ力を活用できる点も強みです。
  • 地域密着型の店舗展開
    主要事業であるカー用品事業やブライダル事業は、関東・関西・中部・東北地区を中心に店舗を展開しています。地域に根差したサービス提供により、顧客との信頼関係を構築し、リピーターの獲得に繋げています。また、地域特性に応じた柔軟な店舗運営が可能です。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)

経営戦略

有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針当社グループは、「社員の成長と発展を願い、仕事環境の創出を致します。」「社会との関わりを大切にし、豊かな社会作りに貢献致します。」「時流変化を正しく認識し、絶えざる革新を行う企業経営に邁進致します。」を企業理念に掲げ、顧客から期待されていることの変化を正しく認識し、豊かさや楽しさを提供することを通じて社員が成長・発展することが、企業の安定的かつ持続的な成長につながることを確信した事業展開をしております。 (2) 経営環境及び対処すべき課題当社グループは、主に国内においてカー用品事業、ブライダル事業、建設不動産事業を行っており、いずれの事業も国内の景気動向や人口動態の影響を受けやすい業態でありますが、比較的人口の多い都府県の主要都市において店舗展開をしていることから、同業種の他社に比べて店舗立地に優位性があるとの判断をしております。カー用品市場につきましては、消費嗜好の多様化により、以前に比べて嗜好品としてよりも実用品としての役割を自動車に求める傾向が進んでいることに加えて、電気自動車の普及、自動運転の開発、シェアリング等の新たなサービスの拡大などの影響により、自動車を取り巻く環境は大きく変化し続けていくものと考えられます。ブライダル市場につきましては、婚姻率の低下や少子化の影響を受け、婚姻組数は緩やかに減少していくものと思われます。また、列席人数も減少傾向にあり、市場環境は厳しさを増しております。建設不動産市場につきましては、日銀の金融緩和政策の継続等、良好な資金調達環境のもと住宅需要は底堅く推移しておりますが、収益用不動産および建築価格の上昇により、経営環境は厳しさを増しております。  当社グループを取り巻く環境につきましては、少子化や高齢化に伴う市場の縮小と競合環境の激化に加え、相次ぐ自然災害による被害の拡大や、国際情勢のリスク長期化など多くの不確実性を抱えております。また、諸外国の金融政策に伴う為替の変動による、資源価格や原材料等の価格高騰を背景とした物価上昇を受け、個人消費意欲の減退が懸念されるなど、依然として不透明な状況が続くものと予想されます。 そのようななか、当社は「アイエーグループ中期経営計画」を策定し開示いたしました。その内容につきましてはグループ経営マスタープラン「~2030年に向けて~ 進化と挑戦」に則り、今後のグループ経営において中長期的に取り組むべき重点課題の見直しと、事業ごとの課題・戦略を明確にしたうえで、中期における目標数値を定めております。 重点課題については「理念の承継と共有」「時流にあった人材の育成と発掘」「グループ事業の進化」「経営基盤の強化」であると認識しており、それぞれの課題解決に向けて取り組むべき項目を毎期見直すことで明確にし、実行に移してまいります。 これまでの取り組みといたしまして、理念の承継と共有につきましては、企業理念の共有を図るための社内勉強会・講話等を実施しており、今後も継続してまいります。時流にあった人材の育成と発掘につきましては、事業に合わせた教育機会の創出や、人材活用のための制度変更の実施、採用チャネルの発掘と採用手法の進化による採用強化を行っております。グループ事業の進化につきましては、周辺事業領域の拡大を目指し、中古車買取・販売の質の向上に取り組むほか、新設した株式会社アイエーエナジーにおいて電気自動車用充電システムや太陽光発電設備の販売並びに設置工事に注力いたしました。経営基盤の強化につきましては、デジタル化の推進、販売管理費の無駄の削減や適切な在庫のコントロール、キャッシュ・フローの適切な管理に努めました。 2026年3月期の当社グループにおける各事業の主な実践項目としまして、カー用品事業につきましては、接客応対や技術の質を高めることと、利益率の高いピットサービス部門、中古車買取・販売に注力することで、競合他社との差別化に一層努めてまいります。ブライダル事業につきましては、人材育成を強化し式場ごとにお客様から高い評価を頂くことによりブランド価値を高めていくと共に、デジタル化を推進することでお客様の利便性向上と効率的な運営に注力してまいります。建設不動産事業につきましては、市場動向を踏まえた適切な不動産物件売買と、脱炭素社会を見据えた太陽光発電設備や電気自動車用充電システムに関連する事業領域の拡大に取り組んでまいります。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針当社グループは、「社員の成長と発展を願い、仕事環境の創出を致します。」「社会との関わりを大切にし、豊かな社会作りに貢献致します。」「時流変化を正しく認識し、絶えざる革新を行う企業経営に邁進致します。」を企業理念に掲げ、顧客から期待されていることの変化を正しく認識し、豊かさや楽しさを提供することを通じて社員が成長・発展することが、企業の安定的かつ持続的な成長につながることを確信した事業展開をしております。 (2) 経営環境及び対処すべき課題当社グループは、主に国内においてカー用品事業、ブライダル事業、建設不動産事業を行っており、いずれの事業も国内の景気動向や人口動態の影響を受けやすい業態でありますが、比較的人口の多い都府県の主要都市において店舗展開をしていることから、同業種の他社に比べて店舗立地に優位性があるとの判断をしております。カー用品市場につきましては、消費嗜好の多様化により、以前に比べて嗜好品としてよりも実用品としての役割を自動車に求める傾向が進んでいることに加えて、電気自動車の普及、自動運転の開発、シェアリング等の新たなサービスの拡大などの影響により、自動車を取り巻く環境は大きく変化し続けていくものと考えられます。ブライダル市場につきましては、婚姻率の低下や少子化の影響を受け、婚姻組数は緩やかに減少していくものと思われます。また、列席人数も減少傾向にあり、市場環境は厳しさを増しております。建設不動産市場につきましては、日銀の金融緩和政策の継続等、良好な資金調達環境のもと住宅需要は底堅く推移しておりますが、収益用不動産および建築価格の上昇により、経営環境は厳しさを増しております。  当社グループを取り巻く環境につきましては、少子化や高齢化に伴う市場の縮小と競合環境の激化に加え、相次ぐ自然災害による被害の拡大や、国際情勢のリスク長期化など多くの不確実性を抱えております。また、諸外国の金融政策に伴う為替の変動による、資源価格や原材料等の価格高騰を背景とした物価上昇を受け、個人消費意欲の減退が懸念されるなど、依然として不透明な状況が続くものと予想されます。 そのようななか、当社は「アイエーグループ中期経営計画」を策定し開示いたしました。その内容につきましてはグループ経営マスタープラン「~2030年に向けて~ 進化と挑戦」に則り、今後のグループ経営において中長期的に取り組むべき重点課題の見直しと、事業ごとの課題・戦略を明確にしたうえで、中期における目標数値を定めております。 重点課題については「理念の承継と共有」「時流にあった人材の育成と発掘」「グループ事業の進化」「経営基盤の強化」であると認識しており、それぞれの課題解決に向けて取り組むべき項目を毎期見直すことで明確にし、実行に移してまいります。 これまでの取り組みといたしまして、理念の承継と共有につきましては、企業理念の共有を図るための社内勉強会・講話等を実施しており、今後も継続してまいります。時流にあった人材の育成と発掘につきましては、事業に合わせた教育機会の創出や、人材活用のための制度変更の実施、採用チャネルの発掘と採用手法の進化による採用強化を行っております。グループ事業の進化につきましては、周辺事業領域の拡大を目指し、中古車買取・販売の質の向上に取り組むほか、新設した株式会社アイエーエナジーにおいて電気自動車用充電システムや太陽光発電設備の販売並びに設置工事に注力いたしました。経営基盤の強化につきましては、デジタル化の推進、販売管理費の無駄の削減や適切な在庫のコントロール、キャッシュ・フローの適切な管理に努めました。 2026年3月期の当社グループにおける各事業の主な実践項目としまして、カー用品事業につきましては、接客応対や技術の質を高めることと、利益率の高いピットサービス部門、中古車買取・販売に注力することで、競合他社との差別化に一層努めてまいります。ブライダル事業につきましては、人材育成を強化し式場ごとにお客様から高い評価を頂くことによりブランド価値を高めていくと共に、デジタル化を推進することでお客様の利便性向上と効率的な運営に注力してまいります。建設不動産事業につきましては、市場動向を踏まえた適切な不動産物件売買と、脱炭素社会を見据えた太陽光発電設備や電気自動車用充電システムに関連する事業領域の拡大に取り組んでまいります。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。①財政状態の分析流動資産 当連結会計年度末における流動資産は、前期と比べ552百万円増加し、11,862百万円となりました。これは主に棚卸資産610百万円の増加によるものであります。 固定資産 当連結会計年度末における固定資産は、前期と比べ、200百万円減少し、16,270百万円となりました。これは主に建物及び構築物269百万円の減少によるものであります。 流動負債 当連結会計年度末における流動負債は、前期と比べ、664百万円減少し、7,767百万円となりました。これは主に短期借入金948百万円の減少によるものであります。 固定負債 当連結会計年度末における固定負債は、前期と比べ、26百万円減少し、4,653百万円となりました。これは主に長期預り保証金231百万円の減少によるものであります。 純資産 当連結会計年度末における純資産は、前期と比べ、1,043百万円増加し、15,711百万円となりました。これは主に利益剰余金1,022百万円の増加によるものであります。 ②経営成績の分析 当連結会計年度における我が国経済は、経済活動の正常化が進み、雇用・所得環境の緩やかな持ち直しの動きが見られました。一方で、急激な物価上昇は落ち着きを見せているものの一部の食料品等においては上昇傾向であるほか、不安定な国際情勢や、諸外国の金融政策に伴う為替の変動等による消費マインドの動向を注視する必要があり、今後の国内経済の見通しは不透明な状況が続いております。 そのようななか、当社グループにおいては基幹事業であるカー用品事業は増収増益、ブライダル事業は増収減益となり、建設不動産事業は減収減益となりました。 なお、セグメント別の状況は以下の通りとなります。売上高につきましてはセグメント情報等の外部顧客への売上高を基準としております。 (カー用品事業) 商品売上において、タイヤ販売のほかオイル・バッテリーが好調に推移しました。収益性の高いピットサービス部門もタイヤ交換工賃を軸に順調に推移し、車の出張買取等の施策を強化した車両販売は、中古車需要の底堅さに支えられ前年を大幅に上回る推移をいたしました。また、当第3四半期会計期間における冬季商材の動きも好調であった結果、前年同期と比べ増収増益となりました。(ブライダル事業) 当連結会計年度における婚礼実施数が前年同期を下回りましたが、列席者数の増加に伴う婚礼単価の上昇と、婚礼施設を活用した法人宴会等の飲食売上の増加により補い、前年同期と比べ増収となりました。利益面においては、集客費用の増加と採用強化に伴う人件費の増加により、前年同期と比べ減益となりました。(建設不動産事業) 保有する不動産物件の戦略的な売却と収益性を重視した優良賃貸物件の賃貸稼働率の向上に努めましたが、前第3四半期会計期間において収益性の高い不動産物件売却をしていたため、前年同期と比べ減収減益となりました。(その他の事業) 2024年3月期第4四半期会計期間において、コメダ事業を譲渡したことから、前年同期と比べ減収となりました。利益面においては、販売費及び一般管理費の低減に努めた結果、前年同期と比べ増益となりました。 (総括) 以上の結果、当連結会計年度の売上高は37,289百万円(前年同期比4.6%増)となり、営業利益につきましては1,797百万円(前年同期比2.5%減)、経常利益につきましては1,895百万円(前年同期比3.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,254百万円(前年同期比6.5%減)となりました。 ③キャッシュ・フローの分析および資本の財源及び資金の流動性当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ、44百万円減少し、1,369百万円となりました。営業活動によるキャッシュ・フローは、1,485百万円の収入となり、前連結会計年度と比べ、103百万円の収入の減少となりました。これは、税金等調整前当期純利益による収入1,778百万円などによるものであります。投資活動によるキャッシュ・フローは、492百万円の支出となり、前連結会計年度と比べ、90百万円の支出の減少となりました。これは、有形固定資産の取得による支出491百万円などによるものであります。財務活動によるキャッシュ・フローは、1,037百万円の支出となり、前連結会計年度と比べ、454百万円の支出の減少となりました。これは、短期借入金の返済による支出780百万円などによるものであります。 資金調達の方法は主に銀行による借入を主としており、その主要な使途は事業運営のための運転資金、棚卸資産購入資金、固定資産取得のための資金などであります。事業年度において恒常的に生じる資金については短期借入金で対応し、長期的な回収計画に基づく出店等の投資については長期借入金で対応しております。また、当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは当社グループのカー用品事業、ブライダル事業、建設不動産事業及びその他事業に関わる店舗運営費用、不動産取得費用、各事業についての一般管理費等があります。また、設備資金需要としては店舗取得資金があります。これらに必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用及び金融機関からの借入により資金調達を行っており、運転資金及び設備資金につきましては、子会社のものを含めて当社において一元管理しております。当社グループの当期末の有利子負債の残高は、4,440百万円となっており、金利変動リスクに晒されないよう、調達目的に応じた変動金利及び固定金利の選択により対応しております。当社グループの事業の維持拡大および運営に必要な、運転資金と設備資金の調達は今後も可能であると考えております。 ④受注、仕入及び販売の実績a.受注残高 当連結会計年度末における受注残高は、次の通りであります。セグメントの名称受注残高(千円)前年同期比(%)ブライダル事業542,81491.8建設不動産事業746,9141,819.0合計1,289,729203.9 b.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績は、次の通りであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)金額(千円)前年同期比(%)カー用品事業 タイヤ2,480,02690.8ホイール630,85698.6カーオーディオ1,474,32778.0モータースポーツ関連用品578,42692.8オイル836,86386.8小物用品2,439,47380.4バッテリー575,73985.7物販小計9,015,71285.4サービス2,484,745101.5車輛仕入5,867,957138.8カー用品事業計17,368,415100.8ブライダル事業1,315,45699.8建設不動産事業2,098,52186.1報告セグメント計20,782,39399.1その他の事業629,20388.5合計21,411,59798.7 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績は、次の通りであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)金額(千円)前年同期比(%)カー用品事業 タイヤ5,357,518109.4ホイール763,966103.7カーオーディオ2,260,52193.9モータースポーツ関連用品845,071103.2オイル1,734,106103.6小物用品4,637,994104.9バッテリー1,344,965107.5物販小計16,944,144104.6サービス8,464,616101.5車輛販売6,546,575130.2カー用品事業小計31,955,336108.0内部売上消去等(△)△3,988 カー用品事業計31,951,348108.0ブライダル事業4,244,500100.1内部売上消去等(△)△2,857 ブライダル事業計4,241,643100.2建設不動産事業1,418,05071.3内部売上消去等(△)△333,659 建設不動産事業計1,084,39069.2   報告セグメント計37,277,382105.4その他の事業1,430,98884.9内部売上消去等(△)△1,418,798 その他の事業計12,1894.2合計37,289,572104.6(注)金額は、販売価格によっております。 ⑤重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ⑥経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、継続的な企業価値の拡大、当社グループの利害関係者との良好な関係を維持しつつ、経営の効率性や収益を高めることが必要と考え、「自己資本当期純利益率(ROE)」と「1株当たり当期純利益」を重要な指標として位置づけております。当連結会計年度末における「自己資本当期純利益率(ROE)」は、8.3%であり、「1株当たり当期純利益」は、863.97円となりました。これらの指標について、今後改善されるように取り組んでまいります。また、当社グループは、事業の成長性と収益性を重視する観点から、売上高および経常利益を経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標として位置付けております。当連結会計年度における売上高は37,289百万円となり、2023年5月12日に開示しております売上高目標36,000百万円に比べ、1,289百万円(3.6%増)の増収となりました。経常利益は、1,895百万円となり、経常利益目標1,500百万円に比べ、395百万円(26.3%増)の増益となりました。

事業リスク

  • 店舗展開における賃貸借契約リスク
    当社グループの店舗は、主に土地建物賃貸借契約や事業用定期借地契約で出店しており、多額の差入保証金を差し入れています。貸主の財政状態悪化や中途解約時の違約金発生により、保証金の回収不能や予期せぬ費用が発生し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。定期的なコミュニケーションや不動産購入検討でリスク軽減を図っています。
  • 個人情報漏洩による信用失墜リスク
    各事業で多くのお客様の個人情報を取り扱っており、情報漏洩が発生した場合、社会的信用の低下や損害賠償請求により、業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。高度化するサイバー攻撃や内部不正のリスクは常に存在します。個人情報保護管理規程の制定や情報管理意識の向上で対策を講じています。
  • 少子化によるブライダル事業の市場縮小リスク
    日本の人口動態における少子化や未婚率の増加は、将来的にブライダルマーケット全体の縮小を招く懸念があります。これにより、ブライダル事業の売上高が減少し、グループ全体の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。営業基盤の強化やブランディング戦略で市場縮小に対応しようとしています。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
FY2025|3,262 文字
3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 また、当社として必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する情報開示の観点から積極的に開示しております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 (当社グループ全体)・店舗展開について 当社グループの店舗は、主に土地建物賃貸借契約及び事業用定期借地契約により出店しており、その契約締結の際に貸主に差入保証金(敷金を含む)を差し入れております。 当該差入保証金(敷金を含む)は、契約期間内、および契約満了等による契約解約時に返還されることになっておりますが、契約に定められた期間満了前に中途解約した場合は、契約内容に従って解約違約金の支払が必要となる場合があります。 また、貸主の財政状態の悪化等により、差入保証金の全額を回収できない可能性があります。 このようなリスクを踏まえ、当社グループでは定期的に契約先様とコミュニケーションを図るよう心掛け、状況に応じて不動産購入も検討するようにし、店舗運営に影響を及ぼさないようにしております。 ・個人情報漏洩リスクについて 当社グループは、各事業において多くのお客様の個人情報を取り扱うことになります。 しかしながら、個人情報を狙った犯罪行為が高度化、巧妙化する等、個人情報等の機密情報の流出や不適切な取り扱いが発生するリスクを排除できない場合があります。万一、お客様の個人情報が漏洩した場合には、当社グループに対する社会的信用の低下により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクを踏まえ、当社グループでは個人情報保護管理規程を制定するとともに、その「個人情報に対する考え方」を当社ホームページに公開し社内外に通知することにより、情報管理への意識を高めるようにしております。 ・固定資産の減損 当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しております。今後、店舗等の収益の悪化などにより、新たに減損損失を計上することとなった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクを踏まえ、当社グループではあらかじめ固定資産の減損対象となる可能性がある事業所については、事業計画策定段階から綿密に計画を行い、事業運営に注力するよう心掛けております。 ・訴訟リスク 当社グループが事業活動を継続するにあたり、多種多様なリスクが存在し、内部統制の整備により内部管理体制を確立してもこれらを完全に排除することは不可能であり、当社グループを当事者とした訴訟の提起を受ける可能性があります。訴訟を提起された場合、その和解内容や判決によっては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクを踏まえ、当社グループではグループ各社において発生している、または恐れのある訴訟等の案件についてモニタリングを実施するとともに、必要に応じて迅速に対策を講じております。 ・自然災害および事故等について 当社グループの主要事業は、関東・関西・中部・東北地区での「カー用品事業」、「ブライダル事業」等の小売り、サービス業といった店舗運営であります。地震や台風による風水害等の自然災害および火災や停電等の予期せぬ事故等による場合、また、計画的な電力供給の停止による場合など、店舗の営業活動が相当期間阻害されたときには、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクを踏まえ、当社グループでは経営危機対策規程の策定、社員安否確認システムの構築、防災訓練などの対策を講じておりますが、自然災害等による被害を完全に排除できるものではありません。 (カー用品事業)・オートバックス及びスーパーオートバックスフランチャイズチェン契約について 当社グループのオートバックス及びスーパーオートバックスチェン店舗は、株式会社オートバックスセブン(以下「FC本部」という。)が運営するオートバックスチェン及びスーパーオートバックスチェンのフランチャイジーとして、自動車用品等の小売業を行っており、当社は当該事業を主たる業務としております。 オートバックスチェン及びスーパーオートバックスチェン・システムにおいては、オートバックスチェン店舗及びスーパーオートバックスチェン店舗の出店の都度、FC本部とフランチャイジーとの間でフランチャイズ契約(以下「オートバックスチェン契約」及び「スーパーオートバックスチェン契約」という。)を締結する必要があり、当社グループのオートバックスチェン店舗及びスーパーオートバックスチェン店舗についても同契約を締結しております。この制度の下では、新規出店の都度FC本部に出店の承認を申請し、許諾を得る必要があります。このチェン・システムにおいてはテリトリー制のような一定の商圏における出店の自由またその独占の保証はなく、一方、出店地域の制限はありません。FC本部に加盟申請がなされた場合、各店舗の開設申請地について、地域特性及び採算性を勘案し、出店の是非を決定することとされております。このため計画通りの出店が出来ない場合には、今後の当社の業容拡大に影響を及ぼす可能性があります。このようなリスクを踏まえ、当社グループでは出店計画も年に何店舗といった出店目標をたてるようなことはせず、商圏・地域特性・採算性等多角的な視点を持って出店判断を行い、かつFC本部とも密な連携を取るよう努めております。 オートバックス及びスーパーオートバックスチェン契約の概要は「第2事業の状況 5重要な契約等」をご参照ください。 (ブライダル事業)・少子化について 人口動態、未婚率の動向により、将来、ブライダルマーケット全体が縮小することが懸念されます。 当社グループの行うブライダル事業につきましても、将来、マーケットの縮小により売上高が減少する可能性があります。 このようなリスクを踏まえ、当社グループでは営業基盤の充実と拡大に向けた体制の強化や、ブランディング戦略を行うための営業本部設置を行っております。 ・競合について 挙式・披露宴のスタイルが多様化する中で当社グループが提供するゲストハウスウェディングは、比較的優位に推移しておりますが、異業種からの新規参入、同業他社との競合状況が激化した場合には、価格競争による売上単価減少となる可能性があります。 このようなリスクを踏まえ、当社グループでは他社との差別化とともに、顧客満足の更なる向上を目指し「質の向上プロジェクト」を設置しており、施設・人材等あらゆるものの質をあげるよう努めております。 (建設不動産事業)・保有不動産の価格変動に係るリスクについて 当社グループの行う建設不動産事業は、販売用不動産の資産を保有しております。そのため、当該資産の販売価格の低下に伴い、期待した収益をあげられない可能性があります。このようなリスクを踏まえ、当社グループでは一定の投資基準を設け、資産を購入する場合には投資検討委員会を開催し、出口戦略の確認まで行うようにしております。 ・法的規制に係るリスクについて 当社グループの建設不動産事業は、「宅地建物取引業法」「建設業法」「金融商品取引法」等による法的規制を受けており、関連許認可を得ております。当社グループは、これまでにこれら法的規制によって重大な影響を受けたことはありませんが、今後新たな規制の制定や改廃が行われた場合、人件費の高騰、外注費の増加、工事受注の制限等を受ける可能性があります。 このようなリスクを踏まえ当社グループでは適宜政府等の政策や規制等の動向について必要な情報収集等を行うよう努めております。

このページのバフェット流コメンタリーは順次自動生成中です。生成されると、ここに「数値の読み解き方」「同業比較」「投資判断のポイント」を表示します。

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が アイエーグループ の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →