6824

新コスモス電機(6824)に経済的な堀はあるか

電気機器 電機・精密

株価

現在株価
4,330
2026-09-01
時価総額
657 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 196 17 8 3 3.1 64.6 81.0
FY2016 241 17 14 -12 4.8 109.4 72.9
FY2017 272 25 16 21 5.3 128.4 24.0 72.1
FY2018 285 27 17 14 5.5 138.6 26.0 71.0
FY2019 278 21 15 5 4.6 119.3 28.0 73.6
FY2020 296 34 25 31 7.0 198.7 28.0 72.8
FY2021 343 54 38 11 9.7 304.9 35.0 72.8
FY2022 372 57 37 11 8.7 302.8 37.0 73.1
FY2023 385 41 30 2 6.2 239.6 47.0 66.4
FY2024 422 52 34 2 6.6 273.2 48.0 70.8

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:6/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産1/5

新コスモス電機はガス検知器・警報器分野で一定のブランド認知度を持つが、特許や強力なIPによる独占性は限定的。大手電機メーカーや海外競合との差別化はブランド力に依存する部分が大きいが、絶対的な優位性とは言えない。

スイッチングコスト2/5

ガス検知器・警報器は、設置基準や法規制により、一度導入すると頻繁な切り替えが難しい側面がある。特に産業用においては、信頼性や保守体制が重視され、顧客が他社製品へ乗り換える際のコストや手間は無視できない。

ネットワーク効果0/5

ガス検知器・警報器の事業モデルにおいて、ユーザー数の増加が製品・サービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果はほとんど見られない。

コスト優位1/5

量産効果によるコスト競争力はある程度期待できるが、大手競合と比較して構造的なコスト優位性を確立しているとは言えない。特に、研究開発費や品質管理コストを考慮すると、際立ったコストリーダーシップは発揮しにくい。

規模の経済2/5

ガス検知器・警報器市場において、新コスモス電機は一定のシェアを持つが、業界全体で見ると多数のプレイヤーが存在し、寡占化が進んでいるとは言えない。グローバル市場での規模の経済性は限定的。

競合との比較優位

強気シナリオ

IoT技術を活用したスマート検知器の開発・普及による新たな収益源の確立

海外市場における販売網の拡充とブランド認知度向上

高付加価値製品(例:特定ガスに特化した高精度検知器)の開発成功

弱気シナリオ(モート侵食)

大手競合による低価格攻勢や技術革新への対応遅れ

海外市場での競争激化によるシェア低下

規制強化や安全基準変更への対応コスト増加

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

新コスモス電機の投資が失敗するには、まずガス検知器・警報器市場の成長性が鈍化し、同社が新たな市場や技術への展開に失敗することが必要である。また、スイッチング・コストの優位性が、競合他社の低価格戦略や、より革新的な代替技術(例:遠隔監視システム、AIによる異常検知)の登場によって陳腐化するシナリオも考えられる。さらに、主要顧客である産業界の景気低迷や、安全規制の緩和・変更が同社の収益基盤を揺るがす可能性もある。これらの要因が複合的に作用し、同社の既存事業の競争力が失われ、新たな成長ドライバーが見いだせない状況になれば、投資は失敗に終わるだろう。

5年後のモート予測

強気

IoT対応製品の拡販と海外展開が進み、売上・利益ともに堅調に成長。高付加価値製品の投入で収益性も改善し、市場シェアを拡大する。

中立

既存事業は安定的に推移するが、競争激化により成長は緩やか。IoT製品の普及は進むものの、収益への貢献は限定的。為替変動の影響を受ける。

弱気

競合の攻勢や技術革新への対応遅れでシェアを失う。海外市場での苦戦やコスト増により、売上・利益ともに減少傾向。厳しい事業環境に直面する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 657億
2. 健全な財務 自己資本比率 70.8%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -3.6%
6. 適度なPER PER 19.5倍
7. 適度なPBR PBR 1.38倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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