事業の概要
- 繊維製品の売買と輸出入:ヤギグループは、当社と28の子会社、5の関連会社で構成され、主に様々な種類の繊維製品の売買や輸出入を行っています。これにより、国内外の市場で繊維製品を流通させ、収益を上げています。
- 多角的な事業展開:グループ全体で繊維製品のサプライチェーンに関わる多様な事業を展開しており、単一の事業に依存しない安定した収益基盤を築いています。これにより、市場変動リスクを分散し、持続的な成長を目指しています。
- セグメント別の事業運営:報告セグメントを複数設けており、それぞれが特定の事業領域を担当しています。これにより、各市場の特性に応じた専門的な戦略を実行し、効率的な事業運営と収益最大化を図っています。
出典: FY2021 有価証券報告書(AI要約)
セグメント構成
- 素材事業の売上貢献:素材事業は売上高221.41億円と、グループ内で最も大きな売上を誇る事業セグメントです。これは、衣料品や産業資材などに使われる様々な繊維素材の取引を通じて、グループ全体の収益基盤を支える中核事業であることを示しています。
- アパレル事業の売上規模:アパレル事業は売上高426.33億円と、素材事業に次ぐ規模を持つ重要なセグメントです。これは、最終製品としての衣料品の企画、製造、販売を通じて、消費者に直接価値を提供し、グループの売上を大きく牽引していることを意味します。
- 多様な事業領域での収益確保:ライフスタイル事業(73.4億円)、ブランドリテール事業(106.56億円)、不動産事業(6.05億円)など、多岐にわたるセグメントを展開しています。これにより、繊維製品の枠を超えた多様な収益源を確保し、特定の市場変動リスクを分散しながら安定した事業運営を目指していることが伺えます。
2025-03 セグメント別業績
| セグメント | 区分 | 売上(億) | 営業利益(億) | 営業利益率 |
|---|---|---|---|---|
| MaterialSegment | 事業 | 221 | − | − |
| LifestyleSegment | 事業 | 73 | − | − |
| ApparelSegment | 事業 | 426 | − | − |
| BrandRetailSegment | 事業 | 107 | − | − |
| RealEstateSegment | 事業 | 6 | − | − |
有価証券報告書「事業の内容」の全文を見る(年度切替)
3【事業の内容】当企業集団は、当社、子会社28社及び関連会社5社で構成され、各種繊維製品の売買及び輸出入を主たる業務として事業を行っております。その概要図は下記のとおりであります。なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。 (注)1.上記概要図の※は連結子会社であります。2.上記概要図の※2は持分法適用会社であります。
事業の優位性(モート)
事業の質(有価証券報告書から抽出)
数字に出ない事業の性質を、同じ物差しで全銘柄そろえています。FY2025時点の記載が出典です。
| 規制依存規制は障壁にも足枷にもなる | 高い |
|---|
会社が挙げる主要リスク:企業イメージの低下(環境・社会に関するリスク) / 法令違反(法令・規程に違反するリスク) / 情報管理に関わるリスク(情報システム及び情報セキュリティに関するリスク)
同じ条件で他の銘柄を探す → 定性スクリーニング(価格決定力・参入障壁・景気敏感度などで絞り込めます)
モート総合 4 / 25 5類型それぞれの強度と、そう判定した根拠
無形資産☆☆☆☆☆
ヤギ(7460)の財務サマリデータが未収録のため、ブランド、特許、規制ライセンス、独占的IPなどの無形資産に関する具体的な評価は困難です。公開情報が限定的であり、詳細な分析には追加情報が必要です。
スイッチングコスト★☆☆☆☆
卸売業という性質上、既存顧客との取引関係は一定のスイッチング・コストを生む可能性があります。しかし、ヤギ(7460)に特化した高いスイッチング・コストを示す具体的な証拠は現時点では確認できません。取引の継続性はある程度見込まれます。
ネットワーク効果☆☆☆☆☆
ヤギ(7460)の事業内容(卸売業)において、ネットワーク効果が競争優位の源泉となる可能性は低いと考えられます。ユーザー数の増加が直接的にサービスの価値を高めるようなビジネスモデルではないため、ネットワーク効果によるモートは期待できません。
コスト優位★☆☆☆☆
卸売業においては、仕入れ交渉力や物流効率がコスト優位に繋がり得ます。ヤギ(7460)が業界内で顕著なコスト優位性を持っていることを示す具体的なデータはありませんが、規模の経済や効率化による一定のコスト管理は行われていると推測されます。
規模の経済★★☆☆☆
ヤギ(7460)の具体的な市場シェアや業界内での位置づけに関する詳細データは現時点では不明です。しかし、卸売業は一般的に規模の経済が働きやすく、一定の事業規模を持つことで効率性が高まる可能性があります。業界内での競争力は規模に依存する部分があると考えられます。
- 広範なグループネットワーク:当社は28の子会社と5の関連会社からなる広範な企業集団を形成しており、これにより国内外での事業展開において強固なネットワークと連携力を有しています。このネットワークは、多様な繊維製品の調達から販売までを効率的に行い、事業の安定性を高める基盤となっています。
- 繊維製品の専門性と経験:長年にわたり各種繊維製品の売買及び輸出入を主たる業務としてきた実績と専門知識は、ヤギグループの大きな強みです。これにより、品質の高い製品を安定的に供給し、顧客からの信頼を獲得しています。
- 市場変化への適応力:報告セグメントの区分変更を適宜行うなど、市場環境の変化に柔軟に対応する姿勢が見られます。これにより、常に最適な事業構造を追求し、競争力を維持・向上させるための基盤を構築しています。
出典: FY2021 有価証券報告書(AI要約)
経営戦略
有価証券報告書「経営方針・対処すべき課題・MD&A」の全文を見る(年度切替)
経営方針・経営戦略
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1)経営の基本方針当社130年の歴史において、繊維産業は幾度となく大きな変化を経験しました。その中にあって、社是である「終始一誠意」を規範とし、時代と社会の変化に機敏に対応しながらビジネスを展開してまいりました。変革の時代といわれる今日においても、既存の領域にとらわれない新たな価値の創出やそれを通じた競争力の強化が求められており、この「終始一誠意」を規範に、新しい価値の創造とグローバルな挑戦を行い、人々の生活によろこびを与え豊かな社会に貢献していくことを、当社は経営の基本方針としております。(2)経営環境及び対処すべき課題、中長期的な経営戦略当社グループを取り巻く事業環境は、日本国内におけるインバウンド需要は引き続き比較的安定的に推移すると見込まれる一方で、長期化する為替変動や物価上昇、米国による関税政策の影響などにより、不透明な状態が継続しております。また、消費マインドの多様化、DX推進による事業構造の効率化や、SDGs達成へ向けた社会的価値への対応など構造的な変化も進展しております。このような状況の下、当社グループは、1893年の創業以来固く守り抜いてきた社是「終始一誠意」を規範とし、経営の効率性を高めながら、新しい価値を創造するリーディングカンパニーを目指し、2026年3月期を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画「Heritage to the future」の「事業」「グローバル」「グループ経営」「人材」「ESG」の5つの基本戦略をもとに持続的成長の基盤づくりに取り組んでまいります。 基本戦略の概要は次のとおりです。a.事業戦略(a)セグメントグループでの収益力強化(b)ポートフォリオでの選択と集中b.グローバル戦略(a)サステナブル・ブランド・デジタルの3つの視点でグローバル展開c.グループ経営戦略(a)グループマネジメントの進化(b)グループ内のDX基盤の構築d.人材戦略(a)グループ人材や組織制度の連携強化(b)人材活性化環境の整備e.ESG戦略(a)CSV経営の実践(b)コーポレートガバナンスの強化(3)目標とする経営指標これらにより、2026年3月期の当社グループの通期の業績予想につきましては、売上高は90,000百万円、営業利益は3,600百万円、経常利益は3,800百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は2,650百万円となる見込みであります。なお、本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。今後におきましても、1893年の創業以来、固く守り抜いてきた社是「終始一誠意」を規範とし、当社グループ一丸となって経営の効率性向上を進め、新しい価値を創造できるリーディングカンパニーを目指し努力を重ねてまいります。
対処すべき課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1)経営の基本方針当社130年の歴史において、繊維産業は幾度となく大きな変化を経験しました。その中にあって、社是である「終始一誠意」を規範とし、時代と社会の変化に機敏に対応しながらビジネスを展開してまいりました。変革の時代といわれる今日においても、既存の領域にとらわれない新たな価値の創出やそれを通じた競争力の強化が求められており、この「終始一誠意」を規範に、新しい価値の創造とグローバルな挑戦を行い、人々の生活によろこびを与え豊かな社会に貢献していくことを、当社は経営の基本方針としております。(2)経営環境及び対処すべき課題、中長期的な経営戦略当社グループを取り巻く事業環境は、日本国内におけるインバウンド需要は引き続き比較的安定的に推移すると見込まれる一方で、長期化する為替変動や物価上昇、米国による関税政策の影響などにより、不透明な状態が継続しております。また、消費マインドの多様化、DX推進による事業構造の効率化や、SDGs達成へ向けた社会的価値への対応など構造的な変化も進展しております。このような状況の下、当社グループは、1893年の創業以来固く守り抜いてきた社是「終始一誠意」を規範とし、経営の効率性を高めながら、新しい価値を創造するリーディングカンパニーを目指し、2026年3月期を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画「Heritage to the future」の「事業」「グローバル」「グループ経営」「人材」「ESG」の5つの基本戦略をもとに持続的成長の基盤づくりに取り組んでまいります。 基本戦略の概要は次のとおりです。a.事業戦略(a)セグメントグループでの収益力強化(b)ポートフォリオでの選択と集中b.グローバル戦略(a)サステナブル・ブランド・デジタルの3つの視点でグローバル展開c.グループ経営戦略(a)グループマネジメントの進化(b)グループ内のDX基盤の構築d.人材戦略(a)グループ人材や組織制度の連携強化(b)人材活性化環境の整備e.ESG戦略(a)CSV経営の実践(b)コーポレートガバナンスの強化(3)目標とする経営指標これらにより、2026年3月期の当社グループの通期の業績予想につきましては、売上高は90,000百万円、営業利益は3,600百万円、経常利益は3,800百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は2,650百万円となる見込みであります。なお、本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。今後におきましても、1893年の創業以来、固く守り抜いてきた社是「終始一誠意」を規範とし、当社グループ一丸となって経営の効率性向上を進め、新しい価値を創造できるリーディングカンパニーを目指し努力を重ねてまいります。
MD&A(経営者による分析)
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における我が国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善、昨年からのインバウンド需要の継続などを背景に緩やかな回復基調で推移しました。一方で、世界的な政情不安や経済減速の懸念、長期化する為替変動や物価上昇の影響などにより、企業活動を取り巻く環境は依然として不透明な状態が続いております。このような経営環境のもと当社グループは、2026年3月期を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画2026「Heritage to the future」の2期目として、持続的成長の基盤づくりに注力し、「事業」「グローバル」「グループ経営」「人材」「ESG」の5つを基本戦略として取り組んでおります。これらの結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。①財政状態及び経営成績の状況(ア)財政状態当連結会計年度末における総資産は前連結会計年度末と比べ5,129百万円増加し、79,196百万円となりました。流動資産は前連結会計年度末と比べ104百万円増加し55,969百万円、固定資産は前連結会計年度末と比べ5,025百万円増加し23,227百万円となりました。当連結会計年度末の負債合計は前連結会計年度末と比べ1,992百万円増加し、36,020百万円となりました。流動負債は前連結会計年度末と比べ612百万円増加し24,649百万円、固定負債は前連結会計年度末と比べ1,379百万円増加し11,370百万円となりました。当連結会計年度末の純資産合計は前連結会計年度末と比べ3,136百万円増加し、43,176百万円となりました。(イ)経営成績当連結会計年度の当社グループの業績は、売上高83,376百万円(前期比0.6%増)、営業利益3,572百万円(前期比12.3%増)、経常利益3,766百万円(前期比17.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,625百万円(前期比26.5%増)となりました。当連結会計年度におけるセグメント別の経営成績は次のとおりであります。なお、各セグメントの経営成績につきましては、セグメント間の内部取引高を含めて表示しております。[マテリアル事業]中国、東南アジア等からの輸入製品の依存が高くなったことで、国内製品の需要が減少しました。こうした中、天然繊維については、引き続き国内産地の需要が減退したことなどにより売上高は減少しましたが、在庫水準の適正化を進めたことなどにより利益は増加しました。合成繊維については、車両関連素材は取引先の在庫調整などにより売上高が減少しましたが、作業手袋関連素材の販売数量増加や高付加価値商材の販売拡大が利益の増加に貢献しました。また、生地については、海外販売などの増加により売上高が伸長したことに加え、仕入コスト上昇分の適切な価格転嫁や在庫水準の適正化が進み増益となりました。この結果、売上高は,22,986百万円(前期比7.1%減)、セグメント利益(経常利益)は496百万円(前期比19.1%増)となりました。[ライフスタイル事業]主力であるダストコントロール商材については、新製品供給の一巡による生産調整の影響が長引いたことで売上高は減少しました。一方、タオルや化粧雑貨などの生活資材については、為替の影響で苦戦したものの、製造コストの見直しや価格改定を行いながら、高付加価値商材の販促を進めたことで利益の増加に貢献しました。この結果、売上高は7,356百万円(前期比9.5%減)、セグメント利益(経常利益)は667百万円(前期比9.9%増)となりました。[アパレル事業]インバウンド需要の継続や賃上げなどが国内需要を下支えし、アパレル市場における消費意欲は底堅く推移しました。こうした中、主力であるOEM事業については、主要な取引先への提案や取り組みの深耕を図り、中高価格帯の商材取り扱いに注力したことにより、売上高は増加しました。また、円安の影響が長引いているものの、生産背景の集約や仕入先との関係構築により原価や物流経費などのコスト削減に取り組むなど効率化を図ることで利益についても増加しました。この結果、売上高は43,567百万円(前期比3.9%増)、セグメント利益(経常利益)は2,957百万円(前期比8.3%増)となりました。 [ブランド・リテール事業]年間を通して天候要因の影響がありましたが、円安によるインバウンド需要は継続している中で、新規出店や商品カテゴリの拡充などに努めました。こうした中、主力であるブランド事業については、旗艦店を含む新規出店店舗が好調に推移したことに加え、適正な販売価格の設定及び在庫水準の見直しによる機会損失の低減などにより売上高は増加しました。この結果、売上高は10,655百万円(前期比14.0%増)、セグメント利益(経常利益)は1,036百万円(前期比0.3%減)となりました。[不動産事業]賃貸事業において、新規テナントの成約増により売上高は増収となりましたが、テナント撤退に伴う損失を計上したことなどにより利益は減少しました。この結果、売上高は867百万円(前期比11.6%増)、セグメント利益(経常利益)は300百万円(前期比9.2%減)となりました。②キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前当期純利益の計上等により、前連結会計年度末に比べ、1,750百万円(17.4%)増加し、当連結会計年度末には11,789百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において営業活動により資金は4,561百万円増加しました。これは主に税金等調整前当期純利益の計上等によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において投資活動により資金は3,371百万円減少しました。これは主に投資有価証券の取得による支出によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において財務活動により資金は436百万円増加しました。これは主に長期借入れによる収入によるものであります。③生産、受注及び販売の実績(ア)生産実績生産金額は売上高と概ね連動しているため、記載は省略しております。(イ)販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度自 2024年4月1日至 2025年3月31日 金額(百万円)前年同期比(%)マテリアル事業22,98692.9ライフスタイル事業7,35690.5アパレル事業43,567103.9ブランド・リテール事業10,655114.0不動産事業867111.6合計85,433100.6(ウ)仕入実績仕入高は売上高と概ね連動しているため、記載は省略しております。(エ)成約実績成約高と売上高との差額は僅少であるため、記載は省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。①財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容(ア)経営成績等a.財政状態流動資産当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ104百万円増加し、55,969百万円となりました。これは、現金及び預金が増加したことが主な要因であります。固定資産当連結会計年度末における固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べ5,025百万円増加し、23,227百万円となりました。これは、投資有価証券が増加したことが主な要因であります。流動負債当連結会計年度末における流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ612百万円増加し、24,649百万円となりました。これは、未払法人税等が増加したことが主な要因であります。固定負債当連結会計年度末における固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べ1,379百万円増加し、11,370百万円となりました。これは、長期借入金が増加したことが主な要因であります。純資産当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ3,136百万円増加し、43,176百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益が2,625百万円計上されたことが主な要因であります。b.経営成績営業損益当連結会計年度における営業利益は、前連結会計年度に比べ391百万円増加し、3,572百万円となりました。これは、売上総利益が2,170百万円増加したことが主な要因であります。営業外損益営業外収益は、前連結会計年度に比べ2百万円減少し、479百万円となりました。営業外費用は、貸倒引当金繰入額の減少等により前連結会計年度に比べ172百万円減少し、285百万円となりました。この結果、経常利益は前連結会計年度に比べ560百万円増加し、3,766百万円となりました。特別損益特別利益は、投資有価証券売却益261百万円の計上により261百万円となりました。特別損失は、投資有価証券評価損45百万円の計上等により127百万円となりました。この結果、税金等調整前当期純利益は前連結会計年度に比べ686百万円増加し、3,900百万円となりました。(イ)経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容a.事業全体及び分野別の経営成績の現状当連結会計年度の事業全体及び分野別の経営成績に対する認識及び分析等につきましては、「[経営成績等の状況の概要]の(イ)経営成績」に記載のとおりであります。b.当連結会計年度の経営計画の達成状況2025年3月期(百万円)売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益計 画83,0003,4003,5002,200実 績83,3763,5723,7662,625計 画 比376(0.5%)172(5.1%)266(7.6%)425(19.3%) 上記の表の計画は、2024年11月8日に公表した、連結業績予想の数値であります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報(ア)キャッシュ・フローの状況当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「[経営成績等の状況の概要]の②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。(イ)契約債務2025年3月31日現在の契約債務の概要は以下のとおりであります。 年度別要支払額(百万円) 契約債務合計1年以内1年超3年以内3年超5年以内5年超 短期借入金4,2404,240--- 長期借入金9,1009005,0003,200-上記の表において、連結貸借対照表の1年内返済予定の長期借入金は、長期借入金に含めております。また、当社グループの第三者に対する保証は、関係会社の借入金等に対する債務保証であります。保証した借入金等の債務不履行が保証期間に発生した場合、当社グループが代わりに弁済する義務があり、2025年3月31日現在の債務保証額は、9百万円であります。(ウ)財務政策当社グループは、運転資金及び設備資金につきましては、内部資金または金融機関からの借入金により資金調達することにしております。また、国内子会社とのグループファイナンスの実施などにより、グループとしての資金効率を高めるようにしております。③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって採用された重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)及び注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。なお、連結財務諸表の作成にあたっては、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示情報に影響を与える見積り及び予測が必要となります。この点、当社グループは、過去の実績や状況等を勘案し、合理的と判断される見積り及び予測を継続的に行っておりますが、実際の結果については、これらの見積りと異なる場合があります。ただし、今後の状況の変化によって判断を見直した結果、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において重要な影響を与える可能性があります。
事業リスク
- 企業イメージと法令違反のリスク:環境・社会問題への対応不足や法令違反(関税法、ワシントン条約、品質表示法など)が発生した場合、企業のブランドイメージが著しく低下し、株価や事業活動に大きな悪影響を及ぼす可能性があります。これにより、顧客や取引先の離反、事業活動の制限、最悪の場合には信用の大幅な低下につながる恐れがあります。
- 情報管理と個人情報漏洩のリスク:サイバー攻撃、マルウェア感染、従業員による情報漏洩、自然災害によるシステム停止など、情報システムや個人情報の管理に関するリスクは多岐にわたります。これらの脅威が現実化した場合、業務の停止や効率性の低下、さらには社会的信用の失墜や損害賠償責任が発生し、経営成績や財政状態に深刻な影響を与える可能性があります。
- M&Aと事業投資に伴うリスク:M&Aや新規事業への投融資は企業価値向上の機会ですが、市場環境の変化や事業計画の未達により、投下資金の回収が遅延または不能となるリスクがあります。これにより、減損損失や貸倒引当金繰入が発生し、その規模によっては当社グループの経営成績および財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。
出典: FY2025 有価証券報告書(AI要約)
有価証券報告書「事業等のリスク」の全文を見る(年度切替)
3【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりです。なお、表にある発生の可能性や影響度及び将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり不確実性を内包しているため、実際の結果とは異なる可能性があります。また、以下はすべてのリスクを網羅するものではなく、本書提出日現在において予見できない、または重要と認識していないリスクの影響を受ける可能性があります。以下のリスクのうち、喫緊のリスクに関しては、後方ページの「第4[提出会社の状況]4[コーポレート・ガバナンスの状況等](1)[コーポレート・ガバナンスの概要]」に掲載しております会議体のうち適切な会議において常に報告と検討がなされ対応しております。緊急を要さない管理面上のリスクについては、毎年「リスク事項報告書」を作成し、本部長会議に報告がなされ検討を行い、対策を講じております。 (1)主要な事業等のリスクの発生可能性と影響度のまとめNo.リスク区分リスク項目発生の可能性影響度①企業イメージの低下環境・社会に関するリスク高大②法令違反法令・規程に違反するリスク高大③情報管理に関わるリスク情報システム及び情報セキュリティに関するリスク高大④情報管理に関わるリスク個人情報に関するリスク高大⑤企業買収問題M&Aや事業投資に伴うリスク高大⑥自然災害自然災害のリスク高大⑦その他信用リスク、不良債権発生リスク高大⑧その他訴訟等に関するリスク高大⑨法令違反コンプライアンスリスク低大⑩国際問題カントリーリスク中大⑪その他想定を超える非常事態リスク中大⑫企業イメージの低下ファッションにおけるCSRに関するリスク低大⑬急激な市場変化生産・仕入価格変動リスク高中⑭規制強化・緩和法規制、法改定等に関するリスク高中⑮その他人材に関するリスク高中⑯急激な市場変化株価等の変動リスク中中⑰急激な市場変化在庫リスク中中⑱急激な市場変化金利の変動や資金調達におけるリスク中中注1.「リスク区分」は当社のリスク管理規程において定義されているリスクの一部です。 2.「その他」は「その他、財務諸表に大きな影響を及ぼす事項」です。 (2)主要な事業等のリスクの内容等①区分企業イメージの低下リスク項目環境・社会に関するリスク発生の可能性:高影響度:大・リスクの内容サステナビリティ経営の高度化が要求されるなか、当社の対応不足によりステークホルダーが離反し、株価への影響やブランド力の低下につながり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。・対応策サステナビリティ委員会を発足し、社会的(非財務)価値と経済的価値の両方を同時に生み出す「価値創造型の事業活動」を展開しております。特に社会的価値の創造においては、ESG戦略の実践を通じ、数値目標を含むサステナビリティに関する基本理念や行動指針を策定・開示することで、ステークホルダーとの共創と信頼構築を図っております。 ②区分法令違反リスク項目法令に違反するリスク発生の可能性:高影響度:大・リスクの内容当社グループは、国内外で様々な活動を展開しております。これらにはそれぞれ関連する法令・規制があり、以下に記載するような違反が行われる、あるいは看過されるリスクがあります。a. 不正薬物や知的財産が侵害された商品の輸入等(関税法違反)b. 規制対象の動植物の輸入(ワシントン条約違反)c. 低価申告、加算要素申告漏れや原産地虚偽記載等(関税逋脱) d. その他法令違反(品質表示法、家畜伝染病予防法、食品衛生法、外国為替及び外国貿易法、商標法/意匠法、薬機法、労働基準法、人権関連法令 等)これらの法令・規制に抵触すると事業活動に制限を受け、最悪の場合は信用の大幅低下にもつながり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。・対応策当社グループでは「法令遵守は企業責任である」という意識を徹底し、コンプライアンスに関しては自律分散型組織(営業部門・管理部門・内部監査部門)となるべく、取締役及び全従業員がこれを意識し、その強化に努めています。また、社内外にコンプライアンス通報窓口を設置するとともに、特にコンプライアンス違反が窺われる取引先との接触や取引は情報が入った時点で即座に回避・禁止・中止・撤退するよう日常的に各部署でのチェックと法務審査部門からの注意喚起を行い意識の徹底を図っております。 ③区分情報管理に関わる危機リスク項目情報システム及び情報セキュリティに関するリスク発生の可能性:高影響度:大・リスクの内容業務効率化や情報共有等のため、情報システムを構築・運用しておりますが、リスクとして以下の脅威を想定しております。a. 意図的脅威標的型攻撃やマルウェア感染、Webサイトの改ざんなど外部からの悪意のある行為によるリスク。従業員や元従業員が機密データを持ち出す内部不正の行為によるリスク。b. 偶発的脅威従業員に貸与しているPCの盗難・紛失や、操作ミスにより機密情報を漏洩させてしまう行為によるリスクc. 環境的脅威自然災害等に伴うITシステム設備の被害、ハードウエアの故障、ソフトウエアのバグやアップデートの失敗等による情報システムの停止によるリスクこれらの脅威が発生した場合、業務の停止や業務効率性の低下を招くほか、被害の規模によっては、将来の当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。・対応策当社グループでは以下の対策を講じております。a. 従業員へのセキュリティ講習等を通じた標的型攻撃メールへの対応方法等の周知徹底b. ウィルス対策ソフトの常時最新化と、ファイルサーバーやアクティブディレクトリーへの許可されたアクション以外を制限するソフトの導入と運用c. 記録媒体へのデータコピーの禁止、退職者のメールアカウントのパスワード変更等による従業員の不正・不注意に起因する機密データ漏洩の防止d. 企業経営に関する主要なデータの強固な暗号化と、バックアップ機器及びクラウドスペースへの同期等によるランサムウェアや災害への対策e. 基幹システムなどの重要なサーバーの耐震性が高いデータセンターでの稼働なお、これらの対策を超越する高度なサイバー攻撃や、最大級の災害や戦争、そして規則を遵守しない従業員等による不正等が発生した場合は、防ぐことができないことが想定されます。 ④区分情報管理に関わる危機リスク項目個人情報に関するリスク発生の可能性:高影響度:大・リスクの内容個人情報保護に関し、予期せぬ事由により外部に情報が漏洩し、社会的信用の低下や損害賠償責任が生じた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。・対応策経営戦略部が主管となり情報の取り扱いや管理等につき安全管理体制を整え、リスクの発生防止に努めております。主な対応策については以下のとおりであります。a. メールサーバーでのウィルス、スパムメールチェックb. 不適切なWebサイトへのアクセスを遮断するウェブフィルタリングとマルウエアブロッキング(外部の悪意のあるサーバーとの通信をブロック)c. インターネットからの不正な侵入や、社内からの不要な通信を止めるファイアウォールd. パソコンや社内のサーバーへのセキュリティ対策ソフトの導入e. 許可しないパソコンの社内ネットワークへの接続禁止f. 定期的な従業員へのセキュリティ教育や他社のセキュリティ事故を教訓とした注意喚起 ⑤区分企業買収問題リスク項目M&Aや事業投資に伴うリスク発生の可能性:高影響度:大・リスクの内容M&Aや新規事業への投融資は、企業価値を高めるために、新市場・新領域への進出に必要なノウハウや技術・人脈を効率的に獲得し、事業基盤構築を速やかに行うために必要に応じて実施しております。しかしながら、事前の調査・検討にもかかわらず、市場環境や競争環境に著しい変化があった場合や、買収した事業が計画通りに進捗せず、投下した資金が回収の遅延や不能につながり、将来の回復可能性が見込めないときには、減損損失や貸倒引当金繰入を計上することとなり、その規模によっては当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。・対応策M&Aや新規事業への投融資にあたっては、様々な分野の専門部署で編成された投資決定体制の下、外部機関の助言を得ながら投資案件の獲得・審査・事業計画の策定、リスクの指摘、撤退基準の策定、投資案件のレビュー等を行っております。これらを基に投資決定会議でその内容について検討を行い、経営会議で最終意思決定を行っております。 ⑥区分自然災害リスク項目自然災害のリスク発生の可能性:高影響度:大・リスクの内容地震、風水害などの自然災害により、従業員等とその家族や社屋・事務所・設備等に直接的または間接的な被害が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。・対応策リスク管理規程ならびに緊急事態対策規程により対応策を定め、従業員等安否確認システムの整備や、重要拠点の耐震化、2本社制の導入、データバックアップのクラウド化等によりリスクの低減を図っております。 ⑦区分その他リスク項目信用リスク、不良債権発生リスク発生の可能性:高影響度:大・リスクの内容当社グループでは、国内外の様々な取引先に対し信用供与を行っておりますが、取引先の信用状況の悪化や経営破綻により、当社グループの経営成績及び財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。・対応策信用リスクを低減すべく与信管理規程を定め、規程に則って管理を行っております。販売の開始、継続にあたっては、限度枠と信用格付を設定し営業部との協業や当社において蓄積した調査会社の情報を基に販売先の経営状態を把握しております。また、必要に応じて担保を設定するなどリスクの回避に努めております。営業部には与信講習会を繰り返し実施することで従業員の意識向上を図っております。 ⑧区分その他リスク項目訴訟等に関するリスク発生の可能性:高影響度:大・リスクの内容当社グループの事業活動において様々な事象が訴訟の対象となり得ます。特に取扱商品が第三者の知的財産を侵害し、権利者から損害賠償を請求される恐れがあります。これら訴訟の規模・内容によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。・対応策新規取引や新規事業に関しては開始前に、顧問弁護士を交えた契約関係のリーガルチェックを徹底し、考え得る訴訟リスクを回避するよう努めております。知的財産関連につきましては商標使用前に、法務担当への事前連絡、類似商標チェックを徹底しております。判別が難しい商標については、弁理士への調査を徹底し、知的財産を侵害しないよう努めています。特許などの知財についても同様の対応を行っており、従業員の意識向上のため不定期ですが社内講習を実施しております。また、万が一、訴訟が提起された場合、専門家と連携し、被害を最小限に抑えるように対応しております。 ⑨区分法令違反リスク項目コンプライアンスリスク発生の可能性:低影響度:大・リスクの内容コンプライアンス違反が発生した場合、企業イメージの低下にとどまらず、企業イメージの棄損につながり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼすことになります。代表例としては以下のとおりです。a. 社内、関係取引先でのハラスメント行為。b. 架空取引、循環取引などの不正取引を行う、あるいは不正取引に加担する。・対応策コンプライアンスは事業活動における根本であり、当社グループ全役員、従業員に意識向上のためコンプライアンスマニュアルを周知徹底し、創業以来の社是である「終始一誠意」と経営理念に掲げる精神に則り、一人ひとりが法令・社内規則・諸規程を遵守することの重要性を認識させております。また、社内通報窓口と社外通報窓口を設置しており、諸問題の早期発見と適切な対応に努めております。a. に関しては「ハラスメント防止規程」を社内ポータルサイトに掲載するとともに、社内研修を実施し、従業員に周知しています。b. に関しては営業部門・管理部門に対しマニュアルや社内ルールを徹底させるとともに内部監査部門により内部統制評価を実施し、適切な業務が遂行できているかを検証し、不正取引に巻き込む、巻き込まれることへの対策に努めております。 ⑩区分国際問題リスク項目カントリーリスク発生の可能性:中影響度:大・リスクの内容当社グループはアパレル製品の生産を主に中国や東南アジアをはじめとする海外で行っております。生産国において政策や法令の変更、テロ、戦争、パンデミック等の予測を超えた事象が発生すると、生産活動や輸送に制限が加わることで遅延が発生し、場合によっては生産ができない状況に陥る恐れもあります。また、生産国以外でも、金利の急激な上昇や収拾のつかない国際紛争等による急激な円安や原油価格の高騰によりコストが大幅に上昇し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。・対応策当社グループは、生産体制において特定地域への依存を回避するため、複数の国・地域に生産拠点を分散し、地政学的リスクや自然災害等の不測の事態に備えており、物流網の多様化を進め、代替ルートの確保にも注力することで、サプライチェーン全体の強靭化を図っております。また、為替変動や原油価格の高騰といったコスト上昇リスクについては、取引先との継続的な協議を通じて価格調整や取引条件の見直しを行い、影響の最小化に努めております。なお、国際情勢の変化などについては、関係当局や業界団体、専門機関等からの情報収集を通じて早期に把握し、迅速かつ柔軟に対応できる体制を整えております。 ⑪区分その他リスク項目想定を超える非常事態リスク発生の可能性:中影響度:大・リスクの内容感染症拡大によるパンデミックや大規模な国際紛争、テロ等の重大な犯罪行為、天災など、想定の規模をはるかに超える非常事態が起こると、商品の生産、供給及び販売体制や経営管理体制に問題が発生し当社グループの経営成績及び財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。・対応策当社グループでは非常事態発生時には、人命の保護・救出、会社の存続、雇用の維持を最優先としております。リスク管理に関する事項や非常事態発生時の指揮命令系統、連絡網は社内規程において明確に規定しており、迅速かつ効果的な対策を講じられる体制と運用の準備をしており、リスクの軽減を図っております。 ⑫区分企業イメージの低下リスク項目ファッションにおけるCSRに関するリスク発生の可能性:低影響度:大・リスクの内容CSR関連の人権問題・コンプライアンスなどから、不買運動やアパレルからの指導へと発展すると、場合によっては取引停止等になるなど、当社グループの経営成績及び財政状態に大きな影響を及ぼす可能性があります。・対応策当社調達ガイドラインを整備し周知を行っており、また、品質管理室による工場監査を実地に行うことでリスクの軽減を図っております。 ⑬区分急激な市場変化リスク項目生産・仕入価格変動リスク発生の可能性:高影響度:中・リスクの内容当社グループは、海外生産の多くを外貨建てで行っており為替の急激な変動、原料の高騰、国内労働力の減少による工賃アップ、国内外の物流経費の高騰などによりコストが大幅に上昇し、価格転嫁をすることができない場合、利益率の低下や、商売機会の逸失を招き、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、これら上昇分を抑えるために生産背景を変えると品質の低下を招き、顧客離れやクレームに発展し、企業イメージの低下を招くなどのリスクがあります。・対応策国内外の優秀な生産背景を新規開拓し、従来の生産背景については選択し集中させコスト上昇を極力抑える努力をすることでリスクの低減を図っています。なお、海外生産に関しては約定後に遅滞なく為替予約を締結することで将来の為替変動リスクを最小限に留めるべく努力をしています。 ⑭区分規制強化・緩和リスク項目法規制、法改定等に関するリスク発生の可能性:高影響度:中・リスクの内容会計基準や税制の改正があった場合には、財務諸表に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループは海外子会社も有しており、とりわけアジア各国の税制改正や税務当局による税務執行内容によって、影響が及ぶ可能性があります。・対応策外部の専門家の協力を得ながら、会計基準や税制の改正の情報を早期に収拾し、必要な対策を適切に行うように努めております。 ⑮区分その他リスク項目人材に関するリスク発生の可能性:高影響度:中・リスクの内容当社の持続的な成長には、より多様で有能な人材の確保が必要となります。しかし、少子化や人材需要の増加により国内労働市場は逼迫し、必要とするスキルや折衝能力のある人材を確保することや、逆に他社より競争力のある就労条件を整備できないために多様で有能な人材の確保と定着が困難となる可能性があります。・対応策当社では多様で有能な人材を確保するため、新しい採用手段導入による人材確保と、継続的な能力開発及び働きがいのある職場環境の整備を通じて、適材適所の配置を実現しております。専門人材についてはキャリア採用の比重を拡大することで、戦略実現のスピードを高めていきます。また、目標管理制度に基づいた納得感の高い評価制度や健康経営、福利厚生の充実により、社員のエンゲージメントを高め、人材の定着を図っております。 ⑯区分急激な市場変化リスク項目株価等の変動リスク発生の可能性:中影響度:中・リスクの内容当社グループでは、事業戦略上の効果や経済合理性を勘案した上で、主に取引金融機関、重要取引先等の市場性のある株式を中長期的に保有しております。これらの株式は保有先企業の業績や業界動向だけでなく、経済情勢、金融情勢、国際情勢等による株価変動リスクを常にはらんでおり、保有株式の時価が大きく変動した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。・対応策保有先企業との関係や取引状況、当該企業の経営成績や株価動向等、定期的な検証を行うことでリスクの低減に努めております。 ⑰区分急激な市場変化リスク項目在庫リスク発生の可能性:中影響度:中・リスクの内容当社グループでは原料・生地・アパレル製品・その他の様々な商品を取り扱っており、また商売形態や契約内容も多岐にわたり、当社グループが主導して商品在庫をする形態も含まれています。商品在庫に関しては適正化に向け需要予測を行うなど手段を講じていますが、外部環境の悪化や天候不順等により販売需要が著しく低下すると、見切り販売損や在庫評価損の計上により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。・対応策当社グループは取引先との取り組みを強化することで適正な生産数を把握し、またQR生産によるタイムリーな供給体制を構築することで、適正な在庫水準の確保と需要変動への対応等の強化に努めています。また、月に一度、業務部主催で在庫推移の進捗会議を開き状況の把握をするとともに、内部監査を実施しリスクの低減に努めております。 ⑱区分急激な市場変化リスク項目金利の変動や資金調達におけるリスク発生の可能性:中影響度:中・リスクの内容当社グループは営業活動や投資活動に係る資金調達の多くを金融機関からの借入にて行っています。今後の金融施策の動向により金利の上昇が進むことがあれば当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与えるリスクがあります。・対応策長短の借入を併用し、また借入のタイミングを分散させることでバランスを取り、金利の変動スピードを緩和させ金利上昇に備えています。その為に週単位で預金残高を管理し借入を実行しています。またグループ間の余剰資金を有効活用し、外部からの有利子負債を抑えることも行っています。